角田光代のレビュー一覧
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ネタバレ学生の頃読んで以来の再読です。
大人になって読み返すと、全然別の小説のようにたくさんの場面ですごく心が揺さぶられました。
読み終えてからも、ナナコと葵のことを思い出して涙が出ました。
秘密みたいに二人で笑い合った河原での時間、自分の見せたくなかったところも誰にも出せなかった部分もさらけ出して、それでも一緒に居たいって強く思えた二人。
タクシーからみた朝の空を映した川はとても綺麗だった。タクシーの中で葵と一緒に涙が止まらなかった。
プラチナリングは贈り合えなかったけれど、『プラチナプラネット』という名前に、葵が今もナナコを大切に思っていることが込められているように感じました。
ナナコもきっとど -
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ネタバレ気軽な感じで読める楽しいエッセイ。オレンジページの連載をまとめたものだそうですが連載20周年だそう。すごい。
タイトルのように、居酒屋でワイワイ話すような食べ物の話が多めで、読んでるこちらも参加して発言したくなる話題ばかり。
途中に差し込まれているトトちゃんの写真がこれまたイイ癒しで読んで眺めてほっこり。
車のないお出かけについて書かれた「半分の生活」。自分は車がないと生活が成り立たないところに住んでいるので想像できなかったけれどそういうことなのかぁと新鮮な気持ちになった。ある不便があるようにない不便もあるということに思い至らないものだなぁと。
「好きと似合う」にもはげしく首肯。ほんとそれ -
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結論、大大大オススメです。少し経ったらまた読みたくなる本。
高校の国語のテストを見る機会があり、その中で出題されていた話が面白くて、「これは誰の何て本だ?」と思い、探したらすぐに見つかった。それは角田光代さんの「さがしもの」に収録されていた「旅する本」という話だった。角田光代さんの話が高校の現代文の教科書に載っているんだ。いいなぁと高校生を羨んだ。そして、この出会い方こそ、まさに本の魅力である。
本にまつわる話が9つ編まれた短編集である。
本を読むことは食事のようなものだと思う。文字を食べて、それを消化して、自分の一部にすること。面白さは読みながらでもわかるけど、本当に自分の一部みたいにそ -
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前向きに働く小夜子や、いい意味で社長ぽくない葵の人間性を見て、この話はこの題名とどのように結びつくのだろうと思っていた。
断片的に小夜子ぽい性格の女子高生の物語が描かれていたが、それが社長の葵だと気づくのに時間がかかった。この世界でナナコはきっと生きていると信じることにした葵、最後までナナコの結末はわからなかった。ただ自分の中には確実にナナコは存在していて、そのナナコが葵の性格を変えていったのだろう。
後半部分はショッキングな場面がいくつかあった。遠くへ行っても、何にもなれないことに半大人の高校生で気づいてしまうのは、大人が感じる虚しさとはまたちょっと違くて、より残酷なんだろうなと思った -
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ネタバレいやはや、すごい
角田光代氏にしか書けない、何とも言えないゲスな人々…周りにいたらめんどくさいし、関わりたくない、と思ってしまうが小説だから最後まで気になって読んでしまう。
全く愛がないわけでもなく、醜いわけでもなく、ふわふわ漂う人々、何とも言えない読後感…
でも面白かった、かな
母、東原直子と父はだれかわからない、智
生まれてからあちこち移住して暮らしている
そんなひと時に茨城で暮らした泰子に会いたい!
泰子ちゃんは生活しているのだろうかを考える。たべて、寝て、掃除して、その繰り返しをきちんとこなしているのだろうかと。
衝動的に会いに行き、またそれぞれの運命が動き出す、泰子には「あぁ、 -
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角田さんの描く食べ物って、本当においしそう!いろんなおいしいものを実際に食べたような気になる、幸せいっぱいなエッセイだった。
肉好きだという角田さんの愛する「塩、胡椒してグリルした」羊や、あまりのおいしさに仰天したという「サイボクのゴールデンポーク」はもちろん食べたくなるし、来る夏に茄子やトマトやオクラを食べるのが楽しみになる。
食べたことないかもしれない鱧も味わってみたいなあ。「鱧を湯に落とし、十五秒で引き上げて食べるのがいちばんおいしい」らしい。ぱっと引き上げ、タレにつけて食べると、「やさしく、やわらかく、ゆたかな味」がするなんて、なんて素敵なのでしょう。
いくらの醤油漬けを作ったり、