角田光代のレビュー一覧

  • ご本、出しときますね?

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    同名のテレビ番組の書籍版。対談番組なので普通の対談本として読める。内容は若林×小説家2人の対談。読んだことない人も多かったけどどの人も面白くてみんな読んでみたくなったし、小説家の皆さんのとがり方は自分とは違くて自分はやっぱ作家ではないな、とも思った。

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    2022年12月04日
  • 森に眠る魚

    購入済み

    しみじみと残る後味の悪さ

    幼稚園で知り合った、出身も学歴も経済状況も違うママ友3人と東京に憧れて分布相応なマンションを購入したヤンキーっぽい子のグループが、お受験をきっかけに信念の揺らぎ、疎外感、依存心、妬み、猜疑心と本性をむき出しにして、仲だけでなく自身の精神状態を蝕んでいく、ノンフィクションか?と思わせるリアルな物語。
    母親各々の孤独感と必死な感じが伝わって来て、読んでる間中、背筋が心がゾクゾクした。
    ある意味ホラー。
    ○○ちゃんのママという友達枠は、その期間の中でだけなお付き合いでしかないのを痛感させられる。
    この物語にあるような心情は、女社会では誰しも多少はあるあるな話で、これを男性読者に共感、読み応え

    #ドロドロ #怖い #切ない

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    2022年11月08日
  • ご本、出しときますね?

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    面白すぎてあっという間に完読。
    物書きの皆さんは日々何を考えてるんだろうって気になって仕方なかったので、得にしかならない!と鼻息荒めで読んだ。
    勉強になったのは、森鴎外の行き着いた哲学が
    【諦め】ということ。
    対談されていた作家さんの本や、処方された本など読みたい本が増えたので何を読んだらいいかわからない人にもオススメ。
    若林くん、佐久間さん、素晴らしい企画をありがとうございます。

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    2022年11月08日
  • ドラママチ

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    さまざまな待つ女を描いている。
    子供、結婚、人生を変えるドラマチックな出来事...
    女性なら大半の人が共感すると思う。
    私もそんな待つ女の1人だ。
    中央線が舞台なのがリアルで良いと思った。

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    2022年10月27日
  • 私のなかの彼女

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    やはり俺が尊敬して敬愛する偉大なる作家先生である
    角田光代様の作品!
    とても面白かったです。
    読んでいて、どの人物にも自己投影できないんだけど
    そこは、さすがの文章力でどんどん読み進められました。
    なんとも感想を書くのが難しいのですが、
    文庫本の最後の解説で津村記久子が書いているのが
    本当にその通りと言った感じでございました。

    本編を読む前にこの解説を読んでからだと
    めちゃくちゃ読みたくなるかもしれません…

    この解説の最後がまさにこの小説を表しているので抜粋します。

    「精一杯生きること」よりも価値のあることなんてあるんだろうか。
    「自分の人生を生きる」気概とは何か。
    この小説は、「生き方

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    2022年10月14日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    今読んでいますが、短いエッセイ集なのでとても読みやすいし、読んでいて落ち着きます。寝る前にちょっと気分を落ち着けて眠りたい、そんなときにオススメかもしれません。

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    2022年09月28日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    てっきり角田さんの体験が元かと思った(勝手に)が、そうではないらしい。なんにしても、出てくるデートの全てが、素敵な話だ。暖かい話だ。

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    2022年09月16日
  • 人生ベストテン

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    なーんか良い短編集。
    リアルなんだけど、どこか非現実的でなーんか良い。

    ここで出会った人たちはまた会うかもしれないし、もう会わないかもしれない。
    きっと会わないんだろうな。
    いやでもなんらかのタイミングで会うのかも。
    なんて思わされた。
    それぞれ人生が、日常が続いてく感じがして良いなぁと思った。

    なんか角田光代さんの書く小説の登場人物って妙に都会的でリアルなんだよね。
    いるいるでクスッと笑わされてしまう。
    こんな事する?みたいな行動する人がいても、それに至るまでの心理描写も行動描写もしっかりしてるから不思議と納得いってリアル。
    本当にすごい作家さんだなと思う。

    評価はそんなに高くないけど

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    2022年08月31日
  • 私のなかの彼女

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    すごい本を読んでしまった。角田さんは大好きなのに、このタイミングまでこの本を読んでこなかったが、今がそのときだったのだと思った。解説がこれまた大好きな津村記久子さんで、まさに私得。
    主人公の和歌が母親に「あんたはおかしい」と言われるところは、自分の昔の記憶と重なって一度ページから目を離す必要があった。
    終盤、和歌が歴史的建造物や文化遺産を見ても物足らず、そのはずれの道を行き交う人々や雑多な様子を見て、その土地で暮らす人が見たかった、と気づくシーン。人が怖いくせに人に興味があるもいうのも、最近の私と重なった。
    誰かに「あなたは普通だ。大丈夫だ」と言ってほしい、肯定してほしいという願い。おかしくな

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    2022年08月25日
  • 私のなかの彼女

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    ネタバレ

    はじめての角田光代さん。圧巻。
    親に“女”らしく生きることを押しつけられ、仙太郎のリアクションに脅え、しかし自分のやりたいことに人生を賭けている和歌。自分と重ねて読んでいたので、憤り、心をえぐられる部分が多々あった。今でこそ女性の社会進出もだいぶ普通かなと思うけど、仕事を選ぶって、こういうことなのか?と自分の行く末も怖くなった。でも“タエ物語”の辿り着いた先が“愛”だったのには、とても救われた。想像は自分の知っている範疇を超えないだろうから、和歌が“愛”を知ったのだろうと。“タエ物語”が和歌の心境によってだんだん形を変えていくのはおもしろかった。その描写もすごいし、人間の弱さや葛藤も細かく描か

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    2022年08月18日
  • 字のないはがき

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    ネタバレ

    戦時中の向田邦子さん家族を描いた絵本。
    向田さんの一番小さい妹も疎開することになり、お父さんは「元気な日はマルを書いて、毎日1枚ずつポストに入れなさい」と葉書を渡します。 この時期になると、手に取る一冊です。

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    2022年08月14日
  • 対岸の彼女

    購入済み

    読んでよかった!

    30代女性のリアルな生活や人間関係が描かれている。私も同じ30代なので共感できる部分も多く読んでいて納得できる作品でした。自分の普段の生活の中にも重なる部分の多い印象に残る作品でした。

    #深い #タメになる #切ない

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    2022年07月29日
  • 今日もごちそうさまでした

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    様々な食材に対して角田さんの思い出や考えが
    書かれている本です。

    自分は好き嫌いなく食べ物を食べてきたのだが,
    好き嫌いが多かった角田さんがどのように
    好き嫌いをなくしていったのかが,
    読んでいてとても楽しかったです。

    旬の食材の食べ方を読んでいると,何だか今すぐにでも
    食べたい気持ちにさせられるような内容でした。


    スーパーなどで陳列された食材を見てどんな風に調理すれば
    美味しくなるかを考える時があります。
    やはり,『食』は生きていく上でとても重要なものであり,忙しくてもしっかりと食べていくことが人生を楽しむためにも必要なことだと改めて考えさせられました!

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    2022年07月29日
  • いつも旅のなか

    購入済み

    元気になれる!

    自称ダウナー系の旅人、角田光代さん。旅をしないと死んでしまうんじゃないか(笑) というくらい、小説を書くより旅行が好きなイメージです。ダウナー系といいつつ、旅先で友だちを作ったり、美味しいものを食べたり、楽しくやってるんじゃないですか(笑) ヤバい状況でもユーモア溢れる文章が、読んでて思わず笑ってしまうのです。

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    2022年07月24日
  • 今日もごちそうさまでした

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    春夏秋冬それぞれの食の思い出。
    言葉の選び方がおもしろい。
    「かわいや新玉葱」「ゴーヤの部」「里芋ミステリー」

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    2022年07月08日
  • 私的読食録(新潮文庫)

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    この類の本は今ある積読の高をさらに高いものにする。物書きが紹介する様々な作家の本について、その中でも「食」に特化した紹介。
    角田光代さんと堀江敏幸さんが代わる代わる紹介していく。
    元々が素晴らしい表現で書かれているのに、この二人を介して出てくるのだから更にパワーアップしている。堪らない。
    食べ物の味、匂い、そのシチュエーション、ありありと描かれて、読み終わる頃には何冊かメモしているだろう。絶対に。

    一作品につき3ページほどで読みやすい。だった3ページでも惹きつけられてしまうイチコロだ。

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    2022年06月17日
  • Presents

    匿名

    購入済み

    贈り物とは何か。

    贈り物にまつわる短篇集。次に出てくるのはどんな贈り物なのかとわくわくしながら読んだ。描かれているひとつひとつの贈り物はどれもささやかだけど、どれもかけがえがなくてあたたかい。
    ここに出てくる贈り物は実際に手にとることのできる品物でもありながら、それだけじゃない。平凡だけどそれなりに苦しい人生に、それでも誠実に向き合おうと決めたとき、ささやかだった風景が輝き出すこと。それをこそ作者は贈り物と呼んでいる。

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    2022年06月15日
  • トリップ

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    東京郊外のどこにでもあるような街の中で暮らす
    どこにでもいそうな人々の葛藤、挫折、日常の閉塞感を見事に描いた天才!角田光代の秀逸な連作短編作品です!

    角田光代作品はどれも面白いのですが
    特に連作短編はめちゃくちゃ面白いので
    読み初めから期待感が高まりました。

    一話目で女子高生が河川敷で大声で叫ぶシーンがとても印象的で、この作品に出てくる人達のもやもや感や
    閉塞感を象徴してるような感じがしました。

    「百合と探偵」という話の中で
    「今がものすごく充実、とか、満足、とかって気持ちじゃない。だからあたしはいつも、
    ここを目指していたのかもしれないという思いに
    とらわれるとき、本当に、唖然とするん

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    2022年06月14日
  • キッドナップ・ツアー

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    大好きな作品。小学生の頃に汗かきながら遊ぶ夏休み、一段と特別なことをしなくてもキラキラしてて大好きだったなあ。とじんわり思い出す。

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    2022年06月08日
  • 人生ベストテン

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    なんかめちゃくちゃよかった!!
    すっと理解できる表現というか情景がぱっと浮かぶというかとにかくスラスラ読める

    飛行機と水族館はいわゆるストーカーのはなしなんだけど、ストーリーがストーカーの男目線だから本人は何が悪いのかわかってない感じとかがすごい。追いかけ回してるくせになんとなく女のことを見下してるところとかリアル

    全部面白かった
    これは売らずに手元に置いておこうと思う

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    2022年05月30日