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中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、夏のひと月をママのママ、西の魔女と呼ぶおばあちゃんと共に暮す。感受性が強く生きにくいと言われたまいは、その性質を抱えて生きるために魔女修行に取り組む――初刊から23年を経て、書下ろし短篇おばあちゃんのモノローグ「かまどに小枝を」等表題作に繋がる三作も収録。
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Posted by ブクログ
社会人なりたての頃に映画をみて印象に残っていた作品。そういえば、会社の同期の旅行でおばあちゃんの家の撮影に使われた場所にも行ったことを思い出した。 映像でしか見ていなかったけど、小説として読み直すと改めて美しい作品でもっとゆっくり味わいたいと思いながらも一気に読み進めてしまった。 他の方も感想で...続きを読む述べているけど歳を経て改めて見ると感じることも変わってくる。 自分も子供ができて両親も老いてきたこともあり、ママやおばあちゃんの視点もより感じられるようになってきた。 こういう作品にもっと出会いたいものである。
美しい文だった。 悪い意味のじゃなく、ぞぞっときた(ブラッキーの話みたいに 植物とか手作りジャムとか燭台とか自分の身の回りには無いけど、色んな周りのものが温かくて感動したし、死は死として後悔することもあるというのは現実的だなと思った。私も聞きたい声を聞いて、憎悪などにとらわれずに、生きていきたい。背...続きを読む中を押された。 私もおばあちゃんに見透かされている。
主人公のまいと同じ年頃に何度も読んで大好きだった本。いつの間にか忘れて手元にもなかったが、いつも行かない大型書店で偶然梨木先生の作品集を見つけ迷わず購入した。今、まいのママの年齢になり、改めて読み返すと今度はまいの気持ちもわかるけど、取り巻く大人の気持ちもわかりより泣けた。最初に読んだ時はまいの視点...続きを読むでしか読めなかったが、ママの視点、おばあちゃんの視点等理解できる年齢になり、より深く心に刺さった。懐かしく温かい、心が包まれる一冊。
お噂はかねがね。お会いできて心から嬉しく思います。 もっと早く出会っておけばよかった。 大学生の頃、すすめられるばかりだった少女漫画を、自分でも開拓しなくてはならないという気になって『辺境警備』と出会った。そんなことを思い出したのは、読み味が似ているからかもしれない。 近くて遠い憧憬という意味で、...続きを読む映画版『スタンド・バイ・ミー』にも似ているかもしれない。
だいすきな祖母から、魔女になるための手解きを受けることに。 高校で上手く馴染めないまいは、シンプルに素朴に暮らす祖母のもとで休息することに。 先祖は魔女だったと語るお茶目で穏やかな祖母か ら、心を強くもつ修行をうける。 なんでも自分で決める、負の声にとらわれない。 まいが生きやすい道を、自分で見つけ...続きを読むられるように諭す祖母の温かさ、それでいてお茶目なところに、じわりとあたたかくなった。
西の魔女の教えは、優しくて、強くて、あたたかい。 私も西の魔女のような、かっこよくて素敵な人になりたい。
「ただ、身体は生まれてから死ぬまでのお付き合いですけれど、魂のほうはもっと長い旅を続けなければなりません。赤ちゃんとして生まれた新品の身体に宿る、ずっと以前から魂はあり、歳をとって使い古した身体から離れた後も、まだ魂は旅を続けなければなりません。死ぬ、ということはずっと身体に縛られていた魂が、身体か...続きを読むら離れて自由になることだと、おばあちゃんは思っています。きっとどんなにか楽になれてうれしいんじゃないかしら」
表題作に繋がる 描き下ろしを含めた短編3作を含む 西の魔女が死んだの愛蔵版 森での暮らしを連想させる シンプルで落ち着いた美しい装丁
物語の中の世界観がとても素敵。マイが死に対する漠然とした不安な気持ちをおばあちゃんに相談したときの答えが心に響く。
少しずつ読み進めたが、いつ読んでも本の中の世界に入って帰ってきたような感覚になる不思議な本だった。 読み終わるのが惜しかった。 主人公と同じ年齢だった頃の自分の感情を心で思い出す本。今日からまた生きることを大切にしよう、と深く感じる一冊。
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