角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
上白石萌音さんの歌うRADWIMPSの『25コ目の染色体』に魅了されていたのもあり、上白石萌音さんの帯コメントに触発されて手に取りました。
そして少し読み進めて、おばあさんの謎質問の意図が気になり、面白そうだと思って購入しました。
正直、はじめは短編集であることにショックを受けました。いままで長編の小説しか読んだことがなく、すぐに話が終わってしまう短編では感情移入ができないと考えていたためです。
でも、読み終えた今、そういう感情も含めて許してくれるような、まさに「読書のための本」だった気がします。
掲載されているすべての小説が良かった、とは正直思えませんでしたが、私の場合は2つ、心に刺 -
Posted by ブクログ
この本を読んでいた数日間、ずっと苦しかったのはやはりこの本のせいだろうか。「ひとりぼっち恐怖症」。友達がいないと世界が終わる。ときっと今の僕はまだ思っている。それは彼らを根拠もなく信じている(いたい)からであって、それが胸を苦しくさせていたに違いない。
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人はみんな同じようでみんな違う。違うから面白い。違うから知りたくなる。知りたくなるから友達になる。じゃあ。すべてを知ってしまったらどうなってしまうのだろう。きっとそんなことは不可能だとしても。その「いつか」ばかりを考えては不安になってしまう。
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あなたと一緒ならなんでもできる。根拠なんてないけどそう思うこと。これこそが愛だとして、それだっ -
Posted by ブクログ
角田光代さん作品らしく、独特の余韻を残す作品となっております。スッキリはしませんが、女性って複雑なんだなぁという勉強になる、、かな?
三人三様なり自立の物語というわけですが、どうしても「こいつは変わらんやろ」て1人が交じっています(笑)
そこは明確にしてほしかった気もします
それもまた御都合主義に走らない筆者らしくて良いわけですが。。
本の概要
女子校時代に少女バンドを組んでメジャーデビューした3人の女性。30代半ばとなった現在、人生のピークは10代だったと懐かしむ毎日を送っている。夫に浮気されたり、自らの見果てぬ夢を娘に託したり……など、日常は冴えない。そんな毎日にひょんなことからある -