角田光代のレビュー一覧

  • 源氏物語 7

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    平安時代の高貴な女性は、自分の屋敷内でほとんど外出らしい外出もせず生きなくてはならない。
    この頃は通信手段がないから頼りにしている男性とすれ違うと特に女はひたすら待つしかなくて、思い悩みそして病みついて呆気なく死んでしまう。
    宇治編に入って、そういった息苦しさ、閉塞感を特に強く感じた。
    源氏物語には、相手がいかにイケメンだろうと、結婚自体したくない、したくないけど生きなければいけないから仕方なしに添うという女性が何人も出てきます。そんな狭い生き方しかできない女を、紫式部先生は何度も何度も描いていて。その中でも大君は頑なで。望む生き方ができるわけでもない、男女の恋愛に振り回されるのも煩わしい、放

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    2026年08月11日
  • 空中庭園

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    隠し事もなく、賑やかで仲の良い家族…と思いきや、一人ひとりが、人には言えない何かを隠していて…
    一番ぞくっとしたのが母親の話。明るくて純粋無垢なキャラかと思いきや、彼女の章のスタートが完全犯罪云々。

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    2026年08月11日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    母と息子、それぞれの語りが交互に描かれる中で、不在の父は誰なのか、どんな人物だったのか、少しずつ紐解かれていく。読みはじめ、少年の頃の話は児童書のようで少し物足りなく感じたけれど、読み進めるに連れこの二人の不器用さがもどかしく胸に詰まり、幸せを願いながら読んだ。最後、優しさに包まれる夢のようなシーンで、安堵して本を閉じた。

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    2026年08月08日
  • ドラママチ

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    面白かったし、喫茶店に行きたくてうずうずした。本が読める喫茶店を探したくなった。

    「ワカレミチ」が良かったな。
    心にジンときたのは、年齢のせいかな。。

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    2026年08月08日
  • 対岸の彼女

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    強がっていた時のナナコ。
    そのナナコと遠いどこかに行こうと手を差し伸べた葵。
    そういう、何もない未来も、破滅が待っている未来も、一緒に行きたいと思える
    一緒に手を取っていたいと思える人と出会いたいなー。


    最後の、ナナコからの手紙
    ほんと、対岸を見てるような、もう二度と届かない時間を思い出すように
    そんな気持ちで読んだ。

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    2026年08月08日
  • 韓国ドラマ沼にハマってみたら

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    韓国映画、韓国ドラマへの熱い思いが溢れていた。ネタバレを多く含むので、敢えてざっくりと読み進めた。私の韓国ドラマ沼もまだまだ抜けられなさそう。

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    2026年08月08日
  • さがしもの

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    角田 光代さんと言えば、『八日目の蟬』や『紙の月』、『坂の途中の家』等の少し重苦しい作品を思い浮かべる方が多いかも知れませんが、数多く出版されている角田作品の中でも大好きな作品のひとつです❗️

    本との付き合い方は十人十色、あなたはどんな本とどのように出合い、どのように過ごしましたか⁉️
    そんなことを、読後あなたに問いかけたくなる作品でした

    好きな話しは、表題作と『旅する本』、『彼と私の本棚』、『不幸の種』です
    当初本書は『この本が世界に存在することに』というタイトルでしたが、個人的には本書の『さがしもの』という方がしっくりくると思っています

    本書が出版されてから約20年位経ちますが、本に

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    2026年08月08日
  • 対岸の彼女

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    最初はどの登場人物にも感情移入ができなかったけど、半ばから各登場人物のエッセンスに少しずつ共感した
    シュウジみたいな人は本当に無理、と思ったけど関係性を改めれば再構築できるときもあるんだな
    シンプルなシスターフッドものか、と思った自分を殴りたい、
    傷だらけの手を取り合ってもう一度たつ彼女たちは美しいと思った

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    2026年08月14日
  • それもまたちいさな光

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    ドラマチックでない、ただ普通のストーリー展開だけどそこがイイ。
    当たり前、普通の事って意外と凄い大事なコトなのかもしれないと気づかせてくれる作品だった。

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    2026年08月05日
  • さがしもの

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    ネタバレ

    高校生の時に買って東京で一人暮らしをしていた時に古本屋で売った翻訳小説。ネパール旅行中に再会?その後、仕事で訪れたアイルランドの古本屋でも?とても不思議でありえないと思いながらも愉快な気持ちになった。そして、自分がいろいろな経験をしてきたことにより、毎回、内容が違っているように感じたというところが興味深かった。この、「旅する本」と、本にまつわる短編が全部で9つ。誰かを好きになったり、別れたり、傷ついたりするのを側でそっと見つめているようなしっとりした短編集。

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    2026年08月04日
  • タラント

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    後半にかけてどんどん面白くなっていく。使命感というとたいそうなことに感じるけど、日々の生活、仕事をこなしていくことも十分大切な使命を果たしていると感じれる。

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    2026年08月04日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    くすかは両親には恵まれなかったけど時生や時生の両親や庭田さん等素晴らしい人達と出会え良い人生なんじゃないかな…
    そしてロック!忌野清志郎
    私はロックが苦手だけどこの本に出て来る歌詞はイイ
    音楽は凄い力を持っている

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    2026年08月02日
  • 対岸の彼女

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    他人のバックグラウンドを全て知ることはできないけれど、目の前にいる人にもそれぞれの人生があって、表面的な会話だけでは分からない色々なものが積み重なってその人が形成されている。

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    2026年08月02日
  • 対岸の彼女

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    ネタバレ

    わかる…わかるよ!
    孤独と憧れと期待と不安と…!

    (私は完全にあおい派!全然良い子だったけど!)

    学生時代、環境は比較的よかったものの、ななこみたいに色んな友達のところフラフラしてたな〜。仲間はずれにならないように友達と群れてないといけない感じ苦手だった…!あの雰囲気煩わしかったな〜!けどだからこそ、その時々で居心地がいいと思った人とつるんでたのは、それはそれで幸せだったのかも?
    そのおかげで?アラサーになっても、その時々の友達中高大バイト…各時代のいろんなタイプの友達と遊んだり語り合ったりできる関係なのがありがたい!離れていく人は今はタイミングが合わない人なんだって思うし、今仲良くしてく

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    2026年08月02日
  • 紙の月

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    角田光代の主人公は夫とのコミュニケーションがうまくいかずに自信をなくしている女性であることが多い。家庭内が安定していれば、他の男やお金で心を満たそうという思いにはならないのかな。とかおもう。

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    2026年08月01日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    ネタバレ

    世界が色づく瞬間が鮮やか。若いとき、そういうことがある。そして時生と匠海のキャラも、くすかや新の周りの人たちもいい。少しでいい、こういう友だちがいたら、生きやすい。

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    2026年08月01日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    ​歌に救われた人って、私を含めて世の中にたくさんいると思う。
    ​いろいろあっても音楽があったからこそ突き進めたんだと思うし、自分自身の経験とも重なって、すごく胸に響いた。

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    2026年07月30日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    家族・義家族・親子・友人との別れと再生の物語。佐原ひかりさんの『夜の海をゆく人よ』を少し思い出しました。

    RCと清志郎の曲がところどころに出てきて涙ぐみながら読んでいました。

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    2026年07月31日
  • 愛がなんだ

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    ネタバレ

    この小説を一言で表現するなら、「重い愛の話」だと思う。

    この本を読もうと思ったきっかけは、本が薄くて読みやすそうだったことと、恋愛系の小説を読んでみたいと思ったからだ。普段、私は恋愛小説をあまり読むことがないため、最初はどんな話なのか少し興味を持つ程度だった。しかし、実際に読み始めると、登場人物たちの恋愛や人間関係に引き込まれ、次のページが気になってなかなか読む手を止めることができなかった。

    特に、主人公のテルコの恋愛に対する一途さや、マモちゃんを思い続ける姿は、現実ではなかなかここまで相手に執着する人はいないのではないかと思う一方で、恋愛をしたことがある人なら少し共感できる部分もあるよう

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    2026年07月30日
  • 対岸の彼女

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    めっちゃいい話だった。今の年齢になって読んだからよけいに刺さったんかな。
    読んでる時は学生時代の友情を思い出したり切なくなったり、逃れられない大人の現実に辛くなったりしたけど、最終的に読後感が良いのも好き。前に進もうって思う。
    裏表紙のあらすじ読んでワーママ専業バトル的な話なのかと思ったんだけど全然違った(脳がXに毒されている)。要素はあるけどそんな薄っぺらい話じゃない。とてもよかったです。

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    2026年07月29日