鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布(新潮文庫)
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鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布(新潮文庫)

649円 (税込)
454円 (税込) 12月25日まで

2pt

4.0

「土地の名まえ」の背景には、いつも物語がある。そこに暮らす、人々の息遣いがある。峠や湖川など、地形に結びついた名まえ。植物や動物に由来する地名。街道や国境など、人の営みをめぐる地名。音やまなざしから付けられた名まえ。消えた地名、新たに生まれた地名……。空を行き交う鳥や風のように伸びやかに、旅した土地の名まえから喚起される思いを綴る、二作の葉篇随筆を合本した文庫版。(解説・吉田篤弘)

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鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    その土地の地名の成り立ち、謂れ、
    なんとなく過ぎ去ってそういうものだと思っていることって多い。

    名前ってとても大切だし、
    文化、社会に密接に繋がる言葉をすごく面白いと思う。

    0
    2024年07月27日

    Posted by ブクログ

    梨木香歩さん。
    1月に買ってちまちまちまちまと読み進め、やっと読み終えたのが本日。
    丁度八重洲でモーニングしていた母が、今読む本がないというので差し上げてしまいました。
    土地にまつわるエッセイ。
    梨木さんの言葉遣い、視点が好きです。
    優しさがあって、柔らかくて。
    どれも1〜2、3ページくらいの短い内

    0
    2023年05月27日

    Posted by ブクログ

    これは眠る前に少しずつ読むのに最適だった!(^^)地名の謎♪行ったことがある所が出てくると嬉しいし、全然知らなかった所を読むのは楽しい!( ゚∀゚)自分にも梨木さんくらい行動力があればなぁ~と羨ましく感じた(*^-^*)

    0
    2022年12月30日

    Posted by ブクログ

    旅に出られない日々に、こんな一冊もいい。

    筆者が旅した土地とその名まえに引き寄せられた思いを書き綴ったエッセイだ。
    旧街道の宿場、岬、島、峠。
    国境、湖川の側の地名。沖縄やアイヌ語由来の地名。
    心がざわつく地名なんていうくくりもある。

    土地を訪ね、人々の暮らしを垣間見、時に歴史をさかのぼって調べ

    0
    2022年03月31日

    Posted by ブクログ

    土地の名前をテーマに、その由来や感じるところを短い文章で綴る。わからないことはわからないまま、想像は想像として、フラットに語っているところが好き。

    0
    2023年09月24日

    Posted by ブクログ

    地名譚には手を出すなと指導教官がよく言っていた。あんなものは大抵眉唾で、なんの証拠もないのだと。別の機会に、国文学の教授も似たようなことを口にしていた。手を出さないほうが無難だと。

    学術的にはそんなものなのかもしれない。そう思って梨木さんの本書を読むと、確かに、…だろう、…気がする等、文章の末尾が

    0
    2021年12月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    地名に関する葉篇集
    掌編ではなく~の理由が梨木さんらしくて好き

    論文のように堅くなくてあくまでこうかな?そうだったらおもしろい、というスタンスなのが読みやすい。
    実際にその土地に訪れたからこそわかる空気感が伝わる。行ってみたくなる。

    子音+yuuの音
    古代、使われていた言葉の発音は、今の日本語の

    0
    2022年04月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    再読。気がつかないうちに失われていく地名。それに対して無知であり、関心を持たない自分。その事実と大切さに気づかせてくれる本だった。これ以上失うことがないように祈ることしかできないけれど。

    0
    2022年03月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     梨木香歩さんが旅した土地の由来から喚起される思いを綴ったエッセイ。長いタイトルです。「鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡と膝掛け毛布」、2021.10発行。西日本新聞のコラムに連載されたものとPR誌「波」に掲載されたものだそうです。改めて、著者の炯眼に大拍手です。自分の知ってる土地の箇所は、特に念入りに楽

    0
    2023年05月30日

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