角田光代のレビュー一覧

  • 太陽と毒ぐも

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    11人のカップルが出て来る。ありそうな事からぶっ飛んでいる事まで、角田光代さんのほんわかした顔が何故か頭から離れない。凄い事考えるんだ、考えられるんだと。ちゃんと働いているのに万引きがやめられない、それを喜んだ彼がいたからやめられないのか、言い訳も同じ店ではやらないとか言う。お菓子が主食の仁絵もダイエットが成功した方法のお菓子に支配される。 ◯◯だからやめなよは伝わらないんだなー。今度言われたら出て行く事考えていたと本当に出て行くのが印象的だ。出だしの匂いが1番残るなあ、走って追いかけるとか

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    2023年08月21日
  • トリップ

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    トリップはそんな前からの作品だったのね。名前だけインプットしてたけど、アウトプットしてみたよ。それぞれ登場する人物に思い入れがないけど、辛い経験してる小学生にただただLSDの主婦に冴えない肉屋に腹の中真っ黒な喫茶店中年女に、あーそうか同じ時期同じ時間に同時に起こっているのが重要なのかなぁ。ホント大量に出ていたけど、消化する前に次の小説に移るのかな自分。交差する訳じゃないし、続く訳じゃないし でも1人のお題が丁度いい長さだった。

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    2023年08月21日
  • 空中庭園

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    出だしの何でも話せる家族から読み続けるうちにだいぶズレがあるんだがと思いました。なるほど本音が全員がまるで違う真逆なのか。6人それぞれの心の闇はそれぞれ違うし、どうにもならないし、ギリギリ踏み止まる感じ出てる。角田さんはこんな現に表現したんだかなあと、自分ではまあまあ読んでるつもりだけど、まだまだだよ。この流れで対岸の彼女読もうと思う みんなそれぞれ隠し事があるが、ぶっちゃけたら崩壊するのかな、能天気だと思ったミイも日和見だし、おばあちゃんの所が1番語ってたよ、読み込んだね。父が透明なコップの表現がいい

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    2023年08月21日
  • 福袋

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    短い期間で角田光代さんを読みました。短編集ですね、今回のは玉手箱の様な中身がなんであるのか ですね。母の遺言なんかリアルで現実的で遺産相続の現場で お母さんが死んですぐの、ホントこんなのあるから、うちもこんなのなるんだろうなと身につまされるって事。借金を財産分与で賄うとか兄のヒゲタ人間とか生々しいです。福袋の兄に殺された母親もリアルで、可哀想。一言言ってやろうと大阪に行く=福袋の例えが思い浮かぶ、成果ありですね。離婚する旦那の同窓会に出るとか奇抜だが、どこかでブレーキを踏むのも角田さんでした。

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    2023年08月21日
  • 私的読食録(新潮文庫)

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    dancyuで連載されているのが好きで購入 昔から食べ物が出てくる本、向田邦子の海苔弁だとか、若草物語の砂糖漬けライムだとか、エーミールの血入りソーセージだとかに思いを馳せていたが、確かにそれは食べたことないのに味わっている

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    2023年08月16日
  • 坂の途中の家

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    2歳(3歳近かったかな)の子供を育てている専業主婦の里沙子に、裁判員制度の裁判官の仕事が来ます。

    その被告人が、8ヶ月の赤ちゃんをお風呂に落としてしまった母親で、裁判が続くと同時に、里沙子がその被告人に同調していってしまいます。

    里沙子の気持ちが痛いほど分かり、途中でしんどくなりました。(特に、子供が絡んでくるあたりは、本当にそういう時あるよね。という感じになり)

    あーちゃん(主人公の娘)は、自分に何かあっても、ママだけは私の事をまっさきに考えてくれる。という母と子の信頼関係ができているから、あーちゃんはママにたいしてだけワガママになるんだよって、慰めてくれる人はおらんのかーい!(と、思

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    2023年08月16日
  • ツリーハウス

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     祖父母の代から三世代の壮大なお話だった。
    生きるために逃げることも必要だと、私も思うけれども、泰造とヤエはそのことを恥じていた。
     それでも、生きるために逃げて逃げて、そして生き延びるために作った翡翠飯店は、家族みんなの居場所であり逃げ込む場所であったと思う。誰もがいても良い場所。バラバラのような家族だけど、この翡翠飯店を起点につながっていると感じた。そして、その翡翠飯店を作った泰造とヤエは、それを誇りに思って良いのだと思った。

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    2023年08月16日
  • ツリーハウス

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    ネタバレ

    面白かった。

    満州から、戦争から逃げてきた泰造の
    「そこにいるのがしんどいと思ったら逃げろ。逃げるのは悪いことじゃない。逃げたことを自分でわかっていれば、そう悪いことじゃない。闘うばっかりがえらいんじゃない。」

    という言葉が印象的だった。重かった。

    同じく逃げて生き延びたヤエの、
    抗うために逃げた、生きるために逃げた、
    そんなだったから、子どもたちに逃げること以外教えられなかった。
    というような言葉。

    逃げてきたことを恥じて、苦しんだ二人の言葉。

    翡翠飯店の人たちは、だらしなく逃げてばかりのように見えるけど、何も考えていないわけではないし、むしろ色々考えていて、でもうまくいかなくて、

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    2023年08月14日
  • いつも旅のなか

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    ネタバレ

    旅のお供に、と読み始めた。

    角田光代さんの小説って、全体を通して、ずん、と重い印象がある。だから、角田さんフィルターを通して見る旅も、そういう、ずん、としたものが出てるんじゃないかと思っていた。

    しかし。角田さんが、こーんなにおおっぴらでおもしろいだなんて!時折り、繊細だと感じるところもあり、小説の雰囲気と重ねて、うむうむと自分を納得させながら読んでいたが、でも、わたしの中の角田さんの印象は全く変わってしまった。もちろん、良い方へ。

    なんといっても、旅のスタイルに憧れる。移動手段にしても、現地の人との交流にしても、食事にしても、その土地に混じり込んでいる。野生的というか。わたしも、こうい

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    2023年08月12日
  • 明日も一日きみを見てる

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    かなり笑えてほっこりするエッセイ。
    猫好きなら分かるー!が連発する。

    ラストのあとがきには落涙した。

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    2023年08月09日
  • 明日も一日きみを見てる

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    猫なのに虫が苦手。マンション住まいだった時には家の中の虫をやっつけるなんて「無理ー」だったトトちゃんの成長ぶり。「ンヌゥオオオオオー」に大笑いしつつも感動してしまった。
    トトちゃん今日も明日もずっとかわいく元気でいてね。手書きのキャプション付き写真がたくさんあるのも楽しい。

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    2023年07月29日
  • わたしの容れもの

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    角田さんが歳を重ねることについて、書いているエッセイ。
    私も歳を重ねることを怖がらず、前向きにとらえていきたいと思った。

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    2023年07月22日
  • 明日も一日きみを見てる

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    ん猫ちゃん猫ちゃん!猫ちゃんかわいい!猫ちゃん天使!ハァハァかわいいよ猫ちゃん猫ちゃん猫ちゃん!

    ……猫と一緒に暮らしたいなぁ。そして、タイトルが秀逸というか、「ほんとうにそうだよなぁ」と思った。明日も明後日もずっと君を見るよ

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    2023年07月21日
  • 字のないはがき

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    《本屋》【再読】疎開した小さな妹が、葉書に、丸で元気か、家族に伝える。ついに、✕が、届いた時、病気になっていた。帰ってきた妹見た父は!原作、文、挿し絵、なかなかないコラボで、贅沢な絵本。

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    2023年07月19日
  • いつも旅のなか

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    初めて角田さんの本を読んだ。自分のことを小心者といっているが、それにしても一人で世界各地を飛びまわっていることに驚きです。心に響く事もあり、夢中で読むことができました。

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    2023年07月18日
  • 今日も一日きみを見てた

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    猫好きなら『そうそう!』と共感できることだらけで、読んでいて思わず微笑むような、胸の奥が暖かくなるような本だった。
    『猫好きは自分の飼っている猫だけでなく、世界中の猫が好きになる』この一文に目から鱗というか、確かに考えてみると私の周りもそのとおりだなぁと深く納得した。
    ローマの遺跡で保護猫活動が行われているアルジェンティーナ広場を訪れた時、たくさんの人が猫を見て幸せそうな顔をしていたのを思い出した。

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    2023年07月14日
  • 字のないはがき

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    4年生が国語で「一つの花」を勉強しているので、これを読み聞かせ。
    向田邦子さんの妹さんの話。
    子どもが真剣に聞いてくれて嬉しい。
    担任の先生がボロ泣きしてくれて嬉しい。

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    2023年06月30日
  • 明日も一日きみを見てる

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    ネタバレ

    猫好きに沁みまくるトトちゃんシリーズ。

    トトちゃんとの毎日で角田さんと家の人(この呼称 笑)気付かされたことが読んでいる私にも沁みる。
    そして大きなこともあるけどささいなことも、トトちゃんがすれば事件(と呼びたい出来事)になる。
    後書きがまた沁みた。私も若い頃同じことを思ってた。そして角田さんと同世代の今の今、やはり今の角田さんと同じように思ってる。
    …いろんなことこあったり、大切な人を失ったり。つまりは年取ったなぁってことですよね。
    写真がふんだんなのも嬉しい。角田先生の写真に添えられた手書きの文字がまた可愛いです。

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    2023年06月26日
  • 世界中で迷子になって

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    エッセイ

    子どもの頃は自分の住んでいる世界が全てだと思う。
    作者の角田光代は大人になっても思っていた。
    大人になって初めて世界を意識し、国内→海外を旅するようになる。

    前半は旅
    後半はモノ
    に対してを、角田光代の独特な目線で描くエッセイ

    旅→準備が苦手。
    ビーチリゾートに行くのにTシャツ1枚しか持っていかず、友達に臭いと言われる
    モノ→まず道具を揃えるタイプ


    自分に似た感覚を持っているなと感じる部分もある。

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    2023年06月15日
  • 明日も一日きみを見てる

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    好きです。
    犬派の私ですが、角田さんのお宅のトトちゃん
    かわいい。愛情が溢れてますね。
    順序が逆になりましたけど、今日も一日きみを見てる も読みます。

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    2023年06月14日