村田エフェンディ滞土録(新潮文庫)

村田エフェンディ滞土録(新潮文庫)

小説・文芸
649円 (税込)

3pt

19世紀末の土耳古(トルコ)、スタンブール。留学生の村田は、独逸(ドイツ)人のオットー、希臘(ギリシア)人のディミィトリスと共に英国婦人が営む下宿に住まう。朗誦の声が響き香辛料の薫る町で、人や人ならぬ者との豊かな出会いを重ねながら、異文化に触れ見聞を深める日々。しかし国同士の争いごとが、朋輩らを思いがけない運命に巻き込んでいく――。色褪せない友情と戻らない青春が刻まれた、愛おしく痛切なメモワール。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    新潮文庫
  • タイトル
    村田エフェンディ滞土録(新潮文庫)
  • タイトルID
    1278662
  • 電子版発売日
    2023年01月30日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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村田エフェンディ滞土録(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    素晴らしい作品。異国の地トルコで起きるちょっと不思議な事象と、限りない友情で結ばれた下宿人たち。
    怒涛のラストシーンに涙せずにはいられなかった。
    知らない言葉も多くて勉強にもなった。またいつか読み返したい本の一冊になった。
    「私は人間である。およそ人間に関わることで私に無縁なことは一つもない。」

    0
    2026年08月29日

    Posted by ブクログ

    登場人物の理解において、様々な国の宗教や歴史が重要な要素となっており、その点が難解だった。読み進めるのにも時間がかかった。文章として頭で理解しても、腹には落ちてこない…そんな状態のまま読み進めたが、6割ほど超えたあたりから、腹落ちせずともそれぞれの人物に感情移入出来るようになった。

    宗教の違いとい

    0
    2026年09月01日

    Posted by ブクログ

    家守綺譚、冬虫夏草、そしてこの村田エフェンディ滞土録を三部作として貸してもらった。
    からくりからくさ、西の魔女が死んだの世界とは別世界。

    三作品に共通する、この世(と私が思い込んでいる)と違う世を違和感なくつなげていく。それが舞台となる時代へも誘う。あえて、トルコ、エジプト、ギリシャに漢字を当て書

    0
    2026年07月24日

    Posted by ブクログ

    すばらしいという感想しか出てこなくて困った。留めておきたい言葉がたくさん、たくさんありすぎていちいち手を止めてしまう。「私は人間である。およそ人間に関わることで私に無縁なことは一つもない」「人は過ちを繰り返す。繰り返すことで何度も学ばねばならない。人が繰り返さなくなったとき、それは全ての終焉です」

    0
    2025年12月30日

    Posted by ブクログ

    昔は面白さが分からず、読み進められなかった本。文章から立ち現れてくる土地の空気感、人々の息遣い、土壁や動物や食物の手触り感が、あまりにもリアルに、まるで私自身の五感が刺激を受け取っているように感じられた。神は、人間とはありようの異なる存在、ただそれだけ、と言う霊媒師ハリエットの説明が不思議と腑に落ち

    0
    2025年10月23日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃよかった……
    読み終えた後、ゆっくりもう一周噛み締めて読んだ。

    トルコへ留学していた考古学者の村田と、下宿先で出会ったいろんなものの友情(あえてこの言い方をさせてもらう)の、物語。
    ずっと不穏な空気は流れていたのだけれど、前半と後半の対比があまりに鮮やかで後半はほろりと。鸚鵡〜〜。そこ

    0
    2025年08月12日

    Posted by ブクログ

    「家守綺譚」の姉妹編。

    「家守綺譚」に出てきた村田氏が主人公の一冊です。
    梨木氏の小説はどれもそうなのだけど、淡々とした語り口なのに、気づけば止まらずに読み切ってしまう魅力と力強さがあって、この作品もそうした小説の一つです。

    世の中がだんだん焦臭くなってきている今だからこそ、心により強く響いた作

    0
    2025年07月12日

    Posted by ブクログ

    家守綺譚からの繋がりでトルコ滞在中の村田視点。
    やっぱり不思議なことが起こる。

    このシリーズ手元に置きたいくらい好み。

    ゴローが息災なだけで満足だし、ラストの鸚鵡の一声には村田と一緒に泣いた。

    0
    2024年12月02日

    Posted by ブクログ

    温かくて、少し不思議で、切ない物語だった。
    どこか海外の翻訳本や明治の文豪の作品を思わせるあまり砕けていない文体が好きだった。
    私のお気に入りである、筒井康隆の『旅のラゴス』と少し似ていた。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    不思議な下宿。魅惑の異文化。かけがえのない友人たち。
    留学生・村田が

    0
    2024年07月08日

    Posted by ブクログ

    〈再登録〉「家守綺譚」でも触れられていた綿貫の友人・村田のトルコ滞在記。エフェンディ(学士)として過ごす村田から見た異国でのかけがえのない日々の記録。
    奇妙な出来事に遭遇しながらも、国も宗教も違う人々と理解し合っていく村田。彼らとのやり取りが面白かっただけに、その後の世界状況の中、それぞれの運命を生

    0
    2024年05月28日

村田エフェンディ滞土録(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    新潮文庫
  • タイトル
    村田エフェンディ滞土録(新潮文庫)
  • タイトルID
    1278662
  • 電子版発売日
    2023年01月30日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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