角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
菊葉荘というボロだけどどこか趣のあるアパートに友人の男を住まわすために、満室の菊葉荘の住民たちを追いだそうと工作する女の話。
女は菊葉荘に住む大学生男子に、学生を装って取り入り半同棲を始める。何やってるんだろうと思いながら一緒にご飯を食べてセックスをして、たまに大学まで行って、菊葉荘の住人達を監視する。
菊葉荘の住人、大学の学生達、友人の男、それから女自身も、みんな奇妙! この本一冊まるごと世界が歪んでいて、でもその歪みの中にちょっとずつリアルが潜んでいるからとても不気味。文庫版の解説は難解で読み飛ばしてしまったのだけど、きっと賢い人が言うには『現代人の虚無感を巧みに描写した』うんたらか -
Posted by ブクログ
雑誌に掲載したエッセイを集約した本。
昔から、恋バナというものがニガテで、何を話したらよいかわからず、相談といっても、当事者同士しかわかんないから、話すことも
聞くこともニガテだった内容ではなく、恋バナというものをするのが楽しいってことなんだろう。
けど、私には共有できなかったなぁ。
修学旅行とかも話に加わると、自分の経験のなさとか、みじめに
なるだけだから、寝たふりしてたしな・・。
人を好きになることは素晴らしいことだけど、女子と恋愛話、女の子の集まりとなると・・それは、メンドクサイと思える。
恋愛にまつわる女子の考え方や行動を客観的に見てるなぁと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「ピンク・バス」と「昨夜はたくさん夢を見た」の2作品。
2作品とも、読み手の好みが分かれる作品なのでは・・・
・「ピンクバス」
少しシュールな雰囲気漂うストーリー。
意味不明なお話だと感じつつも、サエコになんとなく感情移入できるのは、何故なんだろ・・・と思いながら、後書き(「角田光代の”疲労感”について 石川忠司」)を読んだら、
「ピンク・バス」が扱っている問題は「意思」と「運命」との対立だと言っていいだろう。
・・・とあり、納得。
そういう観点から読むと、なかなか面白い作品だと思った。
・「昨夜はたくさん夢を見た」
生死にかかわらず、身近な人との別れに直面した時の、残された側の心情が描か