朝井リョウのレビュー一覧

  • どうしても生きてる

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    大学四年生の私が今後一番起こり売りそうな場面四つ。救いがずっとない。救いのある出来事が全編ないが、主人公は細やかな希望を持っている場合もある。リアルすぎてしんどい

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    2026年01月11日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    溢れている情報に浸っている自分に、ヒュッと寒気を感じるような、嫌でも冷静にさせられるような“物語“だ。
    ひねくれてて、読んでていや〜な感じにさせられるのが朝井さんぽくて絶妙。出てくる3人の年齢や立場がバラバラなのもまた面白い。大きな教会、通う人は信者、なるほど宗教と推し活の構造の説明も面白かった。
    人は寂しいから人との繋がりを求める。生きるために好きなことを見つけて自分の全てを注いで使い切る。そんなしょうもない、どうしようもないところがしんどくて、でも羨ましいとも思ってしまう。物語に没頭するのは楽しくて他のことを忘れられるから、だから、自分も小説を読むのだろうか?なんて考えてしまった。

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    2026年01月10日
  • 正欲(新潮文庫)

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    構成力が素晴らしいと思う。が、ポップの「読む前のあなたには戻れない」がやかましすぎる。こんな人がいるなんて知らないでしょ? みたいな上から目線が厚かましくて4にした。

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    2026年01月10日
  • 時をかけるゆとり

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    笑った。これは笑った。
    特にお母様の話、受験時のホテル日程の話が好きです。
    あとは、集団面接で隣の方のおっちょこちょい具合のところ。仕事中に読んでいたので爆笑してしまいました。

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    2026年01月10日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    ネタバレ

    年末年始にかけて読んだ本
    韓流スターにどっぷりはまったことがある私としては、登場人物3人全員に共感し刺さりまくってしまった。

    何が正解かなんてわからない。
    視野が狭いから何だ。
    認めてくれる場所で自分らしく生きればいいのではないか。
    仲間、友達が居ればいい。

    そうなの。そうですよ。
    しか〜し!
    推しにどっぷりはまった結果、どうなった?
    親を騙してお金を使い果たし、怪しげな思想団体に引き摺り込まれる。
    判断力を失い、一線を超えてしまう。
    居場所を見つけ、仲間を得て、自分の存在を認めて貰った喜びもあるけど、伴うリスクは計り知れない。仕掛けられたアイドル売り出し戦略は巧妙で、一般人なんてイチコロ

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    2026年01月10日
  • 正欲(新潮文庫)

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    新年1冊目がこれ!
    人と接する時の基準を刷新できた気がするなぁ。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

    メジャーなものやみんなが好きなものは嫌いって、曲がりなりにも思っていた自分の感覚なんて、ちゃんちゃらおかしかったしどメジャーな人生でしかなかったし自分の想像が及ばない見地がたくさんあるってこと自体何も分かってなかったんだなぁと、しみじみ、痛いほど反省した。

    過去に接してきたあの人やこの人の顔が浮かび、自責の念にかられまくり、悪夢を見た。

    そやけど最後の、八重子と大也の対話にちょっと救われた。

    好きな人のことを理解したい、どんなこと考えて毎日何してるのかできればくまなく教えてほしいっ

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    2026年01月10日
  • 何者

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    朝井リョウさんは、誰もが心当たりあるけど触れてほしくない自分のブラックな要素を容赦なく言語化してくる。
    痛いところ突かれた気分。

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    2026年01月10日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    ネタバレ


    視野の広狭と孤独を軸に話が展開していて、考えさせられる内容だった。
    登場人物全員が報われない感じがリアル…(´∵`)

    自分以外の誰かと一つの物事を同じ視線で見つめることができる時間というのは、すごく貴重なのかもしれない。もしかしたらそれが、友情と呼べる時間なのかもしれない。

    という序盤の父親の文が刺さった(o^-^)φ
    友達の貴重さを痛感したので、これから社会人になる上で縁を大切にしていきたい。

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    2026年01月10日
  • もういちど生まれる

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    高校を卒業してすぐの大人になりかけてる人たちの短編。読み進めたくない、目を背けたいような場面もある。だけどそれは、彼らが失いかけている若さ?ゆえの素直な気持ちと素直な行動を自分もまた失おうとしているからだと思った。
    そして、その先を読んでみると、ハッピーエンドとまではいかないけど、自分の中で心が落ち着くような安心感が得られた気がする。

    他の作品を読みたくなったし、一気に読まずに取っておきたいな、とも思えた。

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    2026年01月09日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    スラスラと読めた。
    メインの登場人物が三人で、章節が分かれていることで話がごちゃごちゃになることもなく、分かりやすい話だった。
    INFPである澄香にとても感情移入できた。どんどん沼にハマっていく様が、リアルでなにかのタイミングがあれば自分もそうなりかねない、側からみたらきっとおかしく映ることも、視野を狭めたり広げたりすることで、全く異なる世界になることをまざまざと感じた。
    よく、視野を広げることがいいことみたいに言われるけど自分を守る方法でしかないっていうのは、納得。腑に落ちた。
    お父さんの孤独感や将来への不安について、とても共感できた。
    心の拠り所って誰もが求めるものなんだ。
    今の推し活も、

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    2026年01月10日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    とても面白かった。3人の視点から書かれていてそれぞれの解像度がとても高くて驚いた。最近若者に流行っているものも解像度高く描かれてリアルだった。良かった。

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    2026年01月09日
  • ままならないから私とあなた

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    面白かった!やっぱり文章が好きすぎてずっと読んでいられる朝井さん。ままならないから人間ぽい。温かい。なんだか愛おしい。でも都合のいい部分では、便利な、時短な、効率的なもの、使ってる勝手さ。あるある〜って思った。

    怖いから、知らないから、そんなの邪道だって、否定するくせに、普及してきたら使いたくなって、気づいたら手放せなくなって。

    でも、全部が自動化されたら。全部手に入るようになったら。それは違うって思ってしまう。もしかしたらそれもいいかもしれない。ほんとにそう?

    線引きって、難しい。

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    2026年01月09日
  • GOAT Summer 2025

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    モモカンの小説、よかった!!
    デザインも可愛くて、いろんな小説読めるのにほぼワンコインで買えるって、、すごすぎる。

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    2026年01月09日
  • 時をかけるゆとり

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    朝井さんのエッセイを読むのは初めてですがこんなに面白いエッセイは読んだことがありません。よく口コミで電車で読まないでって書いてあってそんなに!?と期待値が上がっていましたが期待以上に面白かったです。
    心に響くという感じではないのですが読んでいるとクスクスと笑えるお話ばかり。
    年が近いので勝手に親近感を持っていたのですがいい意味で自分とは違うんだと圧倒される文章力でした(当たり前ですが)。読み終わった足ですぐにシリーズを買いに行きました。

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    2026年01月08日
  • 何者

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    何者
    2025.01.08

    私は何者なんだろう。

    私は大学生になって、高校では考えなかったような哲学的な概念や自分について考える時間が増えた。おそらく答えのある問を考える時期から答えのない問いを考える時期に移行したのだろう。
    自分が何者かという問いも考えたことがあった。自分が死んで悲しむ人はいるのだろうか。自分がいない世界は何の変化もなく進むのだろうし、ではなぜ生きているのだろうか、といつも生きる意味が分からなくなってでも生きていて死にたくはない自分を認めるしかなくて…の無限ループである。

    頑張っている人を見ても、自分と比較し自分がやらない理由を作る。何者でもないのに資格で鎧を固め、見栄

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    2026年01月08日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    インザメガチャーチに圧倒されてこちらを読みました。様々な高校生が悩んでいることや心情が描かれていて、自分の学生時代を思い出しました。また少し経ったら読み返したい。青春小説ですが、大人になった今だからこそ、あの時考えていたことに触れ、記憶のタイムスリップができた気がする

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    2026年01月08日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    「これからの時代はナンバーワンじゃなくてオンリーワンだから」大学の受験期に差し掛かる直前、中学のときに尊敬していた先輩にそう言われた。
    ナンバーワンよりもオンリーワン、SMAPと全く同じ言葉に私はストンと納得し先輩に感謝の言葉を伝えた記憶がある。
    (歌詞を書いたのは槇原敬之)
    当時の私は受験期を前にして何もしていなかった。
    何もしていなかった、くせに自分は周囲の人間とは違う、と信じて疑わないような能天気さと愚鈍さがあった。

    それからしばらくして生まれついて運が良い私は運良く自分の行きたい大学を見つけ、運良く周りの人間に受験のサポートをしてもらい、運良く合格し、運良く親に消して安くはない(高い

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    2026年01月07日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    桐島が部活をやめたことから学校生活において小さな変化が起こっていく。全く違う立場である5人の目線から描いている作品。
    高校生という、子供と大人の中間の立場をとても上手く捉えていると感じた。

    「学ランを脱いで、もう勉強しろと強制されることもなくて、突然鳥かごから放たれた ように自由になって、何事も全部自分で選択できるようになったとき、俺は何から順番 に並べていくのだろう。」193

    自分のこれからの人生においても当てはめて考えてしまうような一文だった。

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    2026年01月07日
  • 生殖記

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    ネタバレ

    読前、語り部は挑発的な意味での「性器」なのではないかと半ば冗談めかして想像していた。しかし実際に語っていたのは、より抽象度の高い――そして厄介な――生殖本能そのものだった。達家尚成という一人の男性に宿る生殖本能が、軽妙でどこか皮肉を帯びた語り口で世界を眺めていく。その声は、近年メディアで頻繁に目にする朝井リョウ本人の話し方やテンポと重なり、自然と脳内で再生される。

    全体の印象として、本作は著者の『正欲』と地続きの問いを抱えているように感じられる。私自身には当事者として実感できない世界が描かれているにもかかわらず、多和田颯との会話の場面では、「同じ立場に置かれていても、感じ方や意味づけは人によ

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    2026年01月07日
  • どうしても生きてる

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    どれもリアル〜。私もこれまでなんとか生きのびてるから刺さる。
    最後の話が良かった。はずれ籤でものちのち良かったなって思えることがあるし、そう思えるようになんとか生きていきたいなと思った。

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    2026年01月07日