角田光代のレビュー一覧

  • 対岸の彼女

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    この本を読んでいた数日間、ずっと苦しかったのはやはりこの本のせいだろうか。「ひとりぼっち恐怖症」。友達がいないと世界が終わる。ときっと今の僕はまだ思っている。それは彼らを根拠もなく信じている(いたい)からであって、それが胸を苦しくさせていたに違いない。

    人はみんな同じようでみんな違う。違うから面白い。違うから知りたくなる。知りたくなるから友達になる。じゃあ。すべてを知ってしまったらどうなってしまうのだろう。きっとそんなことは不可能だとしても。その「いつか」ばかりを考えては不安になってしまう。

    あなたと一緒ならなんでもできる。根拠なんてないけどそう思うこと。これこそが愛だとして、それだっ

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    2025年12月21日
  • 銀の夜

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    角田光代さん作品らしく、独特の余韻を残す作品となっております。スッキリはしませんが、女性って複雑なんだなぁという勉強になる、、かな?

    三人三様なり自立の物語というわけですが、どうしても「こいつは変わらんやろ」て1人が交じっています(笑)
    そこは明確にしてほしかった気もします
    それもまた御都合主義に走らない筆者らしくて良いわけですが。。

    本の概要

    女子校時代に少女バンドを組んでメジャーデビューした3人の女性。30代半ばとなった現在、人生のピークは10代だったと懐かしむ毎日を送っている。夫に浮気されたり、自らの見果てぬ夢を娘に託したり……など、日常は冴えない。そんな毎日にひょんなことからある

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    2025年12月21日
  • さがしもの

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    9作品の短編集
    読み始めて「好きだな、これ」と思う
    でも次を読み始めたら「こっちが好きだな」と思う、また次を読み始めたら「やっぱりこれが好きだな」と…それが続いていった
    結局全部好きだった
    角田光代作品は久しぶり
    昔、結構読んだつもりだったが
    これは読んでなかったのだ
    全部好きだったけど【引き出しの奥】が
    一番好きかもな

    本は一人っ子で人見知りの私の
    子供の頃からの友達だと思い出させてくれた1冊

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    2025年12月18日
  • ご本、出しときますね?

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    本好き芸人であるオードリー若林と小説家達とのトーク本。小説家であっても一人の人間。人の面白さから読みたくなった本が沢山ありました。
    書き手の面白さから本を手に取りたくなる一冊。

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    2025年12月16日
  • 対岸の彼女

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    対岸の彼女
    2025.12.15

    いわば陰キャで周りに自然に馴染むことが不得意な小夜子と、ナナコと共に未遂事件で噂される葵が出会い、触れ合うことでお互いを知っていく物語。

    10代の頃に得られなかったものを人は一生追い求めると聞いたことがあるが、それを他人に求めてしまう姿が描かれていた。

    おそらく筆者は全体を通して偏見やなんとなくの違和感で一度離れた人でも必要であれば巡り巡って再会できるということを伝えたいのかな??

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    2025年12月15日
  • 神さまショッピング

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    人が神様を乞うとき、神に祈るとき。それは特別なことなんかではなくて、きっと自然とみんな何かを願ったり、祈ったりするもんなんよなと改めて思う。

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    2025年12月14日
  • 森に眠る魚

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    自分は男でまだ子を持つような年齢ではないですが、とても心が苦しくなりました。なんといえば分からないです。後半一気に読んでしまったのとは裏腹に、読むのが億劫になる気持ちもあった

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    2025年12月14日
  • 三面記事小説

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    三面記事とは言うけれどどれも聞き覚えがあったり知ってる事件だったのでとても読みやすかった。

    最後の話の光の川はニュースで見たときも本当に胸が痛くて辛くて手を差し伸べるべき行政ってなんだろうって思った。別にお役所仕事だって否定するわけではなく規定から逸脱せず税収で賄っているから柔軟に対応する事ができないのもわかる。けれどそれもまた問題だよなって事件後20年近くたった今改めて考えさせられました。
    同じ状況な人は今も沢山いるしなんなら自分の身にも起こるかもしれない。
    角田さんの書く話は本当に色々と考えさせられてしまうなぁ。すき。

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    2025年12月13日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    作家さんが日常を描くとき、こういう言葉で表現するのか、、と感じながら読んでいた。
    何年も前に書かれた作品とは思えないほど共感しながら読み進められた。

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    2025年12月12日
  • くまちゃん

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    オムニバスというか、一話一話は関連してて、フラれた人がフッたり、フッタ人がフラれたり。各々の恋。2025.1/16

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    2025年12月12日
  • 対岸の彼女

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    自分にないものを持っているひとに憧れていつのまにか依存して、離れてもずっと自分の中にそのひとの一部が残っていて知らず知らずのうちにそのひととと共有できなかった未来を他のひとで満たそうとしていることってあるよなあ

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    2025年12月12日
  • ゆうべの食卓

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    食卓や料理を通して、いろんな家族や友人のかたちが描かれている。短編集で、すきま時間などで読めるのがよい。
    ほっこりエピソードがたくさんあり、そしてどの料理もとっても美味しそう。
    わたしも「家族や友人たちと囲む食卓」を大切にしたいなぁと改めて思った。

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    2025年12月09日
  • 平凡(新潮文庫)

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    後悔という、ひとつの点に幾度も幾度も私たちは戻るのだ。

    「もしもあのとき」に思いを馳せる人たちの小さな物語。

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    2025年12月08日
  • 対岸の彼女

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    初めて角田光代さんの作品を手に取ったが、他の作品も読んでみたいと思った。

    劣等感、ずるい心、人には言いたくない過去や後悔があったり、それでも誰かを信じ繋がりたい、自分なりに前を向いて生きていきたいと思ってる人には刺さる小説だと思う。

    爽やかな気持ちになったり人生捨てたもんじゃないよなと思えたり、かと思えば次の瞬間には他人に対して急にスッと冷めた気持ちになったり、人格って結局変わらないよなと裏切られた気持ちになったり。

    個人的に「人のことが好きな優等生な主人公」が出てくる小説には共感できない私にとって、この本は腑に落ちるところが多かった。

    そして人は、全く悪気なく、自分の立場でしか物事を

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    2025年12月08日
  • 紙の月

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    男とお金に支配されていく主人公の様が面白い。
    特にお年寄りのお客さんと信頼関係が出来ているからこそ、ここまでバレずに出来たんだろうね。

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    2025年12月07日
  • 神さまショッピング

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    短編集。悩みを抱えた人々が、国内外の神様にお願いをしに行く。悩みそのものよりも、どちらかというと一生行けないだろうモンゴルやインドなど一緒に旅をした気になれたのが良かった。

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    2025年12月07日
  • ピンク・バス

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    過去の出来事と自分が作りあげたキャラクターに線引きをして記憶を消して生きる主人公、人格がまるっきり違ってここまで完璧にできるのかと感心。あることをきっかけに思い出していくのも面白い。旦那の姉が奇妙でゾワッとするね。


    過去のキャラクターの言動を見ると、人に流されるタイプではないのに、結婚して主婦として生きる女を演じる主人公は、人から聞いたことを鵜呑みにして、生まれてきた子がしゃべらない子になったらどうしよう。と思うのね。妊娠中のホルモンの働きの影響を強く受けているなと思った。

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    2025年12月07日
  • 対岸の彼女

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    ネタバレ

    "口に出せば喜劇性を帯び、すぐに忘れられる。言わずにためこむと、些細なことがとたんに重い意味を持ち、悲劇性と深刻味を帯びる。"

    瞬間瞬間をかみしめたい、とは思うし
    そうできてないんじゃないかという焦燥感に悩むことも多々ある
    でも、そんな常々瞬間を噛み締めてかけがえのないものだと思い、色んなものに感動するなんてかえって疲れるに決まってる
    心に残ってる光景とか瞬間って、そうしようと思って残ってるわけじゃないし自然と刻まれる物
    むしろ日々の生活なんていつのまにか忘れ去ってるくらいがちょうどいい
    その当たり前の日々にあとからたまーに思いを馳せてじんわりと楽しかったなあと懐かしむの

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    2025年12月07日
  • くまちゃん

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    言葉が刺さる。

    成功がどんなものかはよくわからないが、しかし、何かをやりたいと願い、それが実現するときというのは、不思議なくらい他人が気にならない………

    この部分、すごく痛いけど、すごく好き。
    人のことをあれこれ言ったり考えたりしてるときって、その物事に夢中でない証拠だなと。努力より夢中や熱中が勝つってよく言うけど、おそらくそれと同じで、そして結構真理だと思う。ただ、この考えの下、自分の状態を厳しい目で見るのは、ひとつの捉え方として持っておくと良いと思うけれど、人が誰かの愚痴や不平不満を言っているときに、この考え方に偏りすぎないように、勝手に決めつけないようにできる人でありたい。それをやっ

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    2025年12月01日
  • 平凡(新潮文庫)

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    「あのときこうしていたら」なんて何度も思ったし、今だったらあんな選択しないって思うけど、きっとどんな選択をしても、こんなはずじゃなかったって「もう一つの人生」を想像してしまうんだろうな。そんなもんだよな。

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    2025年11月28日