梨木香歩の作品一覧
「梨木香歩」の「家守綺譚」「西の魔女が死んだ(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「梨木香歩」の「家守綺譚」「西の魔女が死んだ(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
うだつの上がらない主人公が暮らすことになった家には広い庭がある。その庭や近くの山などの四季折々の様子が描かれる中で、植物が不思議な振る舞いをしたり、河童やら狸やら不思議な生き物が現れたりするのが、いかにも梨木香歩さんの世界で良い。次々と現れる不思議なものたちを、そういうものだからと大らかに受け容れる人たちの物語を読んでいくうちに、気持ちが明るく軽くなってくる。
梨木香歩さんの作品に通底する「分かっていないことは分かっている」、「理解はできないが受け容れる」ことは、排外主義が蔓延り、同調圧力が強まっている今の世の中で、大切にしなければいけないことだとあらためて思った。
Posted by ブクログ
おばあちゃんは懇意にしているようなのでゲンジさんは実はすごくいい人だったみたいなエピソードがいつか出てくるだろうと思いながら読んでたけど、、、。
おじいちゃんの真っ赤なルビーのような野いちごの群生はちょっと感動するだろうなあと思った。
亡くなった人からの植物の時間差プレゼントってすごい。
あと、鳥の鳴き声を「テッペンカケタカ」とか「チョットコーイ」とか表すのってかわいいなと思う。
昆虫DJの大田こぞうさんも似たような表現を過去にしていた。
自然への解像度が一般人より高いんだろうなー。
著者は河合隼雄氏と関わりがあるようで、ユングの集合的無意識を連想するのは自分だけじゃないだろう。
Posted by ブクログ
話は、マイが中学3年の授業中に西に住む祖母が心臓発作で倒れた連絡が来た所から始まり、母と車で祖母の家に向かう時に、2年前の祖母と2人での生活を思い出す。
中学1年の春マイは母親に「わたしはもう学校へは行かない。あそこは私に苦痛を与える場でしかないの」と告げ、不登校に。
人里離れた山の中で1人暮らしの祖母(イギリス人)に預けられる事に。
祖母は母から電話で、マイは「扱いにくい子」「生きにくいタイプの子」と説明されても喜んでマイを引き受けた。
「私(祖母)の家系は魔女の能力を持つ人が多いからマイにもその血が流れていて、鍛練すれば、あなたにも出来る様に成るわよ。」
マイと祖母の生活が始まった。