【感想・ネタバレ】家守綺譚 上のレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

時は明治時代、文筆家・綿貫征四郎は、亡友の家の「家守」として暮らすことになった。待っていたのは白木蓮や都わすれ、萩、サザンカなど植物に満ちた庭。そして、サルスベリに懸想されたり、河童の衣を拾ったり、化狸を助けたりといった不思議な出来事が次々と起こり……。梨木香歩の傑作小説を巨匠・近藤ようこが漫画化。上巻。 ※このコンテンツは固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

梨木香歩の非現代路線の作品が好きだ。
そして近藤ようこが近年、文豪作品を原作に漫画化している。
多様な近藤作品群でも好きな路線。
この路線が交わるとは。
梨木香歩が上巻の帯に「行間が、ここまで絵にできるなんて」と書いている通り、絵の芳醇から文章の芳醇を思い出せる。
下巻には近藤ようこが「やさしく、きびしく、しあわせな仕事でした」と。
それこそ幸せな読書ができた。

0
2025年12月23日

Posted by ブクログ

大好きな梨木香歩さんの作品。原作の世界観が見事に表現されています。
毎日少しずつ読み進めました。あの時代にタイムスリップしたいと思いつつ(笑)
仕事で疲れた時、現実逃避したい時には最高です。
梨木ワールドにどっぷり浸れます。

0
2025年12月11日

Posted by ブクログ

本屋大賞受賞作品『家守綺譚』の漫画化作品です。上巻です。

絵が割とゆるっとしているので入り込めるかな?と少し心配だったけれど、ちゃんと原作の雰囲気そのままの空気感です(帯に作者もそのようなことを書いてます)

何よりかによりゴローですよ。ゴローを楽しむための漫画家と言っても過言ではないくらいゴローです!

原作だと文字だけだからゴローがくっついて歩いてるのとか、縁の下でゴロゴロしてるのとか表現されてない場面も多いけれど、漫画なら安心!喋らなくたって存在感バッチリ✨

ゴロー好きな人にはぜひともおすすめしたい!

そして私は隣のおかみさんになりたい!隣からゴローを可愛がりたい!!

0
2025年10月15日

Posted by ブクログ

すばらしい。
近藤ようこさんの漫画は好きなので、試し読み2章を読んでみたら、買わずにはいられなくなった。
まんまと出版社の作戦にハマる笑
出版社が強く推すのも納得。
原作未読なのだが、こんな小説梨木香歩さんが書いてたのね。知らなかった。

0
2025年10月07日

Posted by ブクログ

家守綺譚はとても大好きな作品です。
小説では登場人物や美しい情景を明治時代の浮世絵のようなはんなりしたもので想像していました。
それとは少し違ったけれど物語の雰囲気に合っていたし、家や庭の風景などはまさに想像通りで読み応えがありました。

0
2025年09月28日

Posted by ブクログ

近藤ようこの美しい絵で描かれる不思議が当たり前のような世界のお話。

梨木香歩を読んだことがないのですが、坂田靖子の作品にテーマやモチーフが似てるな、と思い出したりしました。よく分からない不条理なものがただそこにあり、それをそのままに受け入れる主人公のさまが心地よかったです。

0
2025年12月18日

シリーズ作品レビュー

「小説」ランキング