朝井リョウのレビュー一覧

  • そして誰もゆとらなくなった

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    ネタバレ

    こんなに笑ったエッセイは初めて。今年は朝井リョウの年になるかもしれない。

    文章が軽快。そして自虐的だが自信家、楽天的でド根性。そんな感じ。人間味あふれる感じがよかった。エッセイを読むと、なぜか自分と比べてしまい、この人はすごいな、私はそれに比べて…と思ってしまったことがこれまでに何度かあるが、この本はいい意味で全然そんなことにはならなかった。もちろん、行動力など私には到底及ばないと思わされるのだが、この人は偉ぶっていないというか、私と同じようにほかの人からの視線を気にしていて、その中で一生懸命生きているというのを上手に言語化して書いてくれているから、ついつい親しみをもって読んでしまう。
    楽し

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    2026年01月27日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    雄介のイタいかんじ、めちゃめちゃ伝わってきた。友達にいたら引いちゃうと思うけど、じゃなんでコロコロ生きがいを変えちゃダメなのかはわからない。
    でも、人から感じる胡散臭さとか信用できない感じって、雄介みたいに自分の見栄とか理想を優先して追求しまくって、周りの人を自分を輝かせる照明的な存在としてしか見れてない人から醸し出されるものなのかなって思った。
    自分が何をしたいか、どうなりたいのか、何が好きか、みたいに自分の考えを感じられるようにならないと生きがい地獄からは逃れられないような気がする。人を勝手にランクづけして、負けた勝ったを無意識に判断するの心当たりありすぎてキツかった。今もやっちゃってるか

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    2026年01月27日
  • 風と共にゆとりぬ

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    第二弾も読み終えた。
    なんでたろう、急にやってくる笑い。
    みんなの感想を見ながら、「そんなにおもしろいの⁇嘘でしょう」と疑ってしまってごめんなさい。
    本当に面白くて笑ってしまいます。読むときの場所には注意を。

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    2026年01月27日
  • 生殖記

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    ネタバレ

    同性愛者は社会的にどういう立場にいて、なぜそのようになっているのかということを共同体の価値観という視点から考えさせられる。即ち神に依らない場合の善悪の判断は結局共同体の価値観によって決まるということ。例えばSDGsとは人間が共同体として今後100年程度の生活を維持するためのものであり、まさに共同体としての価値観に基づいている。

    資本主義の共同体での金銭調達能力は人間社会における生殖活動と同様に共同体の拡大を目指すもので、その能力に欠ける個人は共同体から排除されうることは一般的によく理解できる。端的には仕事ができなければ職がなくなるということである。それに比べて家族や学校といった共同体の目的は

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    2026年01月27日
  • 何者

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    面白かった!
    話の展開が読めてしまう感じではあったけど、
    こういう人、いるよな〜と共感するし
    すらすら読めて気持ちよかった!

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    2026年01月26日
  • 世にも奇妙な君物語

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    ネタバレ

    短編集と聞いて多少読む気が失せていたが、かなり面白かった

    短編5作というよりは4+1だけども。笑
    最後の話を読む時は、何度も前の話と行き来してしまった

    4作の中では、3作目が1番好きかな〜

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    2026年01月26日
  • 時をかけるゆとり

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    寝る前に読むのは注意、笑って眠れなくなる。
    作家ってどこか高尚でインテリジェンスなイメージがあったけど、やっていることは本当におバカで無謀でそれをおもしろおかしく文章にする天才だと思った。
    人生、少しくらい適当で失敗もネタが増えたくらいの感覚でいいのだと心がスカッとした。

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    2026年01月26日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    最近イン・ザ・メガチャーチの宣伝で色々なところで目にするので、積読していた本を読んだ。
    やっぱり朝井リョウさんの書く暗くて重い世界観がとても好き。
    自分の中の雄介が顔を出してしまうことあるなと、ふと思った時にすごく嫌な気持ちになった。周りからどう思われてたんだろうと不安になったし、反省した。
    でも、誰かと自分を比べて自分の方が優位に立ってるアピールをしたくなることってある。自分だけを見つめて、自分に向き合うのはすごく胆力がいるから。

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    2026年01月26日
  • 生殖記

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    「正欲」と似たテーマをもちつつ、こちらのほうが幾分かポップ。大部分が内省(ただし第三者視点ではあるので同時に客観でもある)で、共感できる部分も新鮮な部分もあった。自己の幸福を何に委ねるかを常に問いかけられながら、都度整理しながら読んだ。もし岸、樹、颯、大輔のその先の問いがあったなら尚成の人生は変わっていったのかな。彼なりの幸せやしっくりが続いていきますように。

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    2026年01月26日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    遅ればせながら、初めて朝井リョウさんを読みました。しばらく続けて朝井リョウさんにハマりそうです。1人1人の気持ちが繊細に描写されていて、普通は覗けない心の奥を見ることができて面白かった。高校生のころ、思ったことをなんでも口にして馬鹿みたいにキャッキャ喋りながらも、確かに家のことや将来のこと色々、モヤモヤした気持ちを抱えていました!いつの時代も高校生はみずみずしく、傷つきやすく、かけがえがない時代だけど大変な時代ですね。

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    2026年01月25日
  • 生殖記

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    あるものにナレーションさせる手法は、令和版の吾輩は猫である的と感じた。時代のギャップもあり取り扱う内容は全く違うが。
    著者の別の作品の「正欲」と視点が似ているが、こちらの方がユーモラスな仕上がり。「次」がない中で生きていくのは確かに苦しいし、特に日本を想定しているはずだが、正しく生きているか相互に監視しているという洞察も素晴らしい。

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    2026年01月25日
  • 正欲(新潮文庫)

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    特殊性癖である夏月にさえ想像できないような人がそこには沢山いる。
    夏月は思う。
    多様性とは、都合よく使える美しい言葉ではない。自分の想像力の限界を突き付けられる言葉のはずだ。時に吐き気を催し、時に目を願りたくなるほど、自分にとって都合の悪いものがすぐ傍で呼吸していることを思い知らされる言葉のはずだ。

    「今日の治療を見学して、盛り上がる気持ちはわかる。これまでの自分の視野の狭さを搬するために、今まで蔑ろにしてきたものに過剰に寄り添ってみたくなる気持ちもわかる」

    性愛とは性を愛することでもあるけど、同時に性を通じて誰かを愛することでもある。同じように、私たちは「正しさ」を愛すると同時に、「正し

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    2026年02月01日
  • 生殖記

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    内容もなにも知らないまま勧められて購入。
    5ページほど呼んだあたりから止まらなくなった。
    こんなにも現代社会や人の心情に対して言語化がうまいのか〜だから話題なのかと納得した。
    1人の人生を俯瞰から見ているようだった。
    自分はなりたくないなと思いながら羨ましいとも思い、実際に自分が登場人物ならどのように思うのかをたくさんの視点から考えた。
    なんのために生きているのか、社会へ寄与することと自分の幸福を結びつけすぎても良くないなと思った。

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    2026年01月25日
  • 風と共にゆとりぬ

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    かなり面白いから、とすすめられて読んでみたら、『何者』で人の心をえぐり倒していった朝井リョウがこんなにユーモラスな人だったとは。
    繰り出される自虐エピソードが面白くて正直で、調子にのってしまう朝井さんの心の声と対象的なその場の空気を想像すると震える。笑
    余計な一言を言っちゃったりテンションが上がって周りが見えてなかったと反省したり、誰でも覚えはあると思う。 ネガティブ思考だけど行動力と好奇心は旺盛でサービス精神の塊、というアンバランスさも魅力的だし、見習いたい。

    渾身の『肛門記』はとても参考に(?)なった。
    (写真とセルフ座薬の場面がとてもお気に入り)

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    2026年01月25日
  • 武道館

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    どんな人生を送ったらこんなリアリティのある話がかけるのだろう。特に感情の描写では、登場人物ひとりひとりの人生を本当に生きてきたんじゃないかと思うくらい緻密に描かれてるからすごい

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    2026年01月24日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    最高!!!
    めちゃくちゃ面白かった。
    朝井リョウのエッセイ大好き!すんごいくだらなくてテンポ良くて難しいこと考えずに読めて楽しい。
    一部と二部を読まずに三部を読んでしまったので、一部二部も読むぞー!
    個人的に一番最後の書き下ろしが面白すぎた〜

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    2026年01月24日
  • どうしても生きてる

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    朝井リョウさんの文章力、表現力に感服。
    話の続きが気になって、急いで読みたくなるけど、
    いちいち文章が素敵すぎてこんな表現どうしたら生まれるんだろうと考える。けれど、やっぱり先が気になって先々読んでしまう。
    自分が言語化できないことを見事に言語化してくれている。
    この本は2周したい。

    「健やかなる論理」
    相反する気持ちに葛藤してる主人公。
    健やかな論理だけでは成立できない人生だからこそ面白い。

    人生って複雑でみんなそれぞれの想いをもって生きてるんだなと。

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    2026年01月24日
  • イン・ザ・メガチャーチ

    購入済み

    推し活にハマる人、推し活を仕掛ける人、推しが死んだ人の3人の視点で次々と描かれる物語です。
    内向的で理想主義でまさにINFPのわたしは読んでいて揶揄されているような批判されているような気持ちになりましたが、最後には推し活の良い側面にも目を向けられます。変わってしまった娘の姿を目にした父はどうなってしまったのか。

    #ドキドキハラハラ #ドロドロ

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    2026年01月24日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    よかった
    リズム感?があって後半になるにつれてそのリズムに乗れてどんどん読めた
    私は大学院生なので、少し懐かしい気持ちになりながら読めたのもよかった
    もっと歳を重ねてから読むとまた違う感想になりそう
    これ20歳で書いたの驚き、でも納得

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    2026年01月24日
  • 生殖記

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    今まで見たことない視点からの小説だったから、新鮮で面白かった。
    ただ、所々で専門書を読んでいる気持ちになった。
    興味はあるのだけど、難しい言葉が羅列されすぎていて読むのに疲れてくる感覚。
    文字を追っているだけの時間も、まぁまぁあった。
    敢えてそういうふうな作りにしている気もしたし、この作りにすることで物語を通して伝えたい意図みたいなのが何となく分かる気もする。
    最後まで救われないなぁと思ったけど、救われる救われないの話でもないんだろうなぁという感じ。
    読みながら自分の考えと照らし合わせてもみたけど、何か1つの明確な方向が決まることはない気がした。
    終盤に近付くにつれ若干主人公の気味の悪さみたい

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    2026年01月23日