音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク』、ファン待望のコミカライズ作品。3作品同時コミカライズのうち、本作では飴村乱数率いるシブヤ・ディビジョン代表「Fling Posse」と神宮寺寂雷率いるシンジュク・ディビジョン代表「麻天狼」のバトルを描いています。
これまで立ち絵と楽曲、ドラマトラックで物語が展開されていたため、キャラクターたちの表情や仕草、彼らが暮らす世界の風景が見られるコミカライズは「ありがたい」の一言に尽きます……! 基本的にストーリーはドラマトラックに準拠していますが、ディテールが補足されている箇所や、オリジナル展開もあるので、視聴済みの方にもおすすめです。むしろ、より深く作品世界を楽しむためには、ドラマトラックとコミカライズを行き来するのが必須なのでは……? と思えてくるほどの充実した内容。個人的には、独歩の「やれやれ……備えあれば憂いなしってね……」のシーンが必見です。ドラマトラックヘビロテ済みの筆者は「えっ、こんなことになってたの???」と声に出して驚いてしまいました。
また、時系列がわかりやすく整理されているので、ヒプマイ未履修の方の入門書としても最適です。
感情タグBEST3
とりあえず1部完結とのことで、ジュク推しの私でもポッセに肩入れしたくなるシリーズでした。
(元からシブヤも好きでしたけど)
バトルシーンのスピーカーや、リリックごとに変わるフォント装飾など、アニメと違う静止画ならではの迫力に、じっくりページを眺めてしまいます。
ほんと素晴らしい!!
ヒプマイ...続きを読む好きの方には絶対読んで欲しいと思います。
1巻2巻も惹き込まれて一気に読みましたが、3巻は登場人物それぞれの心境や表情が特に丁寧に描かれていて胸熱です。hook-15の決勝戦は圧巻の一言。城キイコさんの作画でまたヒプマイのコミカライズが読みたいと思いました。
ひたすら絵が上手くてキャラがカッコいいです。葛藤していたり喜んでいたり、ドラマCDでは見えない表情が高いクオリティで補完され大満足です