若林正恭のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
思わずふふっと笑っちゃう本。
この本を読んだ数日後、テレビでキューバの旅番組がやっていました。
思わずチャンネルを止めて最後まで見てしまいました。
若林さんの描く情景と答え合わせをしながら見ました。
本当に米国のカラフルなクラシックカーばかり。
宗教やカーニバルにかける想い、15歳でなる成人の儀式がすごく面白かった。
資本主義に変わると言っていたけど今はどんな様子なんだろう。観光業が今まで通りいかなくなったであろう今、それで生計を立てていた多くのキューバ人はどうなったんだろう。
数年前と変わっているとしても、いつか私もキューバへ遊びに行きたいです。 -
Posted by ブクログ
オールナイトニッポンのリトルトゥースでもあるし、あちこちオードリーなんかも大好きで見ていて、若林さんはかなり好きなのですが、この本は正直、期待ほどでは…という感想。
アメフトは楽しそうだし、ぶつかることで生きていることを感じるというのは、とても分かるのだが、いかんせんアメフトが分からなすぎて、試合中のイメージが湧かず、イマイチのめり込めない。
あと、ラップのLyricを散りばめているのも、よく分からなかった。
ラジオ聴いているだけに、どこまでが事実でどこからが創作なのかも気になり始め、若林さんのことを何も知らない人が読んだ方が良いのかも…。 -
Posted by ブクログ
青春!何かに熱中することで生まれるパワーを感じた!
日々の小さな悩みとかまどろっこしいしがらみとか、そういうの抜きにして、ただただ目の前のことに集中できるスポーツってやっぱり素晴らしい。
スポーツじゃなくても、自分もアリみたいに何か夢中になれるものが欲しいと思わせてくれる物語だった。
結果がどうであれ、そこまで努力したことが素晴らしいって言葉はよく聞くけど、この本を読んだらその意味がすごいよく理解できる。
一時は道を外してしまいそうになったアリが自分自身を取り戻して成長していく姿が本当に格好良かった!そしてめちゃめちゃアメフト見たくなった!ルール覚えたい。 -
Posted by ブクログ
もともとスポーツに関心が低く、ルールを覚えない(覚えられない)私でなくとも、アメフトのルールを理解している人は、そう多くはないのではなかろうか。実際こちらでも、ルールを知らずに読んだというレビューを多く見かける。
この作品でアメフトのルールを理解するのは難しい。ほとんど説明されないからだ。用語の説明も十分とは言い難い。
初めのうちは調べてみたりもしたのだが、早々に止めてしまった。さほど求められていない気がしたので。
消化不良のまま部活のアメフトを引退することになったアリ。不良の仲間入りをしそうになるが不発、ゴールを一つ先に延ばして、3年で一人残って秋大に出場することを決める。アリはおそらく初めてアメフトに正面から対峙する。スキンヘッド眉無しで覚悟を宣言する(?)アリ。その彼をサポートする河瀬。レベルアップを体感し、ベストなコンディションで最後の試合に臨む。
チームと言うよりはアリ自身の成長が描かれる。岩を運ぶ意味を見出せるようになったアリは確実に成長している。アメフトと何の関わりもない倫理の岩崎先生はアリの人生の師だ。そして河瀬は最高のバディだ。
ラストシーンが突き抜けるように鮮やかだった。
若林さんの描く主人公が、真っ直ぐで健やかな青年でちょっと意外だった。引き続き、できれば若林さんの描くアメフト以外のテーマの小説を読んでみたい。