朝井リョウのレビュー一覧
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あー読み終わってしまった。3部作。
小説家も同じ人間なんだと思わせてくれたシリーズ。大好き。
相変わらず頑張る方向を間違えている。恥ずかしがるところがズレている。それなのになぜか親近感が湧いて笑えてしまう。結局私もくだらない人間。笑
本人に会ってみたいな。サイン会行ってみようかな。
あ、でも手紙だけは渡すの辞めとこ。絶対に。
今回はちょっとお腹弱い系の話が多くて少し斜め読みしたとこもあったけど、他の話で爆笑させてもらえたので満足です。声出して笑える本なんて他にない!
3部作と言わず次も出してほしい。気楽に読みたい時にオススメのシリーズです。 -
Posted by ブクログ
就職したら「何者」かになれるのだろうか。
「何者」かになろうと足掻く就活を描いた『何者』の続編。
彼らは「何者」かになれたのだろうか。
別の本(マンガ)のセリフ。
たいていの学生はボールを入社に向かって投げる。だから、最高でも「届く」で、普通は届かずに手前で落ちる。
正確な引用ではないけど、社会人になってこのセリフを読んだ時、あまりに的を射てドキッとした
内定が出たら。入社式したら。そう思って、必死に足掻いたけど、そこがゴールではない。
『何様』は、『何者』の彼らの存在は控えめではあるけど、ゴールだったはずの入社のその先を強く意識させる短編集。『何様』の各話に見え隠れする(堂々と主人公にな -
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ある舞台女優と、彼女のファンクラブを取り仕切る女性の会員、そして新しく加わった会員。3人の女性の語るそれぞれの人生、悩み、苦しみ、そして悟り。自分にも少なからず心当たりがある人の心の嫌なところがむき出しになるので、うっとなるけれど、最後はそれぞれが自分の人生を取り戻せるような終わり方で良かった。
3章の舞台女優のお話が特に好きだったし、共感できた。本来は羨ましがる要素などないのに、不幸なエピソードを持っていて、みんなから注目を集めることができる人、そこに強烈な物語と理由を生み出せる人をずるいと思ってしまう感情。どん底を知ってるからこそ人に優しくなれる、ってよく言うけど、じゃあどん底を知らない -
Posted by ブクログ
「自分がいろんなカルチャーを好きな理由ってここにあるんだよな〜」と思えるようなフレーズが中盤くらいにあり、そのあたりから割とすらすら読み進められた。
さまざまなコンテンツに触れるための媒体が多様化し、消費速度もみるみるうちに上がり続けていく現代で、作り手は何を大切にすればよいのか。日本でも有数の映画監督に弟子入りした尚吾と、YouTubeでの発信を行うことにした絋という二人の主人公の葛藤や学びを通して、受け手である我々にも疑問を投げかけてくる構成がとても良かった。
めまぐるしくモノの価値基準が変わっていく世の中で最終的に信じられるのは自分の心だけ。自分がここまでの人生で触れてきたものすべてがこ