角田光代のレビュー一覧
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角田光代さんの文化講演会にお邪魔した時に、5年もの歳月をかけて書き上げた『源氏物語』の話を聞いた。
武器にもなりそうな厚みのある本であると。
学生時代から、幾度となくチャレンジしては心が折れて挫折していた源氏物語。
角田さんが書いた源氏物語ならば今回はいけそうな気がする、と思ったが、やはりなかなか進まず、情けない事に上巻だけで1ヶ月かかってしまった。
中学生の頃夢中で読んだ『あさきゆめみし』がなければ、きっと読み終えることができなかったと思う。
登場人物が多く、複雑に絡み合うからだ。
物語の流れがかすかに記憶の中にあり、思い出しながら楽しく、時に苦しみながら読み終えた。
今回、あとがきを読むこ -
Posted by ブクログ
平和を願うための絵本として、手にした作品です。たださんの本棚からの選書、ありがとうございます。この作品は、教科書にも掲載されているのですね…。そして、著者は向田邦子さんと角田光代さん、絵は西加奈子さんという、すごい作品です。
ストーリーは、戦争末期のある家族に焦点をあてた作品です。戦況が思わしくない日本…いつ爆弾が降下されるかわからない緊迫感と、食糧難からのひっ迫感…街にいた子供たちは次々に疎開していきます。そして、一番小さな妹が疎開するとき、まだ字の書けない小さな妹に父は元気に過ごせたら〇を書いてポストに投函するようにと、沢山の葉書を持たせます…。疎開して最初の葉書には、はみ出さんばか -
Posted by ブクログ
角田光代さんのエッセイ。私は読んだことはないのだけれど、その存在はよく知っている「オレンジページ」という料理雑誌。そこに掲載されたエッセイを集めて本に編集したもの。やはり、料理雑誌だけに「食」「料理」に関係する話題が多い。
ごく自然に日常の一部を切り取って、ご自身の心の動きを観察し、どのように感じたかについてとても静かな文章に綴られている。
各エッセイに描かれている出来事や感じたことについて、「このように感じてしまうのは私だけだろうか」というニュアンスが込められているのだけれど、角田さんの心の動きの多くの部分に自分の思いも重なってしまう。
確かに、女性と男性で異なるところはあるけれど、心 -
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Posted by ブクログ
いろんな雑誌に載ったエッセイ集
50代の角田光代が20代から今までのこととかを振り返ったりしてて興味深く読んだ!
でも最初らへん古本で買ったから横線とかの落書きが多くて読みにくかったけど!
前半は角田光代が作家を目指して作家になった話とか作家になってからの話とか沢山書かれてて嬉しかった。後半はまあまあ
あと最初は一文一文立ち止まって読んで欲しくてそう言う風に自分もじっくり書いてたけど、編集者にページを読む手が止まらなくなるような本を書いて欲しいって言われてそれを意識した、意識してから直木賞の候補になったって書かれてて私は読む手が止まらなくなるような角田光代の文が好きだから、その編集者ありがと