角田光代のレビュー一覧

  • わたしの容れもの

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    エッセイを集中的に読んでおり、手に取る。
    長らく作家業をしている角田氏によるエッセイ。
    加齢による身体の変化と、それについての受け止めを軽やかな文体で描いている。
    凸凸と話しているような書き方は、視点が純朴で面白い。
    体はしっかりと高齢者に入りつつあることを描いているが、心理は純粋な子どものような。
    後半につれ、そんな親しみすら覚える。
    読んでいて楽しいエッセイだった。

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    2025年12月24日
  • 対岸の彼女

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    女性同士の友情をテーマに、他人への信頼や思い込み、心のすれ違いや依存、失望などが描かれていき、特に中盤からは不安感が増していきましたが、終盤は見事な物語の纏め方で感動しました。予想外に良い読後感でした。

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    2025年12月23日
  • 源氏物語 6

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    「雲隠」という巻の名前だけがあって、その次の巻では光君は亡くなっているという儚く切ないオサレ演出
    何が本当かはわからないけれど…

    今回も角田さんのあとがきが秀逸
    「人の不幸を書けば書くほど冴えわたる」…物語というものが今ほど飽和していなかった時代、もうそこに行き着いている人が居たのかと。知れば知るほど興味深い。

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    2025年12月22日
  • 源氏物語 3

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    だんだん、登場人物というか、

    源氏を取り巻く女人が増えてああ、この人いたね
    とか思ってしまう。

    でも、忘れない源氏はすごいと思う

    現代からして、不倫はなんとかいうけど

    当時は一夫多妻だったもんね。

    やきもちはあっただろうけど

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    2025年12月22日
  • だれかのいとしいひと

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    角田光代めっちゃいい、沁みた
    今作はなんだかよしもとばななみたいな優しくて何かしらの救いがある物語が多かった
    いろんな形の恋愛、そして別れがあるなあと
    切ないけど優しくて、胸がじんわりあたたかく良い本だった

    角田光代は大学時代によく読んだけど、当時の印象よりも読みやすく、優しい印象だった
    ここ最近読んだ角田光代作品2作がたまたまそうだったのかもしれないけど
    過去に読んだものを再読したくなったし、未読の作品もガシガシ読みたくなった!
    角田光代、最近私の中でかなり熱いです

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    2025年12月22日
  • さがしもの

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    上白石萌音さんの歌うRADWIMPSの『25コ目の染色体』に魅了されていたのもあり、上白石萌音さんの帯コメントに触発されて手に取りました。

    そして少し読み進めて、おばあさんの謎質問の意図が気になり、面白そうだと思って購入しました。

    正直、はじめは短編集であることにショックを受けました。いままで長編の小説しか読んだことがなく、すぐに話が終わってしまう短編では感情移入ができないと考えていたためです。

    でも、読み終えた今、そういう感情も含めて許してくれるような、まさに「読書のための本」だった気がします。

    掲載されているすべての小説が良かった、とは正直思えませんでしたが、私の場合は2つ、心に刺

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    2025年12月22日
  • 対岸の彼女

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    ネタバレ

    備忘 1番好きなところ

    なぜ私たちは年齢を重ねるのか。生活に逃げ込んでドアを閉めるためじゃない、また出会うためだ。出会うことを選ぶためだ。選んだ場所に自分の足で歩いていくためだ。


    時間が経ったら許せることとか、忘れたふりができることもある。もう一生交わらないだろうと一度は思った相手でも、また会う選択をすることもできる。そう思うと歳を重ねるのも面白いかも、って思った。

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    2025年12月21日
  • さがしもの

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    「いつだってそうさ、
     できごとよりも考えのほうが何倍もこわいんだ。」
    ****
    私にとって本は、いつも一緒にいてくれる友達みたいなもの。
    小さい頃から大好きだった絵本は、今でもたまに開いては昔の気持ちを思い出す幼馴染みたい。
    学生時代に読んで憧れていた本の主人公は、久々に会うと少し緊張する当時の同級生みたい。
    親友から教えてもらった小説は、辛くなった時にめくると寄り添ってくれる。
    これからもたくさんの本と出会っては別れて、歳を重ねていくんだろうな。
    素敵な出会いに溢れているといいな

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    2025年12月21日
  • 対岸の彼女

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    おもしろかった

    特段すごい展開が続く訳じゃないけどずっと自分にとって知らない世界の自分では思うことのない感情だったり女性同士の関係性とか関わることの無かった人達の物語で新鮮でした

    知見が広がるおもしろい作品でした

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    2025年12月21日
  • 対岸の彼女

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    この本を読んでいた数日間、ずっと苦しかったのはやはりこの本のせいだろうか。「ひとりぼっち恐怖症」。友達がいないと世界が終わる。ときっと今の僕はまだ思っている。それは彼らを根拠もなく信じている(いたい)からであって、それが胸を苦しくさせていたに違いない。

    人はみんな同じようでみんな違う。違うから面白い。違うから知りたくなる。知りたくなるから友達になる。じゃあ。すべてを知ってしまったらどうなってしまうのだろう。きっとそんなことは不可能だとしても。その「いつか」ばかりを考えては不安になってしまう。

    あなたと一緒ならなんでもできる。根拠なんてないけどそう思うこと。これこそが愛だとして、それだっ

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    2025年12月21日
  • 銀の夜

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    角田光代さん作品らしく、独特の余韻を残す作品となっております。スッキリはしませんが、女性って複雑なんだなぁという勉強になる、、かな?

    三人三様なり自立の物語というわけですが、どうしても「こいつは変わらんやろ」て1人が交じっています(笑)
    そこは明確にしてほしかった気もします
    それもまた御都合主義に走らない筆者らしくて良いわけですが。。

    本の概要

    女子校時代に少女バンドを組んでメジャーデビューした3人の女性。30代半ばとなった現在、人生のピークは10代だったと懐かしむ毎日を送っている。夫に浮気されたり、自らの見果てぬ夢を娘に託したり……など、日常は冴えない。そんな毎日にひょんなことからある

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    2025年12月21日
  • さがしもの

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    9作品の短編集
    読み始めて「好きだな、これ」と思う
    でも次を読み始めたら「こっちが好きだな」と思う、また次を読み始めたら「やっぱりこれが好きだな」と…それが続いていった
    結局全部好きだった
    角田光代作品は久しぶり
    昔、結構読んだつもりだったが
    これは読んでなかったのだ
    全部好きだったけど【引き出しの奥】が
    一番好きかもな

    本は一人っ子で人見知りの私の
    子供の頃からの友達だと思い出させてくれた1冊

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    2025年12月18日
  • ご本、出しときますね?

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    本好き芸人であるオードリー若林と小説家達とのトーク本。小説家であっても一人の人間。人の面白さから読みたくなった本が沢山ありました。
    書き手の面白さから本を手に取りたくなる一冊。

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    2025年12月16日
  • 対岸の彼女

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    対岸の彼女
    2025.12.15

    いわば陰キャで周りに自然に馴染むことが不得意な小夜子と、ナナコと共に未遂事件で噂される葵が出会い、触れ合うことでお互いを知っていく物語。

    10代の頃に得られなかったものを人は一生追い求めると聞いたことがあるが、それを他人に求めてしまう姿が描かれていた。

    おそらく筆者は全体を通して偏見やなんとなくの違和感で一度離れた人でも必要であれば巡り巡って再会できるということを伝えたいのかな??

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    2025年12月15日
  • 神さまショッピング

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    人が神様を乞うとき、神に祈るとき。それは特別なことなんかではなくて、きっと自然とみんな何かを願ったり、祈ったりするもんなんよなと改めて思う。

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    2025年12月14日
  • 森に眠る魚

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    自分は男でまだ子を持つような年齢ではないですが、とても心が苦しくなりました。なんといえば分からないです。後半一気に読んでしまったのとは裏腹に、読むのが億劫になる気持ちもあった

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    2025年12月14日
  • 三面記事小説

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    三面記事とは言うけれどどれも聞き覚えがあったり知ってる事件だったのでとても読みやすかった。

    最後の話の光の川はニュースで見たときも本当に胸が痛くて辛くて手を差し伸べるべき行政ってなんだろうって思った。別にお役所仕事だって否定するわけではなく規定から逸脱せず税収で賄っているから柔軟に対応する事ができないのもわかる。けれどそれもまた問題だよなって事件後20年近くたった今改めて考えさせられました。
    同じ状況な人は今も沢山いるしなんなら自分の身にも起こるかもしれない。
    角田さんの書く話は本当に色々と考えさせられてしまうなぁ。すき。

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    2025年12月13日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    作家さんが日常を描くとき、こういう言葉で表現するのか、、と感じながら読んでいた。
    何年も前に書かれた作品とは思えないほど共感しながら読み進められた。

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    2025年12月12日
  • くまちゃん

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    オムニバスというか、一話一話は関連してて、フラれた人がフッたり、フッタ人がフラれたり。各々の恋。2025.1/16

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    2025年12月12日
  • 対岸の彼女

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    自分にないものを持っているひとに憧れていつのまにか依存して、離れてもずっと自分の中にそのひとの一部が残っていて知らず知らずのうちにそのひととと共有できなかった未来を他のひとで満たそうとしていることってあるよなあ

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    2025年12月12日