梨木香歩のレビュー一覧

  • 家守綺譚(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    とても世界観が好きで良かった。梨木香歩さんが素晴らしいと思って調べてみたら、『西の魔女が死んだ』の作者という事が分かり再度購入し、再読する。

    0
    2025年11月05日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

     とても不思議な物語。なのになぜか懐かしいような、ずっと浸っていたいような気持ちにさせられる。
     この空気感が好きすぎて、久しぶりにこれから何度も読み返したい一冊ができた。

    0
    2025年11月02日
  • 家守綺譚 下

    Posted by ブクログ

    何度でも読み返したくなる本です

    後半は、あれ?原作こんな内容だった?と
    きっと忘れてしまってるであろう内容でした

    0
    2025年10月31日
  • 海うそ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    物語は小さな島が舞台で、過去と現在が静かに呼応しながら展開していく。最初は時間軸がある物語と気づかずに読んでいたから、50年後の章に入った時には驚いた。過去編には馴染みのない植物や生き物、伝統的な建物の構造名称など調べながら読み進めたので、じっくり没入していった。

    50年後の島を訪れた主人公が目にする変わり果てた姿には、私も一緒に落胆してしまった。開発によって失われた自然や、忘れ去られていく伝統の描写は胸に刺さるものがあった。でも、物語が終盤に向かうにつれて平家に関する伏線が回収されたり、スッキリもした。また、変化に対する心持ちが変化していく過程も丁寧に描かれていて良かった。

    この小説を読

    0
    2025年10月25日
  • 村田エフェンディ滞土録(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    昔は面白さが分からず、読み進められなかった本。文章から立ち現れてくる土地の空気感、人々の息遣い、土壁や動物や食物の手触り感が、あまりにもリアルに、まるで私自身の五感が刺激を受け取っているように感じられた。神は、人間とはありようの異なる存在、ただそれだけ、と言う霊媒師ハリエットの説明が不思議と腑に落ちた。

    0
    2025年10月23日
  • 僕は、そして僕たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    長く積読にしていた本。

    これはどこかで聞いた話だけど、どんなに社交的な人でも、一人になる時間は必要だし、一方でどんなに一人が好きなひとでも、多少は人と関わる時間が必要ならしい。ただ、心地よいバランスが異なるだけ。

    誰かといるから、不意に傷つくし傷つけるし、一人になりたくもなるけれど、群れるからこそ救われることもたくさんある。時に主張して、時に一人になって考えて、うまくバランスを取る方法を見つけていきたい。学んで考え続けることを続けていきたい。

    0
    2025年10月19日
  • 家守綺譚 上

    Posted by ブクログ

    本屋大賞受賞作品『家守綺譚』の漫画化作品です。上巻です。

    絵が割とゆるっとしているので入り込めるかな?と少し心配だったけれど、ちゃんと原作の雰囲気そのままの空気感です(帯に作者もそのようなことを書いてます)

    何よりかによりゴローですよ。ゴローを楽しむための漫画家と言っても過言ではないくらいゴローです!

    原作だと文字だけだからゴローがくっついて歩いてるのとか、縁の下でゴロゴロしてるのとか表現されてない場面も多いけれど、漫画なら安心!喋らなくたって存在感バッチリ✨

    ゴロー好きな人にはぜひともおすすめしたい!

    そして私は隣のおかみさんになりたい!隣からゴローを可愛がりたい!!

    0
    2025年10月15日
  • 家守綺譚 上

    Posted by ブクログ

    すばらしい。
    近藤ようこさんの漫画は好きなので、試し読み2章を読んでみたら、買わずにはいられなくなった。
    まんまと出版社の作戦にハマる笑
    出版社が強く推すのも納得。
    原作未読なのだが、こんな小説梨木香歩さんが書いてたのね。知らなかった。

    0
    2025年10月07日
  • 本からはじまる物語

    Posted by ブクログ

    全体的にかなりのショートショートで18人の作家で有名な作家も取り揃えて234ページとは、かなりお得感がある。
    そして、それぞれが書店や貸本屋、本にまつわる出来事を綴っていくのはおもしろかった。

    本を読むのが苦手な人もこのくらいの短さであれば読むのも楽なのかなと思った。

    個人的には下記が印象に残ったが、
    それぞれの作家さんがこんな短い話しにきちんと自分の色を出しているのはすごいと思った。

    十一月の約束 本多孝好
    サラマンダー いしいしんじ
    読書家ロップ 朱川湊人
    閻魔堂の虹 山本一力

    0
    2025年10月05日
  • 家守綺譚 下

    Posted by ブクログ

    2025年に読んだ中でぶっちぎりの1位。

    近藤ようこのコミカライズには毎回驚かされるけど、読んで受ける印象、感覚がまんま原作そのまま。どのページをみても梨木香歩の「家守奇譚」だった。
    近藤ようこのコミカライズは、原作を忠実に漫画化したというより、原作の伝えようとしていること、作者が書かんとしたことを、漫画という表現に置き換えているのだと思う。表現方法は違うけれど中身は同じみたいな。

    それだけでも凄いんだけど、近藤ようこのコミカライズは近藤ようこの漫画としても成立しているのが怖い。何処をとっても梨木香歩なんだけど、あぁ近藤ようこの漫画だなぁという感覚が常にある。

    0
    2025年10月01日
  • 裏庭(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』を読んで作品世界に惹かれ、その流れで手に取った『裏庭』は、家族との関わりや自分の心を大切にすることの意味を深く考えさせてくれる物語でした。

    読みやすさの中に心の奥に触れる言葉があり、現実での気づきへとつながっていく点に強く感銘を受け、主人公が異世界での体験を通して心の傷と向き合い、生きることや志を持つことの大切さを学んでいく姿は、私自身が日常で抱える葛藤や孤独と重なり合いました。

    その過程で、子どもにどう向き合うか、愛情をどう注ぐかということを改めて考えさせられ、しっかりと心に寄り添い向き合うことが成長を支える大切な姿勢であると気づかされました。

    梨木さ

    0
    2025年09月20日
  • エンジェル エンジェル エンジェル(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    軽いのに不思議とずしりと重みを感じるような作品
    根源的で不気味なものに近づいたような、不思議な気持ちになった

    0
    2025年09月14日
  • やがて満ちてくる光の(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    多岐に渡る作者の興味や行動が、見事な文体となって読者に静かに語りかけてくるさまに引き込まれずにおれない。ある時は作者の稀有な体験に同行し大満足、ある時は作者の体験にひたすら羨望が募り、夢見心地となる。今この瞬間にこの体験をしているのは自分だけ、ということが多くの人に起こっていることの感動は生きているからこその不思議さと、ひたすら日々の積み重ねの賜物であることがわかる作品。

    0
    2025年09月11日
  • 椿宿の辺りに

    Posted by ブクログ

    ちょうど高校生以来、派手に捻挫して土日を鬱々と過ごしているときに「そういえば主人公が痛みに悩んでいる読みかけの本があった!」と思い、手に取った。
    リンクしている作品である「f植物園の巣穴」も高校生のとき、自分としては読みにくくやっとの思いで読み終わった記憶があったが、こちらは案外サクサクと読み終わったと思う。
    痛みって人生を悲観させるよなぁというのと、最後の手紙の往復で話がまとまって腹落ちする結末だった。
    私もこの痛みが去るのを待つことにする。

    1
    2025年09月07日
  • 裏庭(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    小学生の頃、母に買い与えられて読み始めたが、ファンタジーの世界観に入り込めず断念。中高大と読む機会があったが、やはり理解出来ず、読みきれなかった。社会人になった今、改めて読んでみると、これはファンタジーでは無かったなと気がつきました。なんだかいつも側にいてくれた本として、私はとても好きです。

    0
    2025年08月18日
  • 冬虫夏草(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    『家守綺譚』続編。
    姉妹編の『村田エフェンディ滞土録』から思いがけずはじまった梨木香歩一気読みターン、最高の夏休みでした。

    今作の綿貫くんはゴローを探して旅をします。
    旅の過程でもやっぱりたくさん不思議なことに出会うんだけど、それをすんなり受け入れて進んでいく綿貫、本当に良い奴で気持ちが良い。
    ゴローに出会えたのかどうか、ぜひ読んで確かめてほしい。

    赤竜とサラマンドラの話が知りたい方は絶対『村田〜』のほうも読むべき。あーあ、もっと読みたかったな。続き、出ないかな。

    0
    2025年08月14日
  • 村田エフェンディ滞土録(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃよかった……
    読み終えた後、ゆっくりもう一周噛み締めて読んだ。

    トルコへ留学していた考古学者の村田と、下宿先で出会ったいろんなものの友情(あえてこの言い方をさせてもらう)の、物語。
    ずっと不穏な空気は流れていたのだけれど、前半と後半の対比があまりに鮮やかで後半はほろりと。鸚鵡〜〜。そこで「友よ!」はないてしまう。

    過去があるから現在があって、過去は、想いはモノに宿るのかもしれない。
    戦争も革命も苦しいけれど、国を憎まず、それぞれの信じるものをもち、友情をもつことはできる。

    「家守綺譚」と世界が共有されているようなのでそちらもすぐ読む

    0
    2025年08月12日
  • 冬虫夏草(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「家守綺譚」の続編。

    前作よりも現代的な文体になっていて、前作の語り口が好きだった私としてはちょっぴり寂しい気もしましたが、前作同様「あるものをあるがままに受け入れる」という梨木氏の哲学が貫かれている。

    「そのときどき、生きる形状が変わっていくのは仕方がないこと。(中略)人は与えられた条件のなかで、自分の生を実現していくしかない。」

    こちらも見事な一作でした。続きを読みたい気もするのですが、この作品で終わりのようですね。名残惜しいです。

    0
    2025年07月22日
  • 村田エフェンディ滞土録(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    「家守綺譚」の姉妹編。

    「家守綺譚」に出てきた村田氏が主人公の一冊です。
    梨木氏の小説はどれもそうなのだけど、淡々とした語り口なのに、気づけば止まらずに読み切ってしまう魅力と力強さがあって、この作品もそうした小説の一つです。

    世の中がだんだん焦臭くなってきている今だからこそ、心により強く響いた作品でした。

    0
    2025年07月12日
  • 春になったら莓を摘みに(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    面白かった!世界中の色んなバックボーンを持った人たちと心から関わり合えるのって素敵。個人的なことから人種やらのことまで幅広いエピソードがあって楽しかった。

    0
    2025年05月31日