ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

小さな生き物への愛情と尊敬に満ちた奇跡の実話

第二次大戦中の英国でひ弱な雀が寡婦に拾われた。雀は愛情を込めて育てられ、驚くべき才能を開花させる。世界的ベストセラーの名作。

酒井駒子さんのイラスト、小川洋子さんの解説も完全収録。

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ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    序に「私は野生の鳥は基本的には野にあるべきだと思っている」とある。だから、作者のキップスさんは生まれたばかりで巣から落ちた障害のあるスズメを深い愛情を持って育てながらも、彼がスズメであることを尊重して適度な距離感を保った視点で見ていたのだろう。この本がスズメの生態や人と一緒に暮らしていたからこそ開花

    0
    2025年03月15日

    Posted by ブクログ

    梨木香歩さん訳の、
    1953年初版のベストセラー。
    ある1人の寡婦が出会った、自然界では生きていけないだろう雀の子供。
    その雀-クラレンスと名付けられた雀の、12年に渡る生涯。
    フラットに書かれた文章に現れる、キップス夫人の洞察力の深さにも驚かさせるが、
    街中で景色に溶け込むように眺めていた雀が

    0
    2024年12月02日

    Posted by ブクログ

    文春文庫のフェア「戦火の記憶を未来へつなぐ」で平積みになっていたのをたまたま手に取り呼んだ。“言葉を解さない”動物たるスズメと、これほどに感情を汲み交わし寄り添いあった事実があったのだ。
    読み終えて、というより読み進めるうちから、自らの傍らにあるものとの関係を(それが人であれ動物であれ、自然であれ)

    0
    2022年11月10日

    Posted by ブクログ

    読みたかった本の一冊。 いやー、冒頭から何かしら良い雰囲気を感じてましたが…、綺麗、興味が湧く、ドキュメンタリー、 良かった!! 実話なんですね。余計に凄い。 鳥を飼ったことがある人ならば、必ず頭に画が浮かびます。そして顔がニヤけます。 読んで良かった✨

    0
    2022年09月25日

    Posted by ブクログ

    人間もスズメも、長く生きられるにこしたことはないなあと思った。いくつになっても学ぶことやあたらしい発見は絶えずつづいていく。

    0
    2020年09月20日

    Posted by ブクログ

    野生の雀の孵化すぐと思われる雛を育て上げ看取るまでを回想の形で記した本。第二次世界大戦中から戦後の時代です。

    動物を慈しみながら一緒に生活している全ての人がそうであると思うが、非常によく観察(?)されていて驚くほどだ。そして野生の雀とは異なる生態を時に見せていく事を客観的に捉えて記載されているとこ

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    ある女性と雀の交流
    ノンフィクション
    ①鳥が好き!
    ②梨木香歩さん訳!
    ③酒井駒子さんの表紙絵!
    で何となく手に取ったのだけど
    結果とても良い本!

    鳥(雀)の知性と可能性に驚くし
    人との深い愛情が
    鋭いけど暖かな眼差しで描かれてて
    生命の可能性に静かに感動

    解説は小川洋子さん
    好きな作家さん3揃

    0
    2025年06月06日

    Posted by ブクログ

    キップス夫人が家の前で拾ったスズメと、約12年間一緒に暮らした日々の記録。
    夫人はスズメくんに愛情を持ちながらも、観察する姿勢は研究者的なところも感じた。

    ある日家の前で弱ったスズメの雛を見つける。介抱して元気にはなったが、そのスズメは生まれつき足と翼に障がいがあり、自力では自然界には戻れないだろ

    0
    2025年02月26日

    Posted by ブクログ

    あまりにも有名なスズメの話。

    勇敢で賢いのはスズメだけでなく、スズメを救った作者も同じ。
    誇り高く尊い。
    自然の中ではあり得ないほど長生きしたスズメは何を思って生きていただろう。

    スズメの歌を弾いてみた。
    きっともっと気高いものだったろう。

    0
    2024年11月21日

    Posted by ブクログ

    このクラランスの伝記を読んでいると、
    作者とスズメの関係が、
    単なる飼い主とペットの主従の関係ではなく、
    一人の人間に接するかのように、
    時には一人前に男として、
    スズメを尊重し、愛情と敬意をもって
    スズメを大事に育てたのかが伝わってくる。

    空襲の中、明日、死ぬかもしれない
    戦時下の中を、12年間

    0
    2024年11月01日

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