朝井リョウのレビュー一覧

  • スター

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    ネタバレ

    自分にも新しくて軟派だと感じるものを受け入れたくないという考えになる時はあるから、尚吾に共感できた。自分が正しいと思いたいがために新しいものを貶すことは良くないとは思ってるんだけど。 物事に優劣をつけるのではなくて、自分がただ誇れる行動をすればいいっていうのは良い考え方だと思った。

    インザメガチャーチと一緒でストーリー的には気になる終わり方だけど、話の本質というか作者の言いたいであろうことはしっかり描き切ってくれるから満足できた。

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    2026年03月31日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    相変わらず朝井リョウさんの描く大学生の描写が色々と生々しすぎて苦手なのについ読んじゃう……
    全てが点で描かれているのに後半になるにつれて段々と戦で繋がっていく感じが本当に気持ちよくて2、3日でサクッと読めました!

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    2026年03月31日
  • もういちど生まれる

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    4.0/5.0

    はたから見れば、大したことないように思えることも、本人からすればそれが自分の人生であり、一つ一つが大事件。そんな小さな大事件を積み重ねていくことが人生なんだと思う。

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    2026年03月28日
  • スペードの3

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    自分がどうしたいかというシンプルな考えを自分で理解することって案外難しいけどそこを踏まえた上で一歩踏み出してみたら?というメッセージを感じた。言葉にすると陳腐な感想になってしまったけど、大貧民とかけて展開されるストーリーは面白かった。朝井リョウの隠れた名作の帯は納得だった。

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    2026年03月23日
  • 武道館

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    選択・決断 から逃げないことは、
    自分 と向き合うことなのかな。
    選ぶこと は 自分を表現することで、
    それを蔑ろにしたくないなって、思った。

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    2026年03月22日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    ネタバレ

    看護師のところを読んでる時はただただ雄介が健気に見えていたのに、ラストでの死にがいに固執する姿はとても恐ろしかった。結局山族と海族に囚われた人生を送る智也を見ていると、人は死ぬまでの間明確な生きる理由がないと生きていけないという事実を突きつけられたように思えた。

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    2026年03月20日
  • 少女は卒業しない

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    高校生活という一種の物語を締めくくる「句読点」を具現化するならば、それは紛うことなく卒業式であろう。
    本作は、卒業を控えた少女たちに存在する「最後の物語」が、各章に瑞々しく描き出されている。読み心地は爽やかだが、同時に胸を突くような鋭さも併せ持っている。

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    2026年03月18日
  • スペードの3

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    朝井リョウさんて本当に人に見せたくない人間の嫌な部分だったり、自分でもわかっていない心理みたいものをとってもうまく描写されますよね。3人の登場人物の話をカードゲーム『大富豪』のカードの強さで表しているところもとても面白いと思いました。


    その人の背景や、余白や、物語は、それ以上のものにはなり得ない。それ以上のものになり得るように見えるときもあるけれど、決して、なり得てはいない。そのときそのときに出会ったものを積み重ね、吐き出して生きている私たちにとって、そのときそのときに想像されたかもしれない物語なんてどうでもいいのだ。そこにあるのは、そのときのその人自身、それだけだ。

    著者の最新作を読ん

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    2026年03月17日
  • 武道館

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     解説で書かれていた、アイドルは自分の代弁者、成り代わりというのが真理かな、と。なりたいけどなれなかった自分、手に入れたいけど手に入れられなかった自分が抱く不足感を満たすために、理想そのものとしてアイドルを見る。だから自分の欲と異なる言動をとられてしまうと裏切られた気になってしまう。
     自分が何を好きなのかがわからなくなった主人公の気持ちにはとても共感。YouTube等が普及して、お金をかけずに手に入れられる物が増えた分、選び取らずに捨てることにも躊躇がなくなった気がする。サブスク契約はしてるのに、見たいものが浮かんでこなくなる。お金を払って手にするものを選ぶって、値段以上の価値が生まれるのか

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    2026年03月16日
  • スペードの3

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    人間の弱い部分とか、焦りとか不安とか、今考えてもどうすることも出来ないような、じれったいようなことを語彙にするのが朝井リョウ先生のすごいところだなぁと思う。
    私は学級委員タイプではなかったが、クラスにこういう子いたし、五十嵐みたいな子もいた。

    昔はあまり人と合わせることができず、それでも特に気にならなかったが、思春期に差し掛かった時にいきなり少人数でいることにたいして不安になった。
    輪の中心にいた子達は、緻密に少人数派にならないように派閥を管理していたんだと今更ながら気づいた。

    歳をとると、別に少人数派でも気にならなくなってしまったが、向き不向きというよりかは芯がないといけないんだなと思っ

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    2026年03月16日
  • 世界地図の下書き【電子特別版】

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    家族?友達?どう例えていいのか難しい関係だけど、温かいけど切ない気持ちが残った。すごい何か大きい話があったとか、印象的なエピソードがあったとかではなかったけど、なんか温かさと切なさという感情だけが残ったのが印象的。子供ながらに感情を隠したり誤魔化したり、自分の幼少期に重なる部分もあったからなのかな。

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    2026年03月14日
  • スペードの3

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    朝井氏得意の群像劇。端々の表現が読ませる。大富豪を踏まえた各タイトルも秀逸。各章(特に最終章)の終着は、朝井氏の最新作を読んだ後だと、また違った解釈も可能であり興味深い。

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    2026年03月11日
  • スペードの3

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    綴られている言葉のそこここに胸の奥をグサリと刺す鋭さがありました。うーん。なぜ朝井リョウさんには人の奥に潜んでいる仄暗い部分が分かるのだろう?経験してきたのだろうか?経験させられてきたのだろうか?人は「ずるさ」を持って生き抜いている。それも平凡で誇れるモノを持たない人ほど。それを抉り出してみせる朝井リョウさん、怖しい!

    イン・ザ・メガチャーチで俯瞰的に描いているものを、スペードの3では3人の内側から描いている。
    どちらの視線も鋭くて怖しい。それがいい!

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    2026年03月10日
  • どうしても生きてる

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    どうしても生きてる人たちの吐き出すことのできない繊細な心情を4Kの解像度で言語化したような作品。

    受け入れる、受け入れないの問題じゃない。外れ籤を引いて、それでもそこに根を張って生きなければならなかった者と外れ籤を引かされたことがない者の対比。
    人生をふっと辞めてしまいたくなる瞬間。それは決して正しい理論で繋がっているわけではないこと。
    もう戻れない過去と今この現実を行き来する思考。
    痛くて痛くてどうしようもない現実と自分。

    確かに「実」があった。

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    2026年03月08日
  • 武道館

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    「イン・ザ・メガチャーチ」が推し活をする側、そして推し活をさせる側を主に描いたものであるならば、「武道館」はその中心にいるアイドルそのものの間に見え隠れする人間関係が描かれている、と思う。
    舞台の外側にいた側が、やがて舞台に上がり、舞台を去っていく。そして再び舞台に戻ってくる。
    自分自身は変わらないはずなのに、同じ行動をしていても、立場や年齢が変わると、周りの見る目は変わっていく。幸せの形も、変わっていく。
    その残酷さとある種の清々しさのようなものが描かれている作品だと思った。

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    2026年03月06日
  • どうしても生きてる

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    「籤」が一番刺さった。
    「人生は選択の連続だ」とか言いながら、選択すらできないことがある。それは性別のはずれ籤を引いてしまったからで、引き直しもできないことで、なかったことにもできないこと。
    でもこれからもはずれ人生の中の当たりを探して、必死に生きていくんだろうな〜〜

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    2026年03月04日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    手段と目的が逆になってるという言葉にざわざわした。雄介が他者から注目されることが行動の原動力になっている所が自分にも当てはまる所があってざわざわした。他者の評価に左右されて生きていることを思い出して苦しい。
    自分自身を自分が認められるように生きていきたいと思った。

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    2026年03月01日
  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

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    朝井さんのエッセイ、初めて読みました。
    大学生の時期にしか出来ないであろう一見、無駄とも思える圧倒的な行動力!
    おマックの黒タイツおじさんと眼科医の話が最高です 笑

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    2026年02月27日
  • わたしの名店

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    表紙の絵から、スイーツ系名店だと思いこんでいたけれど違った(;´Д`)皆さんの名店への熱い想いや、美味しそうな食べ物を読んでいるとお腹がペコちゃん(*´﹃`*)

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    2026年02月26日
  • どうしても生きてる

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    2/23

    朝井リョウさんやっぱりすごい。
    どうしても生きてるってなる時があるけど、
    自分の他にもこう思う人がいるんだなって思えるほど、とてもリアルで、自分では言い表せれない気持ちの表現が上手。
    男性作家なのに、女性の感情がこんなにも表現できるのが凄すぎる。

    残しておきたいフレーズが多すぎて、思わずメモをたくさんしてしまった。

    自分と他者に、幸福と不幸に、生と死に明確な境目などない。

    私が考えなければいけないことは、半径5メートル以内に山ほどあるのだ

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    2026年02月23日