ラウィーニア

ラウィーニア

トロイア滅亡後の英雄の遍歴を描く『アエネーイス』に想を得て、英雄の妻を主人公にローマ建国の伝説を語り直した壮大な愛の物語。『ゲド戦記』著者が古代に生きる女性を生き生きと描く晩年の傑作長篇。

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ラウィーニア のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あとがきまで愛に溢れて少し切ない。幅広い読者層に受け入れられると確信!

    ウェルギリウスと『アエネーイス』へのル・グウィンさんの敬意と、彼女に対する翻訳の谷垣暁美さんの敬意で二重に包まれた、温かく素敵な一冊がいま私の手元にある。

    ・とある国のお姫様が男に出会う
    ・その男は未来で叙事詩を書いたウェル

    0
    2022年07月13日

    Posted by ブクログ

    ローマ建国前のイタリア。トロイアから落ち延びた英雄アエネーアスと結ばれた、ラウィーニア姫の愛と冒険の物語。さすがグウィン❗️読み応えたっぷり‼️

    0
    2021年04月10日

    Posted by ブクログ

    古代イタリア、ラウィーニア姫の物語。そこかしこに神がいる世界、戦があり平和がある。儀式があり読み解くお告げがある。日常を営む多くの人が共に住む場所に。
    身体を脱ぎ捨てた彼女の意識は、どの時のどの場所でどんな人々を見ているのだろう

    0
    2020年10月06日

    Posted by ブクログ

    ウェルギリウスの叙事詩「アエネーイス」にほんの少しだけ触れられているアエネーアスの妻ラウィーニアを語り部として「アエネーイス」の物語を描く。
    といってもウェルギリウスの「アエネーイス」なんて、世界史の知識としてしか知らず、トロイの木馬で有名なあの戦争の負けた方の人の話というぼんやりとした知識のまま読

    0
    2020年09月23日

    Posted by ブクログ

    ウェルギリウスの『アエネーイス』からの着想で、ゲド戦記のル=グウィンによって書かれたもの。

    古代ギリシャの知識があればもう少し楽しめたかもしれない。
    『アエネーイス』で脇役で取り上げられなかったラウィーニアが主人公のアナザーストリーのよう。取り上げられなかったからこそ、ここでは意志を貫いているよう

    0
    2024年09月09日

    Posted by ブクログ

    下敷きの「アエネーイス」全然知らなくても楽しめるのか?と言えばYesなのだけど(生き生きした登場人物に引き込まれ、面白かった)、でも知っていたらもっと面白いのだろうな、とずっと感じさせられてしまう。世界史、古代イタリアに興味のない、SF作家ル=グウィンから入った自分にすら、「アエネーイス」に興味を持

    0
    2020年11月15日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    語り手としてのラウィーニア、生きているラウィーニア。読者として物語に向き合ったが、両者は、一体化したり離れたりを(よく練られた語りに!)感じさせすぎることなく、ただ、「ひとり」の人間として在ったと思う。ときどき冷静な視点が内省するところは読者/わたしにも良い振り返りどきになったし、終わりの語り手とし

    0
    2023年01月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ローマの詩人、ウェルギリウスの『アエイーネス』に発想を得た作品。トロイアから逃れたアエイーネスがローマの建国の前史に関わったというが、本作のタイトルとなっているラウィーニアという女性については詩人ウェルギリウスの言及は少ないという。ラティウムの王女のラウィーニアは兄弟を失い、否が応でも王国の後継者と

    0
    2021年05月29日

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