梨木香歩のレビュー一覧

  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    ジャパニーズファンタジー。
    身近な植物や動物と、四季折々の少し不思議な出来事と。美しい情景と、主人公の素朴さがなんとも言えず良い。

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    2025年10月18日
  • 家守綺譚 上

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    家守綺譚はとても大好きな作品です。
    小説では登場人物や美しい情景を明治時代の浮世絵のようなはんなりしたもので想像していました。
    それとは少し違ったけれど物語の雰囲気に合っていたし、家や庭の風景などはまさに想像通りで読み応えがありました。

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    2025年09月28日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    小中学生の頃に授業とかテストで読んだ本が読みたくなって手に取った。本作はテストで一部読んだ気がするが全部は初めて。

    子供だった頃に読むのと大人になってから読むので視点が変わりそう。

    心が洗われた。

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    2025年09月17日
  • 渡りの足跡(新潮文庫)

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    自然を題材にしたノンフィクションエッセイ(ネイチャーライティング)
    渡りをテーマに梨木さんの主観でやさしい文体で表現されていて、とても楽しく読めました。渡り鳥の生態ついてあまり知らなかったので、とても興味深く勉強になりました。国境など政治的な障壁なく自由に各国を周遊して旅する姿あこがれます。ハチクマの渡りを見に行きたくなりました。

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    2025年09月13日
  • 村田エフェンディ滞土録(新潮文庫)

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    「家守綺譚」の綿貫さんのお友だち 村田さんのトルコにおる頃の話。

    相変わらず不可思議な感じやな。
    異国って名前が似合う土耳古(トルコ)。
    地理的にも、アジアとヨーロッパを結ぶ位置にある。
    お稲荷さん、異国の神が暴れるとか、ええ感じ。
    まぁ、怪異なんやけど、ファンタジーしてる!

    こういうとこなら、家守綺譚などで、現れる不可思議な事も起こりそう…
    お稲荷さんと異国の神が暴れるのも、ある意味文化交流!

    異国の地で、異国の人らと語り合い…
    何かええ感じやな。

    お稲荷さんも、異国の神も仲良く帰国!
    あっ!ゴローおった!
    かなり、老犬なんかな?
    鸚鵡と仲良くしてな!

    そういう世界、知らなくもない

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    2025年08月31日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    読み終わって、亡くなった祖父の事を思い出した(祖母ごめん笑)
    2、3日心に穴があいた感覚…

    大好き、好きだよと伝えたくなった

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    2025年08月30日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    幻想的な世界に魅了されて物語に引き込まれた。
    現実と異界が絶妙なバランスで主人公が遭遇していく。
    薄い本なので何度も再読するのだろう。

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    2025年08月29日
  • 冬虫夏草(新潮文庫)

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    ネタバレ

    浮世のゴロー探し散歩。

    ゴローよ、おまえ
    忠犬だったのか。
    ま〜っっっっっっっっっっっったく気づかなくて

    ゴメンなーーーーーー!!!!

    忠犬というか、賢いとか利口な感じ。
    浮世系かわいいワンコ、ラストの描写が尊いなっ、と。

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    2025年08月17日
  • 炉辺の風おと

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    寝る前に少しずつ、だいぶ長い時間をかけて読んだ。最初に読んだものは忘れてしまった、でも、八ヶ岳の山の中、感じた空気や自然、見た景色が文字に溶け込んだような、綺麗で繊細な言葉の数々があったことは覚えている。
    忙しい毎日の中で、ときどき開いて別の場所に連れてってくれるような本。

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    2025年08月14日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    西の魔女のおばあちゃんとまいのお話。
    最近大切な人を失ったので、より心にジワリとくるお話でした。死生観について、改めて感じる事もありました。心を浄化したい時に何度でも読み返したい、手元にいつも置いておきたい、そんな物語。
    暖かで揺るぎない愛をいつも与えてくれるおばあちゃん。感受性豊かで少し傷つきやすくて、まだまだ成長途中、でも実はちゃんとした芯がある、まい。そのおばあちゃんの愛を受け止めることが出来ず、反発してしまう時もあるけれど、でも、ちゃんと、確実に、届く未来がちゃんとある。心がフワッとキレイになるそんな本でした。
    おばあちゃんのように、丁寧な暮らし、常に物事を冷静に見る心、目先ではなく遠

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    2025年07月27日
  • 村田エフェンディ滞土録(新潮文庫)

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    ネタバレ

    100年前以上前のトルコに留学した日本人の話。
    下宿先に、イギリス人、トルコ人、ドイツ人、ギリシャ人がいて、彼らの交流や、神々の神秘的な話などが面白い。けど、時代が時代、世界大戦に入り最後は下宿先の友人達が亡くなってしまうことを手紙で知るのが悲しかった…。最初に登場したオウムが、最後に村田のいる日本に来るところが良かった。

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    2025年06月30日
  • からくりからくさ(新潮文庫)

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    全容を理解できなかったけど、共感できること、心に落ちてくるものがあった。四人の女性たちも互いにそうなんだろうと思う気がするから、分からなくていいとも思えた。

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    2025年06月29日
  • エンジェル エンジェル エンジェル(新潮文庫)

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    寝たきりになったばあちゃんの夜のトイレの付き添いをママの代わりに手伝うことになったコウコ。

    最近のコウコの精神不安はカフェインの取り過ぎだという思いと、熱帯魚を飼うことで心の安らぎを取り戻そうとしていること。

    その頃からばあちゃんと私は、さわちゃんとコウちゃんお呼び合い、ここにいないかのようなばあちゃんとの不思議な会話をするようになる。

    キリスト系の女学校に通うさわこが好きな人たちは、ばばちゃま、女中のツネ、担任の翠川先生と仲良くなりたいと思っている山本孝子さんだった。

    翠川先生と山本さんが親密な関係であることを知り、嫉妬のあまり山本さんにきつくあたり、彼女の不幸を願ったさわこは、その

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    2025年06月19日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    面白かったな〜。現実世界と異世界を行ったり来たり、霧が漂う湖に小舟を浮かべ、風に吹かれるまま揺蕩うような心地よさがとても良かったです。

    表紙をめくって1頁目を読み始めると、あえて古い語調を使っているし、女性作家なのに主人公の男性に語らせているので、「お、やるねぇ!」とニンマリしてしまいました。

    様々な植物を主題に季節を感じながら話が進んでいくので、その自然描写の美しさがこれまた、とても魅力的です。梨木先生ならではですね。

    続編の「冬虫夏草」、姉妹編の「村田エフェンディ滞土録」をこれから読むのが楽しみです。

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    2025年06月18日
  • f 植物園の巣穴

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    ネタバレ

    うわぁ・・・(まだまだわかっていないことがたくさんあるけど)そういうことかぁ。と、こうなんというかラストスパートでこれまでの緊張がふわっと解けるような読後感でした。

    どうしてもネタバレしないと書き続けられそうにないので、未読の方はここから注意です。

    主人公の名は後半になって判明しますが、佐田豊彦さんといいます。(確かまだ未読ですが、「椿宿の辺りに」の主人公の曾祖父にあたるそうです。)
    豊彦さん、歯が痛いから歯医者に行くというところから物語が始まりますが、行った歯科医の奥さんが前世で犬だったため、忙しくなってなりふり構わなくなると犬になってしまうなどと、初めから妖しい空気感が漂います。風雨の

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    2025年06月12日
  • 本からはじまる物語

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    著名な作家達による「本」がテーマのアンソロジー。
    甘酸っぱい恋の話しやちょっとゾクッとする話、不思議なお話など本というテーマ1つでも色んなお話が書けるんだなぁと楽しく読ませてもらえました。
    中でも本が飛んでいったり、飛んできたり、飛んでる本をつかまえたり…といった本が飛ぶ話がいくつかあり、作家さんには本が飛ぶという発想があるんだなぁ〜と思いました。
    どれも良かったですが、本多孝好さんの「十一月の約束」が好きです。

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    2025年06月10日
  • ここに物語が(新潮文庫)

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    ネタバレ

    再読。梨木さんが好きな本について寄稿された書評・評論・解説文をまとめた一冊。どんな本を読み、どんな思いを持つのかでその人の輪郭がはっきりと立ち上がってくる。梨木さんの本は特にそれが明らかで嬉しい。梨木さんが読んだのと同じ本を読みたいと思いながら、まったく実行できでいないのが不甲斐ない。

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    2025年06月07日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    ある女性と雀の交流
    ノンフィクション
    ①鳥が好き!
    ②梨木香歩さん訳!
    ③酒井駒子さんの表紙絵!
    で何となく手に取ったのだけど
    結果とても良い本!

    鳥(雀)の知性と可能性に驚くし
    人との深い愛情が
    鋭いけど暖かな眼差しで描かれてて
    生命の可能性に静かに感動

    解説は小川洋子さん
    好きな作家さん3揃い!
    どんだけ贅沢な作品なんだ...

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    2025年06月06日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    初めて猫に読み聞かせた本(なんちゅう紹介や)

    ずっと、この本は素敵だと、読む前からそう思ってました。なぜか。そして、本当に素敵な物語でした。不思議な存在を除外・嘲笑しない世界。良いなぁ。この時代に生まれたかったなぁ。
    知らない植物と高堂君に出会える物語。また読み返したい。

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    2025年06月02日
  • 不思議な羅針盤(新潮文庫)

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    ネタバレ


    『西の魔女が死んだ』を読んで、梨木香歩さんの作品に興味を持った。
     とても繊細な感覚で生き物や人、ものごとを見て、丁寧な言葉で表現されていて素晴らしいし、好きだなと思った。
     このエッセイを読みながら、私が最近謎に思っていたことが解けたり、好きな自然や、きれいだなと思う言葉や感覚、懐かしい思い出に触れることができた。
    また、自身の感覚に近いところが多々あり、親近感が湧いたし、深みを感じたので再読したいと思った。
    15年以上前のエッセイなので、そういうところも興味深かった。

    ◯『世界は生きている』
    つい先日4月の末に、帰宅の道を歩いていたら近くの校舎の脇の高い木の上からセミの声が聞こえてき

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    2025年05月18日