クレア・キップスのレビュー一覧

  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    ネタバレ

    人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

    古書店巡りしてたときに偶然見かけて、
    普段なら買わないジャンルなのですが妙に目が惹かれて、

    購入。
    読み、泣きました。

    実話であり、できる限り感情を省いた記録だと著者が心がけており、
    それでも滲み出る「この子が愛おしかった」故の表現の数々に私はとても嬉しくて……。

    内容ですが、
    戦時中、あるピアニストの婦人が拾ったスズメの記録です。

    12年生きたスズメの生涯について、
    老いて大病を患った彼の傍らで、思い出を語ってくれています。

    小鳥と暮らしたことのある人なら
    共感や想像が簡単だと思います。

    首にぴったりくっついて同じベッドで眠るな

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    2025年12月06日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    序に「私は野生の鳥は基本的には野にあるべきだと思っている」とある。だから、作者のキップスさんは生まれたばかりで巣から落ちた障害のあるスズメを深い愛情を持って育てながらも、彼がスズメであることを尊重して適度な距離感を保った視点で見ていたのだろう。この本がスズメの生態や人と一緒に暮らしていたからこそ開花した潜在的な能力などの観察記録としても興味深いものになっているのは、そのおかげだろうと思う。
    科学的な興味もさることながら、このスズメの愛らしさと逞しさには驚かされる。巣に見立てたベッドで迸るような歓喜の歌をひとくさり歌ったり、老いて病気になってからも生きる意志と聡明さで自由が利かなくなっていく状況

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    2025年03月15日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    ネタバレ

    第二次大戦下のロンドンで、著者クレア・キップスは一羽の子雀を拾う。子雀は翼と足に障害があり、自然界では生きられないと判断したため、手元で育てることにしたキップスだったが、子雀は二人の共同生活に想像もつかないほどの大きな喜びと驚きを与えたのだった……優れた野鳥観察記であるとともに、戦時下のロンドンで人々がどのように考え、生き、暮らしに喜びを見出していたかも垣間見られる戦時記録としても興味深い。

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    2025年01月14日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    梨木香歩さん訳の、
    1953年初版のベストセラー。
    ある1人の寡婦が出会った、自然界では生きていけないだろう雀の子供。
    その雀-クラレンスと名付けられた雀の、12年に渡る生涯。
    フラットに書かれた文章に現れる、キップス夫人の洞察力の深さにも驚かさせるが、
    街中で景色に溶け込むように眺めていた雀が
    こんなに感情豊かで、才能溢れる鳥であることを
    本書を通じて知ることが出来てよかったと思う。
    訳者も書いている通り、クラレンスが老いて、
    いつ亡くなるのかも分からない中で書かれた
    物語であるからか、クラレンスが全盛期である頃の生き生きとした描写の中にも、一貫して静謐さが漂っている。
    全ての生き物が迎える

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    2024年12月02日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    文春文庫のフェア「戦火の記憶を未来へつなぐ」で平積みになっていたのをたまたま手に取り呼んだ。“言葉を解さない”動物たるスズメと、これほどに感情を汲み交わし寄り添いあった事実があったのだ。
    読み終えて、というより読み進めるうちから、自らの傍らにあるものとの関係を(それが人であれ動物であれ、自然であれ)疎かにせず慈しもうと、そう思えてくる本だった。

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    2022年11月10日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    読みたかった本の一冊。 いやー、冒頭から何かしら良い雰囲気を感じてましたが…、綺麗、興味が湧く、ドキュメンタリー、 良かった!! 実話なんですね。余計に凄い。 鳥を飼ったことがある人ならば、必ず頭に画が浮かびます。そして顔がニヤけます。 読んで良かった✨

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    2022年09月25日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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     クレア・キップス著、梨木香歩訳「ある小さなスズメの記録」、2015.1(文庫)発行です。口絵・イラストは酒井駒子さん、解説小川洋子さんです。感動の書でした。第二次大戦下のイギリス、老ピアニストが出会った生まれたばかりの傷ついた小雀。愛情深く育てられた雀のクレランスとキップス夫人が共に暮らした12年間の記録。1940.7.1~1952.8.23、11歳を過ぎてからは老衰と闘いながら、最期は夫人の手の平の中で穏やかな死を迎えたいとしいスズメの物語です。
     人間との意思の疎通、哺乳類は勿論ですが、鳥類もかなりの疎通ができるのですね。昆虫、魚類、両生類、爬虫類は難しそうですが、共に暮らしていると愛情

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    2017年10月03日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    野生の雀の孵化すぐと思われる雛を育て上げ看取るまでを回想の形で記した本。第二次世界大戦中から戦後の時代です。

    動物を慈しみながら一緒に生活している全ての人がそうであると思うが、非常によく観察(?)されていて驚くほどだ。そして野生の雀とは異なる生態を時に見せていく事を客観的に捉えて記載されているところが凄い。研究目的ではないのだから。また文章が高尚で時には難しく哲学的雰囲気の事もある。

    そして主人公の雀がまた凄いのだ。素敵な文章の中に登場するこの雀の一生が、通常の野生の雀とは一線を画している。その面白さが端的な文章にギュッと詰まってる。著者の雀との関係性も素晴らしい。決してヒトの思う通りにす

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    2025年11月24日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    ある女性と雀の交流
    ノンフィクション
    ①鳥が好き!
    ②梨木香歩さん訳!
    ③酒井駒子さんの表紙絵!
    で何となく手に取ったのだけど
    結果とても良い本!

    鳥(雀)の知性と可能性に驚くし
    人との深い愛情が
    鋭いけど暖かな眼差しで描かれてて
    生命の可能性に静かに感動

    解説は小川洋子さん
    好きな作家さん3揃い!
    どんだけ贅沢な作品なんだ...

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    2025年06月06日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    キップス夫人が家の前で拾ったスズメと、約12年間一緒に暮らした日々の記録。
    夫人はスズメくんに愛情を持ちながらも、観察する姿勢は研究者的なところも感じた。

    ある日家の前で弱ったスズメの雛を見つける。介抱して元気にはなったが、そのスズメは生まれつき足と翼に障がいがあり、自力では自然界には戻れないだろうということで、キップス夫人が子供のように育てる。
    ベッドに潜って一緒に寝たり、服のポケットに巣篭もりしたりする様子が可愛い。
    成長するに従って、夫人のピアノに合わせて歓喜の歌を歌ったり、ちょっとした芸を披露して戦時中、子供を癒したりと大活躍。
    そんなスズメくんも老いには逆らえず、11歳の時に病気を

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    2025年02月26日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    あまりにも有名なスズメの話。

    勇敢で賢いのはスズメだけでなく、スズメを救った作者も同じ。
    誇り高く尊い。
    自然の中ではあり得ないほど長生きしたスズメは何を思って生きていただろう。

    スズメの歌を弾いてみた。
    きっともっと気高いものだったろう。

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    2024年11月21日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    このクラランスの伝記を読んでいると、
    作者とスズメの関係が、
    単なる飼い主とペットの主従の関係ではなく、
    一人の人間に接するかのように、
    時には一人前に男として、
    スズメを尊重し、愛情と敬意をもって
    スズメを大事に育てたのかが伝わってくる。

    空襲の中、明日、死ぬかもしれない
    戦時下の中を、12年間も長く生きる事が
    できたのは、作者の深い愛情と支え。
    逆も然りで、
    クラランスの存在自体が、作者や
    戦時下の人々の喜びに。

    だから尚さら一層、脳卒中を患ってから、
    だんだんと弱って行く姿を読むのは、辛い。

    不自由な体になってからも、生きることを諦めずに、最後はぼろぼろの羽毛になったが、
    命を全う

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    2024年11月01日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    私がプロフィール画像を小鳥(ジョウビタキ)にしているのは小鳥が好きだから。
    そして、小鳥たちの中でも一番好きなのが、スズメ。

    野鳥は普通飼えないのだが、このスズメは生まれてすぐに巣から落下し、脚と翅に障碍を持っていた。
    自然に返せるような肢体を持っていなかったので、保護するかたちで12年も一緒に暮らすことになった。
    生まれてから老衰で死ぬまでのスズメの記録なんて今後出会うことはないだろう。

    本編は150ページと短い。
    本編が終わって原書の解説がある。
    さらに梨木果歩さんの訳者あとがきに続いて、小川洋子さんの解説があった。
    これらの解説だけで40頁もあり、本書の要約にもなっている。

    人間に

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    2024年07月01日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    表紙絵に一目惚れして購入。第二次世界大戦頃の話だが、全く耳にしたことがない作者、作品であった。日本でも早くから出版され、根強い人気だったようだ。いくつかの書評にあるように、楽しく、幸せを感じさせてくれる素晴らしい作品だ。
    「秘密の花園」のバーネットが書いた「私のコマドリ」と似ているが、鳥と作者との長い共同生活の結果であるため、類い希なる鳥類の研究記録となった。また擬人化表現(と言うか、このスズメの中身は本当にヒトなのかも 笑)によるユーモア溢れる文章でクスクスと読み手を笑わせてくれ、またこの小さき者が如何に人間に「教え」を示すかが語られていく。
    どんな生き物にも、感情はもちろん、知性や個性があ

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    2023年03月05日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    イギリスのピアニスト、クレア・キップス(1890-1976)は、対ドイツ戦で灯火管制の続いていた1940年、玄関先で障がいを負ったスズメの雛を拾う。その日から12年間、スズメのクラレンスが老衰で亡くなるまで母子とも友愛関係とも取れる2人の交友が始まる。

    マッチ棒の先のミルクを頼りに生命を繋いだ幼少期から、俳優のように地域の人気者になり、奇跡の歌声をむつみ出した青年期、卒中で倒れたあとシャンパンの「薬」によって奇跡の復活を果たし、眠るようにクレアの手のひらで亡くなった老年期。その一生は、本にされるや英国のみならず、世界中のペット愛好家から愛された。

    私はつい最近、同じく英国で拾われたホームレ

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    2023年01月30日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    『もしも物思いに耽りやすい夏の宵闇に、どこかで報われない恋の涙が落ちたとしたら、窓硝子の遥か彼方で彼女か流したものだったに違いない。』


    第二次世界大戦下のイギリス。夫に先立たれた一人の老ピアニストが出会ったのは、一羽の傷ついた小雀だった。愛情深く育てられた雀のクラレンスは、敵機の襲来に怯える人々の希望の灯となっていく―。特異な才能を開花させたクラレンスとキップス夫人が共に暮らした12年間の実録。


    わたしが好きな作家の梨木香歩さん訳、解説が小川洋子さんの作品だったので手に取った一冊。

    戦争の描写は少なめで、雀との生活にフォーカスしているので楽しく読んだ。

    雀のクラセンスには足に障碍が

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    2022年11月11日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    原題 SOLD FOR A FARTHING

    CLARENCE
    THE FAMOUS AND
    BELOVED SPARROW
    BORN JULY 1ST 1940
    DIED AUGUST 23TH 1952

    クレア・キップスとクラレンスのハートフルな12年。人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯。ほんとに、副題の通り。もう奇跡ですね。
    クラレンスが小さな本を見ている写真が好きです。
    開いたページが「二羽のスズメ」(マタイ伝)という偶然も。

    シジュウカラが会話することは日本の動物行動学者が解明しています。
    チリリリリ(おなかがすいたよ)
    ツピー(そばにいるよ)
    きっと心を通わせれ

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    2022年08月21日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    よく鳥を飼ったことがない人に、鳥は表情が無くて面白くない。と言われるけど、嬉しい時には喉の奥で甘えたように小さく鳴くし、羽はふわふわに広がりほんのり足が温かくなる。怒ったり驚いたときには体が流線形に引き締まり目がキリッと丸くなる。犬が友達なら鳥は恋人と言われるくらいパートナーとして甘えてくれるし、意思疎通もできる賢い生き物だと思います。いつ空襲に遭うかもしれない戦時下において、動物は今も昔も変わらず愛情に応えてくれる愛おしい存在。あらゆる生き物、幸せになってクラレンス。

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    2022年02月06日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    1940年第二次世界大戦時のイギリスが舞台。防空対策本部の隣組支部の一員、且つピアニストである
    キップス夫人が、瀕死の子雀クラレンスと運命的に出逢い、深い愛情で彼に寄り添った12年間の記録。
    愛情とはさまざまな成長を促し、その愛情には鋭い観察力が不可欠であることを感じた。キップス夫人の深い愛情に心温まり、さらに小さいクラレンスに、生き物の成長と老いについて考えるきっかけをもらえた。またいつか再読したい。

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    2021年08月07日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    第二次大戦末期のイギリスで、巣から捨てられたスズメと、雛を拾った女性の共同生活の物語。生き物との友情の物語はたくさんあるが、この本で印象的なのは、拾われたスズメがとても長生きしたことと、女性のピアノに合わせて歌を歌うかのように囀っていたということ。家の中で飼われていたので、外敵に襲われる心配もないし、餌に困ることも、悪天候に悩まされることもない。女性との「友情」を得て、完璧な状態で生活できたのだろう。この件だけではなんともわからないが、このように、ストレスから解放されると生き物って長生きできるのかも。そして、隠れた才能を開花させることもできるのかも。人間もそうなのかなあ。

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    2021年05月16日