角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この2巻は、いよいよ六条御息所の話から明石まで話が進み、長い源氏物語の最大な山場となる。序盤から六条御息所への伏線が敷かれていたので、紫式部の想いが込められた場面なのだと思うし、一番印象的で、芝居などで何度も繰り返し上演されてきた。六条御息所はおどろおどろしい怨霊なのではなく、生霊となって葵上を呪い殺そうなどどいう気持ちはひとかけらも持ってはおらず、離れていこうとする光源氏への未練を絶てないだけだった。その上、牛車争いでも軽くあしらわれて、誇りまで傷つけられて、もう可哀そうで仕方ない。そんな中、悪霊になって葵上を呪い殺しただと~?は~?私が友人としてそばにいたら、ほんと抱きしめてあげたい。本人
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Posted by ブクログ
源氏物語、初めてチャレンジするなら
やっぱり角田光代さんの訳で良かったとしか思えない。
全部しっかりと理解できたとは言えないけど、
それでもスラスラと内容が入ってきて、
あとがきに
「格式高い古典文学、王朝物語ではなく、小説としてとらえることも、可能なのではないか。」
とあるように、
本当に読みやすかった。
文庫本、8巻まで出ていて、
立て続けには難しいけど、
少しずつ読み進めていきたい。
多分とても有名な
「雨夜の品定め」のシーンでは、
男たちが女について語り合うところが、
現代の男性だけの集まりの場で
「あの女はさ〜」
って女性の話をするときと
根本は同じなんじゃないかと思える。
そ -
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Posted by ブクログ
短いお話がたくさん収められているけれども、どの話も3つの帝国ホテルのどこかが舞台。ホテルを舞台によくこれだけの数の短編を紡げるなぁとまずは目次を見て驚き。
家族の話や友人の話がほとんどですが、どの話も心温まる展開。帝国ホテルは歴史と格式がやはりある分お話も厚みがあって短編と思えないほどどの話も背景や年月を想像させる奥行きを感じます。
さすが角田さんだなぁとうなります。
心が疲れているときに手に取ったらとても癒されそうな一冊です。
お父さんの話が特にいいなぁと思いましたね。(「父のちっぽけな夢」「あの日の出会い」)
装丁もかわいい。帝国ホテルなんて行ったことないしこれからも行く機会がなさそうだ -
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Posted by ブクログ
日常ってひたすらに生活で、1人で暮らしてると自由で楽ちんだけど、結婚して他人と暮らすってなったら、どんな世界なんだろう。うんざりするんだろうか。
見つめ合うことはなくなるんだろうか。
きっとそうなんだろうな。
じゃあときめきがない人と夫婦になるので良いのだろうか。気楽で全部知ってて安心できるから、それが暮らしということなんだろか。
それは嫌だなぁ、ときめきは欲しい。と思った笑
でも既婚の友達に言わせると、なくなるらしい。
結婚を夢見てるのにーー。
ただ2人がのめり込んだ過去の恋愛は、打ち上げ花火みたいな期間限定だから盛り上がる恋で、しかも自分のものにならないから余計執着しちゃう的な吸引 -
Posted by ブクログ
5年かけて全訳に挑んだ作家角田光代さんと平安文学研究者山本淳子さんが、「源氏物語」と紫式部、道長など、現代の視点で語り尽くす
ー本書の帯よりー
面白かった!
今まで何度か源氏物語に挑んだけれど、1〜2巻で挫折。
今NHKの大河ドラマが面白くて、書店でこの本を見つけた。
いよいよ、角田源氏を読んでみようと、今は意気込んでいる!
ドラマで人間関係を把握できたから、本書も面白く読めたかな。
山本淳子さんの著書「源氏物語の時代」は角田さんが大絶賛だったので、ポチッと買ってしまった。
果たして、全巻読めるのだろうか?
とりあえず、源氏物語の時代、を読んでから読み始めようと思う。
(ちなみに1巻だけ購入 -
Posted by ブクログ
最高に面白かった。。。
これまで歴史にまったく興味がなかったのに、地球っこさんのレビュー
『源氏物語の時代』一条天皇と后たちのものがたり に魅せられて読んでみたら、これが衝撃的だった。
歴史上の人物もしっかりと生きた結果。
それぞれの人間模様がしっかりと描かれている。
歴史に対する考え方が変わってしまった、自分を変えた一冊でした。
そしてまた、地球っこさんのレビュー 角田光代さんと山本淳子さんの対談集「いま読む『源氏物語』 」をみて、これもまた絶対読まなきゃと購入。
角田さんは5年かけてご自分で訳した源氏物語 全8巻を出版されたとのこと。
このお二人のなんとも贅沢な一冊。
源氏物語の