アーシュラ・K・ル=グウィンの作品一覧

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作品一覧

2022/02/05更新

ユーザーレビュー

  • いまファンタジーにできること
    アーシュラ・K・ル=グウィンによる、読み手たち(または書き手たち?)への講義録。とても面白かった! まだ生きていらして、「文体の舵をとれ」のような講義を行なっていらしたら! と心から思う。わたしはファンタジーが大好きで書いているので、不注意にならないようにやっていきたい。封建制度もどきの量産なんても...続きを読む
  • 文体の舵をとれ
    実際に作家志望者向けのクラスを持っていたル=グウィンによる、文法から徹底的に学ぶ文章講座。練習問題も多数掲載。


    はじめにル=グウィンの作品を一つも読んでないことを懺悔しつつ、本書は大変面白かったです。
    ル=グウィンの教えは「独りよがりな文章を書かない」という点に重きを置いていて、そのために文法を...続きを読む
  • 文体の舵をとれ
    小説を書く人向けの文章指南本。より良い文章を書くための技術を様々な角度から教えてくれる。原文が英語なので日本語への置き換えだと理解が難しい箇所もあったが(特に時制の辺り)、視点(POV)など基礎的な部分から、文の響きや繰り返し表現など日本のハウツー本ではあまり見られないような内容もあり、自分の文章に...続きを読む
  • ラウィーニア
    語り手としてのラウィーニア、生きているラウィーニア。読者として物語に向き合ったが、両者は、一体化したり離れたりを(よく練られた語りに!)感じさせすぎることなく、ただ、「ひとり」の人間として在ったと思う。ときどき冷静な視点が内省するところは読者/わたしにも良い振り返りどきになったし、終わりの語り手とし...続きを読む
  • パワー 下 西のはての年代記III
    読者を呑み込む、というのだろうか。いやそれでは乱暴に過ぎる。けれどわたしは、この物語を読んでいるあいだずっと、主人公とともに歩んでいたように思う。信じては裏切られ、また、助けられ助けてという旅路。奴隷であり、追われるものであったという「鎖が切れたと思う」という表現は前後の文脈含め完璧にひとつの「流れ...続きを読む

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