角田光代のレビュー一覧

  • 銀の夜

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    余韻が残る。すっとずっと残る作品。本当に欲しいものは素直になって、手放さないと手に入らないのかもしれない。
    自分の立ち位置、自分の人生で本当に欲しいもの、それすら分かっているようで分からない。ちっぽけさと弱さを認めることの怖さ、必要性を感じた。自分の事を考えた。
    同世代の女性にはぜひ一読して欲しい作品。

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    2024年01月08日
  • 今日も一日きみを見てた

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    私も数年前から猫を飼っているのですが、猫を飼い始めた頃の驚きや猫中心の生活となっていく様子を懐かしみながら読むことができました。トトちゃんがとても可愛い!
    猫と暮らしている方にぜひ読んでほしい一冊です。

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    2024年01月03日
  • 銀の夜

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    ネタバレ

    ちづるも伊都子も麻由美も
    それぞれの日常が妙にリアルで
    彼女たちの今が気になる作品だった。

    ちょっと特殊な経歴を持つ3人っていうのが
    より一層彼女たちの繋がりを深めているようで
    なんだか面白い。

    それでも私たちは大丈夫。
    大丈夫を胸にそれぞれまた動き出した先には何があったんだろう。
    近い世代だから自分にも刺さるところがあった。

    角田さんのあとがきまで読んで、
    なおさら彼女たちの今が読みたいと思った。
    続編が出たら良いなぁ…。

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    2023年12月23日
  • キッドナップ・ツアー

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    あの人と結婚していたらわたしはいなかったね

    だから、結婚しなかったのかもな

    一気に読み終わった

    中学生くらいのときに読みたかった

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    2023年12月16日
  • 太陽と毒ぐも

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    同棲してる、しようとしてるカップルたちの短編集
    どの話もすごい良かった!

    その人それぞれの習慣、性癖のせいで愛とか平和な状態に亀裂が入っていく
    カップルの言い合いとか毎回どっちも間違ってないから人間関係ってややこしいなぁってなった

    どんどん読み進めたくなる文章力で日常のことが書かれてるのがすごい
    また絶対いつか読み返したい

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    2023年12月14日
  • もう一杯だけ飲んで帰ろう。(新潮文庫)

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    角田さんがミュージシャンと再婚した時はおどろいたけど、あれから時を経てこんなおもしろいエッセイが読めるとは!
    一緒にお酒を飲んだある日のあるときのことを、それぞれが好きに書くという内容なのだが、これは圧倒的に夫である河野さんの方が不利なのでは?と思っていた。
    だって、本業が作家の人と同じシチュエーションで書くのだから。
    ところがどっこい。とっても文才があって、なおかつミュージシャンならではの視点も加わり、2人の文章が並んでこそ楽しめるエッセイだった。
    何よりもお互いがリスペクトし合っているのがよくわかるし、一緒に飲むことを楽しんでいる。
    お互いの友人も一緒くたで食べて飲んでいるのが、いいなあと

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    2023年12月14日
  • 字のないはがき

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    さいしょおくってきた手紙が赤い丸だったけど、そのつぎのてがみからだんだん丸が小さくなっていった丸が、ぜんぶ黒で、なんで赤じゃないんだろうってしんぱいになって、さいごまで読んだらそのいみがわかった。

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    2023年12月02日
  • 明日も一日きみを見てる

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    猫の暮らしに癒されながら、共感しながら読んだ。第1作よりものめり込むように読めたのはなんでだろう?

    あとがきの、角田さんの幸福感の話がよかった。

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    2023年11月29日
  • 明日も一日きみを見てる

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    我が家と同じ家族構成で、家の人と話してる内容も同じ様な感じで、あるある過ぎで笑える。
    猫は最強の癒し。長生きしてくれることを願うのみ。
    始めにこちらから読んでしまったが、前作もあるのを知ったので、そちらも読んでみよう

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    2023年11月27日
  • 空中庭園

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    連作短編。
    ある家族をそれぞれの視点から描く。
    最初は退屈な小説かと思ったが、第二章からギアが上がった感じ。おそらく短編として切り取るとそれほど面白くないのだが、視点が切り替わることで各人物の欺瞞や嘘が客観的に表現される点がゾクゾクする。何て言いうか玉ねぎの皮を剝いていく感覚。

    自分の信じている世界は自分だけのインナーワールドでしかなく、現実は全く別の世界として存在しているのだ。
    そんな崇高な感覚を都下の平凡な家族を通して描き切った作者は凄いと思う。

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    2023年11月24日
  • 私のなかの彼女

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    うわーーー中盤すごく頭が重くなった。
    本当にいろんなことを考えながら読むことになった。
    これを読んだ大事な人と感想を言い合いたい。
    でも大事な人にこの本を読んでもらうのが怖い。
    ちょっと自分の考え方が和歌と似てるかも、と思って、
    若干の危機感を抱いた。
    そんな感覚も、大学生の時の和歌みたいだなと自分で思う。
    うわーうわーうわー、面白かった。もう一回読んで、自分の言葉できちんと感想にしたいけど今はこんな言葉たちしか出てこないな。。。

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    2023年11月22日
  • 明日も一日きみを見てる

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    トト、可愛すぎる!ネコ好きは人のネコまで好きになる、角田氏の言うとおり!
    途中の写真がまたブサイクだったり、美しかったり。
    終始穏やかそうなトトの雄叫びや病気ストレスなどタメになりつつ笑える。
    またネコは未来を憂えることができないらしいと聞き、始めて自分に言い聞かせながら外出先から気にしてもしないようにする、愛深き角田氏。家の人って言い方のかわいい。コロナ禍の時にも触れ、2人揃っているのを喜ぶトトもとてもかわいい。
    全てが可愛い1冊!

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    2023年11月22日
  • 福袋

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    8つの短編集
    全部かなり面白かった
    狂気じみてたり黒い感情だったりが
    よくこんなうまいこと言語化できるなって感動しながら読んでた

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    2023年11月20日
  • ご本、出しときますね?

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    本の内容はもちろん面白かった。
    それ以上に読んだことがない作家さんをたくさん知ることができたし、紹介されており本の中に読んでみたいものもたくさんあった。

    たまには意識的に新しい作家さんを開拓しないと読むものが偏っちゃうから。

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    2023年11月19日
  • 源氏物語 上

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    今まで2回トライしたが挫折した。今回はどうやら三度目の正直。全体を読めそうだ。角田訳は素晴らしい。
    それにしても源氏がここまでのスーパーマンだったとは。とてつもなハンサムで芸事全てに優れ、学問ができ、政治力もある。実際太政大臣までしゅっせする。女性に対する積極さは見事なまで。待ったすごい。
    史記と白居易が何度も引用されるのは驚き。この時代ここまで知られていたのか。
    その割に李白も杜甫も一切出てこないのは単に話の流れなのか。
    明らかな誤植が何箇所か。
    例。633ページ1行目西
    解説に気になる点。原文と角田訳は同じだが解説は異なる。なほ才は基礎なのか漢才なのか。

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    2023年11月17日
  • いつも旅のなか

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    読み終わるのが惜しいほど。脚色もあろうが、どの旅もカラフルで愛おしくおもえた。旅に出たい欲が湧くというより、私は満足して収まった派かな。

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    2023年11月09日
  • 字のないはがき

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    向田邦子 原作
    角田光代 文
    西加奈子 絵
    向田邦子さんの戦争体験を豪華な3人が絵本にしてくれました。

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    2023年11月07日
  • 字のないはがき

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    『第1回親子で読んでほしい絵本大賞、大賞受賞作』

     この絵本は、向田邦子さんの、「字のない葉書」(『眠る盃』所収、1979年、講談社)を原作としており、文を書かれた角田光代さんも語っているように、原作が戦争時代の向田さんの家族との思い出を綴ったエッセイということは、日常生活で起こった現実の話ということになる。

     また、原作があるものを絵本にした意義として、普段活字をあまり読まない方や、まだ読むことに慣れていない方といった、より広い層の人達に手に取っていただけることと、絵本の利点の一つである、無駄のない必要最小限かつ明瞭な文体と、それを補填してくれる絵が合わさることで、絵本ならではのジワジワ

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    2023年11月03日
  • 三面記事小説

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    角田光代さんの、八日目の蝉もだけど、実際にあった事件を肉付けして小説化する物語が引き寄せられます。ニュースや新聞で事件をみて、なぜこんなことになってしまったのか、、、実際に犯罪を犯す人の気持ちなど分かりたくもないし、寄り添う気持ちも全くないが、背景があるなら知りたいと思ってしまう。折り合いをつけようとする自分がいるのかもしれない。

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    2023年10月16日
  • くまちゃん

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    ネタバレ

    大号泣。良すぎた。
    ネットで「失恋した時 小説」で検索して出てきたので読み始めたが(安直すぎて我ながら恥ずかしい)予想してたよりはるかに良かった。

    淡々としてるんだけど人を好きになる気持ちとかつらさとかがひしひし伝わってくる静かでやわらかい文体で良すぎた。まったく大げさじゃないのになんでこんなに胸が痛くなるんだろう。
    こういう、なんでもないようなことをさらっと上手く書けるのがいかにも文豪って感じする。
    だって奇事を派手に書くのなんて簡単だもの。

    キャラクターみんなにめちゃくちゃ共感できた。特に「何者かになりたい」「社会で普通の人として生きる流れに取り込まれることへのなんともいえない怖さ」み

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    2024年07月26日