角田光代のレビュー一覧

  • 異性

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    男と女って切り口は結構乱暴なところはあるのだけど、なんとなくわかる、の積み重ねで、うーんそれは違うなぁ、とか、いやーそれはわかる!確かに!がちょいちょい混じってきて、結果それなりに共感ができる、って言うのが実は作家の力なんだろうな、と思う。自分の考えのようで自分を小出しにしかしない、というところが上手い

    2023.10.17
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    2023年10月18日
  • しあわせのねだん

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    ずーーっとクスクスしながら気楽に読める一冊。リラックスしたい時にお薦めです。角田光代さんと同年代の私はわかるわかる〜がたくさんありました(^^)

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    2023年10月12日
  • 月夜の散歩(新潮文庫)

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    角田光代さんのエッセイ。私は読んだことはないのだけれど、その存在はよく知っている「オレンジページ」という料理雑誌。そこに掲載されたエッセイを集めて本に編集したもの。やはり、料理雑誌だけに「食」「料理」に関係する話題が多い。

    ごく自然に日常の一部を切り取って、ご自身の心の動きを観察し、どのように感じたかについてとても静かな文章に綴られている。

    各エッセイに描かれている出来事や感じたことについて、「このように感じてしまうのは私だけだろうか」というニュアンスが込められているのだけれど、角田さんの心の動きの多くの部分に自分の思いも重なってしまう。

    確かに、女性と男性で異なるところはあるけれど、心

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    2023年10月06日
  • ご本、出しときますね?

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    読書芸人の若林が小説家と対談する番組の書籍化らしい。
    常々小説大好きな人の気持ちを知りたいと思っていたが、この対談で多くの気づきを得られた。
    自分自身は現実的なビジネス書や、心理学、脳生理学などの役に立つ本を好んでいたので、なにゆえ個人の脳内で創作されたフィクションが好まれるのか不思議であった。
    本書や小説家(書くほう)の視点の言葉が多いが、彼らは読書家でもあるので示唆に富む会話が飛び交っている。

    ・「弱者」って言葉を言い換えると「大多数」のこと
    ・登場人物が自分の身代わりになってくれるような気がした

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    2023年10月05日
  • 太陽と毒ぐも

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    面白かった!角田光代さんのこういういい意味で気が抜けた(八日目の蝉とかのような大傑作に感じる緊張感は無いという意味)作品はとても好き。
    ありふれた、よくいる問題ありの恋人たちの話。自分にも当てはまるなぁ。人間臭さを感じる面白い作品。

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    2023年09月30日
  • 月夜の散歩(新潮文庫)

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    感想
    好きに気づく。そしたら少しずつ毎日に光が灯る。思い描いた日々とは違うかもしれない。だけど散歩みたいに逸れることを楽しむ。人生のコツ。

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    2023年09月30日
  • 希望という名のアナログ日記

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    いろんな雑誌に載ったエッセイ集
    50代の角田光代が20代から今までのこととかを振り返ったりしてて興味深く読んだ!
    でも最初らへん古本で買ったから横線とかの落書きが多くて読みにくかったけど!

    前半は角田光代が作家を目指して作家になった話とか作家になってからの話とか沢山書かれてて嬉しかった。後半はまあまあ
    あと最初は一文一文立ち止まって読んで欲しくてそう言う風に自分もじっくり書いてたけど、編集者にページを読む手が止まらなくなるような本を書いて欲しいって言われてそれを意識した、意識してから直木賞の候補になったって書かれてて私は読む手が止まらなくなるような角田光代の文が好きだから、その編集者ありがと

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    2023年09月28日
  • 太陽と毒ぐも

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    未婚カップルが抱える相手への違和感にクローズアップした短編集。

    価値観の違い…とまで言うほどのことじゃない。
    きっと友達にコレが原因で別れたって話したら、笑い転げられるだろう。
    それでも、毎日毎日気になってモヤモヤする。
    パートナーの些細なクセや習慣。
    結婚してないんだから、1歩踏み出して別れたらスッキリできるに違いない。
    …でもなぁ。それ以外は全部好きなんだよね…。

    ・あんまり風呂に入らない彼女
    ・おしゃべりすぎる彼女
    ・買い物依存症な彼氏
    ・スナック菓子がごはんな彼女
    ・ジャイアンツ至上主義な彼氏
    ・下戸な彼氏………etc

    みんな悩んで、別れたり妥協したり。
    分かりみが深い。
    人と人

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    2023年09月25日
  • これからはあるくのだ

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    角田光代さん初読みのエッセイ『これからはあるくのだ』の感想になります。

    エッセイですが最後の「−あとがきにかえて」は、角田光代さんの「生きる」ということの真髄に触れた気になり、とても気持ちの良い綺麗な終わり方だなぁと感じました。

    本作は角田光代さんの幼少期を含めたエピソード満載ですが、私のお気に入りは『「引っ越しました」最新版』ですね♪
    表題作に相当する『これからは歩くのだ』も面白いエピソードでしたが、『「引っ越しました」最新版』はより笑えました。

    150頁ほどの短編集ですのでランチやアフタヌーンティーのお供にオススメです。

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    2023年09月22日
  • いつも旅のなか

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    『対岸の彼女』で繊細な女性の心情を描いていた作家さんというイメージがあったから、彼女のワイルドさは少しだけ意外だった。割とマニアックなところにも行くし、タバコを吸ったり、旅先で誰かと仲良くなることを当然だと思っていたり。人とのコミュニケーションに恐怖すら抱くぼくにとってはちょっとありえない。でも一方で、彼女はぼくと同じように小心者でもあるようだ(そう自分でも言っている)。つまりぼくから見れば、自ら望んで大海に投げ出されながら、浅瀬の海で助けを求めてさまよっている―失礼ながらそんな印象を受けた。でも、そのギャップがこのエッセイの面白さなような気がする。

    この本でも書かれているように、旅好きのた

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    2023年09月10日
  • 三月の招待状

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    面白かった
    15年別れたりより戻したりの裕美子と正道カップルの離婚式からはじまりその学生時代の仲良しグループ一人一人に各章ごとに主人公が代わり焦点が当たっていく

    36になる男女の心境がリアルでよかった

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    2023年09月02日
  • 予定日はジミー・ペイジ

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    すごく面白かった
    妊娠したことがないから共感はできなかったけど、楽しく読めた
    ホルモンバランスで怒ったり泣いたりするけど、自分の生理前とかとは違いマキちゃんは可愛げがあっていいなと思った

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    2023年08月30日
  • これからはあるくのだ

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    日常のなかにある奇妙な事象を丁寧に掬い上げたようなエッセイだった。それを共感できなかったり、面白くないと感じたりする人がいるのは当然のことで、その逆もまた然り。
    私としてはとても面白かった。
    解説が三浦しをんさんだったのも、二度美味しい感じだった。

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    2023年08月27日
  • おまえじゃなきゃだめなんだ

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    ネタバレ

    装丁と題名に惹かれて買ってみた。かなり短めの短編がいくつか入っていて読みやすかった。
    角田さんの本はこれで2冊目だが、やはり文章がとても綺麗だと思った。情景描写はリアルで、全く違う場所にいるのに野原や登場してきた場所の想像が容易くできる。どの話もあまり重くなく、すっきりとしていたがその軽さの中にじっくり読まないと気づかない暗さがあっていい比率だと思った。最後の結婚指輪の話は全く関係のない登場人物が、指輪(指輪売り場)を通して関わるのが新鮮で面白かった。離婚指輪という聞きなれない言葉も斬新でいいと思った。

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    2023年08月26日
  • いつも旅のなか

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    著者はイメージよりかなりワイルドな旅をされているんだなと思った。

    自分も旅した気分になれる。(しかも自分が絶対しないような旅)

    そして世界には自分と全然違う人たちがいるのだなと、当たり前だけど改めて感じた。
    (ただ旅についてくるモロッコ人、日本人が異常に好きなオーストラリア人、一日中食事してくっちゃべるマレーシア人など)

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    2023年08月23日
  • 私のなかの彼女

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    目に見えない正しさは曖昧で脆い。多分、ないから。

    恋愛は相手がいるからできること。
    ではいい彼氏、彼女って?

    付き合う期間が長くなってしまったり、関係が近くなればなるほど不満も増えるだろう。
    歪んだ解釈をしてしまうこともあるだろう。
    間違っているとわかっていても、そちらを選ぶこともあるかもしれない。
    そんな自分の醜さに正面から向き合えているか?
    みっともなくなる度に、気づけているか?

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    2023年08月23日
  • いつも旅のなか

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    自分自身が、1人で旅行するのが好きだしそういう時間も取れてるし、わざわざ人の一人旅エッセイとかあんま興味ない…とか思ってたけど、さすが作家であり、ただの趣味が本となって世に出てるだけあって、面白かった。
    すごく共感したのは、年齢によって、その旅スタイルも「面白い」の感じ方も変わるってとこ。
    学生バックパッカーとの、どーでもいい恋バナ系モドキと狭い机での飲み食いが、彼らにとっては最高な時間であり、彼女にとってはどうしようもなくつまらなかった、ってくだり。
    若い時に面白くてドキドキすることや経験することと、40になって経験することって、ほんと違うんだよなーー。
    あと、彼女が旅してた時代が、90年代

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    2023年08月23日
  • 100万分の1回のねこ

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    100万回生きたねこから、こんなふうにインスピレーションを受けるんだなぁと、どのお話も面白かった。一番面白かったのはゲームの中のネコの話。

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    2023年08月18日
  • 福袋

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    どれも何かしら得体の知れない何かをふいに得てしまって、さてそれはなんでしょうかという短編集。
    色んな種類の福袋だけどどれも「各々もらってよかったなと思えるようなものなのか」といわれると素直に はい とは言い難い。35点くらいの福袋。お話自体はどれもスルッと読める。
    三十路突入した女性は読むべきだな。ディティールを味わいやすい気がします。
    しかしちょっとさ、解説まで読み終わってから「この解説って誰が書いてんだろうか」と思って振り返ってみたら栗田有起だね!?!?卵町の!!!ヒャーー、この福袋いいモン入ってんじゃん。

    ※蛇足ですが「卵町」は栗田有起が書いた小説でホスピスが存在するためだけに出来たよ

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    2023年08月16日
  • くまちゃん

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    この本には助けられた。短編のようになってるので、割とサクサク読める。くまちゃんから始まり、今と別れた相手のその後、そのまたその後とどんどん対象が変わっていく。この本のおかげで、想像力を鍛えられたかもしれない。

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    2023年08月15日