梨木香歩のレビュー一覧
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小さな森で自然の恩恵を全身に受けながら生きる祖母。ハーブや薬草の持つ力を最大限に活かす知恵は誰もが憧れた魔女の魔法そのものだし、透視能力だとか予知能力とはつまり自分の経験値を元に立てられる見通しの精度のことだった。
そして魔女になる第一歩は「自分で決める事」と断言する。ともすれば私はなかなかの魔法使いだし、もっと強い魔法を使うことができるようにもなる…西の魔女の考える魔法=自分を心地良く生きるコツ なのだ。
大きな樫の木のある庭、野苺畑に切り株のあるお気に入りの場所、ガラス張りの土間も小さな屋根裏も可愛くて心地良くて、出てくる植物の名前を調べてまいの気持ちに思いを馳せる…大自然の中に溶け込ん -
Posted by ブクログ
野生の雀の孵化すぐと思われる雛を育て上げ看取るまでを回想の形で記した本。第二次世界大戦中から戦後の時代です。
動物を慈しみながら一緒に生活している全ての人がそうであると思うが、非常によく観察(?)されていて驚くほどだ。そして野生の雀とは異なる生態を時に見せていく事を客観的に捉えて記載されているところが凄い。研究目的ではないのだから。また文章が高尚で時には難しく哲学的雰囲気の事もある。
そして主人公の雀がまた凄いのだ。素敵な文章の中に登場するこの雀の一生が、通常の野生の雀とは一線を画している。その面白さが端的な文章にギュッと詰まってる。著者の雀との関係性も素晴らしい。決してヒトの思う通りにす -
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Posted by ブクログ
「家守綺譚」の綿貫さんのお友だち 村田さんのトルコにおる頃の話。
相変わらず不可思議な感じやな。
異国って名前が似合う土耳古(トルコ)。
地理的にも、アジアとヨーロッパを結ぶ位置にある。
お稲荷さん、異国の神が暴れるとか、ええ感じ。
まぁ、怪異なんやけど、ファンタジーしてる!
こういうとこなら、家守綺譚などで、現れる不可思議な事も起こりそう…
お稲荷さんと異国の神が暴れるのも、ある意味文化交流!
異国の地で、異国の人らと語り合い…
何かええ感じやな。
お稲荷さんも、異国の神も仲良く帰国!
あっ!ゴローおった!
かなり、老犬なんかな?
鸚鵡と仲良くしてな!
そういう世界、知らなくもない