朝井リョウのレビュー一覧

  • もういちど生まれる

    Posted by ブクログ

    連作短編集。朝井リョウはエッセイの方が好きで小説はそんなに追ってなかったのだけれど、昨日読んだ読書人のインタビューが良かったので『もういちど生まれる』を読む。ひとつめの「ひーちゃんは線香花火」で泣いてしまった。言葉選びが本当に繊細ですき。

    0
    2025年04月29日
  • スペードの3

    Posted by ブクログ

    僕の好きな朝井リョウが詰まっていた。
    とくに、情景を伝える時の例えが秀逸な点と人間の捻くれた部分の解像度の高さに魅力を感じた。
    文章を読むだけで朝井リョウさんの本だと分かるくらい色が出ていた。

    スペードの3の意味は理解出来たけど、ハートの2とダイヤのエースの意味もあるのか気になった。

    0
    2025年04月26日
  • チア男子!!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    登場人物みんなを応援したくなる。
    そして、応援しているこちらも力をもらえた。

    自分のミスでチームの仲間を怪我させてしまうかもしれない危険があって特殊なスポーツだけれど、
    だからこそお互いの絆や信頼関係の上に成り立っていて、唯一無二の素敵な競技だなと知ることができた。
    特に後半は涙なしには読めなかった。

    名言好きの溝口が1番好き。
    ノートに毎回書いていたのは偉人の名言ではなく、溝口本人の名言だったのも良かったし、
    誰にも弱音を吐くことがなかったのもすごく健気で、これからはたまにはチームのメンバーに本音を吐き出してほしいなと思う。

    読後に、朝井リョウさんがこの作品を描くために取材したという、

    0
    2025年04月20日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    いやー、面白かった。
    オードリー若林と作家二人との鼎談のテレビ番組を書籍化したもの。
    出演者の内面が見られるけれども、それが静かで、ただただ真面目な雰囲気な物ではなく、明るく面白い。作家というイメージは真面目で物静かで取っつきづらいなんて思っている人も居るでしょうが、そんな人こそこれを読んでみて欲しいです。
    作家だって明るく面白い普通の人なんだと思えます。
    でも、やっぱり何かについて考えたり、それを表現する事はとてもすごいと思いました。
    そんな人が3人も集まってトークをするんだからそれはそれは面白い。
    色々と読みたい本が増えました。

    0
    2025年04月05日
  • チア男子!!

    Posted by ブクログ

    やーこれは大変ブッ刺さりましたね。
    とても好みな作品というか、朝井リョウらしいユーモアといいますか、朝井リョウのこのユーモアほんとにツボというか、僕が個人的に大事にしとることなんで、すごく好きでしたね。
    朝井リョウっぽいなーっ思いながら読みよったけど、これ朝井リョウの2作目やけきっと今の朝井リョウの原点となったような作品なんでしょうね。だから何て言うの、2作目にしてけっこうできあがっとるってことなんでしょうかね。
    なんか偉そうやな俺、ごめん。
    まあとにかくこの、みんなで何かを作り上げて、周りの人を笑顔にする系のことが私大好きなので、とても刺さりましたね。嵐になりたいってまだ思っとるけな俺。聞い

    0
    2025年03月31日
  • どうしても生きてる

    Posted by ブクログ

    絶望の煮凝りみたいな物語だ。
    誇張も救済もなく、ただ現実に貼りついた感情だけが描かれている。その生々しさこそが、朝井リョウの感性であり、この作品の誠実さでもある。


    登場人物たちは総じて立派ではない。小さな優越感に縋り、他者を値踏みし、どうしようもない苛立ちを抱えながら日々をやり過ごしている。しかし、その卑小さやくだらなさは否定されることなく、むしろ「それでも生きている」証として並べられていく。

    物語の多くはしんどい。それでも読み手は、他人の人生の歪みや弱さを覗き込むことで、奇妙な安堵を得る。人は人によってしか自分の感情の居場所を確認できない。登場人物たちのあまりに正直な現実を目にすること

    0
    2026年01月10日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    どなたの書いたお店も料理も飲み物もエピソードもとても良かった。
    目の前にお店があって実際に飲んで食べているようでした。
    それにまつわるエピソードもとても良かったなぁ。
    実際にあるお店ばかりなのでいつか行ってみたいな。
    皆さん作家なのでとてもいい文章なのですが、朝井リョウさんのエッセイ力はさすがでした。

    0
    2025年03月24日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    あっという間に読んでしまった!

    本当に面白い、変わり者の集会
    みなさん一つ芯があるように感じる

    確かな言葉の重みがあって、
    そのリアリティーさが心地良い

    また読み直したいと思た

    0
    2025年03月16日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    オードリー若林と20人の作家がマイルールについて語る大人気番組を書籍化
    目次を見てこれは買わねばと即決。執筆についてだけではなく、プライベートな話も盛りだくさんで、面白くてついついにやけてしまう..
    村田沙耶香さんには怒の感情がなく、小説を書く時◯の感情に浸っているとは...
    (◯が何かは読んで確かめてください〜!)

    作家さんに興味を持って、その方の作品を読みたくなる...新たな出会いのきっかけになる一冊でした!

    ぜひとも朝井リョウさん、柚木麻子さん、窪美澄さんの同期対談を読みたい。第2弾もお願いします!

    0
    2025年02月17日
  • 正欲(新潮文庫)

    ネタバレ 購入済み

    読めば読むほど正欲がわからない

    違う世界線の人たちが読み進めていくうちに交じり合い、夢中で読み進めた。

    多様性から外れる人たち…
    この本を読むまでいかに自分の考える多様性が狭いものだったか思い知らされる。
    読み終わっても多様性とは?正欲とは?わからない。もやもやが残る。
    そのもやもやこそが正しい理解なのかもしれない。
    最後の解説がこのもやもやを上手に言語化してくれてとてもよかった。

    #深い #泣ける #切ない

    0
    2025年02月08日
  • 世界地図の下書き

    Posted by ブクログ

    「約束したことをちゃんと守っても、それでも変わらん人がおるってことを、麻利に知ってもらいたかった」
    小学6年生の潤也がそう語ったシーンで号泣してしまった。
    ほんとうにそう、それはもう悲しいけれど、あきらめて逃げることが自分を守ることになる。

    この本を作者が
    「逃げる場所がある』という想像力を失いかけている誰かに届けたいと考えた。
    と語っていたとあとがきで読んで、すごく感動したし納得した。

    0
    2025年02月08日
  • 正欲(新潮文庫)

    購入済み

    朝井リョウさんの書く文章が好きで新作が出る度に買っていますが、この作品は1位2位を争うくらいに好きです。LGBTQという言葉が世の中に知れ渡ってきた昨今、言葉を知っていると言うだけで本当の意味では理解出来ていないのでは?と考えさせられる作品でした。

    #タメになる

    0
    2025年01月19日
  • 世界地図の下書き

    Posted by ブクログ

    最近ちょっと時間が取れなくて少しずつ読もうかと思いましたが、読み始めたら一気に読みたくなりました。
    児童養護施設で暮らす子供達が主役のお話です。
    本人達にどうする事も出来ない事情を抱えてここでの暮らしが始まり、また新たな出来事に向き合う姿に現実の厳しさを思います。そして自分達で決めた答えに、自分の人生を決める決断には大人と何も変わらない、不安であっても乗り越えなくてはいけないのは子供であっても一緒。
    新しい場所はどうなるのかは分からなくても、怖くても希望を持ちながら進もうとする子供達。

    人におすすめしたい本です。

    0
    2024年12月22日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    様々な方がお気に入りのお店を、そのお店のエピソードと共に紹介してくれる1冊

    朝井リョウさんはギャグ漫画のような語彙力高すぎの表現力でガリガリ君が1本刺さってるサワーを出す早稲田大学生の定番丸八を

    孤独のグルメの作者である久住さんは佐賀の絶品餃子を南吉を

    人それぞれの名店をこれでもかとくらい惜しみなく紹介してくれる、読むための食べログ

    0
    2024年11月28日
  • 正欲(新潮文庫)

    QM

    購入済み

    SNSで話題になっていたので読んでみた。
    それぞれの人にとっての正欲とはなにか、考えさせられる。
    多様性とは何か、についても。
    もう時間空きすぎてほぼ忘れてるからまた読みたい。

    0
    2024年09月25日
  • チア男子!!

    Posted by ブクログ

    娘がチアをやっているのもありタイトルに惹かれて手に取った一冊。
    元々青春モノ、それもだんだん仲間が集まり衝突しながらも何かをやり遂げるタイプの話が好きなのだが、こちらも大のお気に入りとなった。

    最初から大学生らしい軽快なテンポではあるが、実はそれぞれ挫折や葛藤を抱えていたり、それをチームメイトに支えられ、少しずつ成長していく姿に胸が熱くなった。
    全国大会の演技ではまるで自分も観客席にいるかのように『がんばれ…!がんばれ…!』と祈りながら読んでいた。

    0
    2024年08月16日
  • 何様(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    やっぱり朝井リョウさんの作品が好きだなあと改めて感じました。
    文章の緩急が滑らかで、さりげなく物語の山場へと導いていく手腕が本当に見事だと思います。

    『水曜日の南階段はきれい』

    当事者にとっては何でもない光景なのかもしれないけれど、第三者から見ると二人があまりにも輝いていて、最高でした。読んでいて心が潤いました。

    『それでは二人組を作ってください』

    理香の姿は、ただ「かわいそう」と片付けられない複雑さがありました。
    人間らしさが滲み出ていて、嫌いではないけれど…何とも言えない後味が残る作品でした。

    『逆算』

    沢渡さんとぜひお近づきになりたい…。

    『きみだけの絶対』

    自分が大切に

    0
    2025年01月31日
  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

    Posted by ブクログ

    愛すべきキャラクターという感じで、お腹が弱いところはかなり共感し一気に仲間意識を持ちました。お腹が弱い者はお腹に支配される人生だと思う。
    思わずブフッと笑ってしまうようなエピソードが詰まっています。
    ありのまま、ざっくばらんに軽い語り口で、気取らず(誇張はしてるかも?笑)おもしろエピソードを書いてくれているので、読むとストレス発散になる気がします。

    著者の作品は初めて読んだのですが、他の作品も読んでみたいです。

    0
    2024年08月03日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    読んで、めちゃくちゃ敷居が高いけど、銀座の久兵衛で江戸前鮨を食べてみたくなった。
    もうカウンターで食べても許される歳ではある(笑)

    佐賀には行ったことがないけれど、あの餃子食べてみたい!ゴローさんも食べたかな。

    澤村伊智さんが、コロナが明けたら真っ先に行きたいと言っていたお店、イラストの下に小さく閉店文字があって切なくなった。

    藤岡陽子さんのおばあちゃんとお姑さんの、キッチンゴンに出前を頼む時の言葉には、昼休みなのに涙がじんわり出てしまったよ。

    0
    2024年07月23日
  • 正欲(新潮文庫)

    cnm

    購入済み

    多様性という言葉は、魔法のように全てを見通すことのできる美しい言葉ではない。けして交わることができない他者がすぐ隣にいるという絶望を突きつけるための、恐ろしい言葉だ。

    0
    2024年07月18日