朝井リョウのレビュー一覧

  • 生殖記

    Posted by ブクログ

    生殖器の人格が見る人間社会。シニカルで斬新、面白い視点だった。スピ系の人がよく生殖器の大切さとか重要性説いてるの思い出した。人間世界の常識や価値観なんてコロコロ変わってそれに振り回されて無理やりでも己や社会の拡大発展のために生きるしかない我々ってなんて哀れなんだろう。

    0
    2025年12月12日
  • 生殖記

    Posted by ブクログ

    なるほど…
    そう言う事か…
    タイトルと装丁からもっと文学的な重たい話しを想像していたので、砕けたラフな文調にびっくりしました。
    まさかの目線からの語りから始まる物語は、戸惑いから最初は中々入り込んでいけませんでしたが笑
    とても読みやすい文体で最後まであっという間に読むことができました。
    フラットな語り口で明るくユーモアを交えて書かれているのですが、内容的にはとても考えさせられるものです。
    きっと当事者の方々はそれぞれ、こう言った形を変えた苦悩を抱えているんだろうな、と考えさせられました。
    隣にいるかもしれない苦悩を抱えた誰かに、想像力を働かせ「手を添えて力は込めず」寄り添える自分でありたいと思

    0
    2025年12月12日
  • 時をかけるゆとり

    Posted by ブクログ

    面白かった!朝井さんの日常が面白くて、肩の力が抜ける感じがしました。いつもの日常でもこんなにユーモアにとらえる事ができたら、人生何倍も楽しそうだなと思いました。
    朝井さんの真面目な感じの小説も読んでみたい(^^)

    0
    2025年12月11日
  • 正欲(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    高校卒業したとき?に初めて読んだきり、あんまりしっくりこんくてなかなか手を出してこなかった朝井リョウさん。22年の本屋大賞か。この表紙はよう見てましたよ本屋では。
    ほんまはさ、桐島買うつもりやったのに、まさかの本屋に置いてないからどーしようと思って手に取ったのが今回の『正欲』
    久しぶりによむ朝井リョウでちょっとビビってたけど、これは読みやすい。テーマは重かったけれど。
    最近のご時世でみんなが良かれと思ってつかっている「多様性」。それってそんなに便利な言葉か?
    正直そこまで考えを巡らせられてなかったなと思い知らされた。
    ヨーロッパに留学してた経験から、LGBTQとか、ヴィーガン、ぺスカトリアンと

    0
    2025年12月10日
  • 世にも奇妙な君物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短編集あまり好きじゃないから途中でやめがちだけど、最後まで読んだ。
    「リア充討伐」「立て!金次郎」が個人的に好きだった。

    朝井リョウの本読みやすい。

    0
    2025年12月10日
  • 風と共にゆとりぬ

    Posted by ブクログ

    前作『時をかけるゆとり』は文章が少し読みにくいところがあったけど、今作はぐっと読みやすくなっていて驚いた。
    冒頭の眼科医との再会シーンは胸が熱くなる展開で、一気に引き込まれた。
    それから、あの“肛門記?”は笑いも緊張感もあって、思わず吹き出してしまうほど。

    ただ、2部は正直あまり刺さらなくて、個人的には少し物足りなかった。

    読んでいて気づいたのは、私はもしかしたらエッセイ自体があまり得意じゃないのかも、ということ。
    物語の世界に浸るほうが好きだからか、面白い部分もあるのに「早く読み終わりたい」と思ってしまう瞬間があった。
    それでも次の『そして誰もゆとらなくなった』も買ってあるし、最後までし

    0
    2025年12月10日
  • 世界地図の下書き

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    身寄りを無くした太輔にとって、養護施設の同じ班の仲間達は同士であり家族なのだと思いました。亡くなった母の面影を年上でしっかりした優しい佐緒里に重ねてしまう、太輔の心細い気持ちが切ないです。そんな佐緒里に見せようとしたランタン飛ばしは、班のみんなそれぞれの希望が詰まった感動的なものでした。子供たちの未来が、たくさんの大切に思える人との出会いに満ちたものであってほしいと願います。

    0
    2025年12月22日
  • GOAT Summer 2025

    Posted by ブクログ

    次号が発売されていると知って慌てて読み終えました。沢山の作家さんに出会えること、読んでいる小説と小説の合間に読めることに重宝しています。

    しかし、テーマの悪はキツかった。読んでいるお話の内容に心が持っていかれるので、暗いお話や怖いお話は苦手です。

    0
    2025年12月09日
  • 風と共にゆとりぬ

    Posted by ブクログ

    今回も笑わせてもらいました。
    言葉のセンスというか選び方が秀逸で面白い!くだらない話を面白くしてしまう才能はすごいな〜。
    私のお気に入りはハワイ旅行。涙流して笑わせてもらいました。人前で読んではいけないやつ!!
    前作でも思ったけど、朝井さんと話してみたい。お友達になりたい。こんな脳内めんどくさそうなこじらせた人だけど、共感してしまう。次も楽しみ。

    0
    2025年12月08日
  • 何様(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    すぐ別の気持ちに呑み込まれたのかもしれないけど、その1秒だって誠実のうちだと思うよ、という君島のセリフが良かった
    てか現実にサワ先輩いたら絶対好きになっちゃうなー

    0
    2025年12月07日
  • 時をかけるゆとり

    Posted by ブクログ

    絶賛されているので購入しました。
    そんなに面白いかな??と思っていましたが、2作目の『風と共にゆとりぬ』は面白い(まだ読みかけ)ですし、本作の話も出てくるので読んでいて良かった。
    美容室と眼科の話が好きです。

    0
    2025年12月07日
  • 何者

    Posted by ブクログ

    ストーリーの最後は、キレのある曇天返しで読み終わった後は満足する内容でした。
    ただ、最後の展開に至るまでが、内容のアップダウンが少なく、ダラダラと進む感じで、正直途中で読むのをやめてしまおうとすら思いました。が、結果は最後まで読んで良かったと思える本でした。

    0
    2025年12月06日
  • 桐島、部活やめるってよ

    Posted by ブクログ

    どんな話なのか全く知らずに読んだので、いまいち読む速度が遅かったが、読み進めていくうちに、ぐいぐいと引き込まれていき、高校時代の自分の世界を思い出してきた。けど、途上人物多過ぎて誰が誰だか覚えていられない。
    作者がリアルタイムの時間軸をここまで言語化できたのはすごい。当時の彼の国語の先生はどう思っていたんだろうか…

    0
    2025年12月04日
  • 時をかけるゆとり

    Posted by ブクログ

    さくらももこのエッセイを愛する作者による第一弾エッセイ。
    風と共に、と同じく、この人の小説未読のまま、こちらも読む。

    今の時代だと、このピンク映画を見に行く回の書き方は変わるだろうとは思う。
    15年〜20年前の内容だから仕方ないかもしれない。

    黒タイツおじさんとの対決、プーさんボイスの毒舌独創眼科との出会いは笑った。

    0
    2025年12月04日
  • GOAT Summer 2025

    Posted by ブクログ

    有名作家さんがたくさん載ってるけど、個人的に梨さんのプロフ帳が1番印象に残ったし、斬新。めちゃくちゃ怖い。

    0
    2025年12月03日
  • 桐島、部活やめるってよ

    Posted by ブクログ

    青春小説なんて読まないと思ったんだけど、朝井リョウ先生がテレビ?に出ていて面白い人だなと思い読んでみた。作品も面白かったんだけど、あらすじを読んで気になる作品は追っかけようと思った

    0
    2025年12月03日
  • 世にも奇妙な君物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    それぞれの話が意外とグロくて、思っていたよりちゃんと『世にも奇妙な物語』だった
    それぞれが違う種類のどんでん返しでおもしろかった!

    0
    2025年12月02日
  • 何者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    就活はまだ自分には早すぎて何も考えていなかったけど、きっと将来必ずぶつかる壁なんだと思って少し不安になった。大学受験の面接でヒーヒー言ってたのに大丈夫かな
    SNSでよく誰かが炎上してるのを見るけど自分に直接関係なくても暇つぶしみたいな感覚で叩いてるのを見てなんとも言えない気持ちになる。炎上してる理由に共感する時もあるし。
    きっと今も未来も私は、登場人物みたいに自分を正当化してずるく生きてるんだろうなと思った。

    0
    2025年12月02日
  • そして誰もゆとらなくなった

    Posted by ブクログ

    小説とのギャップが大きい

    読んでる途中で共感性羞恥のようなものに襲われた

    行動力にはただただ脱帽

    0
    2025年11月30日
  • 桐島、部活やめるってよ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    バレー部のキャプテンの桐島が部活を辞めるという噂によって、周りの環境に少し波紋が生じる作品。桐島は出てこないし、部活を辞めたかもわからないし、こういう話の作り方をする発想がすごい。
    高校のスクールカーストの階級ごとの日常ちょっとしたことや考えてることを絶妙に描かれていて、朝井リョウはこういうなんとも表現しずらい、なんでもない感情を描くと素晴らしいと思った。

    0
    2025年11月29日