角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
角田光代さんのエッセイ。私は読んだことはないのだけれど、その存在はよく知っている「オレンジページ」という料理雑誌。そこに掲載されたエッセイを集めて本に編集したもの。やはり、料理雑誌だけに「食」「料理」に関係する話題が多い。
ごく自然に日常の一部を切り取って、ご自身の心の動きを観察し、どのように感じたかについてとても静かな文章に綴られている。
各エッセイに描かれている出来事や感じたことについて、「このように感じてしまうのは私だけだろうか」というニュアンスが込められているのだけれど、角田さんの心の動きの多くの部分に自分の思いも重なってしまう。
確かに、女性と男性で異なるところはあるけれど、心 -
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Posted by ブクログ
いろんな雑誌に載ったエッセイ集
50代の角田光代が20代から今までのこととかを振り返ったりしてて興味深く読んだ!
でも最初らへん古本で買ったから横線とかの落書きが多くて読みにくかったけど!
前半は角田光代が作家を目指して作家になった話とか作家になってからの話とか沢山書かれてて嬉しかった。後半はまあまあ
あと最初は一文一文立ち止まって読んで欲しくてそう言う風に自分もじっくり書いてたけど、編集者にページを読む手が止まらなくなるような本を書いて欲しいって言われてそれを意識した、意識してから直木賞の候補になったって書かれてて私は読む手が止まらなくなるような角田光代の文が好きだから、その編集者ありがと -
Posted by ブクログ
未婚カップルが抱える相手への違和感にクローズアップした短編集。
価値観の違い…とまで言うほどのことじゃない。
きっと友達にコレが原因で別れたって話したら、笑い転げられるだろう。
それでも、毎日毎日気になってモヤモヤする。
パートナーの些細なクセや習慣。
結婚してないんだから、1歩踏み出して別れたらスッキリできるに違いない。
…でもなぁ。それ以外は全部好きなんだよね…。
・あんまり風呂に入らない彼女
・おしゃべりすぎる彼女
・買い物依存症な彼氏
・スナック菓子がごはんな彼女
・ジャイアンツ至上主義な彼氏
・下戸な彼氏………etc
みんな悩んで、別れたり妥協したり。
分かりみが深い。
人と人 -
Posted by ブクログ
『対岸の彼女』で繊細な女性の心情を描いていた作家さんというイメージがあったから、彼女のワイルドさは少しだけ意外だった。割とマニアックなところにも行くし、タバコを吸ったり、旅先で誰かと仲良くなることを当然だと思っていたり。人とのコミュニケーションに恐怖すら抱くぼくにとってはちょっとありえない。でも一方で、彼女はぼくと同じように小心者でもあるようだ(そう自分でも言っている)。つまりぼくから見れば、自ら望んで大海に投げ出されながら、浅瀬の海で助けを求めてさまよっている―失礼ながらそんな印象を受けた。でも、そのギャップがこのエッセイの面白さなような気がする。
この本でも書かれているように、旅好きのた -
Posted by ブクログ
自分自身が、1人で旅行するのが好きだしそういう時間も取れてるし、わざわざ人の一人旅エッセイとかあんま興味ない…とか思ってたけど、さすが作家であり、ただの趣味が本となって世に出てるだけあって、面白かった。
すごく共感したのは、年齢によって、その旅スタイルも「面白い」の感じ方も変わるってとこ。
学生バックパッカーとの、どーでもいい恋バナ系モドキと狭い机での飲み食いが、彼らにとっては最高な時間であり、彼女にとってはどうしようもなくつまらなかった、ってくだり。
若い時に面白くてドキドキすることや経験することと、40になって経験することって、ほんと違うんだよなーー。
あと、彼女が旅してた時代が、90年代 -
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Posted by ブクログ
どれも何かしら得体の知れない何かをふいに得てしまって、さてそれはなんでしょうかという短編集。
色んな種類の福袋だけどどれも「各々もらってよかったなと思えるようなものなのか」といわれると素直に はい とは言い難い。35点くらいの福袋。お話自体はどれもスルッと読める。
三十路突入した女性は読むべきだな。ディティールを味わいやすい気がします。
しかしちょっとさ、解説まで読み終わってから「この解説って誰が書いてんだろうか」と思って振り返ってみたら栗田有起だね!?!?卵町の!!!ヒャーー、この福袋いいモン入ってんじゃん。
※蛇足ですが「卵町」は栗田有起が書いた小説でホスピスが存在するためだけに出来たよ