朝井リョウのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
《その歪みは、きっと誰の中にもある》
書店で「朝井リョウの隠れた名作は推し活小説!?」という全面帯に惹かれて手に取った。
「インメガ」が本屋大賞を受賞したら読もうと思っていました✧*。
有名劇団のかつてのスターのファンクラブの幹部、彼女の元同級生、かつてのスター…一見キラキラしている彼女たちの過去や現在の歪み、一歩踏み出そうとする様を描いた連作短編集。
短編のタイトルがいろんな含みを持たせていそうで秀逸。
特に「スペードの3」が秀逸すぎてお気に入り。
読み始めてすぐ、うわ、この切れ味朝井リョウさんだ…!と思った。
(偉そうに言ってますが、朝井さん歴は浅いです。シャレ?)
人間の見たくな -
Posted by ブクログ
世の中が移り変わるとき、その狭間にいる人たちの葛藤について考えさせられた。
新しいものをすぐに受け入れられる人もいれば、どうしても受け入れられない人もいる。
そこには、昔から受け継がれてきたものを守りたい気持ちや、「本物とは何か」を問い続けたい気持ちがあるのだと思う。
私はどちらかというと、新しいもの、便利なもの、楽しそうなものに流されやすい。
でもこの小説を読んで、一度立ち止まって、それをどう受け取るのか、どう使うのかを考えることも大切なのだと思わされた。
映像の世界の話ではあるけれど、私自身もものをつくっているから、創作に向き合う人たちの言葉が強く残った。
特に、「自分じゃなくて、自 -
Posted by ブクログ
ネタバレ少女は卒業しないは、読み終わったあとにじんわりと温かい余韻が残る、とても素敵な青春小説だった。
物語は卒業を控えた短い時間を描いているだけなのに、その中に詰まっている感情の量がとても豊かで、自然と引き込まれる。大きな事件が起こるわけではないけれど、だからこそ一つひとつの気持ちが丁寧に伝わってきて、「ああ、こういう時間あったな」と自分の記憶と重なる瞬間が何度もあった。
登場する少女たちもそれぞれに魅力があって、誰か一人に強く寄り添うというより、「いろんな気持ちがあるよね」と優しく受け止められる感じが心地いい。恋や友情にきちんと答えが出るわけではないけれど、その曖昧さも含めてリアルで、逆にそれ -
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ネタバレ短編集
最後の何様を読んで
やっぱり誠実かなあ
嘘をつかない若者と仕事がしたい。
訳のわからない理由で勝手に辞めないでほしい。
数回の面接ではわからない?
社会人になり長年たくさんの人たちと関わることになると、なんとなくその人の人となりがわかる気がします。
人事部の人は、採用時と採用後の人事考課を長年見ていると、人を見る眼の型が作られるのかもしれません
初めての面接官であれば、自分を何様と思わず、誠実に、誠実な人は誰かを考えるとよかったのではないかと思いました。それが先輩からの期待だったのでしょう
多様な人材を採用する現在の会社では、誠実さをどの程度重視しているのだろうか?評価の一