無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで203万冊以上配信中!
ボクシング雑誌の休刊を機に、念願の文芸部門に異動した那波田空也。久々に鉄槌ジムを訪れると、ジムの花形選手の立花やいじめられっ子の小学4年生・ノンちゃんに出会う。彼らはそれぞれの恐怖を抱きながら、「拳」をふるって戦っていた。
不安になって、傷ついて、怖がって、逃げたくなっても、きみたちはなぜ戦うのか。前作『空の拳』に続き、ボクシングを通して本気で生きるとは何かを問う青春エンタテインメント!
解説・中村航
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
読みやすいが、文庫本637頁もあり、読み応えがあった。
ひたすらボクシングに没入する前作に対し、その2年後を描いた本作では、登場人物それぞれがその立場で、悩み思い惑っている。
前作で活躍した立花は、得体のしれない恐怖を感じている。「拳の先に何がいるんだか、おれにはもうわかんないスよ」と。
また、坂本は試合に負け、引退すら危ぶまれている。
一方、立花のファンであるノンちゃんは、いじめの被害に遭っている。そんなノンちゃんに空也は言う。
「そんなものと向かい合う必要はない。逃げればいいんだ。逃げ方を考えるんだ」と。
主人公の空也は、狂言回し的?に、彼らに関わり合っている。
『空の拳』の続編は、巨大な恐怖に逃げながら闘っている彼らを描いて、読者に問いかけるエンターテイメントとなっている。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。