角田光代のレビュー一覧

  • 三月の招待状

    Posted by ブクログ

    学生の頃は、個々の価値観の違いはあまり大きくはないものの、大人になると、それぞれの生活が大きく異なることもあり、価値観も大きく違う。
    それまで同じだと思っていた友人との価値観のズレを今になって感じてしまったことがわたし自身にもある。ただ、それは置かれている環境の違いからズレることも当たり前のことなのである。ズレすらも広く受け入れられるような人になりたいなと思う。

    0
    2024年07月14日
  • 源氏物語 2

    Posted by ブクログ

    二巻になって断然面白くなった。これは紫式部たちがいろんな集まりでの歌会をそのまま劇にしたような気がする

    0
    2024年07月11日
  • おまえじゃなきゃだめなんだ

    Posted by ブクログ

    とても新鮮な気持ちで
    読み進めてたけど、

    途中で「ムム?」この
    既視感や如何に・・・

    そう、この本過去にも
    読んでました(笑

    それはさておき、本を
    閉じるその刹那、

    大げさですが宝石箱を
    閉じるような気持ちに。

    収められた短篇の一つ
    一つに、

    輝石のようなかがやき
    を感じたからでしょう
    か。

    この本は今さら恋愛話
    なんてフッという方に
    お薦めです。

    色とりどり二十四篇の
    物語のなかに、

    貴方の記憶をくすぐる
    一篇がきっとあるはず。

    私も遠く若かりし日の
    甘酸っぱいワンシーン
    を思い出しました。

    ワンシーンで十分だと
    思うのです。

    その記憶は紛れもなく
    貴重な輝石ですから

    0
    2024年07月11日
  • ツリーハウス

    Posted by ブクログ

    私は自分のルーツを知らない。
    「結婚失敗した」と喚き続ける不幸せそうな母を長年見続けたいせいか嫌でも知りたくないのだ。
    なので、一族のルーツを知りたいと思った良嗣は、なんだかんだ言って健全に育ったんだなと思う。笑


    異国の地で敗戦を知らされ、苦労し続けた祖父母。
    今日の一日を生き延びることに必死なあまり子どもを飢えで死なせてしまうところや、お世話になった食堂の家族との別れはとても悲しかった。

    そんな親の苦労を知らず平和ボケした子供たち。
    必死に働き続けてる両親を見て育ったのに、みんな親不孝だ。

    そしてさらに平和ボケした孫達。
    特に基樹と早苗、お前らなんなん?

    命を産んで繫げていくってそ

    0
    2024年07月06日
  • 紙の月

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    映画→小説の順で見た。
    映画版で学生時代に募金をしないクラスメイトに腹を立てた梨花が父親の財布から金を抜き取って募金するエピソードがすごく印象的だった。
    梨花の行き過ぎた正義に賛同してしまったからだ。

    その無欲で正義感の強い梨花が狂っていく様が恐ろしかった。序盤の手持ちのお金がなくてお客から預かった金から5万円抜き取って会計したシーンも、すぐにお金をおろして元に戻したとはいえ、ものすごくハラハラした。この本は心臓に悪い笑


    客のお金に手を付けたのも、はじめは光太の借金返済の為だったのに、当り前のように自分の家のローンまで返済に充てようとしててオイオイオイオイ、って声が出そうになった。
    光太

    0
    2025年06月23日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    面白い企画。小説家2人とオードリー若林の鼎談。
    お互いへの質問、それぞれのマイルール、おすすめ本という流れで、読みたい本が増えた。
    村田沙耶香さんがすごく個性的で面白い。

    0
    2024年06月29日
  • それもまたちいさな光

    Posted by ブクログ

    角田さんの夫婦関係での描写がリアルで面白かった。
    恋愛は難しいのにそれを庶民的な人たちの日常に寄り添って書いてる感じが良い

    0
    2024年06月23日
  • 私のなかの彼女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大きな出来事や、衝撃的な内容が含まれている訳ではないのに、飽きが来ずスラスラと読めてしまった

    テーマとして、女性、恋愛、仕事、生活、バブル
    が挙げられる。

    主人公はバブル時代とバブル崩壊を生きる20代女性
    20代特有の、少し心配になるような価値観や考え方とか、20代を経験した女性なら共感できる点が多いなと思った

    主人公の恋人である仙太郎は、若くしてクリエイティブな仕事で成功を収め、結婚に際して、現実的な仕事をすると言うリアリティーさがあった

    20代前半の、仕事である程度の成功を収めた仙太郎の言動がどんどん業界にかぶれていく感じとか、痛さを感じた。

    女としての幸せと、仕事での成功を同時

    0
    2024年06月10日
  • 世界中で迷子になって

    Posted by ブクログ

    20240604
    随分前に途中まで読んでずっと積読…。当時は読み進められずにいましたが、改めて読み直してみるとおもしろい!!(歳を経てわかる面白さってやっぱりあるなぁ。。)
    私は旅行がそんなに好きではないので、旅行の章よりモノの章の方が面白かった。買い物好きだし。モノの章では結構共感する部分もあって、最近お弁当を持っていくようになったので、「道楽弁当」が特によかった。

    0
    2024年06月05日
  • くまちゃん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    恋をして、ふられる。
    ふった側が次にふられる側になる小説。
    でも私も最近、仲良かった人とお別れしたので少し心が救われた気がした。

    ここからは引用を含みます。
    誰かと付き合うのって、その人に合わせて、自分の分身を1個作る感じ。
    別れたり、振られたりすると、その自分をべりべりっと剥がされた気がするから辛い。

    それは別れる痛み。ふる側もそりゃあ痛い。ふられる側は予知できなかった驚きも痛みに加味されるけど、ふる側もおんなじ痛みを味わってるもの。

    人と関わることってこわいことだよ。

    0
    2024年06月04日
  • 源氏物語 1

    Posted by ブクログ

    高校生の頃、本屋さんで角田光代訳の源氏物語の単行本が新刊に並んでて読みたいと思ってた
    いま文庫化されて、光る君へにもハマってようやく源氏物語読み始めた
    高校生のとき読み始めてたら途中で脱落してたかもしれない、大河と同時に読み始められてしあわせ!

    0
    2024年06月02日
  • トリップ

    Posted by ブクログ

    なんてことのない郊外のよくありそうな町。
    商店街があってなんだか下町のような付き合いもあるような風景が、描写がうまいのでリアルに想像できる。
    それぞれ少しずつ繋がっている連作短編集のようになっていて、登場人物がそれぞれ癖のある人達でなんか良かった。

    0
    2024年05月31日
  • 源氏物語 1

    Posted by ブクログ

    源氏物語を知るにはこの角田光代のこの本が1番だと思い読み始めました。
    素敵な源氏だとしても、かなりイライラして読んでました。訳されてる先生も、くどくどと書かれてるので省略、と書いてるとこ2箇所(笑)
    源氏物語が当時から現代までウケた理由がまだ分かりません。2に突入します。

    0
    2024年05月31日
  • それもまたちいさな光

    Posted by ブクログ

    何気ない主人公の話が、妙に共感できてあっという間に読んでしまった。とくに、どこかにドラマがあるわけでもない日常な感じが読みやすかったのかも。

    0
    2024年05月31日
  • 三月の招待状

    Posted by ブクログ

    学生時代のつるんでいた男女グループが離婚式によって再会し、それぞれの恋模様や価値観、人間らしい悩みがありつつ進んでいくという本です。

    それぞれの譲れない価値観の表現が上手だなあという印象の本です。

    読み応えがあって面白かったです!角田光代さんの本は『八日目の蝉』以降久しぶりに読んだのですが、良い意味でまた全然違う内容で、また他の作品も読んでみたくなりました。



    0
    2024年05月30日
  • 薄闇シルエット

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分の人生にも似たような内容で、過去の記憶を思い出しながら、読んでいた。

    人は日々年齢を重ね、何れ死が訪れる。その中で、年齢の節目節目に達した時に、自分は何も手に入れていないと不安になる。それは何故だろうか。自分がいかに目的も無し生きていることの証なのかもしれない。それを無くすためには、自分のなりたい姿を日々イメージして、他人の価値観や視線を気にしない生き方が大切である。
    主人公は、家族や親友や友人が幸せに過ごしており、自分にはない物を持っていると思っていたが、それは、自分の考え次第で変わるということに最終的に気付いた。

    0
    2024年05月24日
  • それもまたちいさな光

    Posted by ブクログ

    ブラックホールみたいな恋!分かる分かる、昔あったな〜と思った。
    何だかわかんないけど吸引力に負けちゃうやつ。

    各々恋愛事情が違って面白かった。不倫やら幼馴染との友情結婚みたいのやら。

    0
    2024年05月23日
  • それもまたちいさな光

    Posted by ブクログ

    えらく、ラジオの話だなぁと思ったら、それ用の小説だったのか〜と納得。生放送のラジオ、たまに聴くとこれをオンタイムで話してる人と、聴いてる人が全国にいるのかぁってなんか不思議な気持ちになるよね〜。仲間感というか!
     私自身、結婚したい!!と強く思ったことはまだないけど、雄大が仁絵にしたプロポーズがあまりにも素敵だった。こんな体験してみたいな。情景がすごく思い浮かんだ。
     恋愛は絶対すべきだし得られるものがある有意義なものだって脳死で思ってたけど、少し間違えると精神をすり減らして何年もの間苦しむことになるし恐ろしすぎる。おかしな人を見分ける目と理性を働かせないといけないなぁ。
     くまちゃんでもあっ

    0
    2024年05月23日
  • もう一杯だけ飲んで帰ろう。(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    とても良かった、読んでてお酒が飲みたくなって久しぶりに飲みました。夫婦でも全然違うものを見て考えているんだなって感じる、もっと読みたいな。

    0
    2024年05月20日
  • しあわせのねだん

    Posted by ブクログ

    角田さんご本人がおっしゃっているように、私も彼女をテレビで拝見している限り、おっとりした方だと思っていた。それが何とも、せっかちエピソードが満載で面白い。特に秋刀魚を選ぶ親子の話。そしてイライラを抑える薬「イララック」なるものがある事も初めて知った。

    「20代で使ったお金がその人の一部を作る」という言葉が響いた。自分は20代の時に何にお金をかけてきたのか。映画が好きな人、洋服が好きな人、食べることが好きな人…人それぞれにお金をかける所が違うけれど、それがその人を作り上げていくなら決して無駄ではないと思う。「ゆたかであるというのは、お金がいくらある、ということでは決してない」と著者は言っている

    0
    2024年05月13日