梨木香歩のレビュー一覧

  • 家守綺譚 上

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    ●2026年3月8日、飯田橋での食品インタビューに参加するまえに寄った。神楽坂駅近くの書店「かもめブックス」にあった。

    「かもめブックス」スタート(2)。

    この本屋は私には合ってないと思いながら漫画コーナーに入ったら、これを見つけた。この存在を知っただけで来た価値があった。

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    2026年03月08日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    母が好きな本だからと言って大昔に買ってくれた記憶、ずっと読んでなくてやっと手をつけました。なんでもっと早いうちに読まなかったんだろうと思うのと同時に、母がこの本を好きだという理由がよく分かって少し恥ずかしかった。母もおばあちゃんに似たところがあるので。おばあちゃんの魅力に惹き込まれて、私もおばあちゃんと暮らしたいとすら思えた。死は前向きであること、そう教えられた一冊。

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    2026年03月08日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    最後まで読んでみて、正直あまりわかった気はしないんだけど、不思議とまだ浸っていたかったなと思う世界観だった。自然と融合したおもしろい世界だった。

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    2026年03月08日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    1994年出版で、これまで250万人が読んだという帯のフレーズ。わたしは紹介されて読んだのですが、なるほど、沢山の人が読んだ作品だと思いました。

    英国人の祖母に癒され鍛えらえる中学生女子の物語。

    1行で要約すればそうなるのですが、魔法・直観の磨き方、魂の成長と身体との関係など、「知恵」が散りばめまれています。

    女性のラインが強く出ている中で、1人頑張っている男性は(亡くなった)お祖父さん。老賢者です。しかし、亡くなっているのですよね、このことが意味深く感じられます。但し、現実世界で浅はかなお父さんも、影を担うゲンジさんも、お祖父さんとのつながりが後半で語られれ、今後の可能性が感じられます

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    2026年03月05日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    読の市で再会し、20年ぶりぐらいに再読。不登校の主人公の滞在先の祖母の言葉はとても温かい。〈いちばん大事なのは自分で見ようとしたり聞こうとする意志の力〉〈自分が楽に生きられる場所を求めたからといって後ろめたく思う必要はない〉ー”西の魔女”を名乗る祖母の教えは”人として大切なこと”を伝えようとしていて、そのひとつひとつが沁みた。

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    2026年03月02日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    静かな暖かさが染み渡ってくるような本でした。
    人を疑う心は誰にでもあると思いますが、それはとても疲れますし、そういうものに振り回されない自分の意志の力を持つことの大切を感じる本でした。
    毎日規則正しく生活をして夜はきちんと寝て朝は決めた時間に起きる。たとえ、うまくいかなくても、気にしない。そのまま続ける。それがまず最初の魔女修行らしいです。自分で決めて自分でする。そのことの大切さを優しく教えられました。

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    2026年02月24日
  • ここに物語が(新潮文庫)

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    梨木香歩さんの書評集。
    2002年から2021年にかけて書かれたもの。

    最初の方、なんとなく既視感(既読感?)があった。
    リンドバーグの『海からの贈り物』があったせいか?
    ヨーロッパ文学への素養を感じられるから?
    須賀敦子さんの『遠い朝の本たち』が頭に浮かんだせいもあるかも。

    しかし、読み進めていくと、やはり梨木さんの本だと認識されてくる。
    まず、ナチュラリストなところ。
    (神沢利子がサハリンにつながる人だとは今回初めて知る。)
    片山廣子(文学者としては松村みね子)や金子文子といった、大正・昭和の女性たちに心を寄せているところ。
    片山廣子については、芥川龍之介の「越びと」で知っていたが、彼

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    2026年02月22日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    あらゆる物が発展して、それは今も続いている。取り残されないように手を出してみるんだけど、驚きはあるものの、何かを失ってしまっている気がして。今年のテーマは人間力の向上とした。それは己の生命力を確認することが目的だ。もっと人生を味わわなければ!

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    2026年02月21日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    暖かいお話。若い頃ならではの悩み・考えが詰まってて、歳を重ねれば考え方も変わるだろうし、お年を召した人から学ぶことは多いのだなと感じた。またいつか読み返したい。

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    2026年02月21日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    ネタバレ

    庭と植物が出てくる話好きかも。
    不思議な話だけどスッと馴染むような話。
    ゴロー可愛い。
    狸の恩返しの話が好き。


    漫画と続編あるらしいから気になる。

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    2026年02月15日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    すてきな物語としか言いようがない。有名な作品すぎて逆に読まずにいたけれど、どうせ読むなら書き下ろしの短編も収録されたこちらにしようと決めていた。本編はもちろん、「ブラッキーの話」「冬の午後」「かまどに小枝を」の短編たちも本編のやさしい余韻を広げてくれていてほんとうによかった。それにしても梨木香歩が書く自然のうつくしさや、空気の温度や、光の加減はすばらしすぎてうっとりしちゃうな。

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    2026年02月11日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    再読回数最多の作品だが何回読んでも面白い!

    飄々と現れる高堂、聡明な仲裁犬ゴロー、何でも知っている隣のおかみさん、そして新事実にいちいち狼狽える主人公・綿貫。彼らの交流と周囲を彩る動植物の鮮やかさに心を奪われた。

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    2026年02月11日
  • 海うそ

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    ネタバレ

    難解そうで積読になってたけど意外に引き込まれて一気読み。島に伝わる伝承や民間信仰、地名の変遷あたりは個人的に興味大。とくに地名は同じ音でも本来の意味とは別の漢字を当てたり、歴史がくだるにつれ変わったりするのが面白かった。

    南九州の“遅島”という架空の島が舞台。そこへ人文地理学の研究者がフィールドワークへ向かい、遅島の地理や植生、家の構造、そして修験道の寺院遺構などを巡る。

    かつて修験道の島として栄えた遅島だが神仏分離〜廃仏毀釈の影響をじかに受けた結果、当時の様子を想起させるようなものはほとんど残されていない。現地でそれを目の当たりにした主人公はそれを諸行無常ではとらえきれない、これが色即是

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    2026年02月11日
  • 家守綺譚 下

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    このところ「家守綺譚」を再読したいと思っていたのだけれど、家の本棚(混沌世界)の中から探しあぐねていて、この漫画版の評価が高そうだったので、漫画版を読んでみた。
    パッと開いた時に、あまり私好みの絵ではないかなと思ったのだけれど、読んでいくうちに全く気にならなくなったし、文章を読んで頭の中で想像していたことが、より鮮明に実体化して、理解が深まる感じがした。
    ゴローの存在がすごく効いていて、良かった。
    近所の書店が閉店することになったので、そこで購入。お話の内容とともに、その思い出も絡まって、私の中に残ると良いなぁと思う。

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    2026年01月26日
  • 鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布(新潮文庫)

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    著者いわく、「専門的な知識もないまま、好きが高じて書き綴った「地名を巡る」小文」で成る、「鳥と雲と薬草袋」と「風と双眼鏡、膝掛け毛布」の二冊を一冊の文庫本にした本書。同じテーマを一気に読めてファンとしては嬉しい限りです。前者の目次を数えると49の地名について書き綴られているようで、後者はそれ以上でした。二冊のタイトルがなんとなく似ていることにも納得しました。

    梨木香歩さんといえば、鳥、カヤック(と水辺)、草花、神話などにお詳しいと踏んでいます。が、地名にもこんなにお詳しいとは。そしてこんなにも日本各地に足を運んでおられるとは。しかし、「家守綺譚」の続編である「冬虫夏草」なんかを思い出してみる

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    2026年01月21日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    中高生に薦める本として上位に上がっていることは知っていた。読んでみると確かに10代で読んだらそれなりに影響を受ける名作と感じた。45歳の私が読んでもいいこと言ってるなあ、と思うのだから。
    決めるのはいつも自分。これは何かあるときは思い出したいワードだ。

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    2026年01月18日
  • 海うそ

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    南方の島国特有の湿度と、寂寥感がどことなく肌にぴったりと貼り付いたまま読み進めるような一冊だった。
    豊かな緑の表現に圧倒され、島の過去に思いを馳せ、気付けば50年の時が経ち島が持つ過去の姿も薄れていく。
    現実でも自分にとって愛着のある場所が開発などによって姿を変えたりするけれど、色即是空、空即是色、全ては変化し続ける。
    寂しく思うこともあるけれど、変化しないものなどない。でもやっぱり寂しい。そんな気持ちになりました。

    あとは、島の景色や植生、地理的要素、全てがあまりに細かくて架空の島とは思えませんでした。
    表現力が凄まじいです。

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    2026年01月17日
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

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    一度は読んでみたいと思い手に取りました。
    まいの繊細な心情が僭越ながら私と重なるところがあり10代の時に読んでいればなぁと思いました。20代の今読んでも、心に響くものはありました。おばあちゃんとまいの魔女修行、それを通してまいが成長していく様子に私も、明日も頑張ろうと思えます。

    中学3年の時に同級生が「西の方向に魔女がいるんだって」と言っていたことを思い出しました。何を言っているのかと呆れていましたが、気づいたら掃除の時間になると西側の窓を見つめていました。
    今思えば、その子はきっとこの本を読んだのかな。

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    2026年01月03日
  • 家守綺譚 下

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    頼りになって笑顔が可愛い犬のゴローが好き。隣のおかみさんも、何が起きても動じず、河童についても当たり前のように教えてくれるなど、存在感が良い。
    亡くなった友人・高堂がどこにいるかわかり、でも綿貫は…。
    河童や狸や小鬼が身近だった時代から遠くなってしまった現代を少しさびしく思った。

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    2026年01月01日
  • 家守綺譚(新潮文庫)

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    しみじみ良かった。奇妙な出来事がたくさんある日々なのだけど不思議さがクセになって惹き込まれた。自然描写が美しくて犬のゴローが可愛い。主人公の周囲の人々が淡々としているのも好ましい。
    読後に知らない植物はネットで調べてみたりした。漫画化された作品も読んでみたい。

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    2025年12月31日