朝井リョウのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
共同体感覚とその個体との立ち位置について、深掘りしていく過程が新鮮だった。共同体=社会に受け容れられているのが当たり前ではない個体が存在することに自覚的であるべきだなと思う。
いろんな人がいるよねーと、頭では分かっていても、心の奥底では理解できていないことっていっぱいあるんだよ。
マイノリティーを排除してはならない
仲間を大切にしようって言ったって、社会や共同体への貢献度が低いとか、生産性が低いと評価されてしまうと、社会や共同体の役に立たないから排除しよう、仲間から外そうなんていう力が働きがちなのではないだろうか。少なくとも、わたしには経験がある。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ語り手が同性愛者の男性の生殖器という斬新なところから入ってはいるが、マイノリティの生きづらさや、【成長】し続けるってしんどいよね、などを説いており、特に成長の話については自分も最近キャリアに悩んでいることもあってかフムフムと読んでいた。
あと「いつか死ぬと分かったうえで生きているのはヒトだけ。ヒト特有の悩みの原因はここにあるのでは」という部分には納得。理想を追い求めて生きているから悩んでしまうんだと…。
主人公の尚成はお菓子作りと運動に励むことで生きる意味?を見出したようだが、自分もこういう没頭できるものをもっと見つけたいな。 -
Posted by ブクログ
主に朝井さんのお腹事情が良くわかるエッセイでした。
私も頻繁にお腹を壊すので共感しながら読んでいました。
トイレが一つしかない飲食店なんて飲み放題だろうが1杯にしてるし、新しい場所のお手洗いチェックは欠かせません。
文章量がぎっしりでちょっと読むのに時間がかかりましたが、クスッと笑える部分が沢山あり最後まで楽しめました。
お寿司屋さんのワサビ抜きも大変笑わせてもらいました。
特にケーキのところなんて、ホール5個は欲張りすぎ!それでジムから問題児扱いされる流れも最高。
旅行の道中の話もトラブルも込みだがいい経験をしていて羨ましかった。
お金がよりも、まずは体力があるうちだよね。
ただお腹が弱 -
Posted by ブクログ
色気ってのは腹が据わった覚悟の有る人間が醸し出すもんだ 知る事の、大切さも無意味さも素晴らしさも恐ろしさも全てこの作品が描いています。 娘ヨレンタがノヴァクの感情の部分に触れる唯一の存在であるのにも関わらず 以降は信念というよりは最早執着 それこそ「アポリア」(相反する二つの見解が等しく成立する場合、解決の糸口を見出せない難問)だと思うんですけど。 ある意味、完全オリジナルを作るという欲望は幻想だったり。もう流石にこの世界には蓄積が有り過ぎるから、どういう組み合わせで更に新しい事があるかなって事を皆探求していると思います。 文化は大きな川の流れであるという事を良く言っているんですけど、文章、文
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Posted by ブクログ
初めて朝井リョウ作品を読みました。最近出てる作品の評判が良いので読んでみたいなと思ってますが、朝井リョウ初心者としてはなんとなく過去作から読み進めてみたく、本作から。桐島は映画観たのできっと読まないかなと。自分が就活してたのが30年ほど前で本作刊行の10年以上も前。また、専門学校から専門職入社で且つSNSのSの字もまだ無い時代でもありましたので、本作に出てくるような就活経験は皆無。その為、状況があまり身近には感じられないのと、そもそも社会人経験30年のおじさんはターゲットからズレていたかなと思いながらも読み進めてはいましたが、結構面白かったです。本作のテーマとしては老若問わず人間の本質に関わる