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中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。
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Posted by ブクログ
宝物の本になった。 温かくて自分の気持ちが整理され、浄化されていくようなお話。 内容も量も気軽に読める。 自分に重なる部分も多くて過去の自分を肯定できるような気持ちになった。
またしても 気になりつつ 先延ばしにしてきた一冊 不朽の名作 といえるだろう 西の魔女って…? タイトルからあれこれ想像していたものは 全くの見当違い 読みはじめ まもなく 事情が飲み込めた 植物や 動物 自然に囲まれ規則正しく暮らすおばあちゃんとの 束の間の時間 魔女修行という名で 生活を正し...続きを読むながら 自分で考え行動すること、まわりに流されず生きろという おばあちゃんの教え 何もかも心に響く 自然の描き方も生き生きとして 赤毛のアンや、ターシャさんを思い起こした。 死の捉え方 改めて自分にも、思いを巡らす機会をもらえた。 まいとの忘れていなかった約束 果たしてくれた… そんなラストには思わず声を失った 読後感もなんとも爽やかで、心に残る作品となった。
穏やかで押し付けがましくない、 あるがままの自然と出てくる人たちが素敵な本だった。 西の魔女の暮らし素敵すぎる。 静かで穏やか。
ずっと前から気になっていた本がやっと読めました 物語は温かく優しさに満ち溢れていました。 おばあちゃんだけでなく主人公のまいにも優しさと芯の強さを感じられて読み進めるうちにどんどん成長していく様に感動しました。 魔女見習いの修行で精神を強くする為に •洗濯や掃除を毎日ちゃんとする •自分の決...続きを読むめた勉強をしっかりする これは魔女の修行でなくとも人間を強くするひとつの方法だと実感しました。 また近くに住むゲンジさん。 10歳そこそこの女の子にとるにはずいぶんな態度で読者である自分も不快感でいっぱいでしたが、まいが「死んでしまえばい良い!」と言った時にあんなに優しかったおばあちゃんがまいの頬を叩いた事にハッとさせられました。 自分が不快に思う=傷つけたり失礼な態度をとって良い では決して無いと当たり前の事にこの本を読んで気付かされたのです。 これは相手を思い遣るだけでなく自分の品性を傷つけない為にも重要な事だと実感しました また物語の最後に物事がきちんと上手く運ばずにいらいらするまいの気持ちもとても良く分かりここで鷹揚な気持ちで構えられる事が精神の成熟に繋がると気付かされました。 最後にこの本は優しい気持ちや温かな気持ちになれるだけでなく人生においての様々な気付きや教訓を柔らかく示してくれる素敵な1冊でこれに出会えた事に感謝したいと思います
西の魔女が死んだ 小学生の頃の課題図書だったことを覚えている。 大人になった今、時間を超えて読みたかった本を読んでみた。自分では大人になったと思っていたけどまいの気持ちが蘇るように浮かんできて、まだまだ私は子供なのかなと思った。 思わず涙が出たけど悲しい涙じゃなくて愛している、愛されていたというあ...続きを読むったかい気持ちになる涙だった。 自分に子供が出来たとしたら絶対に読んでもらいたい。大切な一冊になった。
職場の人に貸してもらって初めて読んだ。大好きな世界観だった。ジブリ好きな人は、この本も好きな気がする。娘たちにも中学生くらいになったら読んでほしいな〜と思うので、自分でも買おうかなと思う!映画の方も観てみたいな〜。
自然に囲まれて暮らすおばあちゃんが都会の子供、まいとの暮らしを始める中で様々なことに気付かせてくれるお話。生活の中で、私たちは人工的なものに囲まれていきている。いつしかそれが人間を、社会を歪めてきたのではないだろうか。昔の人々は自然に囲まれ自然に近い生活をしていた。この本にも手作りのジャム、自らの手...続きを読むで洗濯する、ハーブから捻出した手作りの虫除け、などが出てくる。この本を読んでいると晴れた日の光に満ち溢れた部屋、外の輝き、太陽の匂い、雨の日の土の匂い。そんなものがまじまじと感じられる。現代の人々にとって毎日の生活の中でそれらを感じる機会は少ないのかもしれないが、私たちも元を辿ると自然なものだから、自然な生活をして心も体も整える必要がある。生活を豊かにするために作られた人工的なものも、たまに距離を置いて自然に立ち返ることが健康につながると思う。
西の魔女の生活にただ憧れた前半 西の魔女にも人間性を感じた中盤 西の魔女の温かさ、やはり魔女だったとわかった終盤 なんだか田舎に住む祖母に会いたくなるお話でした。
大好きです。 初めて読んだのは小学生の時だったけれど、大人になった今読むと、おばあちゃんへの見方が変わる。 ずっとああいう風に育てられるとお母さんのように反発するかもしれない。でもおばあちゃんが亡くなった時みんなが泣いたのは、そこに愛があったからだと思った。 時代と文化、価値観、考え方の違いがある。...続きを読むでも魔女修行はその中でも普遍的な、生き方のようなものを教えてくれた。
まいのように自給自足の生活をしたわけではないけれど、自分の中のキラキラとした記憶を思い出させてくれる小説。まいが大人になるにつれおばあちゃんと過ごした数ヶ月(1ヶ月?)は短くなっていくけれど、草の青い香りやおばあちゃんのにやりと笑う顔、鶏の朝の鳴き声、おばあちゃんと作ったジャムの味はまいの中にずっと...続きを読むあるんだろうな。 序盤の社会とおぼつかないまいと、後日談の真っ直ぐで未来に足を踏み締めて歩こうとするまいが眩しかった。まいとおばあちゃんの姿を見て、自分も自分の舵を取って魔女修行していきたいと背中を押された。
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西の魔女が死んだ(新潮文庫)
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梨木香歩
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