松尾スズキの一覧

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作品一覧

2019/03/22更新

ユーザーレビュー

  • 宗教が往く 下
    これは現代の自然主義文学か、と思うほど松尾スズキは現実を生々しく切り取ってみせた。そして切り取った現実から、血なまぐさい、あるいは単に生臭いものを漉しとり、松尾流の「愛」と撹拌して物語に仕立て上げた。タイトルに宗教とあるけれど、物語にはなまやさしい救済は存在しない。汚いものを汚いまま、醜悪なものを醜...続きを読む
  • 東京の夫婦
    松尾ちゃんのことはもう何十年も好きだから、もちろんエッセイも毎回、松尾ちゃんらしいな…と面白く読めるのだけれど、この本にはとてつもなく考えさせられました。それは書き手ではなく、私の問題で。

    私は結婚もしないし、子供も作らないと決めています。恋人にもそれは伝えています。それは人に色々な思いを与えるだ...続きを読む
  • クワイエットルームにようこそ
    おーもーしーろーいー!こういう本、スキ。あっち側とこっち側のギリギリの境界線。悲しくて笑うしかない現実。現実の中にある非現実。自分の中にある正常と他人から見た異常。松尾スズキにグイグイ引き込まれた。冒頭部分は大の苦手だったけど、好きな分野の本デシタ。
  • 「大人計画」ができるまで
    自伝が大好きです。
    特に、こういった自分では絶対に味わえない人生をまるごと感じれる本は、大好物です。

    ある面、出鱈目な行動が見える中に、好きなことを好きな通りにやっていると思われる人生があるけど。
    でも好きなことを好きなだけやってる人って、本当は繊細でどこか精密に生きてる感じがいつもする。
    まった...続きを読む
  • 108

    108


    『50歳を過ぎて、怒られる。けっこうシャレにならない温度で。それも仕事というものの醍醐味だ』

    『締め切りは、世界の終わりに似ていて、必ず来る。そういうものだ』

    『それほどあの時間と空間は安定していた。その記憶が、今、目の前で鋭利な刃物で切り裂かれたような、いや、バケツ一杯の墨汁をぶっかけられた...続きを読む