ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
私のバイブルのような一冊。 丁寧に暮らしたくなる憧れの世界。 亡くなられたベネシアを思い出す。 おばあちゃんの食事、寝室、庭仕事、家事、おうち全てが私の憧れ。 春夏秋冬それぞれの手仕事がなににも逆らわず当たり前のようにあるが、それは決して当たり前ではなくただただ優しい。 iKnow その一言に全...続きを読むてが詰まってる。
本作を読みながら、主人公のまいに何度も自分自身を重ねた。中学生という不安定な時期に感じる息苦しさや、生きづらさは、当時の私にも覚えがあり、まいの心の揺れに強く共感した。 物語に描かれる祖母の存在は、私自身の祖母の記憶を鮮やかに蘇らせた。特別に教養があるわけでもなく、何かを教え込まれたこともない。 ...続きを読む強く叱られたこともなければ過保護に扱われたこともない。それでも、祖母と自宅の居間ですごした何気ない時間は、今思えばかけがえのないものだった。そばにいるだけで心が穏やかになり、守られているような安心感があった。 祖母が存命だった頃、もっと「ありがとう」と「大好き」を伝えればよかったと、読み終えたあと強く思った。反抗期で、照れくさくて、素直になれなかった私は、何も言えないまま時間を過ごしてしまった。 もし今、祖母に「大好きだよ」と伝えられたなら、祖母はどんな言葉を返してくれるだろう。西の魔女が「アイ・ノウ」と静かに応えるように、優しく、温かく、すべてを受け止めてくれたらいいな。 この物語は、失ってから気づく愛情と、確かな優しさ、静かな強さを教えてくれる。
学校に行けなくなったまいは田舎のおばあちゃんと1ヶ月共に暮らすことに。魂の存在を信じたいまいにおばあちゃんは自分が死んだら教えてあげると約束するが…。わだかまりを残したまま別れて2年後、約束を忘れてなかったおばあちゃんの優しさが胸を打つ。
あたたかいお話 西の魔女はちょっとわたしのおばあちゃんみたいにも感じた。生活の知恵とか、栄養のあるご飯を食べて、体動かして、夜はしっかり寝て、早起きする。 草木を育てながら生きてて、時間の流れが違う感覚。陽光もあの空間には優しくさすの。 そういう環境で、生きてるって実感しながら生活できるのってとても...続きを読む憧れる。 西の魔女が亡くなった時、ヒメワスレナグサのガラス窓のところにおばあちゃんのメッセージがあったの見て、おばあちゃんの愛に涙が止まらなかった。すごくすごく大きな愛でまいを包み込んでいてくれてたんだなと思った。それがまいにも伝わっててうれしかった。食欲ない時のゼリーとか、不貞腐れて寝た日の夜にお腹すいてないかって声かけに来てくれるところとか、そういうあたたかさをあげられる人になりたい。 ホッキョクグマが北極で生きるのを責める人はいない。サボテンだってそう。 今のところにいてもなにか大きく変わるわけじゃない。って思ったら、怖いけど、変われるチャンスかもしれないって違う場所に飛び込んでみるのもありなのかなって思えた。 総じてあたたかいお話だった。すきだなあ、これはまた読みたい!って思える作品だった
空気感が澄んでいる。優しい自分の感性を呼び覚ますような作品。魔女のトレーニングは人生の核となる部分だと感じた。これをきっかけに魔女関連の書籍も読んでみようかな。日本では禅僧がそうであるように、西洋では魔女が、人間の本質的な大事な意識、視点で生きてたんだろうなと感じた。タロットカードやスピリチュアルが...続きを読む個人的に好きなので、その観点からも感性が刺激された、とても心の栄養になりました。かなり好きな作品。自分の感性が洗われました。ありがとうございました。
心に響く。 買うかどうか迷ってここを訪れた人は安心して、この本を手に取って欲しい。この本は、あなたの人生に、少なくとも影響を与えるものだろうから。 こういう類の小説を読むたび、思う。小説というものは、物語というものは、その作者の今までの人生の集大成なのだということを。 文学には、学校の教科書なんかよ...続きを読むりも、よっぽど濃い学びがある。その学びとは、作者が、頭を抱え悩み、考え、そして至った結論の数々である。それは、登場人物の台詞を通して、我々読者に伝えられるものであり、我々が本文約200頁の中から唯一覚えて、吸収しなくてはいけないものだ。 匂いや温度を感じるような、まるで自分もおばあちゃんの家にいるように錯覚させられる繊細で美麗な一文も、植物の名前も、山の知識さえ、作者が歩んできた人生の成果だ。 何十年もの成果、その結晶を私たちにも共有してくれると言うのだ。私たちはそれに感謝と敬意を持ち、この本に書いてあることを、自分のどこかに染み込ませなくてはならない。 そうして、数多の本を読み、いろいろな結論が自分の中に揃った時、それらは混ざり、溶け合って「自分」というたった一つの色になってゆくのだと思う。 そういう、普段何気なく読んでいる小説のありがたみがわかるような、素晴らしい一冊だった。
衣食住の大切さ、自然さ(風景としても、生き方としても)について考えさせられた。 おばあちゃんみたいな人になりたいと思いつつも、まいのお母さんみたいな生き方も悪くないと思いながら読んでいたので、最後のまいの気付きには確かに!となった。
「西の魔女が死んだ」を読んで改めて感じたのは、しっかり寝て、しっかり食べて、しっかり運動するという、人間が生きるうえで本来とても大切なことを丁寧にやるだけで、私たちは自然の一部としてのサイクルにちゃんと戻っていけるということでした。 心も身体も、そして脳の中も余計な不純物が少しずつ抜けていくようで、...続きを読むそれがとても心地よかったです。 おばあちゃんの言葉にはいつも温かい温度があり、心を温かくさせてもらえました。 まいが魔女修行をする姿を見ながら、私自身も一緒に修行しているような感覚になり、これからの人生でも、私なりの魔女修行を続けていこうと思いました。 自分で決めて、自分で決めたことをやり遂げる。 おばあちゃんの教えは簡単そうに見えるけれど、本当はとても難しいと思う。 日常には誘惑もあるし、心や身体や頭の中に障害物が現れて歯車が噛み合わない時もある。 それでもそのたびにおばあちゃんの言葉を思い出して、自然のリズムに戻ろうとすることが大切なんだと気づかされました。 そして、魂のお話も印象的でした。 解説にもあったように、魂と魂の間には物理的な壁がないから、離れていても永遠にそばに感じられるという考え方は、今まで私の中になかった発想で、とても素敵でした。 この物語は静かだけれど力強く、私にとって“心の根っこ”を整えてくれるような一冊になりました。
あたたかい気持ちになる 派手さはないけれど、おばあちゃんの優しさと自然の美しさ、そして結末に、読んでいてあたたかい気持ちになる。
自然の描写が美しいんだよ、と聞いて手に取った本。 命あるものの魅力と、抗えない流れとか力みたいなものがしずかに溢れてきて心地よい。 老いやそれによる人との別れがまだ怖いけど、自然の摂理と受け止められるようになりたいなあと思う…
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
西の魔女が死んだ(新潮文庫)
新刊情報をお知らせします。
梨木香歩
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
海うそ
試し読み
椿宿の辺りに
ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯
家守綺譚 上
家守綺譚(新潮文庫)
裏庭(新潮文庫)
エストニア紀行―森の苔・庭の木漏れ日・海の葦―(新潮文庫)
f 植物園の巣穴
「梨木香歩」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲西の魔女が死んだ(新潮文庫) ページトップヘ