梨木香歩のレビュー一覧

  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    優しい作品。

    この作品に学生時代に出会いたかった。
    自分の嫌なことをハッキリ言えるようになったと思ったらそれは相手にとっては嫌に感じたり。上手くいかないこともあるよね、でもそれが人間だよねってことと、伝えきれなかったことに対しての愛情を感じた。

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    2026年01月05日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    優しくあたためてくれる物語でした。
    中学生の頃、この作品に出会えていたら今が変わっていたのかなと思います。
    自分の意志で決めることを大切にしようと強く感じました。

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    2026年01月04日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    小学生の時に読書感想文で仕方なく読み始めた。
    現在27歳、まさかこの本が人生のバイブルになるとはその時は思ってなかった。
    つらくなったり、どうもやる気が起きないといつも思い出す。
    いつか私も魔女になれるかな

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    2026年01月04日
  • エンジェル エンジェル エンジェル(新潮文庫)

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    高校生のときに読んだもの再読
    人は神を必要としている。神もまた、人を必要としたのだろうか。その善良なだけではいられなかった在り方に、失望だけではない憐れみを抱いてくれたのだろうか。そうなら救われるのに。と思ったことを思い出した。今ようやく言葉にできた。

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    2026年01月04日
  • からくりからくさ(新潮文庫)

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    高校生のときに読んだものの再読。
    西と東、男と女、天と地、死と生、さまざまな対比がありながら全てが地続きだということ。境はある。けれど繋がっている。境界線は、越えようと思えば越えられる。

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    2026年01月03日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    中学生ぐらいのときに読んだものの再読。
    西へ、というこの言葉は作者の命題に触れるものだと思う。他の物語でも度々出てくる。

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    2026年01月03日
  • りかさん(新潮文庫)

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    すごく昔に読んだものの再読。
    りかさんという市松人形と女の子の物語。だけどこの物語は他の物語と地続きになっている。使命をもったアビゲイル、冠を無くした男雛、昔読んだ時よりも色々と考えることがありすぎる。

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    2026年01月03日
  • 不思議な羅針盤(新潮文庫)

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    植物や鳥を見て感じたことから、人の生き方や人間関係へと思いを巡らせていく。見過ごしてしまいそうな小さな草花や生き物のちょっとした動きにも興味を持って見ているところや、その人らしくあればいいというメッセージが、梨木さんらしくて良い。
    2007〜2009年に雑誌で連載されたエッセイをまとめたエッセイ集で、当時はあまりにも急激に右傾化したので危機感が強まったことが反映されたものとなったそうだが、今読んでいても違和感がない。2015年文庫版あとがきでは「以前にも増して国の先行きに危機感を感じる世の中になってきた」と書かれているが、今はさらに危機感が強まっているのではないだろうか。

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    2026年01月02日
  • 冬虫夏草(新潮文庫)

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    『家守綺譚』の続編。行方不明のゴロー(犬)を探す旅に出る征四郎。行く先々で出会う不思議な出来事。河童や天狗が当たり前のように出てくる。前作と合わせて、読書とガーデニングが趣味という人には絶対おすすめ。寝る前に一遍ずつ読んでいくと良い夢見られるかも。

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    2026年01月01日
  • 冬虫夏草(新潮文庫)

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    読み終わりたくなかったけど読み終わっちまった!2025年の100冊目に相応しい作品だった!!

    家守奇譚からの村田エフェンディ滞土録からの…冬虫夏草!!!最高のシリーズだった。
    夏目友人帳とか好きな人本当に読んでほしい…

    この作品を紹介するならまず家守奇譚を読んでほしいのであえて紹介はしないんだけどとにかく最高だった、本当に心の底からずっとずっと読んでいたかった。
    特に桔梗と寒菊が好きだったな、どっちも泣いたし、主人公である綿貫を私はすでにめちゃ信頼してるんだけどそれをさらに強固にさせてくれる感じ、非常に好きだわ〜。

    あーー、最高だったなー。このシリーズの3冊はいつでも読めるように買う!!

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    2025年12月31日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    穏やかな文章で、読後も不思議な穏やかを感じました。悪い意味ではありません。ものすごく読後に感動的なものを感じた、というわけではありませんが、穏やかな中にも考えさせられました。
    中学生の主人公の女の子が多感な感情をかかえ、おばあちゃんとしばらく暮らす話です。ものすごい魔法が出てくるわけではありませんが、一度は読んでほしい本として紹介させる理由がわかる気がします。徐々に染み込んでくるような本でした。

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    2025年12月31日
  • 村田エフェンディ滞土録(新潮文庫)

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    すばらしいという感想しか出てこなくて困った。留めておきたい言葉がたくさん、たくさんありすぎていちいち手を止めてしまう。「私は人間である。およそ人間に関わることで私に無縁なことは一つもない」「人は過ちを繰り返す。繰り返すことで何度も学ばねばならない。人が繰り返さなくなったとき、それは全ての終焉です」
    『家守綺譚』の姉妹編ということで読んだけれど、『家守綺譚』とはまた違う、でも期待していた以上にずっとずっと深く、容赦なく、うつくしいものであふれていた。あとがきまで読んだあと、ため息が出た。

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    2025年12月30日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ジブリのような世界観。
    ほっとするような、ほっこりしながら読みました。
    風景の描写がとても綺麗で、目に浮かぶようでした。
    西の魔女であるおばあちゃんが亡くなって、回想に入り、また現在へ、という構成です。
    学校へ行けなくなってしまった孫のまい。
    親元を離れ、しばらくおばあちゃんの家で過ごすことになります。
    中学生という多感な時期である心情をよく現していて、おばあちゃんの自然体で丁寧な暮らしに触れることで自分らしさを回復していきます。
    「おばあちゃん大好き」「アイ、ノウ」
    この掛け合いがとても好きです。
    ですがちょっとした諍いが起こり、気まずいままおばあちゃんとの生活は終わり、父親と母親、家族3人

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    2025年12月30日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    駆け出しの作家の綿貫征四郎は亡き友の家の家守りをするがそこで摩訶不思議な出来事が起こる。掛軸から現れる亡き友、征四郎に懸想するサルスベリ、他にも征四郎を化かす狸や河童、人魚、小鬼等々…。現実と幻想の世界の間が重なり合う不思議な世界観が心地良い。

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    2025年12月30日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    私のバイブルのような一冊。
    丁寧に暮らしたくなる憧れの世界。
    亡くなられたベネシアを思い出す。
    おばあちゃんの食事、寝室、庭仕事、家事、おうち全てが私の憧れ。
    春夏秋冬それぞれの手仕事がなににも逆らわず当たり前のようにあるが、それは決して当たり前ではなくただただ優しい。

    iKnow

    その一言に全てが詰まってる。

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    2025年12月26日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    ゆるゆる、あわあわと不思議な日常が綴られた一冊。

    「左(さ)は学士綿貫征四郎(わたぬきせいしろう)の著述せしもの。」という一文から始まる本書。

    小説家を志す主人公の綿貫征四郎は親友の高堂(こうどう)の父親から「年老いたので嫁に行った娘の近くに隠居する、ついてはこの家の守をしてくれないか」という話を持ち掛けられる。人の住まない家はすぐに傷むので、綿貫がここで暮らして毎日窓の開け閉めをしてくれるのならば、いくばくかの月謝を払おうという申し出に対し、綿貫は英語学校の非常勤講師という副業を辞め、いそいそとこの一軒家で暮らし始める。

    私にはピンと来なかったのだけれど「山一つ越えたとろにある湖」「家

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    2025年12月26日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    あったけえ。心がポカポカするわ。
    日曜日の朝、早起きして喫茶店に行ってコーヒーを飲んでる、その雰囲気をそのまま詰め込んだような1冊。
    全人類が一度は読むべき。ボイジャー1号呼び戻して、ゴールデンレコードに追記してもいいぐらいの傑作。

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    2025年12月25日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    本作を読みながら、主人公のまいに何度も自分自身を重ねた。中学生という不安定な時期に感じる息苦しさや、生きづらさは、当時の私にも覚えがあり、まいの心の揺れに強く共感した。

    物語に描かれる祖母の存在は、私自身の祖母の記憶を鮮やかに蘇らせた。特別に教養があるわけでもなく、何かを教え込まれたこともない。
    強く叱られたこともなければ過保護に扱われたこともない。それでも、祖母と自宅の居間ですごした何気ない時間は、今思えばかけがえのないものだった。そばにいるだけで心が穏やかになり、守られているような安心感があった。

    祖母が存命だった頃、もっと「ありがとう」と「大好き」を伝えればよかったと、読み終えたあと

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    2025年12月24日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    学校に行けなくなったまいは田舎のおばあちゃんと1ヶ月共に暮らすことに。魂の存在を信じたいまいにおばあちゃんは自分が死んだら教えてあげると約束するが…。わだかまりを残したまま別れて2年後、約束を忘れてなかったおばあちゃんの優しさが胸を打つ。

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    2025年12月23日
  • 家守綺譚 上

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    梨木香歩の非現代路線の作品が好きだ。
    そして近藤ようこが近年、文豪作品を原作に漫画化している。
    多様な近藤作品群でも好きな路線。
    この路線が交わるとは。
    梨木香歩が上巻の帯に「行間が、ここまで絵にできるなんて」と書いている通り、絵の芳醇から文章の芳醇を思い出せる。
    下巻には近藤ようこが「やさしく、きびしく、しあわせな仕事でした」と。
    それこそ幸せな読書ができた。

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    2025年12月23日