角田光代のレビュー一覧

  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    王様のブランチで紹介され、なんとなく気になり角田光代さんの作品を初読み。

    遺影として飾られていたカリスマ的なミュージシャンの写真を、父と聞いて育った新(あらた)。一方、誰にも見えない存在として少女時代を生きてきたある日、音楽に救われ、恋をして、新の母となった、くすか。新が父の真実を知った時、すれ違っていた2人の想いが、重なりはじめる…

    新とくすかの物語が交互に描かれ展開していく。生きづらさを感じているときに音楽に救われ、目の前の光景が、世界が鮮やかになる感覚。夢を見てもいいのだと勇気をもらい、音楽を通して広がる世界。音楽の素晴らしさが、角田さんの音楽に対する賛美の想いが伝わってくる。

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    2026年07月19日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    人は与えられていないものを誰かに与えるのは難しい。それでも頑張ってるのを感じた。

    JUMP 夜が落ちてくるその前に
    JUMP もう一度高く JUMPするよ

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    2026年07月18日
  • ゆうべの食卓(新潮文庫)

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    短いけど、ひとつひとつ満足感があった。オレンジページの連載かと知って納得。
    いろいろな家族のエピソードがあったから、読みながら、自分のいろんな年代を重ねて思い出しながら読めたな〜。ただ、一個ずつが短いから、読み終わって振り返った時にあんまり記憶に残ってなかった…。

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    2026年07月18日
  • 空中庭園

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    家族もただ家族という繋がりがあるだけで、結局は他人の集まりなわけで、京橋家ほどじゃなくても案外皆こんなものなのかもなぁ。

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    2026年07月18日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    死んだ父親の真実を知り成長してゆく息子の話

    いつまでも客席側を描いてくれる角田さん本当に好き。何重にもテーマが描かれているが新しく生まれる輝かしさと高揚感を掴みに行くところが一番心に響いた。音楽が人を結びつけ人を救う話でもある

    事件のシリアスさ、親子の成長、友情、音楽の救い等テーマが複雑に絡んでいてはっきり何に分類できるのかわからない笑。でも読後はぱっと視界が開けるような清々しい気分になる

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    2026年07月18日
  • 今日も一日きみを見てた

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    角田光代さんの愛猫(トト)に対する惚気が、一冊丸々書かれている本です

    自分も猫と暮らしているので、気持ちはとても分かるし、うちのは〜という心も湧いてきて楽しく一気読み出来ました
     
    トトに対して、困ったこと、不思議な事、自分自身の変化〜とか色々ありますが、つまるところトトは可愛いでしょ?言ってる話です笑

    猫飼ってる人や飼いたい人は楽しく読めると思いますが、他の人は如何なんだろうかと思う次第ではあります笑

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    2026年07月18日
  • 対岸の彼女

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    ネタバレ

    文章表現が巧みなのか。ものすごい勢いで物語に引き込まれた。そんなに共感できる点があった訳でもないのに。
    悲しさや切なさを訴えるだけの作品ではなく、心と心の交流が丁寧に描かれていて良かった。
    大人になった葵の気持ちがもうちょっと知りたかった。

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    2026年07月18日
  • ツリーハウス

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    善嗣の祖父と祖母は、何かいい場所があると信じて、満州へ行き、結局は日本に帰ってきて翡翠飯店を始め、家庭(善嗣の言葉で言えば「簡易宿泊所のような家」)を築いた。

    その家庭は、ルーツ(根っこ)を持たず、規範も何もない。

    祖母は祖父の仕事「帰りたい」と言っていたがどこに帰りたかったんだろうか?
    希望がいっぱいあった満州の時代だろうか?

    一つの家庭を築いていくのは、ルーツではなくて、「何とかなる」という希望。

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    2026年07月15日
  • 紙の月

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    ネタバレ

    女性が勤務先の銀行から不正にお金を横領した話。

    何に使ったわけではないお金がどんどん消えて一億円…!浪費癖のある人は身に覚えがあるのでは…と思った。ハラハラしすぎて辛かった。
    物の値段が今と違うことに時代の移り変わりを感じるかも。

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    2026年07月15日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    ジュンク堂でレジに向かっていたときに、すれ違った女の子が素敵な表紙の本を持っていて、何という本か気になって、探して見つけて、朝井リョウさんが帯書いてるし、、とそのままの勢いで買ったら、とんでもなく素晴らしい作品で、感激しながら読んだ。
    後半は泣けて仕方なかった。

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    2026年07月14日
  • 愛がなんだ

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    映画も良かったけど本も好きだった!
    執着とも取れるほどの熱量を1人の相手に対して向けられることは私からしたら羨ましいところではある。相手と関わりを閉ざさない事が本人の願いならハッピーエンドだったのかなあ

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    2026年07月13日
  • 私のなかの彼女

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    ネタバレ

    「この女性のまとう、ぞっとするような孤独。私のなかの山口タエと写真の女が似ているのは、顔でも体つきでもない、それだ。たしかにそれはぞっとするような孤独であるのに、同時に和歌は、その姿に強く惹かれる。自身の抱える矛盾が、いつかとんなふうな孤独に姿を変えればいいのにと、焦がれるような気持ちで思う。」

    読む側を鼓舞するような本の紹介文が魅力的で購入

    どこにでもいる普通の女の子が祖母が本を出していたことから書くことそのものに目覚めていく物語

    最初は働くことも何かを究めることも望まず、付き合っていた成功者の仙太郎と結婚したいと思っていたのに、小説をかくことから徐々に自分の中の願望に忠実になっていく

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    2026年07月11日
  • 予定日はジミー・ペイジ

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    日記のように、日付があり、時系列に進んでいく、妊娠から子どもが産まれるまでのお話。

    角田さんが妊娠したと勘違いした人から、たくさんお祝いが届いたらしい。そのくらい、リアル。

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    2026年07月10日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    すごく良かった。やはり私は家族のあり方を書いた本が好きだなぁと思う。
    一つの歌から世界が変わり広がっていく。そして最後また家族が一つになるのもその歌でした。
    忌野清志郎さんの歌をあまり知らなかったのが残念です。もう少し知っていたらもっとしみたのかな。
    くすかのご両親がなぜこんなにも無関心だったのか、くすかという名前の由来なども知りたかった。

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    2026年07月08日
  • ちょっと角の酒屋まで

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    4.0 主に食べ物についてのエッセイ。好きな食べ物や料理の仕方にはその人の人生が反映される。食べ物から過去の一場面や人が思い出される話には共感した。ハンバーガーは自分にとって特別な食べ物だと気づいた。

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    2026年07月08日
  • 最後の晩餐

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    あーあっという間。
    江國さんのランドリーの匂いと体感する温度の感じ凄くいいなー。
    角田さんのは何気なーく読んでいるのにぶわっと最後涙が出そうだった。
    こういうライトでふわっと優しいのいいなー。
    最後の晩餐がテーマだと嫌な話にならなそうだな。

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    2026年07月07日
  • 神さまショッピング

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    にせ巡礼
    讃美歌30番 あーさーかぜー
    86ページ
    人間の手によって管理されているわけでもないのに、こんなにも完璧に調和していて、そのことに物理的に満たされたとき、なぜか、千鶴もまた神様のことを思った。神と言う存在が確実にあって、この広大な世界を作り管理し、私たち人間に、美しいという言葉と、それを受け取る知覚と感性を与え、それらが合致したときに、ネガティブなものでは決してなく、幸福により近い何かが溢れてるような設定をあらかじめ行った。そうでなくてはおかしいとすら、ちづるは今思うのだ。こんな完璧が、自然に出来上がるはずがない、と。

    神様ショッピング
    常に救いを求めて。

    絶望退治
    息子と縁を切

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    2026年07月12日
  • くまちゃん

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    恋愛って難しいな、と思う。
    タイミングが後少しずれていたら、二人は結ばれていたのかもしれないし、でもそのあと出会った新しい人とも出会えていなかったのだろうとも思う。
    私も振り返ってみると、付き合っている人には振られてばかりだ。
    告白されて振ることは何度かあるが、付き合ってしまうとその人が全てになってしまう。
    実は振られる方だけではなくて、振る方も痛みを伴う。嫌いになっていないのであれば、なおさらだ。新しく好きな人ができたり、そんなに相手のことを知らないまま別れることになってしまったり。形はさまざまでも、相手を失うという事実は同じで、痛みの強さは違えど誰しも傷ついている。
    恋愛をもうしたくないと

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    2026年07月06日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    親子と友情のカタチを時代を行き来しながら描いていく物語だった。
    情景が浮かぶような角田さんの繊細な表現力。
    とくに友情を描いたシーンでは、3人の関係性にとあるスパイスを加えただけで、どこにでもいる3人組が私の中で一気にこの物語の主役に躍り出た。
    主人公の思春期ならではの気持ちの揺れに対する描写も素晴らしかった。
    そして、読み終えて今しみじみと思うのは、主人公はとても良い子だったということ。
    こんな良い子に育ってほしいよ、うちも。

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    2026年07月06日
  • 最後の晩餐

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    「最後の晩餐」をテーマにしたアンソロジー。江國香織さんが好きで手に取ってみたが、他の作家さんの短編も面白くて、他の作品も読んでみようと思う方に出会えたのがうれしい。作家さんによって、好き嫌いがはっきり分かれて面白かった。

    「最後の鰻」角田光代
    父が亡くなる前のことを思い出した。鰻が好きだった父。命日に家族で鰻を食べようかな。

    「小曾根幸子の送別会」寺地はるな
    小曾根さんが爽快!好き。

    「もうひとりのねえちゃん」藤野千夜
    なんかこの話面白いな…と思うと藤野さんの短編だった。人間関係がちょうどいい感じで素敵。

    「本当の話」井上荒野
    女三世代の感じが好き。

    金原ひとみさんの短編に出てくるカ

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    2026年07月05日