朝井リョウのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分の中で朝井リョウブームが起こって何作か続けて読んでみてる。
なぜこんなにも、現代日本社会を生きる女性の喜びや苦しみ、そして女という生物にうまれて生きるうえでの理不尽が分かるのか?
女性としてしか生きてこなかった私ですらうまく言語化できなかったことがたくさん。
たった今、朝井の小説を読んでいる私からずっと遠い過去の私までが慰めてもらえたような気持ちになる。。
可哀想だったねと慰められるのとは全く違くて、ここまでこうやって生きてきた私を認めてもらえたような?感じ。
私の物語だ!って刺さった人がきっと私以外にもたくさんいるんだろうな〜と思うと、その事実にもまた慰められる。
そんな風にして生きてい -
Posted by ブクログ
ネタバレ読んでいて、自分は無意識のうちに「理解する側」に立っているのかもしれないと思いました。
自分では相手のことを理解しようとしているつもりでも、そもそも「理解する側」と「理解される側」という立場を分けて考えていて、自分は当然のように前者にいると思っていたのかもしれません。
「いろんな生き方があっていい」と思っているつもりでも、その「いろんな生き方」を理解する自分、という立場にいるだけなのではないか。
自分は無意識に、自分のことをマジョリティ側だと思っているんだな、と気づかされました。
作品そのものが面白かったのはもちろんですが、それ以上に、読んでいる自分自身のものの見方について考えさせられた -
Posted by ブクログ
三部作、完!
いやー、面白かった。
「朝井リョウ」という人間にますます興味が出た。
でもやっぱり、「肛門」に関する記述が多すぎて、印象に多く残った。笑
大変だろうなぁ、午前だけで三、四回排便する体……
個人的に一番共感したのは、
「熱い情熱や目標があるわけではなく、本当は『その経験をした』という事実が欲しい」という作者の吐露。
これは、非常に、わかる。
で、結局やってみたら「そんなもんね〜」と内心で見下す。
でも私も、やったという事実は大事だと思うのです。
なぜならそれは「話のネタ」になるから!!!
エッセイの中で度々登場した柚木麻子さんの本を最近購入したので、読むのが楽しみ♩ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「生きがいがあってそれが家族や仕事。自分以外の他者に向いてる他者貢献。家族や大切な人がいて仕事が好きで生きていて誰からも何も言われない、責められない。」
「生きがいはあるけどそれが他者や社会には向いてない人。家族や大切な人がいなくても趣味がある。好きなことがある、やりたいことがある自己実現人間。」
「生きがいがない人。他者貢献でも自己実現でもなく自分自身のための生命維持装置としてのみ存在する人。」
わたしの生きがいって一体何なんだろう、この3つのどれなんだろうなって個人的にすごい良かったし考えさせられたな。
一番最初の章に出てきた雄介のイメージがすごく良かったけど読み進めれば読み進めるほど