梨木香歩のレビュー一覧

  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    表題から受けるイメージとは打って変わって、陽だまりのような小説だった。

    自然の中に生活が溶け込んでいるような、おばあちゃんの暮らしには憧れる。いつかはしてみたいと思う。

    ラストシーンは結構感動した。

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    2026年01月23日
  • 鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布(新潮文庫)

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    著者いわく、「専門的な知識もないまま、好きが高じて書き綴った「地名を巡る」小文」で成る、「鳥と雲と薬草袋」と「風と双眼鏡、膝掛け毛布」の二冊を一冊の文庫本にした本書。同じテーマを一気に読めてファンとしては嬉しい限りです。前者の目次を数えると49の地名について書き綴られているようで、後者はそれ以上でした。二冊のタイトルがなんとなく似ていることにも納得しました。

    梨木香歩さんといえば、鳥、カヤック(と水辺)、草花、神話などにお詳しいと踏んでいます。が、地名にもこんなにお詳しいとは。そしてこんなにも日本各地に足を運んでおられるとは。しかし、「家守綺譚」の続編である「冬虫夏草」なんかを思い出してみる

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    2026年01月21日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    有名だし題名に惹かれてずっと読んでみたかった一冊。

    祖父母にたくさん会いに行ってたくさんお話しをしようと思った。
    様々な生き方をする女性がいて、それぞれに幸せと不幸せがある。大人になったとき、子どもにかっこいいと思ってもらえるような女性でありたいと思う。

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    2026年01月20日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    中高生に薦める本として上位に上がっていることは知っていた。読んでみると確かに10代で読んだらそれなりに影響を受ける名作と感じた。45歳の私が読んでもいいこと言ってるなあ、と思うのだから。
    決めるのはいつも自分。これは何かあるときは思い出したいワードだ。

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    2026年01月18日
  • 海うそ

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    南方の島国特有の湿度と、寂寥感がどことなく肌にぴったりと貼り付いたまま読み進めるような一冊だった。
    豊かな緑の表現に圧倒され、島の過去に思いを馳せ、気付けば50年の時が経ち島が持つ過去の姿も薄れていく。
    現実でも自分にとって愛着のある場所が開発などによって姿を変えたりするけれど、色即是空、空即是色、全ては変化し続ける。
    寂しく思うこともあるけれど、変化しないものなどない。でもやっぱり寂しい。そんな気持ちになりました。

    あとは、島の景色や植生、地理的要素、全てがあまりに細かくて架空の島とは思えませんでした。
    表現力が凄まじいです。

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    2026年01月17日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    やさしい、とてもやさしい物語でした。読んでいて心が温かくなりました。
    「西の魔女が死んだ。四時間目の理科の授業が…」と作名から始まるこの本はおばあちゃんとまいのやさしさが詰め込まれたお話です。
    心が疲れている時や、少し休みたくなった時、そっと寄り添ってくれるそんな話です。
    おばあちゃんの言葉ひとつひとつが心に沁みてあたためてくれます。

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    2026年01月16日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    中学生特有の思春期、おばあちゃんの死生観、孫への愛情。
    中学生の時に読んだが、親になってから読むとまた違う思いになった。
    おばあちゃんの家の柔らかな雰囲気がとても心地よく、温かい気持ちになれる。

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    2026年01月11日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    『西の魔女が死んだ』
    題名だけを見ると少し怖そうなのに、
    読んでみたらとても心温まる、でもなぜか切ない物語だった。

    規則正しい生活、食事、運動。
    特別な魔法じゃなく、
    生活を整えることが心を支えると教えてくれる。

    自分が楽に生きられる場所を選ぶことに
    後ろめたさはいらない。
    サボテンも蓮もシロクマも、
    それぞれ合った場所で生きているだけ。

    直感は大切。
    でも、それに取り憑かれてはいけない。

    自然に囲まれ、
    物を大切に使い、
    生活の知恵を身につけて生きること。

    静かだけど、深く残る一冊でした!!

    2026年2冊目

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    2026年01月05日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    一度は読んでみたいと思い手に取りました。
    まいの繊細な心情が僭越ながら私と重なるところがあり10代の時に読んでいればなぁと思いました。20代の今読んでも、心に響くものはありました。おばあちゃんとまいの魔女修行、それを通してまいが成長していく様子に私も、明日も頑張ろうと思えます。

    中学3年の時に同級生が「西の方向に魔女がいるんだって」と言っていたことを思い出しました。何を言っているのかと呆れていましたが、気づいたら掃除の時間になると西側の窓を見つめていました。
    今思えば、その子はきっとこの本を読んだのかな。

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    2026年01月03日
  • 家守綺譚 下

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    頼りになって笑顔が可愛い犬のゴローが好き。隣のおかみさんも、何が起きても動じず、河童についても当たり前のように教えてくれるなど、存在感が良い。
    亡くなった友人・高堂がどこにいるかわかり、でも綿貫は…。
    河童や狸や小鬼が身近だった時代から遠くなってしまった現代を少しさびしく思った。

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    2026年01月01日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    しみじみ良かった。奇妙な出来事がたくさんある日々なのだけど不思議さがクセになって惹き込まれた。自然描写が美しくて犬のゴローが可愛い。主人公の周囲の人々が淡々としているのも好ましい。
    読後に知らない植物はネットで調べてみたりした。漫画化された作品も読んでみたい。

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    2025年12月31日
  • 家守綺譚 上

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    以前、原作を読んで、好きだな〜と思った雰囲気が上手く漫画になっていて嬉しかった。庭のサルスベリに懸想されたり、掛け軸の中からボートを漕いで亡くなった友人があらわれたり、掛け軸から抜け出してサギが池の魚を食べたり、池にいた河童を犬 のゴローが川に送りに行ったり…。不思議なことを、おどろきながらも受け入れて毎日が流れていく。

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    2025年12月31日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    衣食住の大切さ、自然さ(風景としても、生き方としても)について考えさせられた。
    おばあちゃんみたいな人になりたいと思いつつも、まいのお母さんみたいな生き方も悪くないと思いながら読んでいたので、最後のまいの気付きには確かに!となった。

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    2026年01月09日
  • 炉辺の風おと

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    静けさが愛しい

    小沢さかえさんの挿絵と梨木香歩さんの文章の静けさが調和して、なんだか自分も山奥にいるように錯覚する不思議なエッセイ。

    #癒やされる #切ない #深い

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    2025年11月24日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    野生の雀の孵化すぐと思われる雛を育て上げ看取るまでを回想の形で記した本。第二次世界大戦中から戦後の時代です。

    動物を慈しみながら一緒に生活している全ての人がそうであると思うが、非常によく観察(?)されていて驚くほどだ。そして野生の雀とは異なる生態を時に見せていく事を客観的に捉えて記載されているところが凄い。研究目的ではないのだから。また文章が高尚で時には難しく哲学的雰囲気の事もある。

    そして主人公の雀がまた凄いのだ。素敵な文章の中に登場するこの雀の一生が、通常の野生の雀とは一線を画している。その面白さが端的な文章にギュッと詰まってる。著者の雀との関係性も素晴らしい。決してヒトの思う通りにす

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    2025年11月24日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    ネタバレ

    小説を読んだのは、3.4年ぶり
    そんな私でも読みやすく、優しい文章でした。
    ラストは温かい涙が溢れてきました。

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    2025年11月24日
  • 本からはじまる物語

    購入済み

    読みやすい

    本屋の魔法使い。よかった。自分もこんな本屋の人に会いたいと思った。自分の好みの本を見抜いて勧められたり、欲しい本があるとすぐに取り寄せてもらえる。うらやましいな。

    #共感する #ほのぼの #エモい

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    2025年11月22日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    日本の昔ながらの自然を感じられる風流なお話だった。
    主人公は若くに亡くなった友達の古い家に、家守として住むことになるが、そこで見聞きした摩訶不思議な面白い話が次々と出てくる。
    狸に化かされたり、花の精に想いを寄せられたり、家の掛け軸から出入りする亡き友達の亡霊と話したりと何かと忙しい。
    この世とあの世を行き来する感じが不思議で、意外と心地よく、するすると読み進められてよかった。

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    2025年11月09日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    何とも形容し難い不思議な世界観と空気感。ファンタジーが日常に溶け込んでいて、読んでいるこちら側も自然とその日常を受け入れてしまっているような感覚になる。

    ゆったりしていてどこか物悲しい。秋にぴったりの物語。

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    2025年11月08日
  • 冬虫夏草(新潮文庫)

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    「家守奇譚」の続編。
    今回は、ゴローを探す旅の物語。

    個人的には、
    身の回りの生活に「あるかもしれない」と思える
    風流が豊かに描かれた前編の方が好みだったかな。

    とはいっても、
    本編は、一冊の中での伏線回収が素晴らしく、
    期待を裏切らず面白かった!

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    2025年10月31日