梨木香歩のレビュー一覧

  • 僕は、そして僕たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    ×

    perho

    本は必要なときに出会えると、誰かが言ってたとおもうけど、この本にはそういうふうに出会いました。
    コペルくんみたいに素直に、謙虚に生きていけるよう、がんばろう。
    なんとなく、傷つきたくなくて考えるということを避けてきたことが、やさしい言葉でまっすぐ伝わってきて、このままでいていいの?と問いかけられたという気がします。
    これから何度も読み返す、大事な本になりそうです。

    0
    2016年04月22日
  • 丹生都比売 梨木香歩作品集

    Posted by ブクログ

    「丹生都比売」のすきとおるような文体を読んで、宮沢賢治を思い出しました。
    「夏の朝」もなつかしい気持ちになり、じんとするお話でした。

    0
    2016年03月25日
  • 春になったら莓を摘みに(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文庫化を楽しみにしていたエッセイ。

    >>ピースフルで静かで思いやりに満ちた美しい生活。

    そういう生き方に憧れる。

    0
    2025年05月28日
  • 丹生都比売 梨木香歩作品集

    Posted by ブクログ

    梨木香歩さんの短編集。
    どの作品も、いつもの生活から少し目を外したところにあるかもしれない、不思議な世界が描かれていて素敵だった。

    BGMを止めて、静かな空間でじっくり読みたい本。

    0
    2016年02月11日
  • 不思議な羅針盤(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    初読。梨木香歩さんらしさがぎゅっとつまったエッセイ。エッセイなのに、なぜか涙腺を刺激する。梨木さんの本を読むと、丁寧にゆっくりと生きていくことの大切さをしみじみと感じ、自分の生活を見直して姿勢を正そうという気持ちになる。でもいつも実践できないままなんだけど。それでも梨木さんの存在と、梨木さんの書く作品の存在が、私の人生のどこか知らない深いところで拠り所になっている。

    0
    2015年11月15日
  • 丹生都比売 梨木香歩作品集

    Posted by ブクログ

    初期の梨木さんの短編集を集めたもの。

    ここからすでに梨木さん独特の雰囲気は始まっていて、全てが繋がっているような感じがした。
    すっと物語に引き込まれていって何かに包まれているような感じ。
    ハードカバーの装丁が似合っているけど、文庫化することはないのだろうか。

    0
    2015年08月08日
  • 僕は、そして僕たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    2015.6.13
    どう生きるか。なんとなく周りに合わせて、なんとなく日々を送るんじゃなくて、自分の頭と心で考えて生きることをしていく。10代でこの本を読んでいたら私はどう感じてどうしていただろうか。様々な生き方がある中で、こううい人生を送っているのは自分が選んでいるからで、もう少しいろんなことに真剣に心を入れたら自分の人生濃くなるんじゃないかなと思う。

    0
    2020年02月29日
  • ぐるりのこと(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    大切な本。
    人との諸々の付き合いや、時代の大きな流れで自分を見失いそうになると、この本に帰ってきてすとんと自分の足下に落ち着く。
    静けさに包まれ、それでいて開いている。
    その生き方に、憧れをもった。

    しかし生垣的な、ダルな境界を保とうとするからこそ、「そと」の流れは自分の近くまでに影響して、自分の足下はたやすくぐらつく。

    開かれたまま、自分のぐるりのことに足をつけて、生活する方法を、自分のもとに手繰り寄せようと、繰り返し開く。

    「春になったら苺を摘みに」の「夜行列車」で描かれたモンゴメリは、その方法を手にすることができず、境界をクリアにし、自分を守ったのであろうか。

    わかる。人との境界

    0
    2015年06月10日
  • 丹生都比売 梨木香歩作品集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    梨木さんの、弱いものに対する視線がほんとうに温かくて。文字を追っているだけで癒やされる。
    「夏の朝」はもうボロボロ泣いた。夏ちゃんは今でいうところの発達障害とか自閉なのかな?という感じの子なのですが、おかあさんやおとうさんやほかの大人たちの、夏ちゃんを見守る優しさや空回りする一生懸命さがうつくしい。

    0
    2015年06月28日
  • 渡りの足跡(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    梨木さんのエッセイやノンフィクションを読むとなぜだろうかいつも気持ちがすっきりする。
    なにかもやもやしているとき、自分が嫌でたまらなくなったとき、梨木さんの文庫本をパラパラめくり目に留まる部分を読んでみたりする。わたしは梨木さんのことが好きなのだなあとしみじみ思う。

    さあこの本はどんな事が書いてあるのかしら
    「渡り」をする鳥たちを観て感じたこと・・鳥に限らず「渡り」をした人たちとの関わり・・「渡り」ができない植物・・鳥たちや自然とともにある人たち・・
    そして梨木さんの、梨木さんの中で柔らかく時に激しく衝突して生る(なる)思いが素晴らしい・・

    とりわけ鳥たちに対する、語りかけや問い、感動、そ

    0
    2017年04月20日
  • 渡りの足跡(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    渡り鳥を題材に、自然と人間との関わりや、人の在り方、物語についての考察が記されている。著者の、鳥たちへの眼差しがとても親密。ただ優しいだけでなく、まるで人間観察するように表情を読み取る。
    文章は静かで濃密。読み進むうちに、心が静まるように感じる。
    (2014.3)

    0
    2014年03月22日
  • 渡りの足跡(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    環境問題とは何か。実は簡単ではないことを著者と共感する。
    案内人という視点面白い。鳥たちにとっては太陽と星座だという!
    ノーノーボーイ
    侵略と越境。鳥の視力
    門間あや子さんは私も好きになった

    0
    2013年07月12日
  • りかさん

    Posted by ブクログ

    思わずほったらかしてあった人形の髪の毛を梳かしてしまいました(笑)。世界のすべてに命があるように感じる子どもの頃。その感じを残したまま大人になる人もいるのですね。後篇、人形が語る秘密の話に涙が止まりませんでした。平和の大切さってわかる人とわからない人がいるのでしょうか。平和を大切に思う人の小さな声が世の中を変えるといいのに。

    0
    2013年05月15日
  • 渡りの足跡(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    渡りをする鳥たちの跡をおって、「案内人」の導きで北海道を歩く。

    バードウォッチングの話かと思いきや、
    それだけにとどまらない。
    茸の話、戦争の話、それぞれの「案内人」に導かれ、その跡をおう。

    広くて深い。

    章のあとで、本文中に出てきた鳥について解説が書かれている。
    それが、またいい。
    「動物図鑑」にあるような学術的な無味乾燥な内容ではなくて、
    観察をしている梨木香歩さんの個人的な思い入れも反映されています。
    鳥にあまり関心がない人にとっては、とても分かりやすいし、
    ほほえましい内容が、うれしい。


    大好きな梨木香歩さんの作品です。

    0
    2013年04月11日
  • りかさん

    Posted by ブクログ

    このお話の主人公ようこが、「からくりからくさ」の蓉子になるんでしょうね。人形というものに対する様々な思いは、人形そのものに吸収されて、持ち主が消えたり変わったりしても残ってしまうんだろうな。愛は愛になって、憎しみは憎しみになって返ってくる。それは相手が人形でなくても、同じなのかもしれません。

    0
    2011年08月25日
  • 僕は、そして僕たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    14歳のコペル君と友達のユージン、ユージンの親戚のショウコ、その友達のインジャ。不登校のユージンの家の庭で再会したショウコ。そして、そこに密かに住んでいたインジャ。この生きにくい現代を、確かな自分を持って生き抜く中学生たち。そして、ちょっと浮世離れしたおじさんのノボちゃん。今を生きる若い世代へのメッセージ。

     コペル君とおじさんと友人たちとくれば、当然「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎)が下敷き。私にとって吉野さんの本は座右の書。なので、当然この本は読みます。そして、感動!!
     うれしくて、なんだか紹介文になってませんが、現代の「君たちはどう生きるか」になっていると思いました。

    0
    2021年08月14日
  • ぐるりのこと(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    作者の独特の感性を通して「今」が描かれている。その文章は美しく温和にも関わらず、鋭利な刃でもあるような気がした。確かに今を生きる僕たちは加速するばかりなのかもしれない。その先に何があるか分からないというのに。(2011年)

    ------
    また読んでみた(2023年)
    ・多様性はただそこにいることを受け入れることなのか?共感のような互いの侵食を必要とするのか?
    ・言葉は不便なものである。誤解も不信も生む。語るより何か作業を一緒にやるといい。
    ・総合学習、なりたい職業を決めて、どうやったらなれるか調べてみよう。それはマニュアル化の始まり、本当になりたくてしょうがないのか?を考えるのが先なのでは。

    0
    2023年08月15日
  • りかさん

    Posted by ブクログ

    わたしが初めて読んだ梨木作品で、彼女の文章に魅了されるきっかけとなった作品。
    ようこと「いいお人形」りかさんとの小さな冒険のお話。
    ー「いいお人形は、吸い取り紙のように感情の濁りの部分だけ吸いとっていく」ー

    「お人形」の少し怖くて妖しい、でもどうしようもなく魅力的な世界にわくわくさせられた。いわゆる児童書だけど、読み込ませる魅力の詰まった本なので是非手に取ってみてください。

    0
    2011年02月28日
  • りかさん

    Posted by ブクログ

    色々な人生を人形の目から物語る。切ない系。人形の絵がリアルすぎるが、内容的にはこのくらい湿気というか影があってもいいのかもしれない。

    0
    2010年05月28日
  • エンジェル エンジェル エンジェル(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    さりげない日常が昔の記憶を呼び戻すことがある。聖書をちゃんと読んでいたらもっと理解が深まっただろうけど、個人の罪とその懺悔の物語の深さは十分理解できた、と思う。これ何度読んでもラストシーンで泣いてしまうんだよな。ラストがどうなるか分かってるのに。梨木香歩すきすぎる。

    0
    2021年10月05日