梨木香歩のレビュー一覧

  • プレゼント(新潮文庫)

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    いずれも好きな作家さんのオンパレード。中でもウッドパッカー荘事件と真実のトランクは楽しめた。書き下ろしの1冊はお得過ぎてまさに夏のプレゼントだった。

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    2026年08月29日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    自然のみずみずしさが溢れていました。現代人が手に入れたくてもなかなか難しい暮らし。大変なことも多いでしょうけど、羨ましいです。
    伝えたいことは伝えられるうちに伝えなければならない。とても簡単なことに思えるけども、何歳になっても難しく、失敗の多いことです。中学生のまいの成長に気づかされることがたくさんありました。まいの、大人にとっては些細な悩みや迷いにも、おばあさんはそっと寄り添っていて、とても素敵でした。こんなおばあさんになりたいですね。

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    2026年08月29日
  • 村田エフェンディ滞土録(新潮文庫)

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    素晴らしい作品。異国の地トルコで起きるちょっと不思議な事象と、限りない友情で結ばれた下宿人たち。
    怒涛のラストシーンに涙せずにはいられなかった。
    知らない言葉も多くて勉強にもなった。またいつか読み返したい本の一冊になった。
    「私は人間である。およそ人間に関わることで私に無縁なことは一つもない。」

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    2026年08月29日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    大好きな本です。なぜか読んでいて懐かしく感じました。きっと自分も人からの愛情を受けて育ったからなんだと実感します。あたたかい本です。

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    2026年08月28日
  • 裏庭(新潮文庫)

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    ネタバレ

    村上先生の"夏帆"と梨木先生の"裏庭"は重層構造ファンタジー小説の二大巨頭かと思います。

    友人の勧めで購入。
    その友人は中学生の頃に読んだそう。まじ?難読漢字だらけやのに?めっちゃ秀才やないかい。

    幼い照美が、ひょんなことから裏庭という不思議な世界へ入り、冒険する中で照美自身も成長していくストーリー。
    裏庭で起こることと、現実は相関していて、その対比が楽しいです。
    冒険の中の不思議な出来事は、物語だけとして読んでもとても面白いのに、大人になるまでの現実に対して感じることにリンクしています。
    このシーンは、人間の気持ちにおけるここで、、みたいな感じで図

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    2026年08月28日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    「夏」をテーマにした、小説が好きな人へ贈るプレゼント、というテーマのアンソロジー。好きな作家さん、江國香織さんと米澤穂信さんが入っているので買いました。町田そのこさんは最近コンビニ兄弟で知り、興味をもっている作家さんなのですが、初めて読みました。
    短い短編が7つ入っているのですが、すべて短編なのにぐっと読みごたえがあり、素晴らしかったです。
    SFかホラー?みたいな物語もあったけど、設定も面白かった。伊坂幸太郎さんの「ウッドペッカー荘事件」の中に出てくる皮肉な登場人物が、「穴があったら入りたい」っていうけど、出てくるときはどうするの?恥ずかしいから穴があったら入りたいんだろうけど、出てくるときの

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    2026年08月28日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    高校生の時に初めて読んで、初めて小説で泣いて、何度も何度も読み返した大切な本。
    私は不登校ではなかったけれど、保健室登校をしていた時期がある。主人公のまいと重なる部分もあり、高校生の時はこの本を支えに生きてきた。何度も何度も読み返していたのに、大人になるにつれていつの間にか読まなくなってしまっていた。読まなくなって十数年。ぼろぼろになった本だけれど、大事に取ってあって、久々に手に取った。

    …大号泣。話の内容も結末もほとんど覚えていたのに、高校生の時とはまた違った感情が押し寄せてきて涙が止まらなかった。私にとっての西の魔女がもうこの世にいないというのもあるかもしれない。
    大人になり、子どももい

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    2026年08月28日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    宮部みゆきさんの作品読んだ「真実のトランク」
    その前に江國香織のも読んでて、かなり癖が強いザ小説家みたいな描写をしていたから、それに比べてすごい私にとってスッと内容が入ってくるような感じの作家さんでした。
    読み終わった時に思わず「えー、、、」と声出してしまって読後に物語を思い返して考え直したくなるような作品でした。考えさせられるの大好きかもしれん。謎深いから読んだ人と考察を言いあいたくなるような、行間?っていうんかな、全てを書き切らない美徳みたいなものを感じました!!66歳らしい。やから価値観とか合わへんのかなとか思ったけど全くそんなことなくて、不思議です。本って。

    他の人に勧めるとしたら、

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    2026年08月29日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    うまく言葉にできないけど、とにかく良かった。
    愛情表現が上手くできなくても、それを感じ取ってくれることそのものがとてつもない愛だなあと、自分の祖父に重ねていました。
    また何度も読み返したいと思う作品。

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    2026年08月22日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    この本はまたいつか読み返すと思います。
    魔女修行は、現代で生きる私にこそ必要なのだと思います。
    また、細かく描写されている庭の様子や、まいのお気に入りの場所の様子、世界観が目の前に広がっているようで、心地よく物語に入っていきました。

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    2026年08月22日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    一番好きな本。ものすごい盛り上がりを見せるわけでなく、まいとおばあちゃんの温かいやりとりでじんわりと感動できる本。この本で味わった読書体験をもう一度したくて他の本を手に取って読んでる

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    2026年08月21日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    小学生の頃に出会った作品で
    大人になった今も強烈に覚えている言葉があって
    今も大好きな作品。
    小説の面白さに出会わせてくれたのはこの作品でした。

    生きやすいところを選ぶことは悪いことではないんだと、花やサボテンやシロクマの例えから気づかせてくれる。
    そしてこの作品集はおばあちゃんの目線もあるので、単行本よりさらに楽しめる。

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    2026年08月19日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    水彩画のような本だった。

    森や草木、おばあちゃんとの暮らし、季節の移ろい。淡く優しい色が少しずつ重なって、一枚の絵になっていくような物語だった。

    特に心に残ったのは「自分で決める」ということ。
    自分の人生なのに、自分で決めることは案外難しい。私自身にもまだ足りないところだと感じた。

    自分で決める力を持つこと。それが、不安や恐れ、自分を惑わせるものから自分自身を守ることなのかもしれない。

    そして、おばあちゃんには自分の死が近いことが見えていたのだろうか。

    最後のメッセージには胸がいっぱいになった。
    身体がなくなっても魂まで消えてしまうわけではなく、身体から離れた魂は自由になれる。

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    2026年08月19日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    途中からの展開でどうなるんだろうと思っていたら、案外あっさり終わってしまったと感じたけど、あなたならどう成長していきますか、どのようになれるか考えさせられて逆に良かったのかもしれない。
    欲を言えば、主人公の成長をもっと眺めたいと思った。
    ただ、自分は物語的にも非常に面白いと思ったが、自分自身感性のある人になりたいと近々考えながら、悩んで試行錯誤を繰り返していたが、おばあちゃんの「いちばん大切なのは意志の力」との言葉が刺さり、これを意識しなきゃ感性のある人にはなれないと心から訴えられたような気がした。
    ただ何をすれば、いいんだろうとその答えも、まずは「早寝早起きを自分でコントロールすること」から

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    2026年08月17日
  • 野山花花図譜

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    野山にひっそりと咲く花々が、春から季節を追って描かれているエッセイ。

    梨木さんの文も凛として美しいのだが、見開きに描かれる花々の絵も素敵。

    表紙に金の文字、何という綴じ方かわからないが、どのページを開いても盛り上がらない綴じ方。
    文字の優しいフォント、色は何色というのだろうか、優しい茶系の色。
    細部にわたり美しい。

    この本、裏千家茶道の淡交社刊。なるほど、他にはみない気品がある。

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    2026年08月13日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    穏やかな自然とまいの心の機微が繊細に描かれている。料理や庭の手入れ、洗濯など基本的な生活の積み重ねを通した豊かさを教えてくれる。群れに馴染めない自分が弱いのか、という問いに対する、サボテンや蓮の花、シロクマの喩えが昔この本を読んだ10代の頃からずっと私の背中を押し続けてくれている。

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    2026年08月12日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    世界観が好き,おばあちゃんが無理に過剰に主人公の問題?抱えてることをききだしたりしなを聞き出したりしないところとか、そういう姿勢が好き。

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    2026年08月12日
  • 冬虫夏草(新潮文庫)

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    ネタバレ

    よかった。この話は家守奇譚の続編。前作もかなりの名作。前作は水墨画のような幻想的な印象だった。今作は、テイストはそんなに変わらないけど、色彩が豊かな印象。活力を感じた。

    名作の条件は、余韻があるかないかだと思う。冬虫夏草、これは余韻がすごい… なんかもう泣けたわ。なんで泣けたのかわからん。50近くもなるおっさんが、涙腺が緩くなっているとはいえ、最後には涙を目に溜めながら読み終えた。最後のページの余白を少しの間読んでいた。うん。よかった。

    手に負えぬ煩いは放っておけ。

    このフレーズにいろんな想いが詰まっているよなぁ。グッときた。

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    2026年08月07日
  • 裏庭(新潮文庫)

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    傷つくのが怖くて、何もしなかったら何もできない大人になってた。
    けど、レイチェルの言うとおり、傷ついたら、傷ついた自分を誤魔化さずにまいってしまえばいい。素直にまいることが出来なかったから今の自分がある。

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    2026年08月09日
  • 裏庭(新潮文庫)

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    「本当の服」や「地中に住むもの」の意味するところに惹かれた 河合隼雄の解説も興味深く、深淵な怖さもある  マーサからももっと学びたいなあ

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    2026年08月02日