朝井リョウのレビュー一覧

  • 死にがいを求めて生きているの

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    読み始めたときはタイトルの「死にがい」がピンとこなくて、生きがいじゃなくて死にがい?と思っていたけれど、終盤まで読み進めてタイトルに納得。

    「ありのままの自分」「人それぞれ」みたいな言葉をよく聞くようになった今の時代でも、他人からの評価やコミュニティ内での自分の立ち位置が気になるのは変わらず、たぶんみんなが薄っすら生きづらさを感じているんだろうな。
    雄介が他の人に比べて主張の仕方というか生き方が下手なだけで、誰にでも少なからず共感できる部分はあるはず。

    この作品で海族と山族の対立として書かれていた問題は、そのまま日本人と外国人だったり、男と女だったりにも当てはめられるわけだけど、相手をそう

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    2026年07月14日
  • 世にも奇妙な君物語

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    朝井リョウはどの作品も人が普段生活していて目を逸らしている部分を豊富な語彙と人間観察力で強制的に読者に見せてくれる。
    この作品も例に漏れず軽快な作品ばかりだった。
    世にも奇妙なということで作品の最後にはどんでん返しが待ち構えているんだろうと考えてしまい結末を予想してしまうが、その予想を超える結末を見せてくれる。
    また朝井はメタ的な作品も多く捻くれモノの私にぴったりでとても楽しませてもらった。

    文学として読書に少し疲れてしまった方に娯楽として楽しんで頂きたい

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    2026年07月12日
  • チア男子!!

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    青春スポーツを読むとワクワクするし頑張ろって思える!

    この年で読むと初期メンバーの葛藤と若さが美しいと思いました。

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    2026年07月12日
  • 世にも奇妙な君物語

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    ネタバレ

    書店に並んでいるのを見て、内容が面白そうだったので購入。

    帯に書かれていた『オチにやられる本ランキング1位』の印象とは少し違ったが、皮肉っぽい少しダークな笑いがあったり、現代のSNSや人間関係への解像度があまりにも高かったり、かと思えば最後には各話の脇役同士でオーディションが開かれるフィクション感の強い展開があったりと、最後までまったく飽きずに読み終えることができた。
    個人的に一番好きなのはシェアハウさないの何かがおかしいけれど、最後までそれに気づくことはできない不穏な空気感。あとはリア充裁判も読みながらなんだか他人事ではなくてソワソワした。
    この表紙も意味ありげだが、何か意味があるのかな?

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    2026年07月12日
  • 何様(新潮文庫)

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    心動かされたのは
    むしゃくしゃしてやった〜と何様
    長女である自分と重なる部分が多かった
    何様の君島先輩のラストが良かった

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    2026年07月12日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    「死にがい」を探し求める人々と「平成という時代の対立とは」を描いた作品。
    この作品を読んでて、そういえば昔、某アニメ映画が大ヒットしたとき、世の中みんな口を揃えて「ありのままでいい」って言ってたな〜って思い出した。本当はみんなそう思ってないはずなんだけど、その歌を歌うことで今の自分が肯定されて価値がある気分になった。
    私の死にがいを探す旅はまだまだ始まったばかりです。

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    2026年07月10日
  • スペードの3

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    推し活はあくまで物語の舞台というだけであり、本筋は他者への嫉妬や羨望、劣等感など、誰もが心の奥で抱いてしまう、だけど認めたくないような人間の歪みと言える部分だった。

    3人の登場人物が交わっていくようで、交わり切らないところが少しもどかしくなる。
    もっと長編でもいい。

    うわっそういうこと?やられたー!が何個かあるのが楽しい。

    3章目。いじめや病気、恵まれなかった家庭環境など、物語になるような過去を持っていないことに劣等感やコンプレックスを抱くつかさの描写が印象的だった。
    それを自分も考えたことがあったから。
    自分の人生にはこれといった挫折や不幸がないなぁと思ってたんだよな。

    ないからなん

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    2026年07月10日
  • 世にも奇妙な君物語

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    やっぱり朝井リョウの作品はおもしろい。少しありがちなどんでん返しもあったが、ラストの話は本当に予想外で非常に引き込まれた。他の作品も読んでみねば。

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    2026年07月09日
  • スター

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    今の社会の空気を非常にうまく表現している。
    マスがなくなっている 変化の早さについていくか反発するか
    正解はないが中庸が大事だと感じる。

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    2026年07月04日
  • 星やどりの声

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    すごく温かくて
    それぞれの兄弟が同じことに、違う視点から悩んでるのが明らかになって。
    最後に店の名前の秘密が明らかになって
    心が優しくなる小説でした。

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    2026年07月04日
  • スター

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    自分達の年代が子供の頃は、まだ「スター」とされる人達が存在する時代だった。何万人、何十万人の中から選ばれた特別な存在こそが「スター」だという考えは今もある。だから、自分もどちらかというと登場人物の尚吾の様な考え方でYouTuberを捉えている。でも、結局それは、新しい価値観に順応できていない自分が、新しいものを頭から拒否して取り入れていない結果でもある。
    「他を貶すより、自身のやっていることのよいところを見つけていくこと」と千紗の考え方が、新しい価値観が出現した時に大切になってくるのかも知れない。
    選択肢が多過ぎて、正しいことも間違っていることも、人によって異なり、自身で選択していくことが難し

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    2026年07月04日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    個を尊重する世の中に見せかけて、まだまだ学歴とか年収がわかりやすい生きがいとして認識されていると思う
    世の中の指標に則ったら則ったで、結局その指標のトップになれん人が大多数やから、その指標だけを頼りにすると身近な人との比較に走る
    そこまでは誰しも経験するとして、そこから逆張りで開き直るか、言い訳して腐るか、粘るか、自分を受け入れて別の軸を立てるか
    開き直ってもいいけどその開き直りに他の人巻き込むぐらいなら1人で腐る方がマシ
    自分は勝っとるつもりでも、その承認のために他の人巻き込むのも同じく

    ダサい生き方はしたくないな
    自分の美学ぐらいは貫いて生きていきたい

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    2026年07月02日
  • どうしても生きてる

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    そんなの痛いに決まってるという作品が特に好きです。
    読み終わった後この作品に出会えてよかったという喜びが心をいっぱいに浸透させました。

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    2026年07月02日
  • 武道館

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    イン・ザ・メガチャーチから気になり読みました。

    なんとなく誰もが分かっていること。
    それを具現化したような一冊でした。

    とても分かりやすく伝わりやすい小説だったので実写化してほしいな〜と思いました。

    朝井リョウにドハマリ中だけどそろそろ全小説読み切ってしまう…

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    2026年07月01日
  • どうしても生きてる

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    6編共、フィクションでありながら「実」が確かに見えて、読んでいて苦しくなった
    現実にある闇や負の部分が生々しく突きつけられるが、一気に読み進んでしまった

    抱腹絶倒のエッセイを書く朝井リョウさんと、同じ作家さんの作とは思えない

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    2026年06月29日
  • もういちど生まれる

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    5編の短編。

    でも、全部のお話の登場人物に少しずつ繋がりがあるので、読み進めるほどに繋がりがわかって、同じ出来事を別の人の視点から見れて楽しい。

    大学生や専門学校生や予備校生が主人公で、みんなそれぞれ悩んでいる。自分は人とは違うし特別だと思ってみたり、努力せず成功している人を羨ましく思ったり、でも実はその人も努力していたことを知って劣等感を感じたり。登場人物たちは人には隠している心の内面を小説の中で曝け出してくれる。

    いろいろな人の内面を覗き見できる小説ってやっぱりすごいね!
    共感したり涙したりきゅんとしたり反省したり、今作も感情が揺さぶられた。





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    2026年06月27日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    ネタバレ

    2人の主人公を何人かの第三者の視点から描かれた作品。初めの章を読んだ時に感じる2人の印象と最後に感じる印象では大きく異なる。読み進めていくうちに2人の中身が少しずつ明らかになっていくので先が気になる展開。朝井さんは初めて読んだけど人間誰しもが持っている暗い部分や嫌な部分を描くのが上手いなと感じた。自己嫌悪になると同時に人の本質について考えさせられる作品。他の作品も読んでみたい。

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    2026年06月27日
  • スペードの3

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    誰もが誰かを羨んでいる。
    まさに現代人の承認欲求や、生きることの息苦しさを上手く描いた物語だと思いました。
    作中に登場する女性たちはみな、他者への強烈な嫉妬や見栄に囚われていますが、不思議と彼女たちそれぞれが抱く「羨望」の念には共感を覚えます。
    読み終わった後にタイトルの「スペードの3」なるほどと思いました!

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    2026年06月25日
  • もういちど生まれる

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    最近YouTubeで朝井さんをよく見るので、読み始めの頃は何故か朝井さんの声で脳内再生されて入り込めなかった。
    読み進めるうちに物語の繋がりがある事に気づいてからはその人とその人がそういう関係性だったのか。と面白く読めた。
    それぞれの年代の人の解像度が高くて、高校生の時、大学生の時こんな気持ちだったなぁと思わず振り返ってしまった。
    ダンサーの子が苦手な所を人前では練習しないと言う描写がピアノを習っていた頃の自分とすごーく重なった。なんでこんなに色んな立場の人の気持ちがわか?んだろう!すごい!

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    2026年06月22日
  • 何様(新潮文庫)

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    ネタバレ

    1%の誠実も誠実のうちでそこから拡張すると言う考え方はとてもいいと思った。
    人間のリアルな悩みが見れて面白かった。

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    2026年06月22日