梨木香歩のレビュー一覧

  • ここに物語が(新潮文庫)

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    再読。梨木さんが好きな本について寄稿された書評・評論・解説文をまとめた一冊。どんな本を読み、どんな思いを持つのかでその人の輪郭がはっきりと立ち上がってくる。梨木さんの本は特にそれが明らかで嬉しい。梨木さんが読んだのと同じ本を読みたいと思いながら、まったく実行できでいないのが不甲斐ない。

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    2025年06月07日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    ある女性と雀の交流
    ノンフィクション
    ①鳥が好き!
    ②梨木香歩さん訳!
    ③酒井駒子さんの表紙絵!
    で何となく手に取ったのだけど
    結果とても良い本!

    鳥(雀)の知性と可能性に驚くし
    人との深い愛情が
    鋭いけど暖かな眼差しで描かれてて
    生命の可能性に静かに感動

    解説は小川洋子さん
    好きな作家さん3揃い!
    どんだけ贅沢な作品なんだ...

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    2025年06月06日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    初めて猫に読み聞かせた本(なんちゅう紹介や)

    ずっと、この本は素敵だと、読む前からそう思ってました。なぜか。そして、本当に素敵な物語でした。不思議な存在を除外・嘲笑しない世界。良いなぁ。この時代に生まれたかったなぁ。
    知らない植物と高堂君に出会える物語。また読み返したい。

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    2025年06月02日
  • 不思議な羅針盤(新潮文庫)

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    『西の魔女が死んだ』を読んで、梨木香歩さんの作品に興味を持った。
     とても繊細な感覚で生き物や人、ものごとを見て、丁寧な言葉で表現されていて素晴らしいし、好きだなと思った。
     このエッセイを読みながら、私が最近謎に思っていたことが解けたり、好きな自然や、きれいだなと思う言葉や感覚、懐かしい思い出に触れることができた。
    また、自身の感覚に近いところが多々あり、親近感が湧いたし、深みを感じたので再読したいと思った。
    15年以上前のエッセイなので、そういうところも興味深かった。

    ◯『世界は生きている』
    つい先日4月の末に、帰宅の道を歩いていたら近くの校舎の脇の高い木の上からセミの声が聞こえてき

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    2025年05月18日
  • 不思議な羅針盤(新潮文庫)

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    梨木香歩さんの本に溢れる日常や植物、光はわたしにとってのあたたかさであり、居場所である。

    どんな植物だろうと検索にかけるワクワク感がたまらんので、スマホを片手に本を読み進める。まわりから見たらどっちかにしろよ〜な気持ちかもしれないがわたしにとってこの方法で本を読むことがたのしいのだ。

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    2025年05月13日
  • やがて満ちてくる光の(新潮文庫)

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    短編のエッセイがいっぱい。

    生活の中での繊細な視点とその言語化。
    自分も通じるところがあり、とても励まされるような感じがした。

    アン・シャーリーの孤独、村岡花子の孤独
    ...心に響いた。
    幼少期のマイナスと思われる出来事、感情もまた自分を形作るものであり、なくてはならないものではないか。
    嫌でたまらなかったことを慈しみ、なにか一歩進んで考えられるような気がした。


    ちょっとした機微にたくさん触れられる一冊。

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    2025年05月12日
  • エストニア紀行―森の苔・庭の木漏れ日・海の葦―(新潮文庫)

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    エストニアの空気が伝わってくるような、そんな文章。
    長く続いてきた歴史とそこで生きてきた人々と。
    行ってみたいなぁ

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    2025年05月04日
  • 不思議な羅針盤(新潮文庫)

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    清々しい、というか潔い、のほうがしっくりくるかな?
    日常的なほんのちょっとしたことが、そうっと光っているような、そんなイメージ。
    やっぱりこの人の書く文章が好きだ

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    2025年05月04日
  • 渡りの足跡(新潮文庫)

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    野鳥の観測記録、に留まらないのはこの著者ならではだと思う。描写に色があって、著者の気持ちや人との会話も小説のような楽しみ方が出来た上に鳥の知識まで得られたんじゃー御礼のひとつも言わねば!

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    2025年04月28日
  • エンジェル エンジェル エンジェル(新潮文庫)

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    p80「ずっと後になって、私は、本心、というものが、それを言った当初はそう思えなくても、実は段々にそれに近くづいていくこともあるのだと思った。
    むしろ、その時にはわからなかった本心がひょこっとかおをだす、ということがあるのかもしれない」

    自分はその場の雰囲気に馴染まないような意見が言えない。はじめに賛同してしまう。こうちゃんの気持ちに自分を重ねてしまった。
    でもその時は本心じゃなかったって悩んでいたこともこれで正解かもって思えるような勇気をくれた言葉だなぁ。

    陀羅尼助っていう馴染みの腹痛薬が出てきて嬉しい。奈良県民には良薬として親しまれているんだ。

    p79「時間というものは不思議だと思う

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    2025年04月28日
  • ぐるりのこと(新潮文庫)

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    梨木さんの感覚と思考回路
    どう繋がって
    ああいった物語を
    紡いでいるのかと分かって
    とても興味深く楽しく読めた

    柔らかな雰囲気でありながら
    深層まで思案し続ける
    哲学的エッセイ...と言う感じ
    (チョット難シカッタヨ)

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    2025年04月21日
  • エストニア紀行―森の苔・庭の木漏れ日・海の葦―(新潮文庫)

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    昔の生活が残る小さな島の老婆たち。古いホテルの幽霊。海辺の葦原。カヌーで渡る運河の涼やかな風。そして密かに願ったコウノトリとの邂逅は叶うのか……。北ヨーロッパの小国エストニア。長い被支配の歴史を持つこの国を訪れた著者が出会い、感じたものは。祖国への熱情を静かに抱き続ける人々と、彼らが愛する自然をつぶさに見つめた九日間の旅。

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    2025年04月16日
  • エンジェル エンジェル エンジェル(新潮文庫)

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    過去と現在が
    交差しながら進む物語
    ひとつひとつの繋がりが
    徐々に徐々に解けてゆく
    押し付けがましくなく
    程よく空想の余地を残して展開し
    閉じていくのがよい

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    2025年04月06日
  • 裏庭(新潮文庫)

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    ☆4.0

    再読。
    こんなに愛しく哀しいお話だっただろうかと思いながら読んだ。
    昔読んだ時より重ねてきた時間がそう思わせるのかも。
    手を取って優しく引いてくれることはないけれど、必ずそこで待っていてくれている。
    ちょっとだけ寂しい、でも微笑んでしまう。
    そんな作品。

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    2025年06月13日
  • りかさん(新潮文庫)

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    以前読んだ
    「からくりからくさ」の
    前日譚と後日譚
    物語が広がって面白かった

    人の情緒や機微などの想いを
    上質に紡いている感じで
    じわじわ心地よい作品

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    2025年04月03日
  • 炉辺の風おと

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    火にまつわる話から。その後、様々な経験を深い思考と洞察で描く。現代の闇の冷たさを温める火は存在しうるのか。

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    2025年03月24日
  • 渡りの足跡(新潮文庫)

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    渡り鳥がテーマのエッセイ… なのではあるが、それだけにとどまらない骨太の本。ワイルドな行動と繊細な知性を併せ持つ梨木氏の文章を心して読むべし。

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    2025年03月23日
  • ほんとうのリーダーのみつけかた 増補版

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    「ほんとうのリーダーのみつけかた」はタイトルだけみたらリーダー育成本かと思うけど、これはマスメディア、メディアリテラシー、人の生き方、同調圧力等を考えて生きる糧になる本。中学生や親御さんにも読んで欲しい本。教科書や課題図書にしてほしいレベル。

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    2025年03月16日
  • 冬虫夏草(新潮文庫)

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    ゆっくりと読めてよかった
    世界観が非常に良い
    私もこんな世界でのびのびと生活したいなぁ

    でも最後の方は飛ばし飛ばし読んで終わってしまったから、また再読したい

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    2025年03月13日
  • エンジェル エンジェル エンジェル(新潮文庫)

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    梨木さんはあの世とこの世行き来するような作品が多いイメージがあるが、この作品もそんな感じ。
    少ないページ数でも読んだ後の満足感が得られた。

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    2025年02月28日