作品一覧 2021/11/26更新 ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> クレア・キップスの作品をすべて見る
ユーザーレビュー ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯 クレア・キップス / 梨木香歩 文春文庫のフェア「戦火の記憶を未来へつなぐ」で平積みになっていたのをたまたま手に取り呼んだ。“言葉を解さない”動物たるスズメと、これほどに感情を汲み交わし寄り添いあった事実があったのだ。 読み終えて、というより読み進めるうちから、自らの傍らにあるものとの関係を(それが人であれ動物であれ、自然であれ)...続きを読む疎かにせず慈しもうと、そう思えてくる本だった。 Posted by ブクログ ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯 クレア・キップス / 梨木香歩 読みたかった本の一冊。 いやー、冒頭から何かしら良い雰囲気を感じてましたが…、綺麗、興味が湧く、ドキュメンタリー、 良かった!! 実話なんですね。余計に凄い。 鳥を飼ったことがある人ならば、必ず頭に画が浮かびます。そして顔がニヤけます。 読んで良かった✨ Posted by ブクログ ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯 クレア・キップス / 梨木香歩 もう一度しっかり読みたい。 鳥と暮らしたことがある人は、クレランスの姿が目に浮かぶはず。 愛しい気持ちでいっぱいになります。 Posted by ブクログ ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯 クレア・キップス / 梨木香歩 人間もスズメも、長く生きられるにこしたことはないなあと思った。いくつになっても学ぶことやあたらしい発見は絶えずつづいていく。 Posted by ブクログ ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯 クレア・キップス / 梨木香歩 クレア・キップス著、梨木香歩訳「ある小さなスズメの記録」、2015.1(文庫)発行です。口絵・イラストは酒井駒子さん、解説小川洋子さんです。感動の書でした。第二次大戦下のイギリス、老ピアニストが出会った生まれたばかりの傷ついた小雀。愛情深く育てられた雀のクレランスとキップス夫人が共に暮らした12年...続きを読む間の記録。1940.7.1~1952.8.23、11歳を過ぎてからは老衰と闘いながら、最期は夫人の手の平の中で穏やかな死を迎えたいとしいスズメの物語です。 人間との意思の疎通、哺乳類は勿論ですが、鳥類もかなりの疎通ができるのですね。昆虫、魚類、両生類、爬虫類は難しそうですが、共に暮らしていると愛情が湧くと思いますw。英国人のクレア・キップス夫人(1890~1976)は、1940.7.1、生まれて間もない雀の雛が巣から落ちているのを助け、右翼と左足異常の雀を育て上げ、12年余、共に暮らしました。この本はキップス夫人とスズメの友情の物語、スズメの生老病死の生き様の記録です。夫人の淡々とした語り口に、相互の信頼と支え合いの様子が伝わってきます。再読です。 Posted by ブクログ クレア・キップスのレビューをもっと見る