角田光代のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
中学生の時に初めて読んだ。
正直内容はあまり覚えてなくて、懐かしさで
もう一度読みたくなったんだけど、面白かった。
このくらいの歳の時って、自分がそうだったから
父親ってどこか家族なのにちょっと遠い存在で、
あまり会話もしないし何ならあまり話したくないし
家での表面的な姿しか知らなくて、一緒にいても
どこか緊張したなあって思い出していた。
色んな非日常の中で変化していく様や
心地いい自然がすぐに頭に浮かぶ描写は
読んでいてやっぱり心地いいものだなあと思った。
最後の誰かや何かのせいにしないって台詞は
わたしはちゃんと大人になるまで覚えておかないと
いけないものだったなって少し反省した。 -
Posted by ブクログ
大河ドラマ『光る君へ』にすっかりハマって購入。「桐壺」・「帚木」・「空蟬」・「夕顔」・「若紫」・「末摘花」を収録。
読む前に抱いていた「光源氏=プレイボーイ」という単純過ぎる印象は、早々に拭われた。現代と比較して社会的にも政治的にも制約がある世における恋愛と結婚の、慕い慕われる男女の歓喜・悲哀・焦燥・羞恥・後悔といった感情の機微を巧みに描き出している。たしかに光源氏の立ち居振る舞いには見苦しい箇所があり、女君たちの言動にも歯痒いものもあるが、単なる徒らな恋愛譚を超えた本作の文学性とエンターテイメント性の虜となった。続きが早く読みたい!
『光る君へ』視聴者の中には「この場面は『源氏物語』の -
-