朝井リョウのレビュー一覧
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どの話も、自分が今抱えていることの何かしらのヒントになるような感じがした。
〇健やかな論理
自分に見えないものがずっと積もってるんだよ。最後の1滴が何なのかは、誰にも分からない
・・・ストレスに感じることが積もり積もって、最後爆発することってよくある
あるとき何の前触れもなく世界から消えてしまいたくなる時があるように、なんの前触れもなく、この世界にいる誰かを想う自分の存在を強烈に感じることがある
・・・人の気持ちって色んな感情が混ざりあっているし、死にたいと生きたいも混ざりあってて良いんだなって思えた。どんな感情も混ざりあってていいんだなって
〇籤
昔の自分を見ているようだった。相手のこと -
Posted by ブクログ
ネタバレ『これが正しい!なんてことはない。』という正しさをガツンとぶつけられてる感じがした。
正欲を読んだ時と同じような気持ち。
波奈がステージで観客に背を向けてメンバーに伝えた言葉、胸を打たれたよ…
きちんと自分で考えて選択し続けることの大切さを感じた。
これは自分で選んだことで誰も責められない。と思えるような選択を。
周りから失敗と思われようと、きちんと自分で選んだと思えていれば正解に変えていけるはず。
有名人の中にはこんな気持ちの中で恋愛したり、週刊誌に撮られたりしてるのかなぁとリアルに想像した。
自分が自分じゃなくなりそうでこわい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ優しくて、強くて、切ない物語。これまで読んできた朝井リョウ作品とは少し作風が違っているように感じた。
言語化できない自分のブラックな面を上手に表現してくれる朝井作品を求めて手にしたので少し思っていたのと違ってはいたが、子ども達の繊細な心情を見事に表していて、物語に没頭できた。
実際の児童養護施設での様子は全くわからないが、せめてどうかこの子達のようにかけがえのない仲間達と共に安心できる暮らしを送れていますように。いじめや虐待はきっといつの時代も無くなることは無いのだろうとは思うけど、それによって辛い思いをする子どもが一人でも減りますように。色々我慢して強く生きてきた子達が、大人になってから人一 -
Posted by ブクログ
また最近新しい号が出ていてちゃんと続いていることにホッとする。
でも調べてみたらめっちゃ売れているらしい。今まであまり本を読んでなかった20~30代がよく手に取っているらしい。
仕組み面白い、紙質へのこだわりも凄いし、何と言ってもめちゃ安い。これ、採算取れてるのだろうか。今時文庫本も普通に1000円する時代だけど?雑誌のキャラもめっちゃ可愛いので女子や可愛いもの好き男子にも絶対ささってそう。
今回のテーマ悪は前回の愛より断然面白かった。自分は愛よりの人間だと思っていたのに悪寄りだった事に気付いて少し愕然とした。前回も書かれていた小川さん、ショートだとまた全然違う雰囲気醸し出してて割と好き。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「何者」のスピンオフの本著、前作の登場人物の過去やその後を描いていて、どれも心にチクっと刺さる話ばかり。あくまで本人視点で進んでくのは光太郎と里香だけで、他は更に遠い関係者の視点。沢渡はまだしも、登場が少ない烏丸の親族や最後の面接シーンの彼、話題のみの登場の瑞月の父の不倫相手など、かなり前作との関係は希薄に見えるものの、スポットで印象に残る人々の話。各々の葛藤が生々しく伝わってくる。光太郎と里香、沢渡は納得なエピソードで、かなり人間像がくっきりした。個人的に最後2作品。私だけでなく誰もが心当たりがあるような心情を主人公が持つものだから堪らなかった。「むしゃくしゃしたやった、と言ってみたかっ「何