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中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。
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Posted by ブクログ
中学校に行けなくなった頃の自分に読んであげたい本。 作者の言葉遣いがとても読みやすくスラスラ読めた。 自分が学校にい行けなかった時期のことや、そこから回復するまでの間のことを照らし合わせながら読めて、とても懐かしい気持ちになった。 生きる上での色々な困難や悩みを、魔女修行という視点で書かれてい...続きを読むるとワクワクするし、変に自己啓発みが出たりせず、若い人たち(中高生)にもとても読みやすいと思った。 もし自分に子供ができたら読ませてあげたいと思える本でした。
様々な学びのある作品でした。 まず言葉の選び方が美しい。 中学生という難しい年頃の子対して、柔らかく諭す表現がすごく美しいと感じました。大人になった私にも響く言葉が多く、読んでいてハッっなり、思わずメモしてしまいました。 そして辞書を引きたくなる名前が多くでました 鳥の名前、植物の名前、花の名...続きを読む前、比喩表現 なかなか馴染みがない言葉が使われていて、とても好奇心をそそられ、勉強になりました。 最後に習慣について 今の自分を鑑みたときに、昔はごく当たり前だったことができなくなってるなと思いました。便利や効率ばかりを求めて、不自由さを楽しむことや、を忘れていることに気づきました。 最近はずっとスマホやPCとにらめっこ。裸足で林や草っぱらを走り回って生き物を探したり、旬のものを食べてみたりしてないなと。いつの間にか人間性がつまらないものに変わっている。 つまりそういうものを思い出させてくれる名作でした。また人生に生き詰まったときには読み返したいな。それだけの力があるとおもう作品でした。
自然のラベンダーの香りがするシーツで寝てみたい。 シーツを干すシーンの描写が陽射しや草花やジャムの香りがしてくるような夢心地な描写でした。 いくつになっても身につまされるような思いが感じられるのではないでしょうか。 少なからず『西の魔女』も感情が出た訳ですから、いくら歳を重ねても魔女になりきれない...続きを読む部分はあるのでしょう。 最後の部分は色々と推測してしまったけれど、『魔女』でいいのだと思いたい。
魔女修行という、主人公まいとおばあちゃんとの自然スタイルな生活や二人のやり取りからの学びが貴重だなと。読み後感覚スッキリです。
ストレス社会に生きる現代人と、のどかに自分の道を生きるおばあちゃんとの対比が素敵な作品。 「その時々で決めたらどうですか。自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きる...続きを読む方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか。」 というセリフが印象的でした。 一方で、自分で決めたことは自分で実行していくことが魔女の修行であるとも。 思い込まず、自分の信じた道を行くことが大事だなと感じるあったかい作品でした。
少女とおばあちゃんの物語。この世界観が良くて、ちょっとしたいざこざも、絶妙なヤキモキ感も良くて、結末もバシッとキマッて読後感も良い。絵本の様な明るさの話で、心が純粋に喜ぷ。死に対する考え方も好きだ。
心温まる作品。 思春期の少女とどこか不思議な雰囲気のある「魔女」のひと時を描いた作品。 当たり前だけど難しいこと・わかっているけど上手くいかないこと だけどもやはり大切であること、それを教えてくれる作品だと思いましたね... 文体としては児童文学寄りにも感じました。 普段本を読まない・久々に本...続きを読むを読んでゆっくり温まりたい人にお勧めです。
同僚にとても泣けたと言われて読んでみた一冊 結果としては泣けなかった ハートフルな話で感動したし、きっとおばあちゃんがいたら親とはまた違う心の拠り所のような存在になったのかなーと羨ましくも思った。 おばあちゃんの家みたいな生活には憧れある あっさり終わってしまった感じもありもう一回読めば何か違うもの...続きを読むを感じれそう…
タイトルから感じたイメージとは違って、ジブリ作品を見ているような感覚 自然でもあるし、まいの葛藤する気持ちも色んな人に共通するんじゃないかな 心地よい作品だった! 解説の生も死とても重くない表現でした
子供の頃の感覚が蘇った。 どこか俯瞰して見て素直に思う事ができてたあの頃が懐かしくなった。 西の魔女の丁寧な暮らし。 決めること、継続する事 それが、日々の積み重ねでいつの間にか自分の人生になっていくんだな。 魔女のような人をジャッジしたりせず、温かい心で過ごしたいな。
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西の魔女が死んだ(新潮文庫)
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梨木香歩
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