朝井リョウのレビュー一覧

  • 星やどりの声

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    ここは満天の星が落ちてこないようにする「星やどり」

    「星やどり」雨から身を守ること、雨やどりの星バージョン?
    浜電、アジサイ、海、ここは鎌倉か?
    三男三女母ひとり、早坂家、ハヤサカ
    母、律子、純喫茶「星やどり」経営者、亡くなった父、星則
    長男 光彦 、大学四年生、就活中、家庭教師
    三男 真歩 、小学六年生
    二女 小春 、はる姉、彼氏あり
    二男 凌馬 、高校一年生
    三女 るり 、「るり姉」高校生、小春と双子、部活無し、喫茶手伝
    長女 琴美、家の女帝、百貨店で販売員、
    夫孝史、警察官交番勤務

    1.「長男 光彦 」

    「そういえば! 小春!」  のりトーストが二枚載った皿を光彦に渡しながら、琴

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    2026年06月20日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    ネタバレ

    あー!青春だなぁ。

    そう思いつつ、高校生の頃「青春」なんて大人がつけた言葉で、自分たちにはどっちかっていうと「黒夏」だ、と思っていたことを思い出す。

    夏の夜の花火のように、今光ることに全力で、実らすつもりもない恋も、友情も、嫉妬も、やりたいことも真っ暗な夜空に咲く花で。数年先も見えない今を、駆け抜けていたあの頃。
    音楽が、日常にあって、自分の気持ちを歌ってもらっていた気になってたあの頃。

    もっとも、自分の高校はかわいいの基準も曖昧で、ヒエラルキーはそんなになかった。そんなにヒリヒリはしなかったな。

    あの時間が、とても好きだったことを思い出した。

    現役高校生が、読んだらどんなふうに感じ

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    2026年06月16日
  • 生殖記

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    主人公(尚成しょうせい)の生殖器がいま住みついている(?)主人公について語るのですが、同性愛者が持つもやもやなどちょっと解説っぽくなってしまってはいるほは思いましたが、ハッとする場面がいくつもありました。
    自分は理解があると思っていたけれど、やっぱり押しつけや思い込み部分が多かったのかな、と。
    当事者しか分かりえない感情、思いなど良く描かれていたと思います。しかしマジョリティーな立場として読んでいてそう思ったので、果たしてマイノリティーの人が読んだら違う感想、意見もあるのかな。

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    2026年06月16日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    なかなか読めずにいた本作を、やっとこのたび。10代でこれをものしていた訳だから、その後の若くして直木賞、本屋大賞受賞の流れもむべなるかな。この後、どんどん最高傑作を更新している経過を知っているから、本作の素晴らしさがむしろかすんでしまっているかもしらん。

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    2026年06月15日
  • 世にも奇妙な君物語

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    タイトル通り、あのテレビドラマ『世にも奇妙な物語』を彷彿とさせる、ブラックユーモアとホラー要素が詰まった一冊です。
    どの作品も最後まで読むと、背筋が凍るような「ゾクッ」とする展開が待っています。

    特にお気に入りは『立て!金次郎』というお話。
    いわゆるモンスターペアレンツに対応する幼稚園教諭の物語なのですが、親の言う通りにしすぎるあまり、なんと「二宮金次郎像を座らせてしまう」という歪んだ幼稚園が舞台です。

    「それじゃいかん!」と立ち上がる熱血教師。
    うまく収まったかと思った瞬間、最後に待っている展開に鳥肌が立ちました。

    そんな現代社会への疑問や違和感が、見事なエンタメとして描かれています。

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    2026年06月14日
  • 時をかけるゆとり

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    朝井リョウさんの爆笑必至エッセイ。
    最近重い内容の本ばかり読んでなんだか気分が落ち込んでいたので、読書で笑いたくて手に取りました。かなり期待通りでした。

    学生時代、周りにこういうタイプのおバカな男子いたな〜と、笑いながら懐かしく読みました。
    特に好きだったのは『モデル(ケース)体験をする』『眼科医と衝突する』です。

    他の『ゆとり三部作』も読んでみたいですね♪

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    2026年06月14日
  • 星やどりの声

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    いちいち、比喩的表現が、出てくるのだが、何故だか、言葉が上滑りして、心に響いてこなかった。
    なんでしょう、やはり村上春樹さんの小気味良い、比喩表現のようなものは、特別な才能がいるのでしょうね。

    六人兄弟の家族のお話で、それぞれの悩みなんかを織り交ぜながら、話は進むのだけど、共感もしなかったし、面白くもなかった。青春時代に読めば、それなりに響いたのかもしれない。
    とはいえ、ラストはいい終わり方だった。
    温かい気持ちになれた。

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    2026年06月14日
  • 何様(新潮文庫)

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    就活が佳境になり、手に取った。
    私は、完全に落ち込んでいる。

    光太郎の話が好き。The 青春って感じで。こんな青春私にはなかった。
    遠くからでも誰かを応援したり、大切に思ったり、忘れられなかったり。
    無理に忘れる必要はないと思う。その思い出が私の心を支えてくれると信じているから。
    それに固執するのは良くないけれど、前を向けるならそれでいいと思う。

    二人組が作れない。それはわかるう、、、と思った。
    私はずっと、みんながうっすら自分を嫌っていると思っていたから。
    自分を好きになれない人は相手からも好きになってもらえないと最近気づいた。
    初めから、相手を疑ってかかってはいけない。寛大な心でいたい

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    2026年06月14日
  • 生殖記

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    生殖器目線という斬新としかいいようのないフォーマットだが、内容としては多くの人が考えたことがあるような、しかし言葉にするのが難しい現代社会の多様性に関するテーマをこのフォーマットにするからこその分かりやすさで文章化に成功している。

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    2026年06月14日
  • もういちど生まれる

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    朝井リョウらしい、大学生の日常を詰め込んだような連作短編。
    こういうモラトリアム的なものを経験した人には刺さるかな。

    短編は関係ないようで実は全部繋がっている一つのお話。一つ目のひーちゃんを読んだ時点ではなんだこれ?という感じ。
    それぞれの話で登場人物が入り乱れて、注意してないと誰がどれだかわかんなくなる。
    双子の話とダンサーの話が印象に残った。(というかそこに向かって話が進んでいる感じ)
    どちらも明るい話とは言い難い。主人公は思い悩みもがいている、卑屈で陰気な内面。
    最後は吹っ切れるのだけど、ダンサーはやらかしがデカいので兄が可哀想だった。

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    2026年06月13日
  • 正欲(新潮文庫)

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    結局何言いたいのか分からなかったが、共感する部分があった。

    「1つの大事なことを隠すと、全て隠してるように感じる。会話は出来るが対話が出来ない。」

    通じ合える人間関係が当たり前のようにあることに、幸せを感じた。大切にしたい。

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    2026年06月14日
  • 何者

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    twitter冷笑界隈分析家気取りには刺さりますぅ

    「おれ、これから先、自分から何もしないと、今の俺のままじゃん。」

    ↑自分も今新卒3年目で、自身の停滞具合に焦りを感じていたところ。当たり前だけど、自分で変わる努力をしないと、ずっと今の自分のままなんだ


    イン・ザ・メガチャーチがすんごい面白かったから本作を読んだのだけれど、基本的に、終盤の回収に向けて淡々と日常を描いている感じでドーパ民には物足りなかった

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    2026年06月12日
  • 生殖記

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    夫に「共感すると思うから読んでみな」って言われて読んでみたら
    仕事に対する思考がわたしと全く同じ過ぎてびっくりした 笑
    語り手(主人公)が性器なの斬新すぎる。笑

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    2026年06月12日
  • 世にも奇妙な君物語

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    一人で世にも奇妙な物語を通しでかかれているとのこと。確かにどれも世にもに似て少し不思議な世界を追従できた。二話目のリア充裁判では本家のSMAP特別編で中居くんがやった大人免許を思い出した。
    一話目のシェアハウさないも自分的に意外な理由でシェアハウスしてる理由がわかったから個人的にはこの話が一番世にも奇妙な物語に近かったと思う。他の話は少しオチが弱いと思ってしまった。

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    2026年06月11日
  • 生殖記

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    語り手にびっくりすぎるし笑ってしまった。何食べたらこんなの思いつくんだ。
    社会的に役割を果たしたいとか思うか、考えるのをやめて、時間をいかにうまく消費するか。
    結局自分が行った道を満足だ〜って色んな人が言い続ける、自分を納得させて生きているだけなんですよね。と最近思います。

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    2026年06月11日
  • 正欲(新潮文庫)

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    多様性という言葉の便利さやそれに対する人々の感情や行動の違和感が緻密に表現されていると感じた。
    物語としてはそれぞれの登場人物のかなり極端な思考に疑問を感じる点が多く、それが問題提起としては効果的に作用しているように思うが、読者としては物語の波に乗れなかった感がある。

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    2026年06月11日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    空回り戦記〜、MOTTAINAIの囁き、ホールケーキの乱が好き。

    ホールケーキのそれは憧れる!やってみたい!でも脂質異常症と引き換えかぁ…

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    2026年06月11日
  • 生殖記

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    コミカルな表現だけど、これからの人間社会に大きな問題提起をしているように思います。 多様性の世の中で、互いを認め合い、敬うなかで、生物本来の生き残りはどうなっていくのでしょうか。 考えさせられます。

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    2026年06月10日
  • どうしても生きてる

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    生きることの複雑さや苦しさを鋭く書いた短編集。再読ですが最初に読んだ時よりも読みやすかったです。他の朝井リョウさんの作品も読んでみようかなと思いました。

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    2026年06月10日
  • 生殖記

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    尚成はどこに行き着くのか…!と思いながらザザザとすごい勢いで読み終える。
    読む前に、職場の人に「生殖器が語り手だよ」とネタバレされてしまっていたので、ぜひとも知らない状態で読みたかった…

    尚成には颯のNPOに参加して欲しかったけど、これも私が異性愛者で「成長!拡大!」と思うからこその発想なんだろうな…

    成長!拡大!の風潮には私も息切れがする。
    そして実はみんなも息切れしているからこそ、「誰もこの土俵から降ろさない」と見張りあっている、というくだりは、「もう仕事したくないよ…」と心が折れるたびたどり着く結論なので「うんうん」と思った。

    岸や颯たちが言おうとして言わなかったことは、「あなたっ

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    2026年06月10日