冬虫夏草(新潮文庫)

冬虫夏草(新潮文庫)

小説・文芸
693円 (税込)

3pt

亡き友の家を守る物書き、綿貫征四郎。姿を消した忠犬ゴローを探すため、鈴鹿の山中へ旅に出た彼は、道道で印象深い邂逅を経験する。河童の少年。秋の花実。異郷から来た老女。天狗。お産で命を落とした若妻。荘厳な滝。赤竜の化身。宿を営むイワナの夫婦。人間と精たちとがともに暮らす清澄な山で、果たして再びゴローに会えるのか。『家守綺譚』の主人公による、ささやかで豊饒な冒険譚。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    冬虫夏草(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1144372
  • 電子版発売日
    :
    2022年05月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

冬虫夏草(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1作目と変わらない空気感、ゆるさ。
    作者の情景描写の丁寧さが光る作品。
    自分がその自然の中にいるような気持ちになってうとうとしつつ、でもまた戻って続きを読んだりという最高の読書体験でした。

    3巻目も待ってます。

    0
    2026年07月24日

    Posted by ブクログ

    梨木香歩さんが書く時に回収されない余韻が好き。
    この余韻が言葉で説明し尽くされすぎないから、読者の心に残るんだと思う。

    『家守綺譚』『村田エフェンディ滞土録』に続く話
    ゆっくり読んで噛み締めたい話。

    冬虫夏草、そうか、人間もそうだ。
    と読みながら噛み締めた。

    0
    2026年04月19日

    Posted by ブクログ

    いざという時のために取っておいた秘蔵の一冊。鈴鹿の山々を満たす清涼な空気、沢のせせらぎ、秋草の彩り。冬の間、長らく恋しく思っていた自然が目の前に広がった。

    番犬ゴローが行方不明となり、わずかな手がかりをもとに最後に目撃された山へと分け入る綿貫。前作の『家守綺譚』では妖や霊、人がひっきりなしに彼のもとを訪れたのに対して、本作では彼自身が赴く。河童、天狗、赤竜に、イワナの夫婦。坊主に神主、村の人々。様々な存在とのささやかな邂逅がささくれだった心に沁みる…。最近寺社仏閣巡りにハマっているのもあり、あちこちと寄り道をする主人公に自分を重ねながら読んだ。辛い現実からしばし目を逸らさせてくれたかと思いきや、今後の顛末を思うと少しばかり苦い思いが残る。いずれにせよ一文一文に癒されたことは確か。辛いと思った時は何度でも読み返すだろう。

    0
    2026年02月06日

    Posted by ブクログ

    この世界から抜けたくなくて、ずーっと読んでいたくて、でもいなくなったゴローのことも気になって…って思っているうちに読み終わってしまった。この世界がほんとうにだいすきで、読み終わっちゃったかあ、って今しょんぼりしている。人も、人ではないモノも、なんだかみんな愛しい。どちらも必ずやさしいわけではないのだろうけど、それでもこの世界ではいたわりあっている感じがして、とても心地良い。こんなにぶっ刺さるシリーズには滅多に出会えないと思うんだ…。わたしが死んだら一緒に棺桶に入れてもらうおう。

    0
    2026年01月11日

    Posted by ブクログ

    『家守綺譚』の続編。行方不明のゴロー(犬)を探す旅に出る征四郎。行く先々で出会う不思議な出来事。河童や天狗が当たり前のように出てくる。前作と合わせて、読書とガーデニングが趣味という人には絶対おすすめ。寝る前に一遍ずつ読んでいくと良い夢見られるかも。

    0
    2026年01月01日

    Posted by ブクログ

    読み終わりたくなかったけど読み終わっちまった!2025年の100冊目に相応しい作品だった!!

    家守奇譚からの村田エフェンディ滞土録からの…冬虫夏草!!!最高のシリーズだった。
    夏目友人帳とか好きな人本当に読んでほしい…

    この作品を紹介するならまず家守奇譚を読んでほしいのであえて紹介はしないんだけどとにかく最高だった、本当に心の底からずっとずっと読んでいたかった。
    特に桔梗と寒菊が好きだったな、どっちも泣いたし、主人公である綿貫を私はすでにめちゃ信頼してるんだけどそれをさらに強固にさせてくれる感じ、非常に好きだわ〜。

    あーー、最高だったなー。このシリーズの3冊はいつでも読めるように買う!!家にあってほしい!

    今年の100冊目でした、ありがとう!!!!

    0
    2025年12月31日

    Posted by ブクログ

    カッパや天狗が普通に出てくる、ファンタジーというか民話というか。初めは呆気にとられるが実に興味深く、ありそうな気がしてくる。

    0
    2025年12月08日

    Posted by ブクログ

    『家守綺譚』続編。
    姉妹編の『村田エフェンディ滞土録』から思いがけずはじまった梨木香歩一気読みターン、最高の夏休みでした。

    今作の綿貫くんはゴローを探して旅をします。
    旅の過程でもやっぱりたくさん不思議なことに出会うんだけど、それをすんなり受け入れて進んでいく綿貫、本当に良い奴で気持ちが良い。
    ゴローに出会えたのかどうか、ぜひ読んで確かめてほしい。

    赤竜とサラマンドラの話が知りたい方は絶対『村田〜』のほうも読むべき。あーあ、もっと読みたかったな。続き、出ないかな。

    0
    2025年08月14日

    Posted by ブクログ

    大好きな家守綺譚の続編。相変わらず読んでいてずっとこの世界にいたい読み終わりたくないという気持ちになる。
    明治時代が舞台のこの作品、ファンタジックとか幻想的という感じではなく、解説にもあったが科学的ではない出来事があくまで普通の世界として淡々と語られていくところが不思議と心地良い。これを読むと科学の常識で縛られた世界って安心するようで窮屈で居心地が悪かったんだなと思えてくる。
    綿貫、高堂、南川、犬のゴロー、河童の少年、、、
    綿貫と友人たちの会話がなんとも好き。みんなそれぞれいいキャラ。淡々とした中にそこはかとなく漂う綿貫の高堂へのなんとも言えない感情が良い。ゴローは相変わらず素晴らしい犬でたまにしか出てこないのに愛おしいし、河童の少年はすごい達観しててじわじわくる。生き物たちがその辺の人間よりしっかりしてるのが面白い。
    マツムシソウの話も、主人公が戦国時代の武将に思いを馳せる滝の話もしみじみと良い。
    これから何度読んでも楽しめる作品だと思った。
    家族中に家守綺譚も含めて勧めまくっているけどまだ誰も読んでくれない。。。
    私の中ではこれ読まないなんて人生損してると言っても過言ではないほど大好きな世界
    ゴローみたいな犬飼いたい

    他の方の感想を見ていたら、主人公が旅しいつの日か水の底に沈むことになると作中で言われたこの物語の舞台が今はダムになっていると知って、前作よりメッセージ性を強く感じたのは現実とリンクしているストーリーだったからなのだと衝撃でもあり切なくもあるし改めて尊い作品だと思った
    梨木香歩さんの文章と世界観、ユーモアのセンスは本当に素晴らしくて読み進めるたびに感銘を受ける。何をとっても抜かりがない作品

    アニメで例えるなら夏目友人帳よりも静かで雰囲気があり蟲師っぽくもあるけどあの作品みたいな暗さとか悲しみみたいのはない。

    好きすぎて長くてまったく纏まりのない感想になった

    0
    2025年03月31日

    Posted by ブクログ

    人それぞれ、見えているものや見えている景色が違うのは当然のことなんだけど、それを改めて実感する。そういう作品だと感じました。

    どこか不思議な感覚になりました。

    0
    2025年02月03日

冬虫夏草(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    冬虫夏草(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1144372
  • 電子版発売日
    :
    2022年05月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

梨木香歩 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す