朝井リョウのレビュー一覧

  • 生殖記

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    ネタバレ

    安定の朝井リョウ作品。生殖器が様々な生き物についたあとに人間について、人間とその他生物との違いを語る話。人間(社会)にとって当たり前のことを真っ向から疑義を呈する感じが著者のほかの作品とも通じている。
    最後の体外生殖の話の時に思ったが、この主人公と生殖器は意思疎通できてるように見えて生殖器が主人公のことをすべて知っているだけであり、主人公は生殖器のことは何もわかってない。一方通行。これが本書でさんざん語られてきた、異性愛個体が同性愛個体を一方的に理解したつもりになっている構図に似ているなと思った。

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    2026年09月04日
  • 時をかけるゆとり

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    かっこつけてる文章よりもおもしろおかしく赤裸々に書いている文章のほうが好き
    自分で自分にツッコミを入れて書いてるの作家だなあと思う

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    2026年09月04日
  • どうしても生きてる

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    自分の中で朝井リョウブームが起こって何作か続けて読んでみてる。
    なぜこんなにも、現代日本社会を生きる女性の喜びや苦しみ、そして女という生物にうまれて生きるうえでの理不尽が分かるのか?
    女性としてしか生きてこなかった私ですらうまく言語化できなかったことがたくさん。
    たった今、朝井の小説を読んでいる私からずっと遠い過去の私までが慰めてもらえたような気持ちになる。。
    可哀想だったねと慰められるのとは全く違くて、ここまでこうやって生きてきた私を認めてもらえたような?感じ。
    私の物語だ!って刺さった人がきっと私以外にもたくさんいるんだろうな〜と思うと、その事実にもまた慰められる。
    そんな風にして生きてい

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    2026年09月03日
  • 正欲(新潮文庫)

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    ネタバレ

    読んでいて、自分は無意識のうちに「理解する側」に立っているのかもしれないと思いました。
    自分では相手のことを理解しようとしているつもりでも、そもそも「理解する側」と「理解される側」という立場を分けて考えていて、自分は当然のように前者にいると思っていたのかもしれません。

    「いろんな生き方があっていい」と思っているつもりでも、その「いろんな生き方」を理解する自分、という立場にいるだけなのではないか。

    自分は無意識に、自分のことをマジョリティ側だと思っているんだな、と気づかされました。

    作品そのものが面白かったのはもちろんですが、それ以上に、読んでいる自分自身のものの見方について考えさせられた

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    2026年09月03日
  • 世界地図の下書き【電子特別版】

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    ネタバレ

    子供たちがみんな成長していって、ほろ苦さもありつつも優しいお話だったと思う。
    最後のランタンのシーンがとても美しくて最高だった。
    みんな辛いことがありつつも頑張っていて元気が出た。

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    2026年09月03日
  • 時をかけるゆとり

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    すべらない話集。若くから評価されて直木賞を穫るような人はどういう人なのか、自分との圧倒的な差を知れた。まずはものすごい体力がある。フットワークが軽い。何にでも挑戦する。友だちが多い。なんでも楽しむ精神がある。すごい人すぎる。すごすぎて笑える。本物の青春のキラメキでぶちのめされる。憧れも出来ない差に恐れ慄いてスッキリと諦めがつくのでオススメ

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    2026年09月03日
  • GOAT Summer 2025

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    好きだったのは、
    ①落ち着いて/小川哲 
    ②願えば叶う/染井為人 
    ③Deadly Migratory Fish/冲方丁 
    ④悪に悪と指摘する/武田砂鉄

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    2026年09月03日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    三部作、完!

    いやー、面白かった。
    「朝井リョウ」という人間にますます興味が出た。

    でもやっぱり、「肛門」に関する記述が多すぎて、印象に多く残った。笑
    大変だろうなぁ、午前だけで三、四回排便する体……

    個人的に一番共感したのは、
    「熱い情熱や目標があるわけではなく、本当は『その経験をした』という事実が欲しい」という作者の吐露。
    これは、非常に、わかる。
    で、結局やってみたら「そんなもんね〜」と内心で見下す。

    でも私も、やったという事実は大事だと思うのです。
    なぜならそれは「話のネタ」になるから!!!

    エッセイの中で度々登場した柚木麻子さんの本を最近購入したので、読むのが楽しみ♩

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    2026年09月02日
  • 世にも奇妙な君物語

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    本当に世にも奇妙な物語だった

    でもしくじったなぁ。イッキ読み推奨だったのに一編ずつ読んじゃって最後の話が戻りながらになってしまった。
    短編集かと思いきや長編だった。

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    2026年09月02日
  • スペードの3

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    面白かった!!
    メガチャより救いがある、読みやすい気がする。
    宝塚のファンクラブがモデルになってるの面白い。

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    2026年09月02日
  • 生殖記

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    面白かったけど、小説としてはあまりにも作者の朝井リョウの姿が文章の向こうに見えすぎるかな。一人称の語りで書かれているのもあって、朝井リョウのトークを聞いているような気にすらなってくる。
    相変わらず、誰もがなんとなく見て見ないフリしてるような部分の言語化が嫌になるほど上手い。
    それにしても何をどうしたら生殖本能の一人称で小説を書こうという発想が出てくるんだろう笑

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    2026年09月02日
  • 世にも奇妙な君物語

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    題名のとおり、世にも奇妙でした。

    入り口は「ありそう」と思えるくらい、
    日常につながっているのに、
    終着点は予測不能。

    特に「13.5文字しか集中して読めな」が面白かったです。

    そして「リア充」という言葉に、ちょっと懐かしさを感じたり。
    同じように感じた方は、きっと同世代ですね。

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    2026年09月02日
  • 生殖記

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    ネタバレ

    朝井リョウは面白い本を書いてくれる。
    何世代も命をつないできた僕の目から生殖を考える。
    小説というより生物学の本?

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    2026年09月02日
  • 正欲(新潮文庫)

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    ネタバレ

    多様性が謳われる中でカミングアウト出来るのは、少数派の中でも多数派の人だけ。正直水に興奮する人のこととか、今まで考えたことなかった。
    やっと「繋がり」を見つけることが出来たのに逮捕されて、ここからどうなっちゃうんだろうと思った。

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    2026年09月01日
  • 何者

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    就活中の5人の現状や心情に焦点を当てられており、これから就活をする自分にとって、就活時の姿を考えさせられた。自分とは異なる人に憑依して行う就活は、自分が何者かに憑依して日常生活を過ごすことに対しても通ずるものだと思った。
    先に内定した友達を妬んでしまう気持ちや自分を棚に上げて他者を観察する行動は人間の心理に通ずるものと実感したので、以後自分自身も気をつけようと思った。

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    2026年09月01日
  • 正欲(新潮文庫)

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    ネタバレ

    マイノリティとされるフェチを持つ人たちの話。誤解されて犯罪者にされてしまうのに本当のことを言えないのがつらい。言わないのが暗黙の了解っていう、でも理解者がいるのは良いこと

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    2026年09月01日
  • 時をかけるゆとり

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    気楽に読める本。Audibleでドライブのお供に。

    特に興味深かったのが、子どもの時に毎日日記を書いて、読書感想文で特選をもらった話。人生ゲームで一人四役をこなしながら、キャラクター設定をして楽しんでいた話。自分の先輩が文芸誌で作家デビューした時の衝撃。

    なるほど、将来作家になる人の小学生時代ってこんな感じなのか、と。

    爆笑しちゃうから、公共交通機関では読まない方がいいかもね(笑)

    声優さんの名演技に抱腹絶倒必至(笑)

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    2026年09月01日
  • 少女は卒業しない

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    先に映画から入ったので、異なる設定や描写の差異を楽しめた。朝井リョウの書く文章に引き込まれた。初めてこんなにも生々しく美しい表現を言葉に表す感動を頂いた。

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    2026年09月01日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    ネタバレ

    「生きがいがあってそれが家族や仕事。自分以外の他者に向いてる他者貢献。家族や大切な人がいて仕事が好きで生きていて誰からも何も言われない、責められない。」
    「生きがいはあるけどそれが他者や社会には向いてない人。家族や大切な人がいなくても趣味がある。好きなことがある、やりたいことがある自己実現人間。」

    「生きがいがない人。他者貢献でも自己実現でもなく自分自身のための生命維持装置としてのみ存在する人。」

    わたしの生きがいって一体何なんだろう、この3つのどれなんだろうなって個人的にすごい良かったし考えさせられたな。
    一番最初の章に出てきた雄介のイメージがすごく良かったけど読み進めれば読み進めるほど

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    2026年09月01日
  • 正欲(新潮文庫)

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    通常の性欲とは違う特殊な欲を持つ人々。それぞれ孤独で理解してもらえないという諦めた感情を抱いている。それでも、奇跡的に分かり合える人と巡り合い、結婚という形でお互いの孤独を支え合い、生活していたが。最後に悲しい結末が待っている。普通とは何かを考えさせられる話。私が朝井リヨウを読んだ初めての作品。

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    2026年08月31日