梨木香歩のレビュー一覧

  • りかさん

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    わたしが初めて読んだ梨木作品で、彼女の文章に魅了されるきっかけとなった作品。
    ようこと「いいお人形」りかさんとの小さな冒険のお話。
    ー「いいお人形は、吸い取り紙のように感情の濁りの部分だけ吸いとっていく」ー

    「お人形」の少し怖くて妖しい、でもどうしようもなく魅力的な世界にわくわくさせられた。いわゆる児童書だけど、読み込ませる魅力の詰まった本なので是非手に取ってみてください。

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    2011年02月28日
  • りかさん

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    色々な人生を人形の目から物語る。切ない系。人形の絵がリアルすぎるが、内容的にはこのくらい湿気というか影があってもいいのかもしれない。

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    2010年05月28日
  • エンジェル エンジェル エンジェル(新潮文庫)

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    さりげない日常が昔の記憶を呼び戻すことがある。聖書をちゃんと読んでいたらもっと理解が深まっただろうけど、個人の罪とその懺悔の物語の深さは十分理解できた、と思う。これ何度読んでもラストシーンで泣いてしまうんだよな。ラストがどうなるか分かってるのに。梨木香歩すきすぎる。

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    2021年10月05日
  • りかさん

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    私は後日談の「からくりからくさ」から読みましたが、どちらも楽しめました。登場人文の名前が出るたびに「へーそこで、そういう繋がりが」と再発見の喜びがありました。

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    2009年10月04日
  • 春になったら莓を摘みに(新潮文庫)

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    ネタバレ

    おもしろい、と思う本を書く人は、やっぱり魅力的な生活をしてた。
    そして、好きそうなものがなんとなく似てたことに、少々ニヤリ。
    赤毛のアンの舞台、プリンス・エドワード島とか、ベアトリクス・ポターとか。
    ニューヨークにあまり魅力を感じず、だったら羊の糞だらけの場所の方がいい…ってのも。
    私とじゃ、オツムの出来からして違うだろうけど、そのちょっとの共通点が妙にうれしかった。
    私がいつも読むエッセイは、笑えるものばかりだけど、これはすごくいろんなことを考えるきっかけになった。
    新年初のエッセイに、実にふさわしかった。

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    2023年08月30日
  • りかさん

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    ようこは誕生日プレゼントにリカちゃん人形が欲しかったのに、おばあちゃんから市松人形「りかさん」を贈られる。「りかさん」には取扱説明書がついていて、世話をしていくうち、やがて話し出す。りかさんにつられて、他の人形たちも喋りだし…。不思議な世界です。アビルゲイの話は深刻でした。独特の文章が癖になりそうです。「だけど、このりかさんは、今までそりゃ正しく大事に扱われてきたから、とても、気立てがいい。」

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    2009年10月04日
  • ぐるりのこと(新潮文庫)

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     いろいろなことを考えて頭が痛い。世の中は広くて、知らないことが多すぎて、わたしは果たして、この世界に対峙してゆけるのかしら。
     “ぐるりのこと=身の回りのこと”から始めよう、と梨木さんは書いていた。地に足をつけて、そこから徐々に、自分を世界へ向けて開いてゆくのだ。うん、頑張ろう。

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    2022年11月20日
  • りかさん

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    主人公の「ようこ」は、「おひな祭りに欲しいものがあるかい」と、おばあちゃんに尋ねられて、「リカちゃんが欲しい」とお願いする。
    しかし、しばらくして届いたのは、ほっそりしたリカちゃんではなく、その倍近くも大きい、「りかさん」という名前の真っ黒髪の市松人形。
    ぷっ。ありそう。ありそう。
    でも、そこからの展開がすごい!りかさんが、ようこに話かけるのだ。それは、周りの人たちには聞こえない、不思議な言葉。
    いつの間にか、ようこは、人形や木や、声を出すことができぬものたちの声を、聞くこと(感じること)が出来るようになっていく。そして・・・
    最高に面白かった。
    お人形遊びが好きだった、かつての少女たち、そし

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    2009年10月04日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    ネタバレ

    この不思議な世界にひきつけられた。最後の森の中の話が一番印象的で…自分も異世界に行ってみたくなった。高堂のことも最後にわかって、納得した。全体的にしっとりした雰囲気。

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    2025年06月07日
  • りかさん

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    梨木さんの作品って、涙無しに読めないところが本当にすごいと思います。最初は「うわー面白いなー好きだなー」と思って読んでるんですが、そのうちにしっかり感情移入しちゃってるんですよね。(あぁ…アビゲイルのお話が…)何より本当にこの方の作品は優しい。『西の魔女が死んだ』でもそうなんですけど、「死」とか「戦争」とか、絶対に避けられない厳しい現実も取り扱っているのに、とっても優しいんです。この本の読後には人形と言うものに対しての価値観とか、接し方が変わってしまいますね。児童文学分類なんだから、これはもっと沢山の人が、高学年…せめて中学生の間に読んで欲しいなぁと思いました。

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    2009年10月04日
  • りかさん

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    初、梨木作品。児童書とばかにしてはいけないお話でした。話す人形ってコワイけど、りかさんならいいかな。

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    2009年10月04日
  • りかさん

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    「リカちゃん人形」が欲しかったはずのようこにおばあちゃんが贈ってくれたのは、市松人形の「りかさん」だった。それ以来、ようこにはいろんな人形の想いや記憶がみえるようになる、というお話。
    設定が巧みで、いろんな背景を負った人形が出てくる分、人間の業みたいなものがいろんな形で描かれてるんですが、欲張っている感じはしない。いい本です。
    ちくしょう、いい作家だな梨木香歩!と思わず涙ぐみながらこぶしを握りしめました。読んでみて!とにかく!
    視点がきちんと主人公の小学生におりていて、かつ文章の雰囲気は彼女を見守るおばあさんのやわらかさやあたたかさが感じられます。

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    2009年10月04日
  • りかさん

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    リカちゃん人形が欲しいようこにおばあちゃんがくれたのは「りかさん」という名の市松人形でした。がっかりするようこでしたが、りかさんは不思議な力を持ち、ようことおしゃべりできる素敵なお人形でした...ということでこのお話はいろんな日本の古いお人形が出てくるとても素敵なファンタジーです。作者の梨木果歩さんは「西の魔女は死んだ」、「裏庭」などで有名な方です。お人形が見てきた歴史と人々の思いはさまざまな物語を奏でます。ようこやりかさんといっしょに体験するお人形の世界はいかがですか?

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    2009年10月04日
  • りかさん

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    1番大好きな本。ほんとうに大好き。ここには書ききれないよ。この本を読んで考え方が変わりました。生き方も少し変わったと思う。りかさんもおばあちゃんもすてき。からくりからくさのあとに読んだほうがいいかも。好みだけど。

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    2009年10月04日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    心が温まるお話でした。西の魔女(おばあちゃん)と過ごしたかけがえのない時間。人生にはそういう小休憩みたいな時間が必要なのではないか、と感じました。まいが元気になってくれて、本当に良かったです。

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    2026年02月02日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    購入した本のしおりにこの小説の一節が記されていたので、惹かれるように読み始めました。
    暖かくて読みやすく、春の風のように心の中に言葉が流れてくるような物語だったように感じます。

    元々タイトルのみを知っていたので、怖い話なのか私とは次元の違う魔法や魔術が用いられた世界を生きる人の話なのかと少し身構えながら読み始めたのですが、家族と同じ家で過ごしていた頃の懐かしい感覚に包まれ、読み終わる頃には私もきっと主人公と同じだ、という思いが残っていました。

    数年前から魔女になりたいと思って生きている私なのですが、基礎トレーニングさえ出来ていないところを見るとまだまだ未熟に思います。
    何があってもあの頃の

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    2026年01月31日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    読んでいる最中は、「一体なんの話なんだ?」とイマイチストーリーが読み込めなかった。
    途中で折れて、ChatGPTにこれって一体どんな話なの?と質問…笑
    そこからどんな意味合いなのかスルスルと頭に入ってきて、腑に落ちました。
    最初少し下調べしてから読むのも面白いのかもしれないし、二度読んでみてもいいのかも。

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    2026年01月28日
  • 家守綺譚 下

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    このところ「家守綺譚」を再読したいと思っていたのだけれど、家の本棚(混沌世界)の中から探しあぐねていて、この漫画版の評価が高そうだったので、漫画版を読んでみた。
    パッと開いた時に、あまり私好みの絵ではないかなと思ったのだけれど、読んでいくうちに全く気にならなくなったし、文章を読んで頭の中で想像していたことが、より鮮明に実体化して、理解が深まる感じがした。
    ゴローの存在がすごく効いていて、良かった。
    近所の書店が閉店することになったので、そこで購入。お話の内容とともに、その思い出も絡まって、私の中に残ると良いなぁと思う。

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    2026年01月26日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    面白かったです
    とにかく優しい文章と
    心地良いリズムで
    成長途中の少女と西洋人の祖母の
    交流を描いた物語

    誰でも少年少女の時期にありがちな
    繊細多感で優しさと激しい敵意
    主人公はそれでキズついた少女

    祖母はひとり田舎で丁寧な暮らしを
    している外人さん
    魔女の血縁だとか

    例えば母や父や誰とも違う
    祖母独特の愛情や優しさってありますよね
    私の祖母もやはり優しく温かかったと
    思い出しました

    最後の章の藤沢君⋯(笑)

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    2026年01月25日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    最初は西の魔女であるまいの祖母がイギリス人であることに驚き、孫に敬語を使って話すということに違和感を感じ、馴染めなかったけど、終盤に近づくに連れてそれも受け入れられるようになった。最後、なぜタイトルに西の魔女が使われたのかがわかり、そして約束を思い出してウルウルした。おばあちゃんの愛、それも日だまりのような、まいを包む愛が伝わってきた。

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    2026年01月25日