角田光代のレビュー一覧

  • 森に眠る魚

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    繭子をどう思うかで読み手の生活が見えてくる本だと思う。作中で繭子が「馬鹿女」と称されるシーンがありますし、そう思う人もいると思う。けどおそらく繭子って繭子自身もグレーな場所にいる人で、多くの人は自分の生活のどこかで必ず出会っている人だと思う。会ったこともないし見たこともない、これぞ小説の登場人物では?とは私は思えなかった。登場人物の4人も、最初は繭子のことを明朗快活と捉えてるけど、さて物語ではどうなったか…です。

    他の方のレビューで知りましたが、実在の事件に着想を得た作品ということで、調べてみたらおそらくAさんと思われる人物も出てきます。

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    2025年02月16日
  • 源氏物語 7

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    光君亡き後、物語の中心になっていく薫と匂宮。
    薫は不思議です。浮世離れしているというか。
    大君があっという間に亡くなってしまって驚きです。
    匂宮は中の君に言い寄っている時は本気なんだなと思ったけれど、浮気症な人。

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    2025年02月15日
  • 源氏物語 6

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    紫の上がついに亡くなってしまった。たぶんおそらくまだ若いだろうに。光君に最も愛されていた女性として描かれているけれど、あとがきで角田光代さんも書いているけれど、本当に紫の上は幸せだったのか、と思います。
    愛されてはいたかもしれないけれど、やはり他の女性のところに行かれるのは不安もあり嫉妬もしただろうにと思います。
    紫の上亡き後の光君の落ち込みよう。いつかは訪れる別れ。ならば他の女性のところになど行かずに紫の上のそばにいればよかったのにとも思います。

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    2025年02月15日
  • ひそやかな花園

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    こういうテーマの内容だとは知らずに読んだけれど、最近同じテーマの小説を読んでいて、何か引き寄せではないが、こういうことについてもっと深く考えたり知りたい気持ちになっている。

    ミステリーではないのに 先が気になって、一気に読んでしまった。さすが角田光代さん、安定感があって 引き込まれた。

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    2025年02月14日
  • ご本、出しときますね?

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    若林さんは不思議な人だ。
    めっちゃ自意識過剰で自己防衛本能が強くて、見栄っ張りでカッコつけ。本音は言わない。
    だけどスッと人の懐に入ってくる可愛げもあるんだなぁ。
    この本では、若林さんのそんな部分が遺憾無く発揮されていて、終始ほっこり見守る気持ちで読むことができる。
    人が死ぬ本ばっかり読んでたアタマが癒される〜。

    私が好きなのは、羽田圭介さん&藤沢周さんの回。
    この回は、若林さんが話すボリュームも多くて、羽田さん、藤沢さんとの相性の良さを感じる。話してることもほどよくカタくて、良い意味で、男同士っぽい感じ。小気味よくてずっと読んでたい。一冊丸ごとコレでもいいなぁ。
    あとは角田光代さん

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    2025年02月13日
  • 薄闇シルエット

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    ハナの心情、家族・恋人・仕事の人間模様、リアルにアラサーアラフォー女あるあるですーっと読めた。ハナのそれからが知りたくなった。

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    2025年02月12日
  • 源氏物語 8

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    なんと言っていいやら。
    こんな終わり方。
    当時の方々あれこれ続きをお喋りしたかな。

    にしてもさ、宮も薫もふらふらふらふらふらふらふらふら…恋は恋でしか精神が凄すぎる(笑)

    しかし。弟を連れてくとかどこまでも姑息というか強かで本当にダメだわ。

    面白かった¨̮ ¨̮


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    2025年02月12日
  • タラント

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    大学時代にバリ旅行をしたことがある。初めての海外旅行だった。旅行会社のツアーだった。食事も美味しかったし、海も楽しかった。ツアーではバスで移動し、現地の人が工芸品?のように何かを作っている場所を見学する→その後土産物店でショッピングタイム、というのを数回繰り返した。この本を読んでその時感じた違和感を思い出した。
    ボランティア活動に対する疑問や葛藤や違和感、パラリンピックに対する無知。敢えて言わない考えない思わないようなこと、これまで踏み込もうとしても結局避けてきた思いが次か次へと思い起こされ、この主人公と同じかもしれないと思った。
    何も知らずに日本にいる。世界の紛争についての報道に触れ、平和で

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    2025年02月10日
  • かなたの子

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    ホラーでもサスペンスでもなく背筋がゾッとする怖さ。夢とも現実ともわからない過去の罪に追われる恐怖や、人間の生死の描写がさすがだなと思う。

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    2025年02月06日
  • 源氏物語 5

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    女三の宮はレイプされた上に、源氏に見下されてるのが不憫でしょうがない。温室育ちでほわっとしてるだけなのに…
    源氏の棚上げ気質には驚くばかり。

    源氏が紫の上に自分のことを「心のひねくれたつきあいにくい女だった」と言ってたことが本当に恨めしい…
    と再登場の六条御息所!
    やり過ぎだけど、気持ちはわかる。これはムカつく。

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    2025年02月04日
  • 源氏物語 4

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    「初音」から「藤裏葉」まで、ほとんど玉鬘十帖の巻。光君の玉鬘への思いは、ちょっと受け入れられないが、蛍の巻で紫式部の物語論の場面もあり、大河ドラマを思い出しながら読み進めた。角田さんのあとがきも毎巻楽しみ。

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    2025年02月02日
  • 源氏物語 5

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    光君がだいぶ大人になって、落ち着いてきた印象があります。あとがきで角田光代さんも書かれているけど、今までは光君が女性を奪う側だったけど、今度は奪われる側になって、三の宮と柏木の関係は光君にとっては因果応報というか、若い頃の行いがこういう形になって返ってきてしまったのかな、なんて思いながら読みました。
    紫の上が亡くなるかもしれないとなったときの光君の様子はやはり紫の上が特別で最愛の人なんだとわかるのでもっと大事にしろよーと思ってしまいます。

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    2025年02月02日
  • 源氏物語 3

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    「少女」の章が印象的でした。光君とは違って、真面目に1人の女性を想う夕霧が印象的で、親子なのに違うものだなぁと思いました。
    想い合っているのになかなかうまくいかないものだと思うし、平安時代にこのような描き方をする「源氏物語」というものが存在していたことが、改めてすごいなと思いました。

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    2025年02月01日
  • 源氏物語 4

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    紫の上がいるのに、玉鬘にも惹かれてしまう光君。これは仕方がないのかもしれないけど、もっと紫の上を大事にしてーと思う。そんな簡単に他の人に惹かれるものなのかな。
    髭黒が玉鬘を掻っ攫っていくところが、あっという間だった。いつ、そんなやりとりが?という感じでした。

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    2025年01月31日
  • 私はあなたの記憶のなかに

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    短編集。どのお話も、痛みと愛に溢れていた。どのお話もノスタルジーを感じ、胸をギュッとされたような感覚になる。父とガムと彼女が好きだ。

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    2025年01月31日
  • それもまたちいさな光

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    読みやすくて、(ラジオでみんなが繋がってるところ)以外はリアルで、人間味のある恋愛(?)日常小説。
    難しい本を読み疲れた後に読むと超スラスラ読めて快感。

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    2025年01月21日
  • ナナイロノコイ

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    角田光代と唯川恵の話がよかった。ミーヨンの話は、おしゃれな写真を鑑賞している気分、新感覚の読書だった

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    2025年01月20日
  • 笹の舟で海をわたる

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    2025年1冊目。
    左織にイライラしながらも一気に読んでしまいました。
    常に他責思考で疑い深く、新しいことを受け入れられない左織は主人公として魅力的ではなく、酷い目に遭えば良いのにと思いながら読んでしまいました。こんな感覚になったのは初めてです。最後まで読ませてしまう角田光代恐るべし。

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    2025年01月19日
  • 今日も一日きみを見てた

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    猫可愛がりという言葉を思い出しながら読みました。世の中、猫大好きさんは多い。それと同じように、犬好きさんも多い。ただ、私は、猫好きさんの押し付けが苦手だ。それも、とても、ひじょうに…と強調する言葉をつけたいくらいに苦手だ。一方で犬好きさんはあんまりそういうことをしてこない(と、私の分析)。

    あまりにも猫好きさんの押し付けが強烈なので、どういう心理なのだろう?それがわかるかな?と期待してエッセイで読んでみることにした。角田光代さんなら落ち着いて書いておられるだろうし…

    楽しいエッセイでした。色々な角度からの分析ぶりも好きでした。色々と疑似体験もさせていただけて、なるほど…と思いました。でも、

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    2025年01月19日
  • 源氏物語 4

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    鬚黒が掻っ攫っていった…。
    いつそんなことが??って数頁戻って読み直したけど、急にそんなことになってた。

    鬚黒よ、平安の世の習わしとは言え、灰をぶっかけた北の方の気持ちはわかるまい。
    物の怪ってなってるけど、素直な気持ちだよなぁ。

    玉鬘との夫婦仲も気になる。
    この先、読んでいくと続きあるかなー。

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    2025年01月19日