梨木香歩のレビュー一覧
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まいと一緒に魔法にかけられました
朝起きて、ずっと億劫だった部屋の片付けと衣替えができました
おばあちゃんの考え方を丸ごとほしいから、
まいにはもっとおばあちゃんと暮らしてほしかったです
私の祖母も、無償の愛を私にくれる、素敵なおばあちゃんです
わたしも祖母の自慢の孫みたいです
いつも、ケアマネさんに、私の話をしてるみたいです
p.50
感性の豊かな私の自慢の孫
p.180
まいはいつも不安で自分のやっていることに自信がない
p.98
庭は毎日変化します
そして仕事をします
私はそういう毎日のほかにどんなことも望みません
p.116
死ぬ、ということはずっと身体に縛られていた魂が、身体から離れて自由になること
ナイ、ナイ、スウィーティ -
Posted by ブクログ
素晴らしかったです。作品集として2017年に発行されていますが「西の魔女⋯」自体の初版は1994年とあとがきにありました。あとがきにある著者の思いが心に染みます。「シンプルに素朴に真摯に生きる、これたけのことがこれほど難しい時代があっただろうか」そのとおりだと思いました。そんな時代を経て、この先どんな世の中になっていくでしょうか。考え方や状況は変わっていくもの、それが時代というものだと思います。どんな世の中になっても自分を失わず、堂々と進んでいきたいものです。
多感な年頃の女の子の素直な気持ちが素直に表現されています。ただそれだけのことなのにとても感動しました。 -
Posted by ブクログ
まさしくタイトル通りの物語だった。
学生時代亡くなった親友の家。
彼は湖でボートを漕いでいる最中に行方不明になった。
庭の手入れはご随意に、ということだったので、全く手を入るということはしなかった。
しかしそのせいか草木の勢いがやけに良い。
山の裾には湖から引いた疎水が流れている。
隣家のおかみさんが、庭のサルスベリの花の咲きぶりを称賛した。
煮詰まって庭を回るときはサルスベリを撫でてやるようになった。
床の間の掛け軸から音がする。
掛け軸の雨の風景の向こうから亡くなった親友がボートに乗ってやってくる。
彼は言う。
サルスベリのやつがおまえに懸想している――。 -
Posted by ブクログ
ネタバレゆっくり読み進めて、一つのお話が終わる毎に感想を書いていたので、長々と書いてしまった
久々に読書をして、楽しめた1冊でした♪
ウッドペッカー荘事件
ミステリーは読んだことがなく、本書を読み始めて早々に 読み切れるかな? と心配になったけど、だんだんと物語に惹き込まれてラストの展開に驚き、ミステリーの面白さを初めて知ることができた
有名作家さんの物語を少しずつ味見させてもらえているような有難さを1作品目にして感じた
二つの宇宙
変わり者のおばあちゃんのことが大好きな青年のお話
目玉焼きのくだりには共感
想像力豊かな彼女と物語好きのおばあちゃん、自分の意思を強く持っている二人の女性を青年視点で描いた作品
このおばあちゃんほどじゃないにしても、誰しもが自分なりのこだわりだったり良く思われないけど曲げられないことってあるよなぁとも思ったり
真実のトランク
読んですぐは不思議な話だなぁという感想だったけど、ふと思い出して背筋がぞぞーっとなる物語
トランクの存在が不可解で恐ろしいし、行きつけのバーでそんな重要なことまで話しちゃうカミジョウさんも謎すぎるし
ラストのミゾハタさんが見たものが気になる
少ししか登場しないミゾハタ夫妻のキャラの濃さが好きでした
きっとあの日の光と同じ
町田そのこさんの 夜空に泳ぐチョコレートグラミー を読んだことがあります
青春を感じる高校生の夏
男子高校生の視点が青々しく少し懐かしい
無明
一番惹き込まれた作品でした
まるでドラマの一話を見ているような
呼吸するのも辛くなるような昨今の夏の暑さが文章で伝わってきて、赤ん坊と母親の様子がとても辛かった
こんな状況、自分は見えていないだけで少なくは無いんだろうな…
見越しのマツ
平凡な現実世界からちょっとファンタジーな世界になっていくような文章の書き方が素敵だなぁと思った
マツの子孫繁栄の力強さ、親のような包容力、存在していることの安心感が伝わってきた
(正直、前の作品の「無明」に惹き込まれすぎて本作を読む前に力が抜けてしまい、積読しそうになってましたが、読み進めるとこちらも面白くてどんどん惹き込まれていった作品でした!)
伝説の季節
こちらも「きっとあの日の光と同じ」のような青春を感じる高校生の夏の物語?と思ったらまた違った少し奇妙な高校生の夏でした
このサヨコを受け継いでいく伝統を続けていくのがなかなか難しそう…とか思ったり笑