朝井リョウのレビュー一覧
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朝井リョウさんは、女性のネチネチしたところを表現するのが上手すぎる。自分自身の捻くれた、嫌な部分を、物語を通して気付かされた感じがする。
卒なくそこそこ出来て生きてきた人間だから、人に語れるような人生なんてないし、今の自分を構成するものも何にもない。看護師を選んだ理由なんて何にもない。大きな病気をしたわけでも、入院して助けられたわけでも、いろんな人を救いたいなんていう理由も何もない。受験の時はエピソードをもって志望理由を話してる人たちがキラキラして見えて、恥ずかしかった。なんだかんだ働き始めてからも、そこそこ出来てやれてしまっている。不満もないし、このそこそこなことを続けていきたいし続けていく -
Posted by ブクログ
インザメガチャーチが面白くてデビュー作を。
タイトルは読書にハマる前から知っていた。
学生のときに読む本だろうと思って書店でこの本を見かけてはスルーしてを繰り返して、今回「今読みたいと思ったときが自分にとって最適なタイミングだろう」と突然感じてようやく購入。
出てくる学生は同じ高校で、物語のスポットライトに当たっている彼らはそれぞれ同じ空間にいながら全然違う価値観や世界線にいるみたいで
桐島が部活を辞めることが彼らを繋いでいるのかそうでないのか絶妙な因果があったりなかったりする。
当の桐島は本の中を通じて常に霧にかかってよく見えない。そんな感じ。
それぞれ性格も環境もスクールカーストの中での -
Posted by ブクログ
ネタバレおもろかった。電車の中で肩を震わせて笑った。
エッセイ読んだのは初めてだけど、朝井リョウさんの小説やインタビューで使われている言葉が使われていて、あー同じ人間があれもこれも!と、感動した。
・おもしろいというのは私にとって、様々な邪念が一切入ってこないくらい素直に、そして真剣に生きているときに滲み出る、"おかしみ"のことなのだ。
・金銭や実利が絡まない場で本気になることが好き
・条件が複数あるもの、つまり単純比較できないものを無理やり比較しなければならないとき、多大なストレスを感じるらしい。
・私は身体的に恵まれているわけでも技術があるわけでもないが、何よりも、人と戦う& -
Posted by ブクログ
作者と同世代だから、ちょいちょいはさんでくるテレビや映画、小説、流行歌の小ネタが結構ドツボでわかる~!ってなる。そんで自分もトイレ(自分は小のほうだけど)近いから、それもわかる~!ってなる。
★同世代ネタ
「こうやって考えると電波少年はすごかった」と、もう若い世代には伝わらない共通認識を掲げながら荷物をまとめ、私はトイレに向かった。」
「このズッコケ三人組のブレーンはB平である。」
「松たか子もびっくりの告白である。私の携帯は、このクラスの誰かに機種変更されました、てなもんである。」
「あの半年間は、 摩訶不思議アドベンチャーであった。まさにつっかっもっおぜっ! といった感じだ。」
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