梨木香歩のレビュー一覧

  • 春になったら莓を摘みに(新潮文庫)

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    何度も何度も読んで、カバーがぼろぼろになってきたけど買い替えず持っている本。やりきれない、わかり合えない、けど誰かとつながっていく。

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    2023年02月10日
  • 沼地のある森を抜けて(新潮文庫)

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    生生しく体をかき回されるような描写に取り込まれて、官能小説のようだなと思った。
    ぬか床をかき回したくなる。

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    2023年02月10日
  • 冬虫夏草(新潮文庫)

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    ネタバレ

    続編があるとは知らず…見つけた時は小躍りした(笑)ゴローの出演回数が少なかったのが残念だが、最後は感動して涙が出そうになった。ゴロー、ちゃんと愛されてる…ダアリヤにももっと出てほしかった。

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    2023年01月31日
  • 村田エフェンディ滞土録(新潮文庫)

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    角川文庫版からの移籍、ということになるのでしょうか。内容は鉄板です。著者あとがきが嬉しい。未読の方も既読の方も是非。

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    2023年01月30日
  • 沼地のある森を抜けて(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ぬか床から始まる日常物かと思いきや、どんどん話が膨らんでいき、最終的には生命の深淵をのぞき、そして読者にも問いかけるような内容となっている。

    後半から挿入される「かつて風に靡く白銀の草原があったシマの話」はかなり抽象的だが細胞壁=ウォールを持つ生き物とそこに入り込んできた似て非なる生命のお話で(だと思っている)同じテーマをあつかっている。

    もとはひとつの生命が生まれ、壁を作り、それを壊し、そしてまたひとつになることの不可思議さと奇跡、または呪いや祈り。
    自分が何者かの定義の曖昧さもあれば、確固たる
    自分の意思もあるような気がするその線引きの危うさと自由さ。
    そういったものを深く考えさせられ

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    2023年01月23日
  • f 植物園の巣穴

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    ネタバレ

    "椿宿の辺りに"を読んだ後、再読してようやく、私はこの物語が好きだった事に気付いた。最初に読んだ際は、主人公の曖昧な記憶、過去と現在(現在と言っても、ファンタジーに満ちて象徴を読み取らないとならない)が入り交じる物語に囚われすぎ、印象を上手くまとめられていなかった。
    蓋をしてしまうほどに辛い過去があり、そのせいで酷薄な態度を取っていたのが、精霊?土地神?達に導かれて少しずつ自分の記憶と向き合えるようになった。そして会うことの出来なかった息子とも言葉を交わし、何よりも、息子に名をつけることが出来た、というのは、自分の過去へのこだわりを捨てる上でも、息子への想いを昇華させるうえ

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    2023年01月22日
  • 鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布(新潮文庫)

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    これは眠る前に少しずつ読むのに最適だった!(^^)地名の謎♪行ったことがある所が出てくると嬉しいし、全然知らなかった所を読むのは楽しい!( ゚∀゚)自分にも梨木さんくらい行動力があればなぁ~と羨ましく感じた(*^-^*)

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    2022年12月30日
  • 春になったら莓を摘みに(新潮文庫)

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    理解は出来ないけど、受け容れる。分かってあげられないけど分かっていないことは分かっている。この考え事や姿勢がとても好きだなぁ。色々な人がいて、価値観や生き方が違って家族でも衝突することがあるけど、こんな風にお互いの考えもうまく受け容れていくことが出来るようになれたら…と思った。自分の中で人との向き合い方に悩んだときに、読み返して確認したくなる大事な本だな…と思う。

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    2022年12月11日
  • 裏庭(新潮文庫)

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    ネタバレ

    こんなに生死について書いてる本だとは
    読み返しって大事だなあ
    こんなにも印象が変わる、あの時は子供だったけど
    旅が終わってまで親がびびるなんて、きつかったけど、この現実を自分の中に入れて生きていくんだなこの子はと
    母親が知らなかった寛大さ、愛情の表し方を知ってるんだな
    西の魔女が死んだも3代の女性のお話でしたよね…?
    梨木香歩ってすごいんだなあ

    照美の感情(環状)がごちゃ混ぜで、だからこそ私も一緒に旅をした実感があるのだと思う、結末を全て納得できるのだと思う
    描き方がすごいってことなのね

    ファンタジーや児童文学でこそ人生で大切なことって実感して学べる気がするな、私の場合は
    とゆうか育ってい

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    2022年11月24日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    文春文庫のフェア「戦火の記憶を未来へつなぐ」で平積みになっていたのをたまたま手に取り呼んだ。“言葉を解さない”動物たるスズメと、これほどに感情を汲み交わし寄り添いあった事実があったのだ。
    読み終えて、というより読み進めるうちから、自らの傍らにあるものとの関係を(それが人であれ動物であれ、自然であれ)疎かにせず慈しもうと、そう思えてくる本だった。

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    2022年11月10日
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

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    読みたかった本の一冊。 いやー、冒頭から何かしら良い雰囲気を感じてましたが…、綺麗、興味が湧く、ドキュメンタリー、 良かった!! 実話なんですね。余計に凄い。 鳥を飼ったことがある人ならば、必ず頭に画が浮かびます。そして顔がニヤけます。 読んで良かった✨

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    2022年09月25日
  • 炉辺の風おと

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    自然を題材にした小説やエッセイを多く書いている梨木香歩さんのエッセイ集。最近新聞に連載したものを刊行したもの。西欧の紀行文や様々な場面での動植物の細やかな観察眼は、自然に対する造詣が深く尊敬の念を覚えています。
    今回のエッセイの内容は、梨木さんの普段の生活に根ざしたものや家族に関することも含まれていて、興味深くもありながら心に沁み入りました。表題にある「炉辺」の暮らし先を探し出す経緯やその八ヶ岳の山小屋での暮らしの場面の数々、そして彼女のお父様の看取りの経緯など、共感を伴う貴重な内容でずっしりときました。

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    2022年09月20日
  • 椿宿の辺りに

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    「椿宿の辺りに」(梨木 香歩)を読んだ。
    前回読んだ時の感想で『評価が分かれるかもしれない』と書いたが、やっぱり今回読んでみても、後半の手紙にまとめられてしまった部分が少し残念だという思いは変わらない。
    がしかし、それでも私はこの作品が好きだな。
    できれば続編を、とも思うが屋上屋か。

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    2022年08月28日
  • ほんとうのリーダーのみつけかた 増補版

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    再読。文庫化で追補された『村八分の記』がよかった。世の中がどうあれ、世界がどうあれ、他人がどうあれ、自分の中にリーダーを見出し、堅持できるか。考え続ける姿勢だけは放棄したくないと思う。

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    2022年08月25日
  • ほんとうのリーダーのみつけかた 増補版

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    梨木の著者である『僕は、そして僕たちはどういきるか』が岩波で文庫化された時の2015年にジュンク堂の池袋本店での若者向けの講演会がありそれを基に書籍化された。
    「僕は、そして今僕らは」吉野源三郎著の『君たちはどう生きるか』を意識しているのとのこと。(それは良いそうだよね。どなたがみたってね)ファシズムの軍歌が流れたれ吉野等が危機感を抱いて「君たちは」を出した時代と現代に同じ空気を感じ書かれた。2007年の教育基本法の愛国心を強要するかのような改変、2013年の教育秘密保護法が成立したなどだ。

    同調圧力とは、群れとはを具体的に教えてくれ、同調圧力に屈しないで自分の軸を大切に生きていく術が示して

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    2022年07月23日
  • 沼地のある森を抜けて(新潮文庫)

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    物語としては、「ぬかどこ」から始まる不思議なお話ではあるのだが、読んでいくうちに、現実の生命現象がすでに不思議な存在であることを再認識することになる。

    生命とは、性とは、個とは。現代の生物学的知識を踏まえた上でも、語り切れるものではない。では、その先、我々はどう考えたらよいのだろうか? その問いに対して、本書は、ひとつの方向性を示してくれるだろう。

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    2022年06月27日
  • ほんとうのリーダーのみつけかた 増補版

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    今の混沌とした時代だからこそ、リーダー不在の時代だからこそ、物事の本質を見失いそうな時代だからこそ、魂に訴えかける書であった。本書が出されたのがコロナが始まった時、そして増補版として出された。ともに言葉を大切とする若松英輔氏の解説も秀逸。シンプルに書かれているが、内容は深く、何度も自分の中で反芻させられる書であった。

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    2022年06月15日
  • 沼地のある森を抜けて(新潮文庫)

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    ☆5じゃ足りないです
    読み終わって世界の見え方が少し変わるような 
    自分の心や体の様子とともに周囲に五感を働かせてみよう
    読後、ぬか床に挑戦したくなる!?

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    2022年06月10日
  • 沼地のある森を抜けて(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ・動きや感触の表現が、読み返したくなるくらい綺麗だった。
    ・何について語っているのかはっきりと示されていない章もあり、色々想像しながら読み進めていくのが楽しかった。
    ・自分の意思がしっかりあって、冷静に適切な言葉で相手に伝えられる久美ちゃんのような大人になりたい。
    ・久美ちゃんと風野さんのその後がすごく気になる〜気になる〜
    ・めちゃくちゃ現実の中にあるありふれた物にファンタジー要素を落とし込んでいるのが最高。

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    2022年05月16日
  • りかさん(新潮文庫)

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    子どもに読ませてあげたい本だと思う。西の魔女が死んだの本と似ている感じで祖母との不思議な交流や小さな子にも分かる説明。ファンタジーなのに学ぶことが沢山ある本だと思った。

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    2022年04月29日