角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マタニティ生活の悲喜こもごもを綴った、日記形式の小説。
妊娠中に角田光代を読みあさりまくった私はなぜよりにもよってこの小説は読んでいなかったのか……。
我ながら不可思議だけれど、娘二人を産み落としもう今後一生妊婦にはならないと誓えるまさに今、このタイミングで読めたのはほとんど何かの啓示にすら思える。
それほど私にとって意味のある小説でした。
妊娠したのに、うれしくない。そんなだめ妊婦のマキと、明るくてどこかまぬけな夫・さんちゃんの出産までの日々。
経産婦としては、やはりどうしても自分のときを思い出さずにはいられない。
フライドポテトばかり食べていたこと、ハヤシライスとコンソメスープはどうして -
Posted by ブクログ
人生どうしたらいいのか分からない、このままじゃいけないような気もするし、ずっとこのままでいいような気もする。惰性で流されて続けているという自覚はありながらも、そこを乗り越えていくエネルギーをどこから持ってきたらいいのか分からない。
そういうモヤモヤをギュッと短い物語にして、あなただけじゃないよって、慰めてくれるよう本。
どうすれば救われるとか、起死回生にはこれだとか、そういうことが記されているわけじゃないんだけど、読み終わったあと、誰かに背中さすってもらったあとかみたいな安心感が残った。
表題作「人生ベストテン」の、頭の中で独りプレ会話したり、想定問答解答例(虚偽含む)を複数考えるやつ、私も -
Posted by ブクログ
ネタバレ書評集。取り扱い数はなんと150冊!
どうやら2003年から2009年まで連載されてた?書評を
まとめたものが入っている、書評というよりは感想文
作家さんのこれだけの感想文を読むことはなかなかないので面白かった
作家になったときに自分が読んでる本が少なすぎたので
書評の仕事は絶対断らないと決めた、のでこの冊数になった模様
ご本人曰く、仕事の性質上、新刊ばかりなのが残念だ、
ということ、古典もこういうのやってもらえたら嬉しい
個人的に角田さんのエッセイって酢の物っぽい、さっぱりしてる
今回の書評集を読んで再認識したけれど
別れた男性とは別れた後も会う、というのを
この本で知り納得、うんうん