梨木香歩のレビュー一覧

  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    想像していた以上にファンタジーに溢れた、奇妙なユーモアの一冊。豊かな自然の中にあるちょっと不思議な物語をちょっと覗き見している感覚。

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    2026年03月19日
  • 家守綺譚 上

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    ●2026年3月8日、飯田橋での食品インタビューに参加するまえに寄った。神楽坂駅近くの書店「かもめブックス」にあった。

    「かもめブックス」スタート(2)。

    この本屋は私には合ってないと思いながら漫画コーナーに入ったら、これを見つけた。この存在を知っただけで来た価値があった。

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    2026年03月08日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    最後まで読んでみて、正直あまりわかった気はしないんだけど、不思議とまだ浸っていたかったなと思う世界観だった。自然と融合したおもしろい世界だった。

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    2026年03月08日
  • ここに物語が(新潮文庫)

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    梨木香歩さんの書評集。
    2002年から2021年にかけて書かれたもの。

    最初の方、なんとなく既視感(既読感?)があった。
    リンドバーグの『海からの贈り物』があったせいか?
    ヨーロッパ文学への素養を感じられるから?
    須賀敦子さんの『遠い朝の本たち』が頭に浮かんだせいもあるかも。

    しかし、読み進めていくと、やはり梨木さんの本だと認識されてくる。
    まず、ナチュラリストなところ。
    (神沢利子がサハリンにつながる人だとは今回初めて知る。)
    片山廣子(文学者としては松村みね子)や金子文子といった、大正・昭和の女性たちに心を寄せているところ。
    片山廣子については、芥川龍之介の「越びと」で知っていたが、彼

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    2026年02月22日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    ネタバレ

    庭と植物が出てくる話好きかも。
    不思議な話だけどスッと馴染むような話。
    ゴロー可愛い。
    狸の恩返しの話が好き。


    漫画と続編あるらしいから気になる。

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    2026年02月15日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    すてきな物語としか言いようがない。有名な作品すぎて逆に読まずにいたけれど、どうせ読むなら書き下ろしの短編も収録されたこちらにしようと決めていた。本編はもちろん、「ブラッキーの話」「冬の午後」「かまどに小枝を」の短編たちも本編のやさしい余韻を広げてくれていてほんとうによかった。それにしても梨木香歩が書く自然のうつくしさや、空気の温度や、光の加減はすばらしすぎてうっとりしちゃうな。

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    2026年02月11日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    再読回数最多の作品だが何回読んでも面白い!

    飄々と現れる高堂、聡明な仲裁犬ゴロー、何でも知っている隣のおかみさん、そして新事実にいちいち狼狽える主人公・綿貫。彼らの交流と周囲を彩る動植物の鮮やかさに心を奪われた。

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    2026年02月11日
  • 海うそ

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    ネタバレ

    難解そうで積読になってたけど意外に引き込まれて一気読み。島に伝わる伝承や民間信仰、地名の変遷あたりは個人的に興味大。とくに地名は同じ音でも本来の意味とは別の漢字を当てたり、歴史がくだるにつれ変わったりするのが面白かった。

    南九州の“遅島”という架空の島が舞台。そこへ人文地理学の研究者がフィールドワークへ向かい、遅島の地理や植生、家の構造、そして修験道の寺院遺構などを巡る。

    かつて修験道の島として栄えた遅島だが神仏分離〜廃仏毀釈の影響をじかに受けた結果、当時の様子を想起させるようなものはほとんど残されていない。現地でそれを目の当たりにした主人公はそれを諸行無常ではとらえきれない、これが色即是

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    2026年02月11日
  • 家守綺譚 下

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    このところ「家守綺譚」を再読したいと思っていたのだけれど、家の本棚(混沌世界)の中から探しあぐねていて、この漫画版の評価が高そうだったので、漫画版を読んでみた。
    パッと開いた時に、あまり私好みの絵ではないかなと思ったのだけれど、読んでいくうちに全く気にならなくなったし、文章を読んで頭の中で想像していたことが、より鮮明に実体化して、理解が深まる感じがした。
    ゴローの存在がすごく効いていて、良かった。
    近所の書店が閉店することになったので、そこで購入。お話の内容とともに、その思い出も絡まって、私の中に残ると良いなぁと思う。

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    2026年01月26日
  • 鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布(新潮文庫)

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    著者いわく、「専門的な知識もないまま、好きが高じて書き綴った「地名を巡る」小文」で成る、「鳥と雲と薬草袋」と「風と双眼鏡、膝掛け毛布」の二冊を一冊の文庫本にした本書。同じテーマを一気に読めてファンとしては嬉しい限りです。前者の目次を数えると49の地名について書き綴られているようで、後者はそれ以上でした。二冊のタイトルがなんとなく似ていることにも納得しました。

    梨木香歩さんといえば、鳥、カヤック(と水辺)、草花、神話などにお詳しいと踏んでいます。が、地名にもこんなにお詳しいとは。そしてこんなにも日本各地に足を運んでおられるとは。しかし、「家守綺譚」の続編である「冬虫夏草」なんかを思い出してみる

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    2026年01月21日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    中高生に薦める本として上位に上がっていることは知っていた。読んでみると確かに10代で読んだらそれなりに影響を受ける名作と感じた。45歳の私が読んでもいいこと言ってるなあ、と思うのだから。
    決めるのはいつも自分。これは何かあるときは思い出したいワードだ。

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    2026年01月18日
  • 海うそ

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    南方の島国特有の湿度と、寂寥感がどことなく肌にぴったりと貼り付いたまま読み進めるような一冊だった。
    豊かな緑の表現に圧倒され、島の過去に思いを馳せ、気付けば50年の時が経ち島が持つ過去の姿も薄れていく。
    現実でも自分にとって愛着のある場所が開発などによって姿を変えたりするけれど、色即是空、空即是色、全ては変化し続ける。
    寂しく思うこともあるけれど、変化しないものなどない。でもやっぱり寂しい。そんな気持ちになりました。

    あとは、島の景色や植生、地理的要素、全てがあまりに細かくて架空の島とは思えませんでした。
    表現力が凄まじいです。

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    2026年01月17日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    一度は読んでみたいと思い手に取りました。
    まいの繊細な心情が僭越ながら私と重なるところがあり10代の時に読んでいればなぁと思いました。20代の今読んでも、心に響くものはありました。おばあちゃんとまいの魔女修行、それを通してまいが成長していく様子に私も、明日も頑張ろうと思えます。

    中学3年の時に同級生が「西の方向に魔女がいるんだって」と言っていたことを思い出しました。何を言っているのかと呆れていましたが、気づいたら掃除の時間になると西側の窓を見つめていました。
    今思えば、その子はきっとこの本を読んだのかな。

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    2026年01月03日
  • 家守綺譚 下

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    頼りになって笑顔が可愛い犬のゴローが好き。隣のおかみさんも、何が起きても動じず、河童についても当たり前のように教えてくれるなど、存在感が良い。
    亡くなった友人・高堂がどこにいるかわかり、でも綿貫は…。
    河童や狸や小鬼が身近だった時代から遠くなってしまった現代を少しさびしく思った。

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    2026年01月01日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    しみじみ良かった。奇妙な出来事がたくさんある日々なのだけど不思議さがクセになって惹き込まれた。自然描写が美しくて犬のゴローが可愛い。主人公の周囲の人々が淡々としているのも好ましい。
    読後に知らない植物はネットで調べてみたりした。漫画化された作品も読んでみたい。

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    2025年12月31日
  • 家守綺譚 上

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    以前、原作を読んで、好きだな〜と思った雰囲気が上手く漫画になっていて嬉しかった。庭のサルスベリに懸想されたり、掛け軸の中からボートを漕いで亡くなった友人があらわれたり、掛け軸から抜け出してサギが池の魚を食べたり、池にいた河童を犬 のゴローが川に送りに行ったり…。不思議なことを、おどろきながらも受け入れて毎日が流れていく。

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    2025年12月31日
  • 炉辺の風おと

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    静けさが愛しい

    小沢さかえさんの挿絵と梨木香歩さんの文章の静けさが調和して、なんだか自分も山奥にいるように錯覚する不思議なエッセイ。

    #深い #切ない #癒やされる

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    2025年11月24日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    野生の雀の孵化すぐと思われる雛を育て上げ看取るまでを回想の形で記した本。第二次世界大戦中から戦後の時代です。

    動物を慈しみながら一緒に生活している全ての人がそうであると思うが、非常によく観察(?)されていて驚くほどだ。そして野生の雀とは異なる生態を時に見せていく事を客観的に捉えて記載されているところが凄い。研究目的ではないのだから。また文章が高尚で時には難しく哲学的雰囲気の事もある。

    そして主人公の雀がまた凄いのだ。素敵な文章の中に登場するこの雀の一生が、通常の野生の雀とは一線を画している。その面白さが端的な文章にギュッと詰まってる。著者の雀との関係性も素晴らしい。決してヒトの思う通りにす

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    2025年11月24日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    ネタバレ

    小説を読んだのは、3.4年ぶり
    そんな私でも読みやすく、優しい文章でした。
    ラストは温かい涙が溢れてきました。

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    2025年11月24日
  • 本からはじまる物語

    購入済み

    読みやすい

    本屋の魔法使い。よかった。自分もこんな本屋の人に会いたいと思った。自分の好みの本を見抜いて勧められたり、欲しい本があるとすぐに取り寄せてもらえる。うらやましいな。

    #エモい #共感する #ほのぼの

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    2025年11月22日