角田光代のレビュー一覧

  • ママ友だった女たち ~森に眠る魚~ : 1

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    ママ友1

    過去形『だった』とは、う~ん。なにやら不穏で意味深なタイトルですね~。う~ん。ママ友というテーマが、そもそも難しいイメージですしね~。それにしても、やっぱり、お洒落で美しい絵のタッチですね~♪

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    2025年09月10日
  • それもまたちいさな光

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    途中までそこまで好みじゃないかもなあ、と思っていたけど、読み終わってみるといろんな情景が思い浮かんだり、そこから派生してぐるぐる考え事ができたりして、あれ、思いの外好きかも?となった

    小さい頃に観た三谷幸喜の「ラヂオの時間」という映画の中に、登場人物の誰かの台詞で「映像だったら作り込まないといけないけど、ラジオだったらナレーションで「ここは宇宙!」と言った瞬間そこが宇宙になる」みたいな内容のものがあって、それが強く印象に残っていたことをふと思い出した

    ささやかでなんてことのない生活にこそ、ちゃんときらきら光るものを見続けられる人間でありたい!
    よしもとばななの好きポイントはそこ!

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    2025年09月10日
  • 紙の月

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    ネタバレ

    あらすじは知っていたので、もっと光太が策士で梨花を陥れていく展開かと思っていた。以外にもここまでの様々なストレスから梨花が自ら泥沼に嵌まっていく展開が何ともスリリングであった。
    光太も徐々に堕落していった様子であったが、最後は何とか自分を取り戻していた様子であり、最後まではっきりとした悪役がいなかったように思う。横領自体は犯罪なのだが夫:正文の何気ない圧にこれまで堪えていた梨花のストレスは自分でも気づかない内に許容量を超えており、同情してしまう部分はある。だからといって皆が犯罪には知るわけではないし、彼女もほんの一瞬魔が差してしまったことで地獄の階段を降りてしまったのだろう。
    梨花と旧知の3人

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    2025年09月09日
  • タラント

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    久しぶりに元気になる、頑張ろうと思える小説を読んだ!
    長いけど、それぞれの登場人物の過去が少しずつ明かされて、飽きずに読める。

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    2025年09月03日
  • 源氏物語 8

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    ネタバレ

    毎月1巻ずつ、全8巻、最後まで読み切れるか心配だったけど、面白くて読み終えることができた。8巻では男2人、1人の女性に対し自分の気持ちばかり押し付け追い込んで、浮舟が気の毒で気の毒で。せっかく生き延びたのだからどうかこのまま薫から逃げ切って、浮舟自身の気持ちを大事にして幸せに過ごして欲しいな。アーサー・ウェイリー版も読んでみたい!

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    2025年09月03日
  • 紙の月

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    ネタバレ

    4人の話が繋がるのかと思ったら繋がらなかった。お金に価値を置きすぎている?もしくはお金に価値を感じられなくなった?人の話。
    ほんとうに銀行で横領した人もこんな感じで坂を転がるように使ってしまのかな。みんな性愛絡みで転がり始めるのかな、と実際の事件を調べたくなった(今から調べる)
    お金をじゃぶじゃぶ使える状態だって人間は慣れてしまって幸せを感じなくなるんだろうなあ

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    2025年08月29日
  • 紙の月

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    実は角田さんの小説は初めてです。「韓国ドラマ沼にはまってみたら」というエッセイ本で見て読んでみたくなりました。
    まず、つい最近話題になった大手銀行の貸金庫窃盗事件となんて似てるのかと驚き、角田さんの取材力の正確さと10年以上前と、銀行のずさんな体制がほとんど同じことに一層驚きました。
    作品は、極端に歪んだ主人公の自分探しの果てを描いたものなんだけど、ある瞬間、もしかしたらふとしたきっかけで自分の心の奥にも湧き上がるかもしれないのかもと思って読みました。

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    2025年08月27日
  • それもまたちいさな光

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    高校生の頃深夜ラジオにハマっていたことを思い出しました。同じ時間を、全く知らない、多分今後も出会うことのない人達で共有してたんだなぁと思うと、この世界が、少しだけ住みやすくなった気がしました。

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    2025年08月25日
  • 方舟を燃やす

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    面白かった。
    あの時こんなことあったなと振り返ることができた。
    食べ物のことワクチンのこと、色々考えたこともあったなと思う。
    今極端な考え方に偏らないようにしているけど、時代の波に流されてるところはある。
    自分で考えてみることを忘れないようにしたい。

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    2025年08月24日
  • 森に眠る魚

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    お受験のママ達が何故ここまで疑心暗鬼になるのかと読み進めたが、定員について書かれている部分で一気に理解が進んだ。
    我が子を比較し合うことに加えて、定員が決まってるならライバルは増やしたくないよね……

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    2025年08月21日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    角田光代さんのエッセイは初読み。
    勝手に持っていたイメージが覆された。
    いい意味でゆるっとしていて、でも軸はぶれない強さもあって。自然体なところがいいなと思った。
    あとがきで「年齢だけは重ねたが、大人になった実感もなく、賢くなった気配はない」は、私もそう。
    気分は昔と全然変わってないのは一緒だな。
    友達と飲みながら話しているような楽しいエッセイだった。

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    2025年08月20日
  • くまちゃん

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    自分はあまり経験しなかったタイプの大学時代とか夢追い人との関係とか、擬似体験できておもしろい。ちょっとでも自分の経験に重なるところのある人にはもっと刺さるんだろうなと思った。
    大人のある意味きらきらした青春って感じがした。

    短編だけど登場人物が繋がってるところが好き。また読み返すと発見がありそう。

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    2025年08月18日
  • 愛がなんだ

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    映画を先に見ていたため、内容がすっと入ってきた。
    テルちゃんの気持ちは痛いほどよく分かるし、それをよく思わない恋愛もあることはよく理解できる。
    痛い思いをするか、盲信してついていく、あきらめるしかないのかな〜。
    心情の変化がありありと見てるし、説明的文章がなくて読みやすい。

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    2025年08月16日
  • 森に眠る魚

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    ネタバレ

    何故自分の夫を頼らない?とか。
    子供のお受験で家庭崩壊させてどうすんの?とか。
    いろいろ思うことはあるけど……めっちゃ面白かったんだよね。
    ママ友同士でここまで拗れるかってくらい悪い方へ転がっていく。
    最初らへんは微笑ましい気持ちで読めたのに、中盤以降の展開は本当に怖い。
    「ああもうこれは絶対にマズイ展開になるぞ…」という心のざわつき具合が半端じゃない。
    嫌な汗が出そうなのに、彼女達の今後が気になって頁を捲る手も止まらなかった。
    フィクションだと分かっていてもゾッとした。
    それなのに、面白いと思ってしまうから戸惑う。

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    2025年08月13日
  • 空中庭園

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    どこにでもあるような家族、関係者それぞれの視点の脆く儚い秘密が明かされていく過程が楽しめる。人間特有の弱さからかその秘密に対する妙なすれ違いがたまらない。この不安定さを面白おかしく表現してくれる角田さんの物語にはいつも惹き込まれる。

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    2025年08月12日
  • しあわせのねだん

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    エッセイ初めて読んで、退屈に感じたけど
    最後の、「一日(1995年の、たとえば11月9日)5964円」を読んで、いいなあって思った
    あとがきや終末の文章、すごく共感してしまった
    私の中にあることを文章化してくれた感じがした

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    2025年08月07日
  • 物語の海を泳いで

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    角田さんの本が好きで、角田さんの文章が好きな私からしたら、その角田さんが書く読書案内に心が躍らないわけがない。以前にも同じような本を手にとって、必死に読みたい本をメモしたが、また今回もすごいことになった。なんと言っても、読書量と幅広さ。普段出会えないような本を角田さんは教えてくれる。
    そしてこんな風に適切な言葉で、読んだ感想を伝えられたらなーと切実に思う!

    そんな中、自分のレビューを読み返すと、どんだけ角田さんと言うんだ、と思ったけれど、推してる感は伝わった気がするから、これはこれでよしとする。
    背伸びはしないことだ。

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    2025年08月05日
  • 世界中で迷子になって

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    20代と30代で旅に求めるもの、旅の仕方が変わったなあと思うのは自然なこと。
    また40代になっても読み返したい。

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    2025年08月03日
  • 源氏物語 1

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    角田さんの訳文は、簡潔で清々しく、客観的でもあり、物語の面白さが掴みやすい。しかし、ひどい男だなあー。

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    2025年08月01日
  • 平凡(新潮文庫)

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    生きてるとどうしても、他人の人生が羨ましく思えたり、憎んだ相手の不幸を願ってしまったりする。

    他人の人生ばかり気にして、目の前にある自分の人生を疎かにしてないだろうか。

    もしあの時、違う道を選んでいたら、自分の人生はどうなっていたか……なんて、もしもの人生に縋っていないだろうか。

    でも、自分にあるのは、自分の人生だけ。
    そんな当たり前だけど忘れてしまいがちなことを教えてくれた本でした。
    自分の人生をしっかりと歩んでいこう。

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    2025年07月30日