梨木香歩のレビュー一覧

  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    どのお話も素晴らしく、どこか切なくて、優しい気持ちになれる小説でした。
    苦しいとき、穏やかでゆっくりとした時間を思い出させてくれる、ずっと手元に置いておきたいお守りのような本になりました。

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    2026年04月21日
  • 冬虫夏草(新潮文庫)

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    梨木香歩さんが書く時に回収されない余韻が好き。
    この余韻が言葉で説明し尽くされすぎないから、読者の心に残るんだと思う。

    『家守綺譚』『村田エフェンディ滞土録』に続く話
    ゆっくり読んで噛み締めたい話。

    冬虫夏草、そうか、人間もそうだ。
    と読みながら噛み締めた。

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    2026年04月19日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    再読です。やっぱり好き!
    「家を、まもらなければならない。友人の家なのです。」で終わるのも最高。こんな不思議な物語なのに感動させてくれる。

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    2026年04月10日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    陽だまりのように暖かく癒してくれるお話。
    日常に生き急いでいるときに読み返したい本。
    美しい自然はすぐそこにあるのに、少し立ち止まらなければ見つけられない。
    まいの思いには共感するものがあって。
    学校という閉鎖的な空間に閉じ込められ、決められた人たちと、6年、3年と過ごしていかなきゃいけない、学校という場所は、息苦しい場所だと感じた。
    でも、そこだけが自分の居場所じゃない。逃げたって良いし、とらわれる必要はない。
    学生だった頃の私に送りたいお話。

    おばあちゃんの、娘と、その娘を想うささやかな日々が素敵だった。

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    2026年04月07日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    今から100年以上前(明治時代頃?)が舞台で、主人公の綿貫征四郎が書いている体なので古典的な文体が特徴的。
    草木や花、動物、虫に至るまで全てのものに神聖さがあるという日本独自の宗教観を感じられた。

    不思議な出来事がたくさん起こる中で、中々動じない綿貫征四郎と周りの人々の受容性は、当時の自然との共生意識と宗教観があってこそのものかもしれないが、現代においても見習うべきことがあると思った。

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    2026年04月06日
  • 野山花花図譜

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    ⭐️野山花花図譜
    装丁が目を引く。淡い紫に波多野光さんの上品なイラスト。和綴じなのも嬉しい。野山の草花を愛でたいとき、開いてみる。贅沢なひととき。もちろん、梨木香歩さんの文章も愛しい。

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    2026年04月05日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    静かなエールがもらえる本。
    本編と別のモノローグも良かった。
    疲れきった様子で突然帰省した娘と、くすんだ銀食器を磨く。
    「ひとの心の傷つきは、簡単に癒されるものではないけれど、こういう昔ながらの地道な作業は、古い友人のように、ひとを励ます。傷が残ることは仕方ないにしても、その炎症作用のようなものを鎮めてくれる。」
    一定の距離感を保ちつつ、優しく見守ってくれる存在は、どんなに心強かったかと思う。
    自分は、子供にとってそんな存在でありたいと思った一冊でした。

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    2026年04月04日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    何とも優しい文章、そして表現。
    その文章を味わいながら読むだけで自分が癒されていくのが分かる。
    作者のあとがきで、この本自身に語りかけた「行ってらっしゃい。〜必要とされる人びとに辿り着き、寄り添い、励ましておいで」という言葉通りだった。
    手元に置いておきたい。

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    2026年03月21日
  • ブランコ

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    値段を二度見したけど、素晴らしい絵本だった。ブランコが同じ場所で長い長い間眺めてきた季節や人の一生を覗かせてもらっている感じ。幸せな日も悲しい日も、孤独な時間や内緒の時も絵だけで胸いっぱいに伝わってくる。ブランコって今も公園にあるのかな?できることなら思いきりまた漕いでみたい。

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    2026年03月18日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    ネタバレ

    まいとおばあちゃんの日々が書かれた優しいお話でした。
    まいの日々の葛藤や心の動きの描写に共感するものもありますし、おばあちゃんの魔女の修行で自分で決めてやりとげることを学んだり、おばあちゃんや家族の愛を受けたり、暖かいお話しだなと思います。
    子供の時以来15年ぶりぐらいに読みましたが、また泣いてしまいました。

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    2026年03月18日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    小学生の時、塾の国語のテストで西の魔女が死んだ、が題材として出ました。小説の面白さに、塾の帰りに本屋さんに行き、黄緑色の背表紙の小さな文庫本を買って、それから私の読書人生は始まりました。
    社会人になって、一年に数冊しか本を読まなくなり、引越しのタイミングでほとんどの本を手放したりしましたが、何がきっかけであったか。また、すっかり読書は生活の一部に戻ってきました。
    年老いた父に貰ったら図書カードで、ずっと大切にできる本を買いたいと思い、約20年振りに、このとても素敵な装丁の西の魔女が死んだを購入しました。
    父の膵臓癌の手術の待ち時間で読もうかと思い、手術の待合室に持っていきましたが、どうしてか、

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    2026年03月15日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    現実世界と幻想世界がゆるやかに混ざり合って静かに流れていくようなお話でした。
    描かれているのは静かな日常でありながら、物書きとしての主人公の葛藤、生き方の哲学がしっかり描写されていてとても良かったです。
    風情のある素敵なリズムの小説でした。

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    2026年03月08日
  • 春になったら莓を摘みに(新潮文庫)

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    手元に置いておきたくなる本。
    春に読む本よりかは、冬に部屋でじっとして、春を待つ 寒い日に読む本だと思った。
    梨木先生の本は、今まで西の魔女しか読んだことなかった。
    エッセイに綴られる話は、文化や人種、アイデンティティを問い直させる。

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    2026年03月05日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    友人宅の留守を頼まれた、住んでみると古い庭には樹や草花の陰に不思議な動物や花の精のようなものが棲んでいた。
    行方不明になった友人宅の家守をするまだ新米の文士、綿貫征四郎の著述をまとめたもの。

    という形で、古い家と庭の木々、草花や狐、狸、隣の面倒見のいいおばさん、山のお寺の和尚さん、迷い込んで住み着いた犬のゴローなどとの交わり、はたまた床の掛け軸から時々亡友が訪ねてきたりするのを、暖かく記してある。

    征四郎のまわりで起きる小さな不思議な出来事。サルスベリに小猿がちょこんと座っていたり、池で河童が脱皮していたり、白木蓮の蕾がタツノオトシゴを身籠っていたりする。
    土間に生えたカラスウリが、天窓の

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    2026年03月05日
  • 家守綺譚 上

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    ネタバレ

    小説読んでいるときにどういう花なんだろうって気になったり、調べたりしながら読んでたから漫画になってるのすごくいい!!
    小説読んでるときによくわからなくて頭に入ってこなかった部分も漫画だと入ってきやすい

    セリフとかそのまんま漫画になるんだなぁ

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    2026年03月01日
  • 不思議な羅針盤(新潮文庫)

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    とても良い‼️梨木さんが感じていること考えていることに、なんだかずーっと共感していた。恐れ多いですが、感性が似ているのかなと。梨木さんの本に惹かれる理由がわかる作品でした。

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    2026年02月25日
  • 不思議な羅針盤(新潮文庫)

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    梨木さんの日常を語るエッセイ。家の周りで咲く小さな花や人とのつながりを、優しく鋭い目で見つめ、温かい言葉でつづる、何気ない暮らしの羅針盤。
    梨木さんはふと歩いてみた隣との細い境、手入れのされていない庭で一綸やっと花をつけて咲いている貝母を見つける。
    この花は束にして活けるとお互いの巻きひげでまるで縛りあって立っているかのように見える、そういう生き方から無理をしない、寄りかかれるものがあれば寄りかかってみる、状況に合わせて生きていく姿勢を感じる。

    そしてサステナビリティー(持続可能性)という言葉に気が付く、よく見かけるようになったその言葉はやがて時代の波に流されていくだろう、生きていく間にはさ

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    2026年02月14日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    これからも自分には手痛いことが起こり続けるだろうこと、それに自分がひとつひとつ、心身ともに傷つきながら関わらざるをえなくなるだろうこと、
    こんなことは私の致命傷にはならない。
    こんなことで、あなたはだめにならない、決して。

    この本を必要としている私に、この本が届きました。
    20 年ぶりに。
    小さな声で力の限り、励ましてもらいました。
    ありがとう。

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    2026年02月09日
  • 冬虫夏草(新潮文庫)

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    いざという時のために取っておいた秘蔵の一冊。鈴鹿の山々を満たす清涼な空気、沢のせせらぎ、秋草の彩り。冬の間、長らく恋しく思っていた自然が目の前に広がった。

    番犬ゴローが行方不明となり、わずかな手がかりをもとに最後に目撃された山へと分け入る綿貫。前作の『家守綺譚』では妖や霊、人がひっきりなしに彼のもとを訪れたのに対して、本作では彼自身が赴く。河童、天狗、赤竜に、イワナの夫婦。坊主に神主、村の人々。様々な存在とのささやかな邂逅がささくれだった心に沁みる…。最近寺社仏閣巡りにハマっているのもあり、あちこちと寄り道をする主人公に自分を重ねながら読んだ。辛い現実からしばし目を逸らさせてくれたかと思いき

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    2026年02月06日
  • 家守綺譚 上

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    なにげなく話が淡々と進む近藤ようこワールド 原作が別にいるけどしっかりとマッチしている なんかいい買い物でした 下巻も楽しもう

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    2026年02月02日