朝井リョウのレビュー一覧

  • 死にがいを求めて生きているの

    Posted by ブクログ

    SNSに流れてくる人を見て、この人イタイな、このノリずっと続けてるな、って感じていた違和感の正体を事細かく言語化された。そしてその要素、自分も持っているのでは??と気付かされて耳が痛い。
    自分も雄介みたいな発言してないかな?痛くないかな?けど、それって本当に悪いことなのかな?と反面教師的な目線で読んでいた。
    世間が良いものとして掲げているものの、裏にある闇を突きつけられた感じ。でもそれがやみつきになる。

    0
    2025年12月26日
  • 正欲(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    難しかった…でもとても面白かった!
    もっと社会経験積んでから読み直そうと思う。
    自分がマジョリティ側なので少し罪悪感があった。

    0
    2026年03月10日
  • 死にがいを求めて生きているの

    Posted by ブクログ

    病院以外それぞれの年代で雄介みたいな人が誰かしら思い浮かぶ。他の人物はそうでもないので世の中の雄介率が高いのかもしれない。
    海山の話が苦手で退屈だったけれど、他がかなり面白く読めた。

    0
    2025年12月25日
  • もういちど生まれる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どの話を読んだ後も、周りのことを傍観者として眺めていたはずなのに、はっとした瞬間に当事者となっている自分に気付かされるような感覚に陥りました。それは描かれている登場人物それぞれが、たとえ自分と正反対のように思えても、どこか自分と似た部分を持っているからなのかなと思います。人間らしい感情の機微が丁寧に描かれた小説だと思いました。特に表題作の「もういちど生まれる」が印象的でした。それまで双子の姉に対する劣等感でいっぱいだった梢が、今までの自分と決別するかのように飛ぶシーンが鮮やかに目に浮かぶ様でした。

    0
    2025年12月21日
  • 武道館

    Posted by ブクログ

    アイドルの内側が見えた気がして、おもしろかった。しかもリアルで想像が簡単にできちゃう。職業アイドルって大変。

    0
    2025年12月20日
  • どうしても生きてる

    Posted by ブクログ

    解説で万城目さんが語ったとおり、現実のままならない物語。理不尽な世界であるからこそ、読書は大団円を求めると思う。ただ、大団円はときに辻褄合いすぎという違和感を感じることもままあることも事実。辻褄の合わない世界でどう折り合いをつけて行くかを読者は考えながら読み進める。最も印象にのこった「籤」では逃げ出したバイトの藤堂に対し、主人公であるみのりに「私ならむしろこの籤(勤務交代によって強いられた地震後のお客様対応)をひけてよかったと思う」などと語らせてもよい場面だが、藤堂に自己弁明を語らせておいて放置する強さ、あるいは最も効果的な対応、あるいは自己の気持ちの整理のために身勝手に藤堂を活用したあたりが

    0
    2025年12月20日
  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

    Posted by ブクログ

    『時をかけるゆとり』の改題前のものらしいこの作品。ゆとりシリーズ三部作の一作目。知らずに二作目から読んでしまった。その二作目に出て来た眼科医さんがとても気になり、早速一作目も読んでみる。

    この一作目の方が断然面白かった。そして気になっていた眼科医。期待を裏切らない面白さだった。何せ、この本で一番大笑いしたところが、眼科医とのエピソードでエンヤが出てきたところだったのだから。読んで良かった。

    そして、学生時代作者が行った大島への旅行での盆踊りについての章は、楽しい中にもしみじみとした趣があり心に残った。
    その地域の盆踊りなどの行事を受け継いでいくことの意味を考えさせられた。学校の音楽の授業で

    0
    2025年12月18日
  • 世にも奇妙な君物語

    Posted by ブクログ

    シェアハウさないは、推察しながら読んで楽しめた。先読みすることなく、作者の意図するタイミングでもしかしてと疑問を持ち、やっぱりと感じる感覚が心地良かった。再読して最後までの流れがほんとにきれいで、伏線も自然ですごいなと感じた。
    立て!金次郎は感動する場面もありながら、それでは終わらないところが、朝井リョウさんだなと感じた。最後のオチも好き。
    脇役バトルロワイヤルはこれまでの物語もすべて含みつつ、一つのドラマのような要素もあっておもしろかった。これも最後のオチがさすがだと思った。
    何度も読み返したい、おもしろい本だった。読書を始めたい人にもおすすめの本だと思う。

    0
    2025年12月18日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    本好き芸人であるオードリー若林と小説家達とのトーク本。小説家であっても一人の人間。人の面白さから読みたくなった本が沢山ありました。
    書き手の面白さから本を手に取りたくなる一冊。

    0
    2025年12月16日
  • どうしても生きてる

    Posted by ブクログ

    Audibleにて
    聴き終えたばかりで最後の章が印象に残っているので感想を書きます

    ハズレ籤を引いても置かれた場所で頑張る
    長い目で見ると納得の行く答え合わせができる

    反対にその時は当たりくじを引いたように見えても、置かれた場所で歯を食いしばれず、言い訳ばかりしていれば、堕ちた人生になる

    最後、一見当たりくじを引いたかに見えた男達が、堕ちた人生を歩んでいたのが爽快だった

    0
    2025年12月14日
  • 武道館

    Posted by ブクログ

    1人のアイドル大好き人間として色々考えてしまうことがあった。まずこの小説の時代背景がすごく懐かしいと思った、熱愛で坊主、握手会で刃物を持った男、やば〜〜い、懐かし〜〜〜〜〜〜!!!!あったな〜、そんなこと。この頃からアイドルの在り方は小さくはない変化をしてきたし、それは私の彼らを見る目に関しても同じことだけど、それでも恋愛というとてもパーソナルな部分に関してはいまだに着地点が見つけられない。だからとにかく片目を閉じて、彼らが見せたいと思ったものだけに焦点を当てるのが今の自分にとっての正解、ってことにしている。
    それにしても、アイドルって気が狂った人間にしか出来ないよな、とも思った。アイドルとい

    0
    2025年12月12日
  • 武道館

    Posted by ブクログ

    アイドル視点の話
    なかなか考えさせられる内容やった
    確かに夢を見せる仕事やけど、プライベートは別やん
    確かにアイドルの前に1人の女の子だしな
    ファン側にはわからない演者サイドにはあるのか‥と考えさせられた
    その狭間で悩むんだろうな‥

    0
    2025年12月11日
  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

    Posted by ブクログ

    エッセイということも知らずに手を取ったこの本は、想像以上に読みやすく面白かった。
    最近話題になった“そで“も最初と最後でそれぞれ字体も内容も違うから、そこまで読んで欲しい。

    勝手に朝井リョウが話しているかのように変換されるので、さらに面白く読めたが、地獄の100キロハイクや500キロバイク、就活も成し遂げていて本当に尊敬する。
    3部作のエッセイも読んでみたい。

    0
    2025年12月09日
  • 少女は卒業しない

    Posted by ブクログ

    二人は一直線上にいるのではない。二度と交わることのない平行線上にいる。進学、就職、浪人、卒業とともに否が応でも各々の道に進まなければならない高校生たちの全七篇。いつか終わりが来るからこそ、青春時代の思い出は儚く尊いものなのかも知れません。

    僕自身、前期試験に不合格、卒業式の晴れやかな気持ちのまま4月を迎えることは出来ませんでした。ですが、残された数人の仲間と過ごした後期試験までの僅かな日々、静まり返った校舎で黙々とペンを走らせて感じた悔しさと緊張、歓喜は十年近く経った今では良い思い出です。

    本作品の登場人物たちほど物語性のある学生生活を送れた訳ではありませんが、過ぎ行く時間の中で様々な感情

    0
    2025年12月09日
  • 死にがいを求めて生きているの

    Posted by ブクログ

    生きる意味とは何か。そもそも生きる意味なんてないんだからナンバーワンになろうとせず、オンリーワンで自分なりの生き方や幸せを見つければいい。
    でも、オンリーワンな生き方も結局、今の社会でどう生きるかという制限のなかの自由な生き方でしかない。つまり、どこまでいっても他人と比較されたり、相対的にこの人の生き方はよい、この人はよくないといった価値観のある社会で生きている。その価値観は資本主義社会、多数派が異性愛個体であること、教育現場のシステムなど、当たり前になっている今の社会の構造によって作られていると思う。

    0
    2025年12月10日
  • ままならないから私とあなた

    Posted by ブクログ

    子供が生まれることを想像して、「分からないものが怖い」という感覚を味わった主人公のその後の行動が面白かった。

    ITとかで便利になった時間を何に使うかはその人次第だし、ITで時間が増えても結局その時間は別のことに使うので、それが有意義かわからないが。
    ただ、時代は変化するし、いまの時代での 無駄で有意義な時間 というものがあるのであろう。

    まだ理解できない部分、腑に落ちない部分があったが、一旦このまま保留にして、自分がこの先の人生でこの小説を思い出す日を待つことにしよう。

    0
    2025年12月07日
  • 世界地図の下書き

    Posted by ブクログ

    この本に登場する子達は、様々な困難を抱えている。両親が亡くなって引き取られた先から虐待された過去があったり、退所して大学進学する希望が大人の事情で破れたり。子ども時代から順風満帆ではない、挫折がある人生だけど、彼らが彼ら自身と一緒に暮らす子ども達を否定することはない。その姿そのものが希望だと思ったし「失敗してもやり直せば良いし、困難から逃げても良い」と言うメッセージが優しく寄り添っていて素敵だと思った。

    0
    2025年12月07日
  • どうしても生きてる

    Posted by ブクログ

    健やかな理論

    別に死にたいわけじゃない。でも「もういっか」って思うことはある。そんなとき、手軽に死ねるツールがすぐ側にあれば、自殺も不思議じゃない。



    七分二十四秒めへ

    音楽を聴いていても映画を見ていても、何をしていても現実が迫ってくる。もう希望も何もないのなら、一時でもいいから現実から目を背けたい。だから中身のないくだらない動画を、今日も見るのだ。そのときだけは、救われるから。





    流転

    「好きなように生きる」ことと「嫌なことから逃げる」ことは違う。投げ出して逃げ出してばかりの人生では、どうしたって自分自身に対しての後ろめたさが付きまとう。


    遠い自分のために、時には信念を

    0
    2025年12月07日
  • 世界地図の下書き

    Posted by ブクログ

    ピュアっピュア!子供の、言語化できないもどかしさ、非力さを久々に思い出した感覚。なのに思いは真っ直ぐど直球だから、余計にもどかしい。

    0
    2025年12月06日
  • ままならないから私とあなた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久しぶりに朝井リョウさんの小説を読んだ
    「やっぱり好きだな」と感じた
    文章がすーっと頭の中に入ってくるから読みやすい
    それでいて考えさせられる

    価値観が違うからそれを押し付けあうのは違う気がする
    ただ、「ままならないから〜」の方は、努力型の雪子の性質を認めてあげることも必要なのではないかと感じる。だって幼い頃から雪子は薫の変?なところも認めてきてたから。

    現代風刺のような本、とても面白かった

    0
    2025年12月06日