梨木香歩のレビュー一覧
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西の魔女:おばあちゃんと過ごす日々から学ぶことがあり、教わり通り成長を知るまい
魔女修行という名目でまいの成長を手助けする西の魔女。「魔女は自分で決めるんだ」魔女でなくても人間誰もに当てはまる必要なことであるが、クラスという縄張りに馴染めなかったまいには魔女修行というものは大きな救いであったと思う。
なにか縋るもの、心休める理由があることで人は本来の姿になれる
どんな選択を取ろうが、どんな在り方をしようが、どんな結果になろうが、自分で決めたということに意味があり必要なことである。
「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中に生える必要は -
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あぁ、なんて優しい世界なのでしょう
植物の名前がついた28章
1話ずつ丁寧にゆっくり読み進めました
主人公の征四郎は、学生時代に亡くなった親友の実家に〝家守〟として住んでいる。
最初の【サルスベリ】の章から、次々と不思議な現象が起き、えっ?と思ったものの美しい文章にのせられて、気付けば物語世界に身を委ねていた。
掛け軸の中から出てくる亡き友
サルスベリの木に惚れられた征四郎
タツノオトシゴを孕んだ白木蓮
ふきのとうを取りに来た子鬼
──等々
これらをごく普通に受け入れ、植物や怪異たちと心を通わせながら巡る季節は、とても豊かなものに思える。
本書を読んでいる間、現代社会で一 -
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お勧め本として何度も目にし、実際に何度か読もうとしつつも、女学生向けだろうなと延ばし延ばしになっていたのが読んでみる。
とても良かった、お勧め本としてあがるのもわかる。
学校に行けなくなってしまった女子中学生の女の子、おばあちゃんの家で一時的に暮らすことになり、一緒に生活することで大切な事を学んでいく話。
長女が学校に行かなくなった時に、私はこの両親のような態度はとれなかったな。本書で語られる大切だと思う事を私も共感できるし、多くの人に読んでみてほしいと思った。
中学生の長女に勧めて読んでくれた様だが、感想は「うーん」とのこと。うーん。。。 -
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ネタバレこの本は他人から影響を受けやすい人に是非読んで欲しい。
誰でも負の感情を持つのはエネルギーがいる、だからこそ他人に自分の軸を作って毎回何かに一喜一憂する労力が馬鹿らしいとは思わないか?
まいは最初から理性的だがエネルギーを他人に使い、正論が正しいと思っていた。
それは盲目的で変える必要があったからこそ、色々なことをできるようにおばあちゃんは手伝った。
そして、心に余裕ができ、自分の身の回りに目を向けられるようになり、次は成長を望む。
まいは祖母の家を離れた後、思い出すことはほぼなかったという。それで良いんだと思う、おばあちゃんが望んでいたのはまいの幸せ。
まいを形作るものにその名残は絶対に残っ -
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不登校となった少女まいが祖母のもとで過ごすひと夏を描いた物語である。祖母は「西の魔女」と呼ばれ、規則正しい生活や自分で決めることの大切さをまいに教えていく。自然に囲まれた静かな暮らしの中で、まいは少しずつ心を整え、自分と向き合う力を身につけていく。
印象的なのは、おばあちゃんの深い愛情。決して押し付けることなく、しかし大切なことは丁寧に伝える姿勢には温かさと強さが同居していると感じた。また、作中で明確に語られない出来事(ゲンジさんの家の犬とか)が気になる。すべてを説明しないことで、現実の曖昧さや子どもの視点の限界が自然に表現されているのかしら。
自分自身の祖父母の家の記憶と重なる風景が -
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ネタバレタイトルが衝撃的でしたが、内容は本当に優しい作品でした。ヒロインの女の子が不登校気味でおばあちゃんの家で暮らすときに近所の男性に
「しばらくここにいるんです。」病気なので、と小さく付け加えた。
というフレーズを読んだとに、後ろめたさもあり弱いとこを必死に言い訳するとことか、
言うよね分かるわ〜と共感しました。
魔女の試練に挑むヒロインを見ていると、子とものときに素晴らし大人に囲まれて、自分は生きていたんだなと思いました。物語も子どもから見える視点、大人から見える視点が柔らかく混ざった感じがしました。
作品を見終わって
今会える人には会える時に会っといたほうがいいぞ! -
Posted by ブクログ
ネタバレ直前に『センス・オブ・ワンダー』を読んでいたので
、自然豊かな環境でまいが心を回復していく様子に納得感があった。もちろん、おばあちゃんの「魔女修行」のおかげなのだが、豊かな自然環境がまいの心を癒したと思う。
まいのように繊細で、悩みを抱える子どもはたくさんいるが、まいはこんな素敵なおばあちゃんと豊かな自然に囲まれて、なかなか贅沢だと思った笑。
まいとおばあちゃんが、ぎこちない雰囲気のまま別れを迎えたのが意外で、一番印象に残った。
なんとなくギクシャクしたまま会わなくなることはよくあることだ。謝りたいのに謝る機会がなかったり、後悔を抱えたままの人も多いのではないだろうか?おばあちゃんの死の際、