角田光代のレビュー一覧

  • 太陽と毒ぐも

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    価値観や人生観、趣味嗜好、育った環境や習慣など、妥協できない相違点。
    若い恋人たちは親密になり喧嘩することで、相手は自分と違う人間であることを知るのかもしれない。

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    2026年06月06日
  • だれかのいとしいひと

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    物語全部がクセになるような、そんな一冊。

    おおよその内容を文字起こしすると、大した事ないような話も、角田さんの手にかかれば、粘りつくように頭から離れなくなる。

    例に挙げると、転校した事ないのに転校生の会に入ったり、別れた同棲相手の家にジミヘンのポスターを取り返しに行くとか、意味が分からないけど、読むと心が震える。

    こんなの大好き。

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    2026年06月05日
  • ちょっと角の酒屋まで

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    いい!角田光代は絶対性格いい!
    それが随所に感じられるエッセイ。
    そうか、食いしん坊の人は目に入っ食べ物の名前を口に出して読み上げずにはいられないのか。
    私も車の助手席で言ってるらしく”なんで見たもの声に出して言うの?”とよく夫に言われるわ。
    外食と飲みにいくことが多い著者。
    でもだいぶ少食なんだとか。
    ピザはせいぜい2切れって、だからラーメンにサービスでライスがつく場合も断るんだとか、ラーメン1人前ですらあやしいらしい。
    さすがに私もライスはいらないけね。
    だって美味しいものはいっぱい食べたいものね。
    天狗納豆、今度成城石井で買ってみよう。
    トトの写真(モノクローム)がたくさん載っていて全部

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    2026年06月05日
  • 韓国ドラマ沼にハマってみたら

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    半分くらい見てたし
    「マイディアミスター」が本当に好きなので
    うれしかった
    残りのものも見たくなる
    見てからまた読もう

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    2026年06月04日
  • さがしもの

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    ネタバレ

    新刊ももちろん大好きなんだけど、古本屋での出会いはよりいっそう特別に感じる。探すではなく、必然的に出逢う感覚。そういう意味で「旅する本」というのは言い得て妙!と思った。

    本は人を呼ぶ、のも間違いないな。読むタイミングってのが不思議とあって、自分の知識や読解力・精神年齢や環境などが合致した時その本を全力で迎え入れることができる。

    「できごとより、考えの方が何倍も怖いんだ。」
    この言葉に出会えたことがこの本を読む意義だったと合点がいく。本好きでよかったな。

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    2026年06月04日
  • タラント

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    あちこち話は飛ぶけれど
    どれも深い話で
    じっくり時間をかけて読んだ

    大事な人が亡くなったとき
    ひとは何を思うのか
    亡くなった人のこと
    亡くなった人とのこと
    自分自身のこと

    そういえば、昔
    ボランティアは偽善なのかどうか考えたことがあったことを思い出した

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    2026年06月04日
  • くまちゃん

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    フラレる人たちの連作短編小説

    NHKの番組「理想的本箱 君だけのブックガイド」の「ひどい失恋をした時に読む本」回で紹介された本の一冊


    「ふられ」の数珠つなぎ
    中には振っているようなものもあるけど、実質的には振られている

    登場人物たちは恋することで人生の転機を迎える
    フリーターがまともな職に就こうとしたり、夢を諦めたり、自分の性的指向を認識したり
    そこで人生を変えるような行動するが、失恋と共に失敗するという展開を迎える
    自分にとっては運命の相手と思っていても、相手にとってはありふれた、場合によってはどうでもいい相手だったりといった恋愛感情の偏りをまざまざと見せつけられる


    好きな方の立

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    2026年06月03日
  • 愛がなんだ

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    映画が出た当初、割とすぐに観たのだけれど断片的にしか覚えていないのもあり
    こんな感じのストーリーと雰囲気だったっけ...?っという印象、悪い意味ではなく。
    映画は映画で好きだったことは覚えているし
    原作も原作で好きだなぁっと。
    "恋は盲目"っという言葉があるけれど
    片思いでも両思いでも経験をしたことがある人は少なくはないと思う。
    そしてどれだけ好いて尽くしても愛は返って来ず
    "それでもそばにいられるなら..."っと
    テルちゃんのように都合の良い存在へと成り下がってしまう経験をしたことがある人。
    どちらかの経験をしたことがある人には共感性が高く
    現実味を帯

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    2026年06月03日
  • さがしもの

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    人じゃなくて本が主人公の短編集って感じ。
    どこに行っても本があり、本がある場所が私の居場所であり、本が人を繋いでくれる。

    あと、角田光代さんの文体が染み入る。
    なんと言葉に表せばいいんだろうか。
    改めて好きな作家さんだと思った。

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    2026年05月28日
  • 方舟を燃やす

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    食にこだわったり,何かを信じたり、こだわったり、不三子は自分と重る部分が多々あった。
    情報が多すぎて、それが正しいかも怪しい現代。
    この本にはないけどさらにAIにまで振り回される世の中になってきている。怖い。
    もっと自分で考えて生きていかなければいけないが難しいな。
    何を信じるか,選択するのは本当に難しい。
    多数派になれたら楽なんだろうけど、それも違う。

    二人の人生を長くにわたり丁寧に描かれていて良かった。信じることについて、私も自分自身に問いかける機会になり良かった。

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    2026年05月27日
  • さがしもの

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    宮田ナノさんの『ハラヘリ読書』という作品の中で
    この『さがしもの』について書かれたページが気になって読みました。

    表題の『さがしもの』他、「本」をキーワードにした短編集です

    気になっていた『さがしもの』はもちろん、個人的には
    持ち主を不幸にする(と主人公が信じている)本のお話『不幸の種』ととある本屋さんがきっかけで小説家になった主人公のお話『ミツザワ書店』が特にお気に入りです
    あとがきエッセイの中の角田さんの「つまらない本」との向き合い方も参考にしていきたいな、と思った。つまらない本などなく、それは今の自分と相性が良くだけで、本の問題ではなく、自分の側の問題である、と。

    その他、印象的だ

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    2026年05月23日
  • 紙の月

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    そういう話だから仕方ないけど、あまりに身勝手で愚かな梨花にうんざりした再読。彼女の視点だけなら退屈な作品だが、他の登場人物との違いが紙一重なように思えて考えさせられる。身勝手な逃亡者なんだが、タイに居る梨花の話はもう少し読んでいたかった。

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    2026年05月23日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    かなりゆっくり読み進んだので、うろ覚えなところもあるけれど、角田さんの文章が好き。
    自分でも気づいていなくて、かといってモヤモヤを抱えていたほどでもなく、閉じ込めていた感情にノックして優しく取り出してくれる感覚。

    共感でもなく距離を感じるでもなく、絶妙な距離感で読めた。
    いろいろ考えすぎることも悪くないと思えた。

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    2026年05月22日
  • ご本、出しときますね?

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    作家の人たちってこんなに話上手いんだなと驚く。
    飲み会の場で話しているようなフランクさもありつつ芯を食った内容になっている。
    紹介されている本も面白そうなものばかりで、ウォッチリストにたくさん入れた。話し手さんの本も未読のものは代表作くらいは読んでおこうという気になった。

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    2026年05月19日
  • ちょっと角の酒屋まで

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    大好きな角田光代さんの新刊のエッセイ。なんか角田さんのエッセイ久しぶりな気がする!
    視点が面白く、小説は意外とドロドロもあるものもあるけれど、エッセイを読むと角田光代さんのことがより好きになる、文章や発想が魅力的で素敵。
    今回も楽しく読ませてもらった。

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    2026年05月17日
  • 太陽と毒ぐも

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    ばっかみたいな恋人たちのお話。
    憎み切れないロクデナシと、それに振り回されるおバカさん。
    ほんま、角田さんが言う通り“ばっかみたいな恋人たち”。
    ちょっとゾワリとするトコロもあるけれど、本人たちは幸せそうよ?www

    ☆サバイバル
    ☆昨日、今日、明日
    ☆お買い物
    ☆57577
    ☆雨と爪
    ☆100%
    ☆教諭過去
    ☆糧
    ☆二者択一
    ☆旅路
    ☆未来

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    2026年05月14日
  • 神さまショッピング

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    残酷な自分、人として最低な自分の心の内側が炙り出されるように感じた。自分の醜さが書かれているようで悲しくもあり、他にもこんな気持ちの人がいるのかな と救われた気分になり読後はサッパリした。

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    2026年05月14日
  • 庭の桜、隣の犬

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    たまプラーザに住む房子と宗二、そしてその両親、宗二に固執する同職場の「和田レミ」など周辺に目を向けながら、半ば別居と化した2人の関係に訪れた僅かな変化を描いている。リアルで、しかしどこか僅かに透明感の残る「家族」を描く手腕はさすが角田光代である。

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    2026年05月13日
  • エコノミカル・パレス

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    ネタバレ

    角田さんの書く女性の主人公のことは、いつも応援したくなってしまう。
    憧れるとか、共感できるとか、とは全く違う感覚なので不思議なんだけれど、客観的に見ると今作の主人公もダメダメで、でも誰しも彼女の状況に陥る可能性もあるよねと思わせられる描写が絶妙だと思う。

    スナックのお客さんに源氏名で呼ばれる以外は、同棲中の彼氏からも、気になる年下の相手からも、誰からも名前を呼ばれない主人公が切なかった。
    主人公が相手のことを名前で呼ぶタイプなだけに、なんだか報われない気持ちになった。




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    2026年05月13日
  • 方舟を燃やす

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    二つの時代を跨ぎ、それぞれ当時の国の社会情勢を趣きながら2人の主人公からの視点で描かれている。

    祖父が預言者であったと信じ、それに見合った男であり続けようとした飛馬と1人の女性に影響を受け、社会の風習や風潮に疑問を抱く望月。

    異なる環境下の2人が出会う第二部は胸が躍ったが、そこから迫りくる新型コロナウイルスの話は懐かしさと共に風化させてはいけない出来事だったなと改めて感じた。

    2人は出会った先で紆余曲折ありながらも大切にしたいものを選び行動するところには共感を得た。

    この本を読んで2つ思ったことがある。
    1つは1960年代からの時代を感じることができて良い読書体験になったこと。
    2つめ

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    2026年05月10日