角田光代のレビュー一覧

  • ちいさな幸福 All Small Things

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    最初の2〜3行から面白くて一気に読みました。
    ものすごく面白かったです!
    人の幸せを覗き見しているような感じでした。
    こういうリアルで普通な何事もないお話が私は好きですね。

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    2011年03月21日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    ネタバレ

    最初は少年たちのバンド青春物語かと思って読み始めたが、少年や母親の過去が明かされるにつれ、深みのある人間ドラマへと発展していく作品だった。物語は少年視点から、次第に母親視点へと切り替わっていく。


    少年は優秀なバンドメンバーと自分を比べ、「自分には何の才能がない」と心を閉ざす。だが彼が闇を抱えていたように、母親もまた暗い過去を抱えていた。少年の父親となる男性に救われたが、その父親は他人を助けて、不慮の事故で命を落としていた。

    終盤、母親が、父親の真実を語るシーンに胸を打たれた。他人を助けて死んだ父親について、「自己中心に生きて欲しかった、でもそれが父親なんだ」と伝える。何よりも自分自身の人

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    2026年06月07日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    あまり話の内容は入れずに読み始めて、
    音楽が前面に出て来るようなお話なのかなと思ったけど、どちらかというと背骨のような…音楽は支える側のお話で、家族のお話だった。
    音楽をのめり込むように聴いてた学生時代、
    初めて大好きなバンドのライブに行けた日、
    ギターの練習とかスタジオとかライブとか
    なんだか色々思い出して、あああ音楽って好きだったなぁぁぁとなった
    あらたの今のお話をもう少し深掘って欲しかった気もする。
    くすかさんと時生のは、かなり痛ましいなーと思いながら読んでいたけど、学生時代の話はあ、これ音楽好き学生にありがちなね?という気持ちになってちょっとだけ熱が冷めた。
    でも、全体的に明るく、良い

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    2026年06月07日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    読み始めると止まらなくて一気に読みました。
    読みながら胸がいっぱいになって涙が溢れることが何度もありました。
    それと角田光代さんは恐らくどの作品でも「メニュウ」って書くのだと分かりました。

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    2026年06月07日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    200ページ。決して長大作ではないのに 感動でした。
    音楽によって救われる 母と息子。自分が持つねたみ や そねみ が周りの友人達に 音楽に助けられ解放されていく
    トキオ 匠人 陽菜 庭田さん おばあちゃん 先生たち みんな優しくていい人ばかり そんな人達に巡り会えて 良かった。
    くすか 辛かったよね。よく頑張ったねと褒めてあげたくなりました。
    1つ気になったのは くすか の両親の真意。くすか が思ってた通りだったのかな

    ラストは涙です。

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    2026年06月07日
  • 対岸の彼女

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    登場する誰の行動も理解ができてそれを俯瞰して自分は違うって思うことも嫌になるくらい理解ができて、だからこそ一歩踏み出す勇気を出した人があまりに明るく輝いてた

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    2026年06月06日
  • 太陽と毒ぐも

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    価値観や人生観、趣味嗜好、育った環境や習慣など、妥協できない相違点。
    若い恋人たちは親密になり喧嘩することで、相手は自分と違う人間であることを知るのかもしれない。

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    2026年06月06日
  • だれかのいとしいひと

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    物語全部がクセになるような、そんな一冊。

    おおよその内容を文字起こしすると、大した事ないような話も、角田さんの手にかかれば、粘りつくように頭から離れなくなる。

    例に挙げると、転校した事ないのに転校生の会に入ったり、別れた同棲相手の家にジミヘンのポスターを取り返しに行くとか、意味が分からないけど、読むと心が震える。

    こんなの大好き。

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    2026年06月05日
  • ちょっと角の酒屋まで

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    ネタバレ

    いい!角田光代は絶対性格いい!
    それが随所に感じられるエッセイ。
    そうか、食いしん坊の人は目に入っ食べ物の名前を口に出して読み上げずにはいられないのか。
    私も車に助手席で言ってるらしく”なんで見たもの声に出して言うの?”とよく夫に言われるわ。
    外食と飲みにいくことが多い著者。
    でもだいぶ少食なんだとか。
    ピザはせいぜい2切れって、だからラーメンにサービスでライスがつく場合も断るんだとか、ラーメン1人前ですらあやしいらしい。
    さすがに私もライスはいらないけど健啖家で良かったよ。
    だって美味しいものはいっぱい食べたいものね。
    天狗納豆、今度成城石井で買ってみよう。
    トトの写真(モノクローム)がたく

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    2026年06月05日
  • 韓国ドラマ沼にハマってみたら

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    半分くらい見てたし
    「マイディアミスター」が本当に好きなので
    うれしかった
    残りのものも見たくなる
    見てからまた読もう

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    2026年06月04日
  • 最後の晩餐

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    豪華執筆陣にワクワクして購入し、期待通りの素晴らしいアンソロジーだった。
    どのお話にも違った良さがあってどれが1番好きか決めきれないが、今いちばん思い出すのは金原ひとみの『ラストサパーフォーエバー』。

    彼氏と別れて死にたいくらいつらいクズハの元に女友達3人が最後の晩餐に食べたいものを持ち寄る。死にたいクズハ本人ではなくその友人たちが選んだものなので理性が働いていて面白い。特に未来のことを心配しなくて良いから痛風鍋、という選択肢はあまりにも理性。自分にはその視点と選択肢が存在してなかったのですごく良いなと思った。本能のままに手を伸ばし食べまくる描写に活力が湧いてくる。

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    2026年06月04日
  • さがしもの

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    ネタバレ

    新刊ももちろん大好きなんだけど、古本屋での出会いはよりいっそう特別に感じる。探すではなく、必然的に出逢う感覚。そういう意味で「旅する本」というのは言い得て妙!と思った。

    本は人を呼ぶ、のも間違いないな。読むタイミングってのが不思議とあって、自分の知識や読解力・精神年齢や環境などが合致した時その本を全力で迎え入れることができる。

    「できごとより、考えの方が何倍も怖いんだ。」
    この言葉に出会えたことがこの本を読む意義だったと合点がいく。本好きでよかったな。

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    2026年06月04日
  • 対岸の彼女

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    立場の違う葵と小夜子が、時を別に同じような感情を抱いていたり、理解のすれ違いで離れたり。。心の距離が近づいたり離れたりするのが確かに身に覚えもあり、何ともむず痒く痛快。
    女子あるあるで嫌気が刺すのも、懐かしい感覚。
    人と関わるって面倒くさいけど、やっぱりいいものだと感じさせられた。

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    2026年06月04日
  • タラント

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    あちこち話は飛ぶけれど
    どれも深い話で
    じっくり時間をかけて読んだ

    大事な人が亡くなったとき
    ひとは何を思うのか
    亡くなった人のこと
    亡くなった人とのこと
    自分自身のこと

    そういえば、昔
    ボランティアは偽善なのかどうか考えたことがあったことを思い出した

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    2026年06月04日
  • くまちゃん

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    フラレる人たちの連作短編小説

    NHKの番組「理想的本箱 君だけのブックガイド」の「ひどい失恋をした時に読む本」回で紹介された本の一冊


    「ふられ」の数珠つなぎ
    中には振っているようなものもあるけど、実質的には振られている

    登場人物たちは恋することで人生の転機を迎える
    フリーターがまともな職に就こうとしたり、夢を諦めたり、自分の性的指向を認識したり
    そこで人生を変えるような行動するが、失恋と共に失敗するという展開を迎える
    自分にとっては運命の相手と思っていても、相手にとってはありふれた、場合によってはどうでもいい相手だったりといった恋愛感情の偏りをまざまざと見せつけられる


    好きな方の立

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    2026年06月03日
  • 愛がなんだ

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    映画が出た当初、割とすぐに観たのだけれど断片的にしか覚えていないのもあり
    こんな感じのストーリーと雰囲気だったっけ...?っという印象、悪い意味ではなく。
    映画は映画で好きだったことは覚えているし
    原作も原作で好きだなぁっと。
    "恋は盲目"っという言葉があるけれど
    片思いでも両思いでも経験をしたことがある人は少なくはないと思う。
    そしてどれだけ好いて尽くしても愛は返って来ず
    "それでもそばにいられるなら..."っと
    テルちゃんのように都合の良い存在へと成り下がってしまう経験をしたことがある人。
    どちらかの経験をしたことがある人には共感性が高く
    現実味を帯

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    2026年06月03日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    お気に入り作家の一人で本作もこれまでの作品同様に期待を裏切らないレベルではあったが、私個人的に琴線に触れる程では無かった。ストーリー自体への共感については読者の年齢性別や人生経験に寄るものが大きいと思うので、これは仕方ないだろう。特にあらた少年の第三章では無理やりハッピーエンドに繋げた様に感じ、尚更響かなかったのだろう。ただ、読者に寄って様々な感想を持たれるのもまた著者の並外れた才能の賜物だと言える。

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    2026年06月03日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    角田光代さんの作品、初読みです。
    2026年初作家、30人目です!

    角田さんの作品は他にも読みたい作品があります。
    今回読んでみて、すごい読みやすい作家さんでした。

    感動必至とか説明に書かれてしまうと、天邪鬼なのであんまり感動できない(笑)

    それでも面白かったし、先が気になってあっという間に読めました。

    細かいところが気になっちゃうので、なぜくすかの両親がくすかの事を可愛がらなかったのかとか、そちらが気になりました(>人<;)

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    2026年06月01日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    久々の角田さんの新作。
    音楽を通して救われた人生や友人関係。父親不在の家で育ったあらた少年と家族不在の家で育った、母親くすかさんの交互の視点で物語は綴られる。くすかさんの少女時代が哀しい。けど新くんの友人がとても良い味を出していて救われる。タオルは必携。

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    2026年05月31日
  • 対岸の彼女

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    "なぜ私たちは年齢を重ねるのか。出会うことを選ぶためだ。選んだ場所に自分の足で歩いていくためだ。"葵の中でナナコと過ごした時間の大きさや輝きは計り知れなくて、今の葵を動かす原動力になっていて。そんな瞬間を過ごせたことと、ともに過ごした相手は、きっと今のその相手との関係に関わらず、自分の中で長い人生を乗り切る糧になるんだろう。それが小夜子にも届いたことが凄い。全て閉じてシャットダウンすることも選べるけど、そうすることは簡単ですぐ出来るから。一つ一つの出会いにも何かしら意味や縁があると信じて、傷つくのを恐れず前に進みたい。

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    2026年05月31日