梨木香歩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自然の豊かなところにあるかわいらしい家。花の咲く庭。畑で育てる野菜。お茶にしたり、料理に使ったり、洗濯したシーツをかけて干して香りをつけたりと大活躍のハーブ。そして、愛情深く、良き理解者となってくれるおばあちゃん。素敵なもの、「こうだったらいいな」と思うものをこれでもかとたくさん詰め込んだような物語だ。そういう意味では現実味がないと言えるのかもしれない。でも、たいていの人は多かれ少なかれ主人公のまいのように悩みや生きづらさを抱えているのだから、「こうだったらいいな」を詰め込んだ物語は必要なんだろうと思う。精神的栄養補給になるような心温まる物語だった。
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購入済み
ありがとう、ありががとう
Xで話題になっていたので、再読。
新たに付け加えられた祖母のモノローグがとても優しく丁寧で、祈りに満ちてる日々だったことを知りました。
そして若い頃に読んで、無意識に私の理想的な暮らしになっていたことを認識しました。
魂と身体のこと、死後の世界のこと、生きる理由、大切なことが明快に描かれています。そして、亡くなった動物でさえ、愛があればあの世から守ってくれる。
自然と共に、他者に与える生き方があり、そこに私は本来の人の生き方を見出します。
現実世界で社長としてお金集めと再配分をしなくてはならないけれど、本当の幸せってみんながこうして自分の土地と繋がってサンクチュアリを持つことなんじゃない -
Posted by ブクログ
ネタバレ児童文学とのことですが、大人になった自分も救われました
魔女修行とのフレーズから、ファンタジーな物語を想像していましたが
現実を生きるためのコツやヒント、生き物として大切なことを、まいと共に教わった気持ちです
いちばん印象的だったのは、
直感は大切だが、その直感に取り憑かれてはいけないということ
直感がやがて妄想となり、支配されてしまうということ
そして自身を滅ぼしてしまうこともあると
身に覚えがありすぎて、肝に銘じました
又、精神力、意思の弱さは地道に努力することで鍛えることができるということも忘れたくないです
不安や疑心で身動きがとれなくなったとき、臆病になってしまったとき、
おばあ -
Posted by ブクログ
こんな風に最初から心を掴まれる小説には,なかなか出会えない。
紅茶を飲みながら,大切に読んだ。
そして,読み終わるのが惜しくて,もう少し,もう少しだけ...と願っていた。
細やかで鮮明な描写には植物のきらめきやパンの匂いを感じた。
おばあちゃんの生き方,考え方,言葉...全てが尊い。
間違いなくわたしの人生において、なくてはならない宝物になった。
植物のこと,もっと知りたいなあ
- 心に残った部分のメモ -
「まいは、自分が相手によく思われたいのではなくて、正しく理解されたいだけなのではないですか」
と、繭の中からそっと糸を繰り出すようにいった。
* * *
「どんなことが起こって -
Posted by ブクログ
野暮用続きで全く読書時間が取れない日々…
そんな時にしっかりと癒してくれた本書。
梨木香歩さんが、八ケ岳の自宅周辺を中心に出逢う山野草達をひとつひとつ紹介してくれるエッセイ。
イラストも美しくて、写真で見るより特徴がよくわかるし、心にじんわり効いてくる。
山野草だけでなく、街なかで見かける花もいくつか登場する。
梨木香歩さんの花々への思い出を語る文章を読みながら、私自身もいくつかの花々達の思い出が甦ってくる。
花の名前を覚えた時のことや、思いがけない場所で出会えた時のエピソードなど、梨木香歩さんと同じように様々なエピソードが自分の中から湧き出てくるのが心地よい。
印象的だったのは、岩煙草