角田光代のレビュー一覧

  • エコノミカル・パレス

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    リアルな金銭感覚が身につまされる作品。だけど買うか、といわれれば買わない。苦しいだけで明るさがないからだとおもう。

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    2012年01月17日
  • ナナイロノコイ

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    七人の作家による短編集。

    江國女史「ドラジェ」、
    角田女史「そしてふたたび、私たちのこと」
    短編集の常連とも言えそうなお二人は安定して面白い。

    あとは
    唯川女史「手のひらの雪のように」
    短いながら気持ちの動きがわかるようで良かった。

    大半は読みやすいと思うのですが、私には
    ミーヨン女史「くらげ」
    だけは意味がわかりませんでした。

    三日前に読んだのだけれど、いざレビューを書こうとしたら結構内容を憶えてない。

    短編とテーマのせいか、
    良く言えばほんわか、
    悪く言えばぼんやり。
    そんな印象を受けた。

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    2012年01月11日
  • みどりの月

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    片づけても片づけてもちらかす人々。
    撒きたいのにどこまでもついてくる女。

    イライラする状況をつくりだすことが巧み。

    べつに何か感動するわけじゃない。けど、
    細やかな描写がリアルだし、
    やりきれない現実と虚脱感が伝わってくるし、
    ダサい人々は明日の自分かもしれないからひやっとする。

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    2011年12月26日
  • 幸福な遊戯

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    「楽しいままごと」が終わってしまった時を思い起こさせる話です。

    「おままごと」は現実に通用しないのかな。
    「おままごと」をして生きて行けたらよいのに。
    ただ幸せを感じたくて「おままごと」してただけなのに。

    三編とも切ない話です。

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    2011年12月11日
  • 東京ゲスト・ハウス

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    外国旅行帰りに彼女にフラれて所々竹林のある道を抜けた古い家で安い家賃で住むことになる。家主の暮林さんが素敵だと思う。最後がちょっとさみしいかな。

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    2011年12月03日
  • みどりの月

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    若い4人が暮らすマンションでの物語で。

    ①主人公の恋人

    ②恋人の遠い親戚(送か枯れてはいるが、実際戸籍上は妻)

    ③その女の恋人(だらしない)

    ④主人公!


    20代とかそこらへんて、過渡期というかモラトリアムというか

    思春期とはまた違ったゴチャゴチャしている期間なのかもしれない。

    でも、きっと30代で自立してもドロドロしちゃうだろうし。

    40歳になって迷うのもイイと思う。

    あー、これ以上書いていると、論語を台無しにしてしまう…


    幸い(もしくは不運にも)、今の自分はゴチャゴチャした生活になっていないけれど

    もう少し、立派なへらへら人間を目指して、日々モヤモヤと精進してゆきた

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    2011年11月20日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    女性誌の恋愛特集を読んでるような感じの一冊だった。
    どれも「あるある」って感じの話だったけど、たまにグサリとくる一節が出てきたりして。
    最後の話は特にそうだったなぁ。

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    2011年11月11日
  • ナナイロノコイ

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    誰の話だったか。

    オトコは本能で浮気して、オンナは寂しくて浮気するって話があった。



    その通りだと思って、少し笑った。






    個人的に初めて読むミーヨンの話に期待してたけど、空振り。

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    2011年11月07日
  • ナナイロノコイ

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    江國香織さんが好きでこの本を手に取ったのですがなんかいまいちだったな
    江國さんの描いたドラジェ
    アーモンド入りの砂糖菓子――タイトルセンスは江國さんらしく美しいけれどもなにか物足りない。
    角田光代さんと唯川恵さんの作品がこのなかでは面白がったです

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    2011年11月03日
  • おやすみ、こわい夢を見ないように(新潮文庫)

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    短編集

    んーあんま好きになれなかった

    殺したいとおもったこと、本気で殺したいとおもったことあたしにはあるかなと考えた
    愛情と憎しみは背中合わせであり、愛しているって思っても消えてほしいと願うこと
    それは限りなく近いとおもった

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    2011年11月03日
  • これからはあるくのだ

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    エッセイを読むのはなんとなく苦手でいままでいろんなエッセイを読みましたが江國香織さんのエッセイ以外はあまり好きになれなかったので手をつけていなかったのですが

    角田光代さんの作品をたくさん読むうちにこの人はどういう風に思い、感じているのだろうと
    どうしてこんなにたくさんの本をぽんぽんと書き上げることができるのだろうと思い、角田光代さんのエッセイを手にとりました

    あとがきにも述べているように「かわったこどもだった」と
    それを角田さんは間違ってもいい意味ではなく。と述べてますが、かわったこどもだったからこそいろんな感性が、そして多才な才能に恵まれたのだと思う
    ご本人もたくさんの経験をし

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    2011年11月03日
  • 福袋

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    エルの物語
    「太陽と毒グモ」「福袋」、角田さんのカバーは目を引くものが多いです。開けてビックリ…という何ともない短編集ですが、表題作ではプラトンの「エルの物語」を思い出してしまいました。


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    2015年03月18日
  • 東京ゲスト・ハウス

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    デンマークから帰って来た私にはぴったりの本でした。
    周りとの接触を避け、ひたすらバイトする主人公に共感。
    そして、主人公がいう、純度100%のものに私もデンマークでたくさん出会った。
    そのことに感謝できた一冊です。

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    2011年10月26日
  • 真昼の花

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    「真昼の花」
    行方不明の兄を追うようにしてアジアの国へ来た私。闇両替で所持金のほとんどを失い、一日パン一個で食いつなぎ、安宿をシェアして、とうとう日本企業の前で物乞いを……。
    帰る気もなく、いくあてもなく、いったい今ここで何をしているのか。それでも、私はまだ帰らない、帰りたくないーー。
    若いバックパッカーの癒しえない孤独を描く。

    「地上八階の海」
    電話を繋ぐアルバイトをしている私。何かに怯える母と、人見知りの激しい姪。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    うーん……これといって特出したことのない話……
    なんだろうなぁ……
    面白くなくはなかったが、楽しかったかと言われると別に……っていう……

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    2011年10月17日
  • エコノミカル・パレス

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    なんかのエッセイのなかで経済小説と称された作品。

    34歳でフリーター。

    傍から見れば、どうしようもないオバサンだ。

    いや、右から見ても上から見ても、どうしようもないオバサンかもしれない。

    下からは、あんまり見たくない。


    そんなおばさん。いや、おばさまを主人公にした経済のお話。

    アダムスミスでいうところの『国富論』とでも言っておこう。つまり、「神の見えざる手」なのである。



    生きてゆくには、多少なりともお金が必要である。

    それを働いてもらう、生きるために使う。それを繰り返すだけのことだが、「経済」という立派な名前がついている。


    フリーターで不安定な収入と不安定な恋人がいて

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    2011年09月29日
  • 庭の桜、隣の犬

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    日常と非日常の狭間に揺れる夫婦の物語。一緒に生活する事に疑問を抱くが、その解決策が見いだせないジレンマに陥る二人。
    自分に置き換えれば、確かに答えはない。角田さんの小説は面白いけど、反面、現実の怖さを思い知らされることに何時もなる。

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    2011年09月28日
  • 福袋

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    ネタバレ

    角田さんの小説は、間違いないですよね〜
    でも、『八日目の蝉』のような、がつんとした角田作品が読みたいな

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    2011年09月11日
  • 東京ゲスト・ハウス

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    私も勿論、私の周りにもバックパッカーはいないので、何だかイメージしづらかった。でも、長い旅から帰ってくると現実になかなか戻れずこんな感じでふわふわするのかなぁ。ここに出てくる人たちとは絶対友達になりたくないな、と思うんだけど、角田さんの書く人は嫌いじゃないかも。アキオくんもいい味出してる!

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    2011年08月26日
  • 夜かかる虹

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    ネタバレ

    初めて角田さんの作品を読みました。内容が私的の少し重かったですが、これからも角田さんの作品は読みたいと思わせる良い作品でした。

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    2011年08月20日
  • 菊葉荘の幽霊たち

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     菊葉荘というボロだけどどこか趣のあるアパートに友人の男を住まわすために、満室の菊葉荘の住民たちを追いだそうと工作する女の話。
     女は菊葉荘に住む大学生男子に、学生を装って取り入り半同棲を始める。何やってるんだろうと思いながら一緒にご飯を食べてセックスをして、たまに大学まで行って、菊葉荘の住人達を監視する。
     菊葉荘の住人、大学の学生達、友人の男、それから女自身も、みんな奇妙! この本一冊まるごと世界が歪んでいて、でもその歪みの中にちょっとずつリアルが潜んでいるからとても不気味。文庫版の解説は難解で読み飛ばしてしまったのだけど、きっと賢い人が言うには『現代人の虚無感を巧みに描写した』うんたらか

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    2011年08月01日