角田光代のレビュー一覧
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平安時代の高貴な女性は、自分の屋敷内でほとんど外出らしい外出もせず生きなくてはならない。
この頃は通信手段がないから頼りにしている男性とすれ違うと特に女はひたすら待つしかなくて、思い悩みそして病みついて呆気なく死んでしまう。
宇治編に入って、そういった息苦しさ、閉塞感を特に強く感じた。
源氏物語には、相手がいかにイケメンだろうと、結婚自体したくない、したくないけど生きなければいけないから仕方なしに添うという女性が何人も出てきます。そんな狭い生き方しかできない女を、紫式部先生は何度も何度も描いていて。その中でも大君は頑なで。望む生き方ができるわけでもない、男女の恋愛に振り回されるのも煩わしい、放 -
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角田 光代さんと言えば、『八日目の蟬』や『紙の月』、『坂の途中の家』等の少し重苦しい作品を思い浮かべる方が多いかも知れませんが、数多く出版されている角田作品の中でも大好きな作品のひとつです❗️
本との付き合い方は十人十色、あなたはどんな本とどのように出合い、どのように過ごしましたか⁉️
そんなことを、読後あなたに問いかけたくなる作品でした
好きな話しは、表題作と『旅する本』、『彼と私の本棚』、『不幸の種』です
当初本書は『この本が世界に存在することに』というタイトルでしたが、個人的には本書の『さがしもの』という方がしっくりくると思っています
本書が出版されてから約20年位経ちますが、本に -
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ネタバレわかる…わかるよ!
孤独と憧れと期待と不安と…!
(私は完全にあおい派!全然良い子だったけど!)
学生時代、環境は比較的よかったものの、ななこみたいに色んな友達のところフラフラしてたな〜。仲間はずれにならないように友達と群れてないといけない感じ苦手だった…!あの雰囲気煩わしかったな〜!けどだからこそ、その時々で居心地がいいと思った人とつるんでたのは、それはそれで幸せだったのかも?
そのおかげで?アラサーになっても、その時々の友達中高大バイト…各時代のいろんなタイプの友達と遊んだり語り合ったりできる関係なのがありがたい!離れていく人は今はタイミングが合わない人なんだって思うし、今仲良くしてく -
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ネタバレこの小説を一言で表現するなら、「重い愛の話」だと思う。
この本を読もうと思ったきっかけは、本が薄くて読みやすそうだったことと、恋愛系の小説を読んでみたいと思ったからだ。普段、私は恋愛小説をあまり読むことがないため、最初はどんな話なのか少し興味を持つ程度だった。しかし、実際に読み始めると、登場人物たちの恋愛や人間関係に引き込まれ、次のページが気になってなかなか読む手を止めることができなかった。
特に、主人公のテルコの恋愛に対する一途さや、マモちゃんを思い続ける姿は、現実ではなかなかここまで相手に執着する人はいないのではないかと思う一方で、恋愛をしたことがある人なら少し共感できる部分もあるよう