鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布(新潮文庫)

鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

4.0

「土地の名まえ」の背景には、いつも物語がある。そこに暮らす、人々の息遣いがある。峠や湖川など、地形に結びついた名まえ。植物や動物に由来する地名。街道や国境など、人の営みをめぐる地名。音やまなざしから付けられた名まえ。消えた地名、新たに生まれた地名……。空を行き交う鳥や風のように伸びやかに、旅した土地の名まえから喚起される思いを綴る、二作の葉篇随筆を合本した文庫版。(解説・吉田篤弘)

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鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布(新潮文庫) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    その土地の地名の成り立ち、謂れ、
    なんとなく過ぎ去ってそういうものだと思っていることって多い。

    名前ってとても大切だし、
    文化、社会に密接に繋がる言葉をすごく面白いと思う。

    0
    2024年07月27日

    Posted by ブクログ

    梨木香歩さん。
    1月に買ってちまちまちまちまと読み進め、やっと読み終えたのが本日。
    丁度八重洲でモーニングしていた母が、今読む本がないというので差し上げてしまいました。
    土地にまつわるエッセイ。
    梨木さんの言葉遣い、視点が好きです。
    優しさがあって、柔らかくて。
    どれも1〜2、3ページくらいの短い内

    0
    2023年05月27日

    Posted by ブクログ

    これは眠る前に少しずつ読むのに最適だった!(^^)地名の謎♪行ったことがある所が出てくると嬉しいし、全然知らなかった所を読むのは楽しい!( ゚∀゚)自分にも梨木さんくらい行動力があればなぁ~と羨ましく感じた(*^-^*)

    0
    2022年12月30日

    Posted by ブクログ

    旅に出られない日々に、こんな一冊もいい。

    筆者が旅した土地とその名まえに引き寄せられた思いを書き綴ったエッセイだ。
    旧街道の宿場、岬、島、峠。
    国境、湖川の側の地名。沖縄やアイヌ語由来の地名。
    心がざわつく地名なんていうくくりもある。

    土地を訪ね、人々の暮らしを垣間見、時に歴史をさかのぼって調べ

    0
    2022年03月31日

    Posted by ブクログ

    土地の名前をテーマに、その由来や感じるところを短い文章で綴る。わからないことはわからないまま、想像は想像として、フラットに語っているところが好き。

    0
    2023年09月24日

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