ギフト 西のはての年代記I

ギフト 西のはての年代記I

ル=グウィンが描く、〈ゲド戦記〉以来のYAファンタジーシリーズ第一作!〈ギフト〉と呼ばれる不思議な能力を受け継いだ少年オレックは、強すぎる力を持つ恐るべき者として父親に目を封印される――。

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ギフト 西のはての年代記I のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年08月26日

    葛藤、試行、対決、触れ合い、悲しみ、悼み。一人の青年の中に嵐が吹き荒れる。それはまさに思春期か。最終盤の引き込みは凄かった。グライがとびきり魅力的だ。

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    Posted by ブクログ 2012年07月10日

    静かで示唆的なお話。自然環境の厳しい高地に住み続け、長(ブランター)の家族に代々受け継がれる異能(ギフト)をもって一族を治める人々は、低地の町で暮らす人たちからは魔法使いと恐れられています。ギフトはその部族ごとに様々な働きをし、父から息子へ、母から娘へと伝わり、部族同士の相性により強く伝わったり弱ま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年11月03日

    ル=グウィンといえばゲド戦記だろうけれど、「ギフト」シリーズも好きです。

    「ギフト」と呼ばれる能力を受け継ぐ領主が治める世界。
    主人公の少年オレックは領主の跡継ぎでありながら、その能力がなく……。

    ル=グウィンの描写にはいつも圧倒されます。
    私たちの前に見せてくれる物語の世界もそこに息づく人間も...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月12日

     ハイ・ファンタジー。
     三部作です。ギフト、ヴォイス、パワー。ハードカバーでどうだったか確認してませんが、購入した河出文庫版では、パワーだけ上下巻になっていて、合計4冊。

     まさにこういうファンタジーを読みたかったのだ、という異世界ファンタジーでした。生きているうちに出会えたことを感謝したい。ル...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月26日

    グウィンの編んだこの物語には、読み終えて符合に気がつき驚くところがいくつもあった。まさに細部に神は宿るといったところか。その人その人でなければ見えないことが語られている、その意味に至って「ああ!」と思うーーその、主人公たるひとりの少年の成長に絡んでいく繰り返しが、かれが決意を定めるシーンに繋がって大...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年10月29日

    相当長い間、積読していたのだが、東京モーターショウに行った東京のホテルで読んだら、面白すぎて一気に読み終えてしまう。続編を大至急買わないと!
    それにしても、ル=グウィンは、独特の世界観を作るのがうまい、うますぎる。

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    Posted by ブクログ 2012年06月07日

    「ゲド戦記」以来のル=グウィン作品。

    彼女は心に闇を抱えた少年を描くのが上手いなぁと思う。ゲドもそうだけど、この本の主人公オレックもまたそんな少年の一人で、家族との関係とか、幼馴染との関係とか、いろいろ自分に関わる人との中で闇を抱えざるを得ない状況になっていく姿が痛々しいながらもそっと後ろから応援...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月22日

    子どもの頃から
    ハイファンタジーをあまり好まなかったので、
    児童書の中で、1番、腰の上がらないジャンル。

    読もうと思ってから、数年経過し・・・
    ようやく手に取りました。

    前半の回想部分(というか、すべて回想なのだけど)の、
    部族の名前やら、その力やら、地名やらが、頭に入らず、進まず、
    こんなに読...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年04月09日

    ゲド戦記以来、何年経ったのかわからないけど、ひさびさにル=グウィンの新作が児童書コーナーに並んでいるのを見つけたときは興奮した。
    「早く文庫になれ」と念じてたら、文庫になったので、さっそく購入。
    既存の価値観に立ち向かうル=グウィン。ゲド戦記は、海と島に、黒い肌の人々たちが暮らす世界だった。今回は、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月04日

    西のはての年代記Ⅰ~北の高地のブランターに伝わっている不思議な能力はギフトと云うが,低地の人々は魔法使いだと思っている。カスプロ家に父から息子に伝わるギフトは「もどし」だ。父カノックはこのギフトで低地から妻であるメルを得て,オノックが生まれたが,オノックにはギフトの兆しが見られない。父との訓練,母と...続きを読む

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