やがて満ちてくる光の(新潮文庫)

やがて満ちてくる光の(新潮文庫)

825円 (税込)

4pt

4.0

作家として、旅行者として、そして生活者として日々を送るなかで、感じ、考えてきたこと――。読書に没頭していた子ども時代。日本や異国を旅して見た忘れがたい風景。物語を創作するうえでの覚悟。鳥や木々など自然と向き合う喜び。未来を危惧する視点と、透徹した死生観。職業として文章を書き始めた初期の頃から近年までの作品を集めた、その時々の著者の思いが鮮やかに立ちのぼるエッセイ集。(解説・河田桟)

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やがて満ちてくる光の(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年08月30日

    梨木香歩さんのファンなら必ず手元に置いておきたい本。

    デビューから2019年までに色々なところで発表されたエッセイをまとめたもの。
    鳥のこと、バードストライクのこと、植物のこと、イスタンブールやエストニアのこと、時間・空間の境界のことなど。

    これまで梨木さんがどれだけ丁寧に生きてきたかがよく分か...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月02日

    書店で梨木さんのエッセイを見つけたので読んでみた。
    梨木さんの書く文章や表現は美しいなと改めて感じる。書かれている場所や植物を調べたりしながらゆっくり読み進めるのも楽しかった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月03日

    エッセイ
    梨木香歩さんが鹿児島出身ということで、途端に親近感
    とても美しい表現にうっとりする
    植物や鳥に造詣があり、愛を持つ

    学者のような
    こんな美しく丁寧で敢えて選んだような言葉使いにとても嬉しく思う

    言葉を大切にしてるいる方
    この先もいろいろ梨木香歩さんの本を読みたい

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    Posted by ブクログ 2023年06月16日

    梨木香歩さんがデビューから様々な媒体で書き綴ったエッセイをまとめた一冊。悪くいえば雑多で脈絡がないのだけれど、むしろそうした雑多な感じが梨木さんという個人をより鮮明に浮かび上がらせてくる。作品を介さない、素の梨木香歩が垣間見える感じなのだ。個人的には「家の渡り」が読み応えがあった。

    あとがきで梨木...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月15日

    梨木さんのエッセイを読んでいると、著者が手を差し伸べてくれていて、一緒に森の中を散策している気分になります。ふと気づくと悩みが消えていく感覚。。どこへ行くか分からなくなってしまって立ち止まった時にいつも読む本です。

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    Posted by ブクログ 2023年12月20日

    同じ時代に同じ国に生きていても、美しく心打たれる場所と巡り会えるチャンスは同じではない。それが生き方の違いというものであろうなあ。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年10月28日

    再読。長期間にわたるいろいろな種類のエッセイを集めた一冊。エッセイの断片を拾っていくことで梨木さんという人の形が浮かび上がってくる。作家さんのエッセイを読んで憧れを抱くことは多いが、梨木さんに対しては憧れよりさらに畏怖の念さえ抱いてしまう。それくらい生き方の芯にあるものの揺るぎのなさにひれ伏してしま...続きを読む

    0

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